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2017年10月18日 (水)

耳と集中力と頑固さと

最近、アンプの出来上がり精度が自分でもあがっているなあと感じる。
 
うぬぼれと言われるかも知れない。けども過去の自作品と比較しても、確かにそうなってると思うのだ。
なぜ、出来ばえが向上したかを考えてみた。
 
 真っ先に挙げられるのが私がより頑固になったこと。こうしたいと思うと、そうしなければ気が済まなくなった。
 
今回のプリでも、前面パネルを2ミリ厚みから、3ミリ厚みに変更した。同じ加工を2回繰り返した。
 
しかも後の方が厚くて、やや難儀であるにもかかわらず。
 厚みを出さないと重厚感がでない。2ミリはプアーだと思ったら、やり直さないと気が済まなくなったのだ。
 
 それから、年とともに、若い者に負けるものかというジジイの意地が芽生えたこともあります。
 どうせ張り合うなら、うんと差をつけてやれという、やや邪悪な気分も出てきました。
 
具体的例の一つはデザイン決定です。
 
アマチュア以上、メーカー製レベル近くを目指します。
 一見してああ、アマチュアが弁当箱をエイヤで加工したんだな、と言うレベルはもうやめて、メーカー製にせまる見栄えを目指します。
 
 但しどうやってもアマチュアの領域は超えることはできませんから、逆にアマチュアっぽさを残しながらメーカー製のレベルを目指すのが良いと思います。最近はそれを意識しています。
 
もう一つは加工精度のハイレベルの実現。アルミの加工も物を言うのは、過去の経験からの習熟です。
 
 例えば、今回のレバーSWの窓の穴=長穴の加工です。
 
小さな穴をあけてじわじわ拡大するのが鉄則。
次に上下のRの部分と左右の直線部分のつなぎの部分を滑らかにすること。これは平丸ヤスリの丸い側をうまく使うテクニックが要ります。 これもヤスリの扱いの習熟が必要です。
 
この最中もヤスリの扱いに失敗してパネルの表面に傷をつけないような注意が必要です。具体的にはヤスリはしっかり押して削り、引くときはゆっくり力を入れずに引いて、ヤスリ先端がパネル表面に強くあたらないようにすることです。
 
場合によっては、複数のヤスリを使います。道具の豊富さと、うまく使うことが出来栄えを決定するのは間違いないと思います。
 
 大事なことは、ケガいた線のとおりに仕上げることです。ケガキの重要さを再認識します。
記事中にくどいほど書いた、長穴はプレスで抜いたのですか?と聞かれるくらいの仕上げを実現することが大事です。
 
そして、それとは別にそれらの作業を可能にしている環境があります。
それは加齢とともに、私の協力が家内からそれほど必要とされなくなったこと。
 
子供たちが手のかかる頃は、趣味に没頭しようものなら、あなたは何してるの私がこんなに、大変なのに、という声がかかったものです。
 
時間がないから、もうこれでいいと、アンプの出来栄えも中途半端でした。
しかし子供たちは、もう家にいません。夫婦お互いフリーです。ゆっくり作業に没頭できるのです。
 
もうひとつ、私の耳が少し遠くなったこと。作業中は没頭してしまい、声をかけられても聞こえません。これも良くないことではありながら、良い面での効果はあります。
 
そんなこんなで、年と共に逆にレベルがあがってるなあと思うこの頃なのです。
 
 
 
 
 

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