オーディオひとりごと

2017年3月24日 (金)

読者の方が作ったアンプ KAORUさん

定期的に自作アンプの報告をいただいているKAORUさんから、R120シングルアンプができたとご連絡をいただきました。
コメントとして報告いただいていましたが、記事にしてアップいたします。
以下に原文のまま掲載させていただきます。
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トニーさん、こんにちは。
R120シングルアンプが完成しましたので報告させて頂きます。

まず、中古の電源トランスが心配でしたが、規定の電圧が得られひと安心です。
メールにて画像を送らせて頂きます。
右のアンプは昨年作ったPX4です。初段はテレフンケンのダイアマークのEF86をおごりましたが、エレハモと遜色無いようです。
デザイン的には箱型のオールタムラのトランスと、R120はオール合わせカバーのトランスで、以外に合わせカバーもいいもんだなと、べっぴんさんにできたかなと思います。

R120のフィラメントは6.3vですが、AC点火です。
残留ノイズは、1.5mVでしたが、スピーカーより聞き取れないので良しとしました。
バイアス監視メーターも取り付けましたが、心配です内部抵抗が
1,5Ωです、6ZP1の製作記事で、いなさんのコメントで内部抵抗が低すぎて電圧計としては働かない。とあります。

R120のカソード抵抗は600Ωですがこれにアース間に10Ω割り込ませ10Ωの両端の電圧を測りました。0,57v(57mA)です
600Ω+10Ωの両端の電圧は35.2Vで、57,7mAほほ同じです
内部抵抗が1,5Ω電流計を抵抗無しで繋いだ時、表示は57mAです。たまたま表示したかが疑問です。

音の感想ですが高い周波数の伸びはよく、清楚な感じです。
2A3とはひと味違うようです。
 
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山水の昔のPT、「P-33H」。私が以前807PPブコツアンプで使ったのが、このPTと同型でやや容量の大きい「P-88H」でした。シャーシ内のリード線のさばき方も、ブコツを踏襲してますね。やはりこの端子台を使うのが無難です。
このPTを思い切って前面に置いたシンメトリーなデザインです。 サイドは木製で裏板も、木の部分を利用して木ネジで固定ですね。通常のシンメトリーアンプよりもインパクトがあります。大胆に勝負にでたという印象です。私は個性的なアンプが好きです。継続してアンプを眺めると、トランスや真空管たちの主従関係がいろいろ想像できておもしろいのです。
 
コンデンサーはあまり見慣れないものを使ってらっしゃいます。お気に入りなのでしょうね。
傍熱三極管のR120。清楚な音がするとは少し意外でした。フランスかオランダ管でしたでしょうか。
 
この電流計のことは、よくわかりませんね。内部抵抗1.5Ωでフルスケール(FS)100mA?これだとフルケースルで0.15Vの電圧計になります。本来FS100mAがFS0.15Vとしての表示なら、針の表示値は少し違ってきますが。
 
内部抵抗1.5Ωと10Ωが並列になれば1.5Ωの抵抗に流れる電流は、
57mA×10/(10+1.5)=57mA×0.87=49mAのはずです。
上記の電流計のFS表示とあいまってたまたま57mA近辺を表示しているのかもしれません。ひとつひとつ確認が必要です。与えられた条件で私が言えるのはここまでです。
さてKAORUさんには、大型PPを作ってほしいですね。こちらの世界も楽しいですよ。
 
 
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24日:注釈追加 以下に
 
内部抵抗1.5Ωというのはおそらく1Ωが正しいと思います。デジタルの抵抗計はどうしても0.5Ω程度の抵抗分が、測定前から発生していますから。もしフルスケール100mAの直流電流計なら、上記の分流の計算によって、電流計側に
57.7mA×10/(10+1.0)=57.7mA×0.91=52.7mA 流れます。これが1Ωに流れているなら、電圧は0.0527V。
フルスケール100mAの場合は、電圧計とみなした場合はフルスケール0.1Vとなり、指示値は0.527Vとなるはずです。
バイアス抵抗とアースの間に入れた10Ωの誤差もあるでしょうし、あるいは目盛りの読み取り誤差も加わって0.527Vが0.57に近づいたのかもしれません。
 

2017年3月20日 (月)

小さいコンデンサー

今まで電源部の平滑回路には、大きなコンデンサーが使われてきた。
大きなといっても直径35mm、長さ80~120mm程度の円筒形のブロックコンデンサーだ。
私の作るアンプは60W以上のものが多く、結果的に供給電圧が高くなる。500V以上になることもある。
この場合、過去のラックスのキットで使用されていた、耐圧550Vの中古のコンデンサーを使うか、台湾製のTMCというメーカーの600V耐圧のものを使ってきた。
ところが最近ネットで小型の高耐圧、大容量のものを見かけるようになった。
 
これだ。
 
Img_2375_3
 
Img_2377
 
ラグ端子と比較してみればわかりますが、このコンデンサーの大きさは径が30mmで長さが25mm。
これで、315V330μF。この315Vに注目してください。そう直列にすると耐圧630V
、容量は半分になりますがそれでも165μFです。
このペアがもう一組あれば、平滑回路はOKです。アンプ内がぐっと省スペースになります。
心配なのは、この大きさできちんと働いてくれるかということ。
実はKT66アンプのあとも、大型アンプ2台を予定しています。どちらもシャーシ上にコンデンサーを立てません。中に取り込みます。
この予定の2台はこれ。
 
Img_2340_2
このアンプ70Wを予定しています。タムラの深絞りケースに入った業務用の大型OPTが主役です。出力管は6550AかKT88。どうも6550Aは姿形に魅力がありませんね。
 
Img_2344
次は8417PP。やはり50W/CHを予定しています。これもタンゴ3兄弟ですね。
 
どうですこの2台のデザイン。見事にコンデンサーのシャーシ上への出番のスペースがありません。
よって、この小型コンデンサーの出番になります。
これでうまく行けば、もうシャーシ上のブロックコンデンサーは失業になります。これも世の中の流れですね。たぶん問題なく働いてくれるでしょう。
 
 
 
 

2017年3月 7日 (火)

タムラのトランス

タムラ製作所が、今まで製造していた深絞りタイプのケースに入ったトランスの製造を止めることを発表しました。

深絞りタイプとは、コーナー部にRが入った形状のものです。電源トランスならPC3004や、出力トランスならF683などの製品。つまり殆どのメインのトランス類が該当します。もちろんA4004などのチョークコイルもそうです。

今後は、タンゴの製品によく見られる、コーナー部はエッジが立った形状に変更されるそうです。まるっきりの中止でもないようです。

金型の寿命が来てしまったのでしようか。

残念ですね。見た目柔らかなケースが消え去ってしまいます。

でも私は、タムラ製品の現行品を、新品で購入することはまずありません。だから直接影響はないのです。

2017年2月 6日 (月)

進まない

2月5日の日曜日。こちらは朝から雨でした。
もう一度、ハンマートーンを重ね塗りして、塗装を終わらせ、次に進もうと考えていたのですが、何もできませんでした。
 
土方殺すにゃは刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい。
 
戦中、戦後と苦労した祖母は今で言うシングルマザーで、土方をして子供たちを養っていました。雨が降る日は、花札をして時間をつぶしていたそうです。トランプではありませんよ。もちろん酒も大好きでした。男のような人でした。余談でしたね。
 
さて、アンプの製作も、最近の何台かは流れ作業みたいになってるので、ここらで気持ちを入れ替えなければと少し反省する必要があります。一台一台を大事にしなければならないということ。
どうやって気持ちを入れ替えるのか。 私の場合、その方法はアンプに語りかけてやることなのです。
語りかける言葉たちはもう分かっています。
オレはお前をどこに出しても恥ずかしくないアンプに仕上げるつもりだから。 お前は凄いトランスを背負ってるのだから、 自信を持て。
お前にはイギリスで作られた、実力ある真空管を挿して鳴らすつもりだから自信をもて。
どんな人にもらわれても、きちんと実力が発揮できるように、壊れにくい回路にするつもりだから。
お前のお腹の中の部品たちも、少々のことでは壊れないように選んでるし、何よりいい音を出してくれるものを基本的に優先して選んでるんだ。
だから心配するな。
見てくれのことだな。資金力のあるガレージメーカーは、金型や加工協力会社を使って、寸分たがわぬ精度で、屈強な剛性を保持したシャーシを作るよね。
でもオレも、そこまで完璧に仕上げるのは無理だけど、基本的にほっとけばシャーシの天面が重さで沈むような、情けないことにならないように、手は打っている。
 
デザインはまかせせろ。真空管アンプを1台でも所有したことがある人なら、その9割の人達が気に入ってくれるようなデザインにはしてるつもりだから。
別に大衆迎合するつもりはない。オレ自身が満足のいく、いいデザインだと納得したら、たくさんの人達も支持してくれる。昔は不安だったけど、最近は確信に変わってきている。
 
大丈夫だ、時々はオークションの自作アンプのカテゴリーを見て、かっこいいアンプが出てきてお前たちを脅かしてないかをチェックしてるんだ。
まだまだ出てきてないなあ。安心すると同時に、さびしいと思っている。
凄いアンプビルダーに出てきてほしい。もし出てきたら、オレは安心して引退できるというもんだ。負けたと思ったらオレは潔いいよ。
 
だから、今回もお前に命を吹き込む。今は完成までじっと目をつむってろ。時期が来たらお前に電気をぶち込む。その時はパッと目を開けろ。そして期待通りに動いてくれよ。
なに?天板のハンマートーンが斑すぎていやだって?
わかった。晴れたらもう一回ドレスアップしてやるから。レタリングも入れてお化粧しよう。文字が入るだけで、美しさも倍増だ。
配線引き回しとはんだ付け。まかしてくれ。手は抜かずにしっかりやる。
お前に喜んでもらうために、お前が人気者になれるようにオレもまだまだ頑張るよ。
 
 

2017年1月29日 (日)

得した話

オークションでソケット10個と可変抵抗器10個の2つの出品を落札しました。
いずれも同じ出品者からです。
このソケットが英国UF5ピンのモールド製のもので、普通に買えば@3000程度はしそうな品物です。10個ですから、普通に購入すると3万円。DA30やPX4に欲しかったのです。
いいものは、誰しも欲しがるもので、当然のごとくライバルが現れました。酔ってたこともあり、この野郎となって、2万円で入札して相手の出方をみました。
ライバルは1万円を超えたところで、やや失速。
結局私が1万6千円程度で落札しました。
もうひとつの可変抵抗器は米国製の形が同じしっかりしたもので、50Ωのもの。使い道は直熱三極管のフィラメントにいれてハムバランサとして活用するのに持ってこい。見た目も惚れ惚れするものでした。
こちらが8千円で、落札。なんと酔っていたとはいえ、2万4千円は大きな額です。簡単支払いですぐに入金しました。
次の日、私はバスで阿蘇郡小国町から、福岡まで移動しました。
バスの中で電話がかかりました。
知らない番号。出てみるとオークションの出品者でした。
「実は、今日発送の準備をしていたら、可変抵抗の方を捨ててしまっていました。小さな袋に入れていたので、ゴミと間違えたようです。大変申し訳ありません」
「え、そうなんですか、楽しみにしてたのですが」
「それで、誠に申し訳ありませんが、ソケットの方を無料にします」
「それじゃ貴方は持ち出しで、全然入金なしになるのでは」
「今回は、こちらのミスで、ご迷惑をおかけしているので、ご気分を害されるのではないかと考え、無料ということにさせてください」
「そうですか」
というわけで、私は返金もいただき、無料でUFソケット10個が手に入ったのです。
今日、届いたソケットを物入れにしまうときに、ふと見れば、ハムバランサー用の可変抵抗器も10個くらい在庫があるのがわかりました。新たに入手する必要もなかったのです。
落ち着いて、もう一度オークションの商品ページを見ました。
出品者のかたは、4232件の取引の実績があり、悪い評価は0でした。
つまりなんとしてでも0を維持したかったのでしょうね。
 
ああ、なんと自分はツイているのだろう。でも次はきっと良くないことが待っているような気がします。

2017年1月25日 (水)

多角形SP

先日、自作の友さんが、ヤフオクに出品している、多面体SP・BOXを落札しました。
昨年の話でしたね。
 実は自作の友さんが、左腕を年末にお怪我をされて、まだ私宛の製品の製造着手が遅れています。
この2月末から3月にずれ込むかもしれません。
私はいつでもOKなので、まずはリハビリに励んでくださいと、お願いしている状況です。
お怪我をされる前に、すでに落札者様に、納品され、その方が完成された状況を、自作の友さんに、ご連絡いただいているそうです。
製作から、視聴までです。
その記事を、自作の友さんがブログに発表されていますので、みなさん是非お読みください。
すばらしい音がするそうです。
MJ誌のコンテストにも3月参加予定とのことです。楽しみですね。
 
RD-17キット Fさんからの完成報告(4) 試聴及び測定
http://blogs.yahoo.co.jp/sato_yama_no_kanri_nin/42506601.html

RD-17キット Fさんからの完成報告(2)
http://blogs.yahoo.co.jp/sato_yama_no_kanri_nin/42506586.html

RD-17キット Fさんからの完成報告(3)
http://blogs.yahoo.co.jp/sato_yama_no_kanri_nin/42506520.html
 

2017年1月18日 (水)

なつかしい FJAZZ

今を去ること22年前。NIFTYがフォーラムを運営していました。
各ジャンルごとに会議室があって、同じ趣味の人達がどんどん意見を書き込み、情報交換をしていました。
 フォーラムのジャンルに音楽→FJAZZ(だったかな?)という会議室に、オーディオアンプを自作していた方々が、たくさん意見を書いていました。
 
 たしか、東京の方でRudyさんという方が、いつも話題を提供して、みんなから意見を募るような役割でした。主だったメンバーは、差動アンプで有名なぺるけさん。理論派でソフトンを主宰する善本さん(この方だけが本名でした)、トランス自作のK.ameさん(HPが現在見れなくなっています)、黄金のアンコールさん(現在もブログあり)、化美音曲さん(字がまちがっていたらごめんなさい)、北海道のジャンク屋さん、関西ではかずさん(HPあります)、奈良の鹿野さん(ブログが数年前で止まっています)など、他にも多くの方が書き込んでいました。
 私もハンドルネーム「ボコ」という名前で意見を書いていました。
 
ただ、みなさんの技術レベルが高くて4割がた、理解できていませんでした。
ある日、会議室が大いに盛り上がって、奈良の鹿野さんのご尽力で、奈良の地方の公民館のようなところでオフ会を実施したのです。
 
関東組はぺるけさん、K.ameさんたちが、遠路はるばる奈良まで自作アンプを携えて参加してくださいました。
会は大盛況。20人はいたと思います。まだ記念の集合写真をもっています。
鹿野さんは、単身で関東のオフ会にも参加されていたようでした。
 
 あれが確か私が兵庫県明石市で、震災に遭ったころなので22年くらい前だったような記憶があります。私は30代半ばだったと思います。
 
ぺるけさんの差動アンプの生音を聴かせてもらいました。定位はモノラルアンプと同じで、力強い音がしました。全員が持参したアンプを披露したと思います。
私も6484PPアンプを鳴らしました。
 
 その後みなさん、それぞれ現在につながってらっしゃるのでしょう。本当になつかしい話です。
 ぺるけさんは一度だけ、このブログにコメントを寄せていただいたことがあります。
ネットでご自分の名前を検索されていたのでしょうね。

2017年1月17日 (火)

ソフトン

善本さんが主宰する、ソフトンというガレージメーカー。ご存知の方も多いと思います。
もう7年くらい前、私は彼のご自宅まで伺ったことがあります。
 目的はプリアンプ用の小型リングコア、電源トランスの購入です。
 試聴室(リビング)で、彼の装置を聴かせていただきました。
装置を扱う姿、知的な外観から、落ち着いた紳士だなあと思いました。
 よくガレージメーカーの主人はガツガツした印象を感じることがありますが、もちろんそれを専業としている場合は当然なのでしょう。
彼は、専業ではないし、ソフトンの仕事はサイドビジネスであり、取り組み姿勢に余裕があるかんじでした。
この最近、モデル7という、出力管、換装型のパワーアンプは結構人気が出ているようです。
特徴は、球を差し替えるだけで、自動的にバイアス状態を調整してくれるのです。
こんな技術を備えたアンプなんて、あまり知りません。彼の技術力の高さがよくわかります。
EL34が装備されて66000円。お買い得です。写真はのせません、ご興味があればソフトンのHPにアクセスください。

2017年1月12日 (木)

6ZP1アンプ、落札されました。

昨夜最終アクセス回数7250、ウォッチリスト288件で、落札されました。

40300円。まずまずかなと思います。今日、梱包しました。東京に行きます。

 元気でね。頑張れよ。

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次のシリーズが決まりました。またご期待ください。

2017年1月10日 (火)

6ZP1シングルアンプ 凪から脱出せず

この2日間20,000円から価格が動きません。でも今日で出品4日ですが、アクセス回数が5000回になりました。

 これは私も経験したことがありません。よっぽど人気があるのでしょうか。

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正直に言って、高価な部品は使っていませんし、簡単な回路なので、アンプ製作の経験のある方なら、失敗することなく完成できます。

塗装が苦手なら、塗装なしで充分です。アルミ表面をナイロンたわしで研磨して、上から透明クリアを吹きかければOK。インスタントレタリングがないなら、テプラで充分です。

メーター?無くても問題ありません。テスターでカソード電位を測ればいいのです。

さあ、みなさん自作しましょう。質問があれば何でもお答えしますから。

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写真をみてください。簡単そうでしょ。

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