アルテック

2014年9月20日 (土)

禁断のJBL 最終

19日の夕方、帰宅した。

土曜の朝から、またJBLのドライバーを鳴らしている。

前回、このドライバーがアルテックの802Dと同じ音で鳴っていると報告した。

確かによく似た音だ。ランシング・マニュファクチャリングという音響設備会社を共通の先祖にもつから、DNAは同じなのだろう。

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また聴き続けた。30分くらいで新たなことに気が付いた。似ているけど違う部分。

それは、「アルテックに比べて、JBLは鮮度が劣る」ということ。

乱暴な表現になるが、アルテック802Dは直熱管でJBL・LE175DLHは傍熱管のようだ。

JBLは音にごく薄いベールがかかっている印象だ。

スティックがシンバルをたたく瞬間、ブラシがドラムの皮にぶつかる瞬間、ピアノの打鍵時にハンマーが弦を叩く瞬間に違いが確認できる。

それぞれの音を擬音で表せば、カツーン、ザザッ、ガーンという表現になろうか。悲しいかなJBLは鮮度が劣る。

 

 ひょっとして、高低のバランスが低域よりなのかな、とも考え少し高域の音圧を上げてみた。

一聴クリアな感じだ。シンバルの余韻も、ピアノのハンマーの余韻もアルテックに劣っていない。でもアタック時の鮮度はやはり劣る。

原因を考えてみた。ホーンの構造だ。JBL固有の蜂の巣ホーン。5枚のパンチングメタルが重ねられて5層構造をなし、それ自体が側面(横方向)からみるとホーン形状を作っている。

私は以前にもブログに書いたが、この蜂の巣ホーンはデフューザーになっているのではないかと。いわばホーンであり弱音機だ。

5層のパンチングメタルを通り抜けるあいだに、鮮度が落ちるのではないか。ドライバー自体は鮮度のよい音を出しているのではないか。

この疑問を明らかにするテストがある。LE175を、802Dの代わりにアルテックのホーン511Bに取り付けて鳴らしてみること。しかし構造上むりだ。

取り付けネジの数が違う。

ここでオークションでたまに出ているスロートアダプターのことを思い出した。アルテックはネジ2個でホーンに取り付けられている。一方のJBLはネジ3個だ。3個にしたのは、ミスター.ジェームス.B.ランシングの意地かもしれない。

 このアダプターは金属製の糸巻形状で、それぞれのフランジ部に2個と、3個の穴が明いているもの。

これがあれば、JBLのドライバーもアルテックのホーンに取り付けOKという寸法。まあ同じことを考える人はたくさんいるということだ。

アダプターを捜してみようかな。

ここで冷静に考えた。やめておこう。仮にテストができたとして、JBLが鮮度の良い音を出したとしよう。

それでどうなる。「いやあ、どちらも同じホーンに取り付けると、同じ音がするんですよ」という話を自慢げに他人にできることにはなる。

で、どうする。アルテックとJBLを交換しながら、聴き続けるのだろうか。それは面倒くさいし、やらないだろう。

結論がでた。このテストはやらない。

 

 もう一度、手元にある「管球王国VOL.19」に、目を通した。

LE175DLHと130Aウーファーの組み合わせの試聴記事だ。

4名のパネラー(テスター)の方の試聴記だ。

各ジャンルのソース4枚を試聴して各人の感想が述べられている。篠田寛一氏の文章に目がとまった。

「ギターのアルディ・メオラは薄手のカーテンの向うで演奏しているようだ」

篠田さんは、もう何十年もアルテックA7を使っておられる方。

 それからもう1名、杉井さんという方。この方はWE系の器材・スピーカーを中心に取り扱っている、ウェスタン・サウンド・インクを主宰されているかた。試聴記には、「もう少しクールさが欲しい」とあった。

この二人の方はアルテックの音をよく知っておられる方々だ。

これで合点が行った。JBLは確かに鮮度が少し落ちるのだろう。それはアルテックを知っている物だけが感じること。

アルテックを経験せずにそのままJBLに行ってしまった人にはわからないこと。

しかしながらJBLのトータルな音色の美しさは卓越していて、独自の世界を作っている。この素晴らしさはやはりその本質を突き詰めた人にしかわからないこと。鮮度と美しさを完璧に両立させるのは至難の技かもしれない。

もういちど802Dに戻した。ピアノの鍵盤上の指使いの気配までが感じられる。発音体がない所の気配まで。これは能率の違いなのだろうか。ホーンの違いなのだろうか。

おそらく私の部屋ではJBLのドライバーは常用機にはならないであろう。

2014年9月18日 (木)

禁断のJBL その2

LE175DLHを銀箱の上のちょうど中央の位置に乗せました。

2WAYマルチなので、クロスオーバー周波数をJBL仕様に従って1.2KHzにセットしました。

さてここから、高域と低域の音圧の調整です。やや大きめの再生音で鳴らしてみます。

もやついた、歯切れのない音。このポジションはアルテック802Dのポジションそのままなので、高域の音圧を上げました。

大分音に切れが出てきました。高低ちょうどバランスがとれた位置でしばらく聴いていましたがどうも不自然です。

高域が前に出しゃばっていて、これは音圧を絞っても改善されません。

LE175DLHの前後方向の位置に問題があると見当をつけて、少し調整しました。以前2WAYマルチのセッティングのときにお話ししましたが、こういう調整のときは、うんと前、そしてうんと後ろの両極端の音を確認しておいて、バランスのとれたポイントを捜すと、比較的調整が容易になります。

私はLE175DLHを4cm程度後ろに下げました。これで出しゃばりが収まりました。

テストソースはキース・ジャレットの「キング・ハズ・ゴーン」というマイルスへのトリビュートアルバムです。1曲目のバイバイ・ブラックバード。

曲を聴きながら、もう一度高低の音圧調整をします。なかなかジャストのバランスポイントがみつかりません。混沌としていて判断できないのです。

802Dは簡単にいくのですが、これがJBLのユニットなのでしょうか。チャンデバのボリュームをミリ単位で動かします。

この辺でどうかな、というところでストップ。あとは音の方に集中します。

バスドラのはじける瞬間と余韻がぴたりと決まったと思われるポジションでストップ。今度はピアノやシンバルの音に注意を傾けます。何となく固くて高域勝ちな印象もあります。自分でも自信がないのです。

今度は高域のボリュームを0.5mm左に。そんなことを2・3回繰り返しました。

上下なんとなくバランスがとれたところで、今度はドライバーの音に集中しました。

しばらく聴いていたのですが、ここで不思議な感覚に。

LE175DLHが802Dと同じ音で鳴っているのです。ホーンの鳴きが無いだけ。

それ以外はよく似た音です。

はたと考えました。ウーファーはアルテックの803Bです。これは416Aと殆ど同じユニット。

ウーファーがそうさせているのかもしれません。

もう一度802Dに戻して比較しようと思ったところで、タイムリミット。

出張にでなければなりません。あとは土曜日以降になります。

JBLのウーファー130Aとコンビにすると、まちがいなくJBLの音になるのでしょう。

また土曜日以降に報告します。

2014年9月16日 (火)

禁断のJBL

先日の月曜日。息子をサッカーの練習試合会場(某公立高校のグランド)まで連れていって、すぐに引き返した。

4時間も、同じ高校相手に、3試合の練習試合を行う。この炎天下付き合い切れないし、自分の作業もしたい。

よって引き返しがてら、ホームセンターに寄ってアルミ板を買って帰った。

①600×400mm(t=1.0)を1枚。これは歪率計56Bのケース(上蓋+底板)用。

そして②400×300mm(t=1.2)を1枚。これは6L6族アンプの底板用です。

帰宅してまた息子を会場に迎えにいくまでの4時間のうちに、①と②から板を切り出しました。

 特に①は2枚の板、500×200mm(上蓋)と320×200mm(底板)を切り出し、それぞれをコの字形に折り曲げて、ケースの形にしました。

このコの字型2枚を上下に合体させると、綺麗な歪率計の箱型ケースになるのです。

②はその大きさからカットして、345×225mmのアンプの底板を1枚切り出すだけです。

何だか、歪率計もアンプと同時進行で進めてしまっています。心の中に歪率計を絶対作るんだという意志が芽生えてしまっているのです。

後日、これらの写真を乗せます。

 こんないつも通りの作業をしながら、良からぬことを一方で進めています。

 

 実はどうしてもJBLのドライバーの音が聴きたくて、少し無理してLE175DLHを入手したのです。

アルテック党の党首としてあるまじき行為。でしょうか。

JBLを知ってこそのアルテック党だと思うのです。 

ランシング・マニュファクチャリングと1947年ころ袂を分かった、ジェームス・バロー・ランシング氏が独立して、まず手掛けて世に送り出した38cmフルレンジユニットD130。そして175ドライバー。

私はこれらの初期のユニットは、アイコニックシステムによく似た音を出すと聞いたことがあります。

ただオリジナルのフライトバック(磁石を内蔵したカバーが平坦な形状をしている)形状の175は現在入手が困難で(あっても高価)あることも知っています。

であれば、その後の改良版のLE175(JBL固有の音色を発し始めたユニット)を手元において、その音を聴いてみたいと思ったのです。

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ヤフオクで見つけました。何とかライバルとの駆け引きをクリアして7万円代で落札しました。ガレージ店では11万円程度です。

現品はLE175DLHという、蜂の巣ホーンとセットになっているものです。落札の瞬間背徳の意識が心の片隅に。

ただ、この改良版は、果たしてどの程度ジェームス・B・ランシング氏の意向が取り入れられているのかわかりません。ひょっとしてまるっきり、他の設計者の意向で開発されたものかもしれません。

いずれにせよ、聴いてみたかったのです。アルテック802D+511Bホーンに対してどんな違いがあるのか。

大型のシステムの高域用として、ウーファーと一緒にキャビに取り付けられていたもののようです。ホーンの前面部は四角いフランジ形状です。

届いて確認しました。全体的に黒く再塗装されています。もともとの縮緬塗装が取れて剥がれている部分もよく見ればありますが、とにかく上から黒くスプレーされています。

後ろのカバーのネジ2か所は、例の赤いJBLシールがそのまま残っています。これはとても嬉しかったのです。カバーを未だかつて開けていない=オリジナル振動板がそのままの状態で保存されている、ということ。

私は、急いでこのドライバーユニットの設置スペースを確保するために動きました。

511Bホーンを銀箱(803Bウーファー入り)から更に上に浮かせて、ホーンと銀箱天面の間にLE175DLHを置いたのです。

そうして802Dからリード線をつなぎかえて、アンプやシステムのSWを入れてみたのです。

そこから、まともに鳴らすまでに結構苦労しました。

苦労話は、また明日以降書きます。結果として想定していなかった驚きの結末でした。

2013年1月20日 (日)

アルテック2WAYマルチセッティング③ 追補 2  最終回

伝え忘れたことがあります。
1.アルテックシステムの場合、ユニットの能率が100dB前後になり、サーノイズが気になることがあります。私はアルテックにつなぐアンプを作るときは、残留ノイズの軽減に腐心しています。0.3mV以下に何とか収める努力をします。
   シャーシに底板をつけて誘導ハムを防止するのはもちろん、アースの走らせ方もそれなりに決めています。みなさんが既成のアンプを使う場合は、そうも行きませんから、アンプのボリュームを最大から少し絞ってサーノイズが目立たなくなるポジションで止めておきます。可能なら高低のアンプで位置を揃えて。
   
2.  位相が回り込んで、楽器の位置が定まらないときは、キャビネットをドライバー、ホーンを乗せたまま、少し内向きに角度をつけて見る手もあります。3°から5°程度で。

基本は調整するときは両極端のポジションの音を確認して、音の変化の傾向をつかんだ上で、真ん中あたりで、ベストポジションを探すことです。
    これは、最初に書いたセッティング方法の記事中、4,5,6の項目など全てにおいてです。
  そして、途中でシングルコーン=フルレンジの音と比較確認すること。
音の高低のバランスと定位をメインにチェックします。

一度に完璧に持っていくことも結構ですが、ひとつずつ確実に進めることが大事です。そしてやはりメモです。

  引き続き頑張ってみてください。
   

2013年1月16日 (水)

アルテック2WAYマルチのセッティング方法①

LCネットワークで2WAYのアルテックシステムを聴かれている方。マルチアンプドライブによる2WAYシステムにシステムアップしてみませんか。

今日から2013年1月20日まで3回シリーズで説明します。

今日は1回目。

設定方法を説明します。例としては1インチドライバー(802D、806Aなど)、ホーンは511B(500Hzから再生可能タイプ)、または811B(800HZ〃)。ウーハーは38cm(416A,803A、803Bなど)を想定しています。

準備する物について
ステレオパワーアンプ2台、可能なら2台とも管球式PPアンプで出力20W以上のもの。できれば同じアンプ。出力の大小があるなら、大アンプは低域用。小は高域用です。

 それから、高域用にはシングルアンプは避けます。シングルアンプは個性が強い物が多く、言い換えれば癖があるので、トータルバランスを要求されるマルチシステムには向きません。私の師匠は低・高とも807PPの同じアンプで十分だと言っていました。

 次に、チャンネルデバイダー。球のシステムですから、わざわざハイエンドの物を揃える必要はありません。中古の真空管式(山根式)の自作品でも、70年代の半導体式でもOKです。2WAYのものを。先々ツィーターを加える予定なら2WAY・3WAY兼用のもの。アルテックは2WAYで十分との声もあります。

セッティングの方法

チャンネルデバイダーのセッティング
①クロスオーバー周波数
 511Bホーンの場合630Hz、811Bホーンなら830Hz程度に設定します。1.2KHzや1.5KHzでの事例も見ますがウーハーをあまり上まで引っ張らず、ある程度低い周波数帯で頑張ってもらいます。

②接続フェイズ
 ウーハー:正相、ドライバー:逆相(高域用パワーアンプにはチャンデバの出力の+と-を逆に接続します)。これはアルテックの場合基本です。チャンネルデバイダーが3WAYの場合は中域と高域の間はスルーにして、2WAYとして使用します。

③スロープ
 -12dB/octにします。それしか選択枝がないものはそのままで。-18dB/octが選べるものもとりあえず-12で。-18にするとキレが出てきて、ハイエンドの音に近づきますが、それは以降の楽しみにしてください。

いよいよ次はユニットの位置設定を音を出しながら進めます。可能ならシングルコーンのリファレンスSPを用意します。途中の比較確認用です。

④ドライバー・ホーンがウーハーキャビネットの上に置くことができる場合は、ドライバーの位置を前後させて調整します。ここからは音を出しながらです。
 まずホーンを動かして、音場が平面に、全ての楽器が平面状に並んだ状態を見つけます。
このままでは、平べったくておもしろくない鳴り方です。次にホーンを少し前に出します。1cm刻みで調整し、中域が少し前に出て再生されるポイントを出します。あまりに前に出すぎると押し付けがましいボーカルになります。ベストと思われる位置で仮ポイントとします。

⑤ホーンの角度調整に移ります。ホーンはウーハーキャビと平行、すなわち水平が基本ですが、視聴位置がスピーカーから3m程度の距離なら(私のウサギ部屋のように狭ければ)、やや下に向けます。ホーンの開口部センターから一直線に座った自分の耳にくる角度に。これも仮角度を決めておきます。

アンプの出力調整
⑥高・低のそれぞれのアンプの出力レベルを決めます。アンプは2台ともボリュームをいっぱいにして、チャンデバの方のボリュームで調整します。
 試しに高域のボリュームを0にして聴いてみます。低域だけの音は、水の中で鼻をつまんで聴いているようなボワンボワンした音です。今度は逆に高域だけの音を聴いてみます。シンバルは錆びた金属がぶつかり合うような、枯れた音がします。
 次に高・低とも同じ出力にして聴いてみます。やっと普通の音がして安心します。このときはいつも聴いている男性のボーカルナンバーがサンプルとして向いています。
 高低のボリュームバランスを微妙に調整し、いつも聴いている歌の声になるように、ポイントを見つけます。高・低のどちらかのボリュームを最大にしておき、片方で調整します。

ここまでで、大まかなセッティングは終了です。
 こまかな詰めの進めかたですが、シングルコーンのSPをリファレンスにしながら、上記の④⑤⑥をクリティカルに微調整します。

④⑤⑥の調整スタート時は、それぞれにつき、両極端の音を確かめておきます。④ならホーンをうんと前、そしてうんと後ろにセットして聴いてみま。その後に中間の位置で微妙なバランスをとります。

注意点は、いつも聴いているアルバムや声をききながら進めること。ソースによっては高域勝ちに録音されているものもあります。ソースを変えるごとに、調整を変えていると、振り回されてしまいます。確固としたリファレンスアルバムを決めておくことです。

肝心なのは、メモを取ることです。何月何日、チャンデバの目盛り位置、アンプのボリュームの位置、ホーンの位置など、記録しておきます。迷えばメモをみて戻ればよいのです。

マルチアンプシステムは、各帯域に分けて再生するので、周波数間の混変調歪が少なく、クリーンですっきりします。今までのネットワークシステムは何だったんだろうと思えてきます。

以上です。ぴたっと決まれば幸せ。疑問を感じて触り始めると泥沼への入口。それでも楽しいオーディオライフです。

是非、マルチの世界に飛び込んでください。

 

2011年4月10日 (日)

アルテック802Dがやってきた

この数年806Aと803Bのコンビによる2WAYマルチで聴いてきた。

やはり中高音の勢いに物足りなくなり、802Dを手に入れた。

聞けばA7だか、マグニフィセントだかに、1オーナーもので使われていたミント製品だという。

 早速806Aと交換。懐かしい以前の604Eと同じ勢いだ。

 トランペットは手加減することなく、こちらの体をぐさぐさと突き刺してくる。

「なつかしい、痛みだわ。ずっと前に、忘れていた」 聖子さんの曲さながらのなつかしさ。

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発送前に振動板確認のために、キャビを開けたら、それまで未開封だったという。

振動板もオリジナル。このユニットは1957年ころから10数年製造され、トランジスタアンプ用の後継器として8Ωバージョンの802-8Dに交替するまで長く活躍した機種です。

しかしながら、これから先も無茶な使い方をしなければ、更に30年と鳴り続けるでしょう。

トータル60年間、当初のパフォーマンスを維持しつづける製品など、国産のどこを見てもみつかりません。

私がいなくなったら、誰かに使ってもらいたいものです。

2011年4月 4日 (月)

アルテック党入党手続き

今現在どんなスピーカーを使ってらっしゃいますか。

JBL、タンノイ、それともヨーロッパのメーカーのものですか。

一度アルテックの音をお聴きになられてはいかがでしょうか。

過去に聴いたことのある方も、今一度。

 その音に共感された方、これから聴き続けてみたいと思われる方は、アルテック党に入党しませんか。

 書類に捺印するなんて必要はありません。入党手続きの次第は以下のごとく。

 まず、これから使い続けるアルテックのスピーカーの前で正座をします。椅子の場合は背もたれから体を離してまっすぐ座ります。

 次に体を米国ロスアンゼルス州アナハイムの方に向けます。おおよそでよろしい。

 次に、自分がこれから使い続けるスピーカーの名前を声をだして読みます。

 続けて「偉大なるジェームズ・バロウ・ランシングさん。あなたのおかげで私はアルテックの音を堪能することができます。ここに深く感謝します」と唱えます。

以上で手続きは終了です。党費や会費は不要です。

活動としては、最低10年に一度くらいは他人にアルテックの音を聴かせること。

党の集会もありません。各自で活動すればOKです。

 中古のアルテック製品を扱ってるお店や、あなたにそれらを個人的に譲ろうとしている人達は、実は熱心な隠れ党員なのです。

2011年3月 1日 (火)

アルテックグリーン

先日OPTを塗装しました。目論見としてはトライアッドのOPTの灰色合わせカバーを意識したのです。

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ついでに、他のタムラ製の電源トランスやチョークコイルもこの色で統一しようと考えました。が、ここでちょっとまたアイデアが浮かびました。アルテックのアンプ340なんかは全面アルテックグリーンです。シャーシもトランス類も。これが素敵なのです。

 急遽方針変更。灰色はやめて、アルテックグリーンでいくことにしました。ただしこのアルテックグリーンの塗料に近い物が地元のホームセンターにあるかどうか。アルテックグリーンはブルーイッシュグリーンと言って、通常の緑ではなく、青が混ざっています。見ようによっては青に見えます。

そこで、近所のホームセンター3箇所をまわって、一番それらしいものを見つけてきました。というかこれしかありませんでした。

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これです。大日本塗料のサンデーペイント「ブルーグリーン」というスプレー。

以前作ったアンプのパネルもアルテックを意識して塗装しましたが、これはモスグリーン。

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本家のアルテック511Bホーンと比較してみました。このホーンの表面もかなりくたびれて光沢がうせていますが、新品当時は光っていたに違いありません、なかなか近いのです。えっ、無理があるって?

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トランスの灰色とブルーグリーン。この画面ではあまり違わないかもしれませんが、実物はかなりスプレーの方が緑がつよい印象です。

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天気が回復したら、全トランス類をアルテック色にします。そしてそのトランスたちで作るのは、モノブロック構成の300BPPウィリアムソンアンプです。

これでしばらくパワーアンプは終わる予定です。その前にプリアンプがあるのですが。やれやれ。

2010年11月13日 (土)

アルテック2WAYマルチ現在

  この最近2WAYマルチドライバーの設定条件を変えていません。

現在はこれで聴き続けています。

1.ウーファー:アルテック803B(銀箱 612入り)、ドライバー:アルテック806A(ホーン511B)、写真のホーン上のスーパーツィーター(FOSETEX:T90A)は未使用。

2.ウーファー用パワーアンプ(EL34パラPP 定格84Wモノラル)、ドライバー用パワーアンプ(EL34PP 定格30W)

3.チャンネルデバイダ(テクニクス 15C):設定条件 fc=630Hz、Q=0.8、-12dB、 高域:逆相

全てPPアンプとしているところ、出力管をEL34で統一していることで、音の浸透力や、実在感がまあまあのレベルで 維持されているのかなと考えています。

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A7はライオン、A5は

四畳半にA7を持ち込んでオーディオざんまいの方がいるとの話を聞きます。

いいじゃないですか。直接音ばかり聴くことになりますが、目の前で口の大きな女性ジャズシンガーが歌ってくれます。バックの楽器も近い近い。

おそらくA7のキャビネットの前1.5mから2mのところに座って聴くポジションでしょう。

ソースのアラまでくっきり聴くことになります。私は「A7 IN 4.5畳」はありだと思います。

 さらに欲が出てA5は四畳半でどうでしょうか。

こちらは、正直に言ってきついでしょう。あの音圧に耐えるには狭すぎます。

 ジェット機の轟音を真近で聴かせられるような感じ。

A7は言えばライオン。まだ4畳半で飼えるかもしれません。でもA5はそれ以上。

言えばティラノサウルスです。こちらは無理です。

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