オーディオひとりごと

2017年4月 9日 (日)

RD-17 12面体SPボックスキット ① 到着

昨日キットが大きな段ボール箱に入って到着しました。
早速開梱しました。
 
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これがエンクロージャー。バッフル部分にSPユニット取り付け用フランジが
固定されています。サブバッフルです。エンクロージャーの継ぎ目部分は加工精度が高く、大きな隙間はありません。感心します。
 
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こちらは足3本/CHです。すでに足の両端には、床用台座と、BOX搭載用の中台座に固定するための木製の部材が取り付けてあります。どの足を、どの台座のどこに取り付けるかは、鉛筆で識別の文字が入っています。この文字も、板の裏に書かれており、完成品になったときに見えないように気配りされています。
 
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下の△形の木片は、エンクロージャー内に入るフェルトの切断用の治具です。どうも私はこのカット作業が、難儀しそうで少し不安です。
 
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下の写真は、全ての固定部分のネジが入った容器です。ヨーグルトの入れ物で、このキットの手作り感がそこはかとなく醸し出されて、微笑んでしまいます。
 
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下のたくさんの端材は、最初はどこかに取り付けるのかと思いましたが、エンクロージャーカット時に出てきたもので、難しいMDFの塗装用の練習用サンプルでした。
家内は、このままMDFの下地を生かして、無塗装でもいいんじゃないかと言います。
私は自作の友さんのブログ、あるいはヤフオク出品記事にある、Fさんの漆黒の塗装が気になるのです。
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下のシートはキット出荷時の漏れ防止ようの、チェックシート兼部材リストです。
まめですね。自作の友さん。
 
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これらの、キットのセットを見て思うのは、ここまで準備するのも相当手間がかかっているのだろうということ。
多面体斜め加工は委託先にお願いしているのでしょうが、その他の部材は結構、手作業で時間をかけてらっしゃるのでしょう。その人件費等と完成品のパフォーマンスを考えると(コスパと最近は言うらしい、コスチュームパーティーかと思っていました。言うならCP:シーピーが妥当じゃないの?)、そうとうハイシーピーです。
以下に続く写真は矢も楯もたまらず、手持ちの10センチユニットを置いてみたものです。
 
① シャープ製低能率 50W入力。下の写真でマグネットの凄さが分かります。
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②下の2枚は松下製。軽いコーン、軽いマグネット
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③フォステクス、スタンダードな音がしそうです。 
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④一番期待している、アルテック4インチ。ただ、少しサブバッフルの開口が小さく、Φ110程度の別なバッフルの発注も必要かもしれません。自分で作れそうにないのです。リング状は。
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さて、先に送ってもらっていた、組み立て説明DVDをもう一度見なくてはなりません。
実働で3日あれば、できそうなことが書いてありましたが、この最近新しい勤務形態になり、また研修が続いており、余裕がありません。週末コツコツやるか、GWで一気にやるかです。
このエンクロージャーは現在ヤフオクに出品されています。RD-17で検索ください。そして記事をよく読んでみてください。視聴された方々(私も含めて)の意見、入手されて塗装して使用されている方の意見、とても参考になると思います。
 
 この手のかかりようで、あの価格なら非常にお得です。これをメーカーがやると、倍の価格はくだらないでしょう。MJのコンテストにも出品された。RD-17。価格が上がらないうちにぜひご検討されてはいかがでしょうか。 メインを張れるシステムです。
 
4月10日  この記事に訂正があります。私の想像に間違いがありました。自作の友さんから、私宛に連絡がきました。訂正箇所は以下です。
多面体斜め加工は委託先にお願いしているのでしょうが → 多面体斜め加工も全て、自作の友さんが実施してらっしゃって
 完全自作の自作の友さんでした。訂正してお詫びいたします。

2017年3月31日 (金)

ニューラック、&ニューシステム スタート

今日思い切ってラックの交換をしました。いやはや汗をかきました。
見てやってください。ニューラック。ニスの塗装で失敗し、ムラができて町もでき見苦しくなりましたが、なんとか機器を突っ込んで納めました。
 
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MCヘッドアンプやMCトランスの収まりが悪く、プリアンプの横にねじ込みました。
おっとここで、オープンリールデッキに気づかれたかたもいらっしゃると思います。
オープンデッキの先輩、ウッチーさんから、オークションで出品されているこの現品を推薦いただき落札したものです。
 この出品者はウッチーさんのデッキをメンテされた方で、信頼のおける方だとは認識していました。出品者の方と私は、ある意味似たような人物なのだそうです。
 
 
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AKAIの4000DSという機種。普及機クラスのもの。渾身のメンテナンス実施と、製品説明にありました。
 デッキと一緒に、説明書やオリジナルの資料等を送っていただきました。資料を見て分かったことは、とにかくデッキはアルコール洗浄が必要で、まめに清掃してください、ということ。
この方、ブログも持ってらっしゃいます。とにかくデッキのことに詳しくて、過去の蓄積から、たくさんの情報を開示されていますし、質問にも丁寧に答えてらっしゃいます。
良い方と知り合えました。真空管アンプにも興味があり、私のブログを教えて欲しいとのことで、もちろんこのブログをお知らせしました。
 
さてオープンリールデッキは、私は全く使ったことがありませんでした。他人が使っているものを横で見ていたことはあります。
 
鳴らしてみて考えたこと。
 
1.デッキは結構な機構/機能の複合体であり、これで音が出るのは、まるでサーカスだ。デッキマニアはリールが回っているのを見ているだけで嬉しくなっているはずだ。
 
2.我が家の再生装置は、アナログレコードプレーヤ、CDプレーヤ、チューナー、そして今回加わったオープンデッキの4種。言えばソースを音楽信号に変換する媒体は、発電機(カートリッジ)、光学信号、電波、磁気センサーである。
 この4種のオーディオ機器の操作性というか手間暇の必要性を比較する。
 オープンデッキを100とするなら、アナログプレーヤは60、CDプレーヤは15、チューナに至っては10以下だろうか。
 
3.ハイフィデリティの観点
 個人的には、ハイフィデリティの順から言えば、アナログプレーヤが一番だろう。次がオープンデッキかCDプレーヤ。でも情報量で言えばデッキの方が上かな。
 チューナーは分からない。生演奏の放送を聴くのなら、かなりハイファイになるだろうが、缶詰番組は劣ってくる。
 
4.ソースのこと
ソ-スの側面で考える。アナログレコードは反りやキズさえ気を付ければ、扱いは難しくない。これはCDもそうだ。チューナーに至ってはソースは見えない電波だ。メンテフリーということだ。そしてオープンリールデッキはテープなのである。磁性体が塗布してある、薄いテープなので、巻き取などでヘタに扱うとしわしわになる可能性がある。デッキに装着しっぱなしで長期間ほっておくと固着する可能性もある。きわめてデリケートだ。
 
5.回転機構
回転機能はチューナー以外すべて存在している。これは3種平等かな。
 
6.オープンデッキの活躍の場
 オープンデッキの機能がベストに発揮されるのは、生録パフォーマンスだ。なにしろ生の楽器の演奏をテープに保存するわけだから。じゃあ演奏できない一般人の活用の有効性と言えば、レコードの録音(でも変換が2度でカーとリッジの鮮度に劣る)、ハイファイテープソースの購入使用(テープの素性に依存する)、あとはFM生放送のエアチェック。これだ、私はこの分野に特化したい。もうFMレコパルという雑誌はないんだっけ。
 
 とにかく私はめんどくさがり屋にもかかわらず、オープンデッキを入手してしまった。でもテープをヘッドやキャプスタンに掛けながら、リールに装着し、ガチャッとハンドルを回すという行為が好きだ。
 この普及機を安く入手できたのも幸いだ。いきなり高級機種に手を出し、興味がわかずにほったらかすの愚を演じなくて済む。この機種でオープンデッキに興味が湧いたらさらに上に進めばいいのだ。
 
 この再生までの儀式は、アナログレコード以上だ。これで考えるとアンプなんて、とてもシンプルでほとんどメンテナンスフリーだ。
ようし、新品のテープを手に入れよう。まだ世の中にあるのかな。そしてエアチェックだ。できれば3素子ぐらいのFMアンテナを部屋の天井に吊ろうかな。音の固いヤマハのTD-5チューナーもそれなりに受信してくれるだろう。
 
 
 

2017年3月26日 (日)

オーディオラックを作る

以前から使っているオーディオラックが使い辛い。私は背が低いので、ラックの最上段にあるアナログプレーヤーの操作に難儀している。
前面には観音開きのガラスドアが付いている。これも面倒だ。なにしろ開け閉めしなければならない。
以前CDプレーヤーにディスクをセットして、ガラスドアをしめたところ、プレーヤーがディスクを検知せずにトレーが開き始めてしまい、ガツンとガラスに衝突。
それが原因で、ディスクの開閉用ギヤが破損してしまい、以降は指で開閉していた。もうそのCDプレーヤーも手元にはない。
そんなこんなで、今のラックにはいい思い出が無い。
高さ90cm程度のいいラックが無いかネットを検索した。オークションでは23000円で分厚い木製のものが受注生産で出ていた。物は確かにいい。
その他既製品も当たってみたが、やはり2万円前後になる。
あまり費用をかけずに、いいものを入手したいと考えたのだが、なかなか見つからない。
そこでハンドクラフトを考えた。
パイン集成材と支柱4本でどうにかなるんじゃないか。自分の頭の中で仕様を考えた。
 
     棚板450×600×t18を天板、底板も含めて合計で4枚
     支柱は4本。ラックの前面からではなく、横から取り付ける。
     ネジはΦ4で適宜の長さ。この場合30mmでした。
 
近所のホームセンターへ。支柱4本ではグラつかないか心配になり、1本追加 (背面に)。
支柱には板を加えこませる凹部が、たくさん並んでいて、適宜の位置に棚板を取り付ければよろしい。その際に嵌合部は木工ボンドを塗布。締めて7000円程度。
 
できあがったのが下の写真です。
 
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何も説明しなくても、見れば作り方がわかる と思います。背面につけた支柱の上部の出っ張りはカットしました。プレーヤーが乗らなくなるので。
組み立ては3時間あれば十分でしたが、塗装まではいきませんでした。夕方雨が降り始めたので。また後日ニスを塗ります。
おっくうだなあと思うのは、中の機器の入れ替えです。4月に入ってやるつもりです。
 
マリックKT66アンプも止まっていますね。夏までに完成させればいいかな。今年3台製作の目標で、このアンプは2台目なので、日程に余裕があります。と言い訳がましく、遅れている理由をつけてしまっています。
 
それから、ビギナー向けのアンプ。分かり易く解説をしようと意気込んでいたのですが、希望者はお一人、もうお一方は製作経験は豊富だけど、作ってみてもいいかな、という状況で、いわゆる人が集まらずツアー不成立となりました。なのでトニビギアンプは、中止です。
 
さてさて4月から出勤が始まります。この3月に何度か行ってみたのですが、いよいよ通勤電車に乗ります。15年ぶりかな。さすがに還暦前になると、息が切れますが。
 
 

2017年3月24日 (金)

読者の方が作ったアンプ KAORUさん

定期的に自作アンプの報告をいただいているKAORUさんから、R120シングルアンプができたとご連絡をいただきました。
コメントとして報告いただいていましたが、記事にしてアップいたします。
以下に原文のまま掲載させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トニーさん、こんにちは。
R120シングルアンプが完成しましたので報告させて頂きます。

まず、中古の電源トランスが心配でしたが、規定の電圧が得られひと安心です。
メールにて画像を送らせて頂きます。
右のアンプは昨年作ったPX4です。初段はテレフンケンのダイアマークのEF86をおごりましたが、エレハモと遜色無いようです。
デザイン的には箱型のオールタムラのトランスと、R120はオール合わせカバーのトランスで、以外に合わせカバーもいいもんだなと、べっぴんさんにできたかなと思います。

R120のフィラメントは6.3vですが、AC点火です。
残留ノイズは、1.5mVでしたが、スピーカーより聞き取れないので良しとしました。
バイアス監視メーターも取り付けましたが、心配です内部抵抗が
1,5Ωです、6ZP1の製作記事で、いなさんのコメントで内部抵抗が低すぎて電圧計としては働かない。とあります。

R120のカソード抵抗は600Ωですがこれにアース間に10Ω割り込ませ10Ωの両端の電圧を測りました。0,57v(57mA)です
600Ω+10Ωの両端の電圧は35.2Vで、57,7mAほほ同じです
内部抵抗が1,5Ω電流計を抵抗無しで繋いだ時、表示は57mAです。たまたま表示したかが疑問です。

音の感想ですが高い周波数の伸びはよく、清楚な感じです。
2A3とはひと味違うようです。
 
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山水の昔のPT、「P-33H」。私が以前807PPブコツアンプで使ったのが、このPTと同型でやや容量の大きい「P-88H」でした。シャーシ内のリード線のさばき方も、ブコツを踏襲してますね。やはりこの端子台を使うのが無難です。
このPTを思い切って前面に置いたシンメトリーなデザインです。 サイドは木製で裏板も、木の部分を利用して木ネジで固定ですね。通常のシンメトリーアンプよりもインパクトがあります。大胆に勝負にでたという印象です。私は個性的なアンプが好きです。継続してアンプを眺めると、トランスや真空管たちの主従関係がいろいろ想像できておもしろいのです。
 
コンデンサーはあまり見慣れないものを使ってらっしゃいます。お気に入りなのでしょうね。
傍熱三極管のR120。清楚な音がするとは少し意外でした。フランスかオランダ管でしたでしょうか。
 
この電流計のことは、よくわかりませんね。内部抵抗1.5Ωでフルスケール(FS)100mA?これだとフルケースルで0.15Vの電圧計になります。本来FS100mAがFS0.15Vとしての表示なら、針の表示値は少し違ってきますが。
 
内部抵抗1.5Ωと10Ωが並列になれば1.5Ωの抵抗に流れる電流は、
57mA×10/(10+1.5)=57mA×0.87=49mAのはずです。
上記の電流計のFS表示とあいまってたまたま57mA近辺を表示しているのかもしれません。ひとつひとつ確認が必要です。与えられた条件で私が言えるのはここまでです。
さてKAORUさんには、大型PPを作ってほしいですね。こちらの世界も楽しいですよ。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
24日:注釈追加 以下に
 
内部抵抗1.5Ωというのはおそらく1Ωが正しいと思います。デジタルの抵抗計はどうしても0.5Ω程度の抵抗分が、測定前から発生していますから。もしフルスケール100mAの直流電流計なら、上記の分流の計算によって、電流計側に
57.7mA×10/(10+1.0)=57.7mA×0.91=52.7mA 流れます。これが1Ωに流れているなら、電圧は0.0527V。
フルスケール100mAの場合は、電圧計とみなした場合はフルスケール0.1Vとなり、指示値は0.527Vとなるはずです。
バイアス抵抗とアースの間に入れた10Ωの誤差もあるでしょうし、あるいは目盛りの読み取り誤差も加わって0.527Vが0.57に近づいたのかもしれません。
 

2017年3月20日 (月)

小さいコンデンサー

今まで電源部の平滑回路には、大きなコンデンサーが使われてきた。
大きなといっても直径35mm、長さ80~120mm程度の円筒形のブロックコンデンサーだ。
私の作るアンプは60W以上のものが多く、結果的に供給電圧が高くなる。500V以上になることもある。
この場合、過去のラックスのキットで使用されていた、耐圧550Vの中古のコンデンサーを使うか、台湾製のTMCというメーカーの600V耐圧のものを使ってきた。
ところが最近ネットで小型の高耐圧、大容量のものを見かけるようになった。
 
これだ。
 
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ラグ端子と比較してみればわかりますが、このコンデンサーの大きさは径が30mmで長さが25mm。
これで、315V330μF。この315Vに注目してください。そう直列にすると耐圧630V
、容量は半分になりますがそれでも165μFです。
このペアがもう一組あれば、平滑回路はOKです。アンプ内がぐっと省スペースになります。
心配なのは、この大きさできちんと働いてくれるかということ。
実はKT66アンプのあとも、大型アンプ2台を予定しています。どちらもシャーシ上にコンデンサーを立てません。中に取り込みます。
この予定の2台はこれ。
 
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このアンプ70Wを予定しています。タムラの深絞りケースに入った業務用の大型OPTが主役です。出力管は6550AかKT88。どうも6550Aは姿形に魅力がありませんね。
 
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次は8417PP。やはり50W/CHを予定しています。これもタンゴ3兄弟ですね。
 
どうですこの2台のデザイン。見事にコンデンサーのシャーシ上への出番のスペースがありません。
よって、この小型コンデンサーの出番になります。
これでうまく行けば、もうシャーシ上のブロックコンデンサーは失業になります。これも世の中の流れですね。たぶん問題なく働いてくれるでしょう。
 
 
 
 

2017年3月 7日 (火)

タムラのトランス

タムラ製作所が、今まで製造していた深絞りタイプのケースに入ったトランスの製造を止めることを発表しました。

深絞りタイプとは、コーナー部にRが入った形状のものです。電源トランスならPC3004や、出力トランスならF683などの製品。つまり殆どのメインのトランス類が該当します。もちろんA4004などのチョークコイルもそうです。

今後は、タンゴの製品によく見られる、コーナー部はエッジが立った形状に変更されるそうです。まるっきりの中止でもないようです。

金型の寿命が来てしまったのでしようか。

残念ですね。見た目柔らかなケースが消え去ってしまいます。

でも私は、タムラ製品の現行品を、新品で購入することはまずありません。だから直接影響はないのです。

2017年2月 6日 (月)

進まない

2月5日の日曜日。こちらは朝から雨でした。
もう一度、ハンマートーンを重ね塗りして、塗装を終わらせ、次に進もうと考えていたのですが、何もできませんでした。
 
土方殺すにゃは刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい。
 
戦中、戦後と苦労した祖母は今で言うシングルマザーで、土方をして子供たちを養っていました。雨が降る日は、花札をして時間をつぶしていたそうです。トランプではありませんよ。もちろん酒も大好きでした。男のような人でした。余談でしたね。
 
さて、アンプの製作も、最近の何台かは流れ作業みたいになってるので、ここらで気持ちを入れ替えなければと少し反省する必要があります。一台一台を大事にしなければならないということ。
どうやって気持ちを入れ替えるのか。 私の場合、その方法はアンプに語りかけてやることなのです。
語りかける言葉たちはもう分かっています。
オレはお前をどこに出しても恥ずかしくないアンプに仕上げるつもりだから。 お前は凄いトランスを背負ってるのだから、 自信を持て。
お前にはイギリスで作られた、実力ある真空管を挿して鳴らすつもりだから自信をもて。
どんな人にもらわれても、きちんと実力が発揮できるように、壊れにくい回路にするつもりだから。
お前のお腹の中の部品たちも、少々のことでは壊れないように選んでるし、何よりいい音を出してくれるものを基本的に優先して選んでるんだ。
だから心配するな。
見てくれのことだな。資金力のあるガレージメーカーは、金型や加工協力会社を使って、寸分たがわぬ精度で、屈強な剛性を保持したシャーシを作るよね。
でもオレも、そこまで完璧に仕上げるのは無理だけど、基本的にほっとけばシャーシの天面が重さで沈むような、情けないことにならないように、手は打っている。
 
デザインはまかせせろ。真空管アンプを1台でも所有したことがある人なら、その9割の人達が気に入ってくれるようなデザインにはしてるつもりだから。
別に大衆迎合するつもりはない。オレ自身が満足のいく、いいデザインだと納得したら、たくさんの人達も支持してくれる。昔は不安だったけど、最近は確信に変わってきている。
 
大丈夫だ、時々はオークションの自作アンプのカテゴリーを見て、かっこいいアンプが出てきてお前たちを脅かしてないかをチェックしてるんだ。
まだまだ出てきてないなあ。安心すると同時に、さびしいと思っている。
凄いアンプビルダーに出てきてほしい。もし出てきたら、オレは安心して引退できるというもんだ。負けたと思ったらオレは潔いいよ。
 
だから、今回もお前に命を吹き込む。今は完成までじっと目をつむってろ。時期が来たらお前に電気をぶち込む。その時はパッと目を開けろ。そして期待通りに動いてくれよ。
なに?天板のハンマートーンが斑すぎていやだって?
わかった。晴れたらもう一回ドレスアップしてやるから。レタリングも入れてお化粧しよう。文字が入るだけで、美しさも倍増だ。
配線引き回しとはんだ付け。まかしてくれ。手は抜かずにしっかりやる。
お前に喜んでもらうために、お前が人気者になれるようにオレもまだまだ頑張るよ。
 
 

2017年1月29日 (日)

得した話

オークションでソケット10個と可変抵抗器10個の2つの出品を落札しました。
いずれも同じ出品者からです。
このソケットが英国UF5ピンのモールド製のもので、普通に買えば@3000程度はしそうな品物です。10個ですから、普通に購入すると3万円。DA30やPX4に欲しかったのです。
いいものは、誰しも欲しがるもので、当然のごとくライバルが現れました。酔ってたこともあり、この野郎となって、2万円で入札して相手の出方をみました。
ライバルは1万円を超えたところで、やや失速。
結局私が1万6千円程度で落札しました。
もうひとつの可変抵抗器は米国製の形が同じしっかりしたもので、50Ωのもの。使い道は直熱三極管のフィラメントにいれてハムバランサとして活用するのに持ってこい。見た目も惚れ惚れするものでした。
こちらが8千円で、落札。なんと酔っていたとはいえ、2万4千円は大きな額です。簡単支払いですぐに入金しました。
次の日、私はバスで阿蘇郡小国町から、福岡まで移動しました。
バスの中で電話がかかりました。
知らない番号。出てみるとオークションの出品者でした。
「実は、今日発送の準備をしていたら、可変抵抗の方を捨ててしまっていました。小さな袋に入れていたので、ゴミと間違えたようです。大変申し訳ありません」
「え、そうなんですか、楽しみにしてたのですが」
「それで、誠に申し訳ありませんが、ソケットの方を無料にします」
「それじゃ貴方は持ち出しで、全然入金なしになるのでは」
「今回は、こちらのミスで、ご迷惑をおかけしているので、ご気分を害されるのではないかと考え、無料ということにさせてください」
「そうですか」
というわけで、私は返金もいただき、無料でUFソケット10個が手に入ったのです。
今日、届いたソケットを物入れにしまうときに、ふと見れば、ハムバランサー用の可変抵抗器も10個くらい在庫があるのがわかりました。新たに入手する必要もなかったのです。
落ち着いて、もう一度オークションの商品ページを見ました。
出品者のかたは、4232件の取引の実績があり、悪い評価は0でした。
つまりなんとしてでも0を維持したかったのでしょうね。
 
ああ、なんと自分はツイているのだろう。でも次はきっと良くないことが待っているような気がします。

2017年1月25日 (水)

多角形SP

先日、自作の友さんが、ヤフオクに出品している、多面体SP・BOXを落札しました。
昨年の話でしたね。
 実は自作の友さんが、左腕を年末にお怪我をされて、まだ私宛の製品の製造着手が遅れています。
この2月末から3月にずれ込むかもしれません。
私はいつでもOKなので、まずはリハビリに励んでくださいと、お願いしている状況です。
お怪我をされる前に、すでに落札者様に、納品され、その方が完成された状況を、自作の友さんに、ご連絡いただいているそうです。
製作から、視聴までです。
その記事を、自作の友さんがブログに発表されていますので、みなさん是非お読みください。
すばらしい音がするそうです。
MJ誌のコンテストにも3月参加予定とのことです。楽しみですね。
 
RD-17キット Fさんからの完成報告(4) 試聴及び測定
http://blogs.yahoo.co.jp/sato_yama_no_kanri_nin/42506601.html

RD-17キット Fさんからの完成報告(2)
http://blogs.yahoo.co.jp/sato_yama_no_kanri_nin/42506586.html

RD-17キット Fさんからの完成報告(3)
http://blogs.yahoo.co.jp/sato_yama_no_kanri_nin/42506520.html
 

2017年1月18日 (水)

なつかしい FJAZZ

今を去ること22年前。NIFTYがフォーラムを運営していました。
各ジャンルごとに会議室があって、同じ趣味の人達がどんどん意見を書き込み、情報交換をしていました。
 フォーラムのジャンルに音楽→FJAZZ(だったかな?)という会議室に、オーディオアンプを自作していた方々が、たくさん意見を書いていました。
 
 たしか、東京の方でRudyさんという方が、いつも話題を提供して、みんなから意見を募るような役割でした。主だったメンバーは、差動アンプで有名なぺるけさん。理論派でソフトンを主宰する善本さん(この方だけが本名でした)、トランス自作のK.ameさん(HPが現在見れなくなっています)、黄金のアンコールさん(現在もブログあり)、化美音曲さん(字がまちがっていたらごめんなさい)、北海道のジャンク屋さん、関西ではかずさん(HPあります)、奈良の鹿野さん(ブログが数年前で止まっています)など、他にも多くの方が書き込んでいました。
 私もハンドルネーム「ボコ」という名前で意見を書いていました。
 
ただ、みなさんの技術レベルが高くて4割がた、理解できていませんでした。
ある日、会議室が大いに盛り上がって、奈良の鹿野さんのご尽力で、奈良の地方の公民館のようなところでオフ会を実施したのです。
 
関東組はぺるけさん、K.ameさんたちが、遠路はるばる奈良まで自作アンプを携えて参加してくださいました。
会は大盛況。20人はいたと思います。まだ記念の集合写真をもっています。
鹿野さんは、単身で関東のオフ会にも参加されていたようでした。
 
 あれが確か私が兵庫県明石市で、震災に遭ったころなので22年くらい前だったような記憶があります。私は30代半ばだったと思います。
 
ぺるけさんの差動アンプの生音を聴かせてもらいました。定位はモノラルアンプと同じで、力強い音がしました。全員が持参したアンプを披露したと思います。
私も6484PPアンプを鳴らしました。
 
 その後みなさん、それぞれ現在につながってらっしゃるのでしょう。本当になつかしい話です。
 ぺるけさんは一度だけ、このブログにコメントを寄せていただいたことがあります。
ネットでご自分の名前を検索されていたのでしょうね。

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