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2017年10月 7日 (土)

マリックアンプのトラブル

今日、オーナーの方から連絡があり、バイアス監視用の10Ωが焼け切れていたので、
交換したら正常になったとのことでした。
一安心です。
ここで、なぜ焼き切れていたのに、過電流が流れたのかを考えてみます。
カソードがオープン状態のところに電圧計を接触させたので、電圧計の内部抵抗が、バイアス抵抗の代わりになって、過電流が流れてしまったことになります。
 電圧計がよく焼き切れなかったものです。
アンプはいろんなトラブルを起こして、こちらを困らせてくれます。
だいたい、症状から、原因が2つ、3つすぐに頭に浮かぶものです。
結局殆どのトラブルは球自体が原因です。
 結構だめになった真空管がたまりました。
箱の中をみると、管内のゲッターが白くなった球、ノイズがひどくて黒い×印が付いた球。
管内でアークが発生して、インディージョーンズばりに命を落とした球。
 まったく電圧が出なかった中古球。電極が振動を始めた球。全然電流が流れない整流管。
無理な力が加わり、足が曲がり、ガラスに亀裂が入った球。
まあ、段ボールによくこれだけ貯まったものです。でも私は、これらの球を捨てようという気にはなれないのです。
 球はまるで人間です。いつかは命が尽きます。早かったり、長寿だったり。
 譲ってくれた相手を恨むことはありません。そういうものだからです。

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コメント

オッカイポさん、正常に作られたアンプは、殆どのトラブルは出力管にまつわることが原因です。個体の過電流発生、カップリングコンデンサの絶縁不良。ほとんどがこの2つが原因です。

  おっしゃるように、詳しくない方が対応を間違えて、二次被害を発生させています。

 抵抗を焼き切った。出力トランスを断線させた。ペアの片割れの球もダメージを被った。ヒューズが飛んだ。

ガレージメーカーかライターの方が、いちど正式に、このことを文章にして発表すべきだと思います。

私も、ブログに近いうちに、書きます。

原因が分って良かったですね。真空管アンプのトラブルの原因の90%は、真空管そのものが原因とは言え、色々な要素が絡まって迷路になることがあるものです。

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