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2017年10月

2017年10月31日 (火)

CR型プリアンプの自作 ㉕  とりあえず完成

昨夜、12時を超えて配線完了、調整までやりました。
何しろアンプのパネルに「OCT 2017」の文字を入れているので、10月中に完成させなければ話になりません。
最終の配線の様子です。
 
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配線終了後、おおまかなチェックをして電源を入れました。
 
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一番気になるのはノイズです。
さて、この段階でPOHNO端子で75mVの盛大なノイズが出ました。CD端子でも25mV。
ヒーター用の直流電源の片側が、シャーシアースから浮いていましたので、ミノムシクリップでつなぐと、ノイズは0.5mVへ激減。
 
 
そうでした。これは教訓です。
1.ヒーターの直流電源も必ずシャーシアースに落とすこと。
 
時間経過とともに、ノイズは段々減っていきます。CD入力レベルで0.2mV(左右同一)になりました。
私がツマミを触っている間は0.1mVになります。
PHONOもVOL MINで0.2mV。但しVOLを上げていくとMAXで10mV程度まで増えます。
実機に組み込むと、ここまで増大しないと思います。
 
昨夜はここまで、今日になりシステムに入れて見ました。
 
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可愛いですね。
 
 
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このとき、2つの問題が発見されました。
ひとつ目は背面のPHONOの左側のRCA端子にピンが入らないのです。のぞいてみると中になにか詰まっています。
過去にも樹脂が成型不良で詰まりが発生したことがあります。これらのRCA端子はオークショオンで20個1200円で購入したものです。中国製でしょう。安くて気に入っているのですが、たまにこういうことがあります。
そんなもんだと気にはしていないのですが、この端子を取り替えることを考えると、大変憂鬱です。実装状態を見ていただいていると思うので、手間はご理解いただけると思います。
 
もうひとつ、ツマミを回して機能を確かめました。バランスも、MODEも、トーンコントロールもうまくいっていますが、MUTEの切り替え時、盛大なノイズが出ます。
そうでした。このとき次段の球のグリッドは完全オープンになってしまいます。なぜ気が付かなかったのかというところです。グリッドに大きな値の抵抗をぶら下げます。
以上の手直しは、また出張から帰って以降になります。今日の夕方から大分の国東半島へ出かけます。
 
レコードはきけないのでCDで試聴しています。
まず第一印象は、音が固い。当然でしょうね。できたばかりですから。カップリングコンデンサーはASCです。これも影響しているのでしょう。
ただし情報量は多くて、きめ細かです。 ずっと眺めているとなかなかいい見栄えです。
 
2.プリアンプの音の判断については、完成後すぐに結論付けるのは禁物
 
これも教訓です。ずっと使い込むうちにいつしか、こなれてくるものです。できてすぐ「なんだ、CR型イコライザはモヤモヤしてるぞ」 これは早計です。じっくり構えましょう。
SN比でNF型に劣るなどの意見があります。落ち着いて実力を発揮し始めれば、SN比などの話は消えてしまいます。QUAD型5極管一発は確かに、SN比で劣りますが、CR型はそんなに劣っていません。
逆にスクラッチノイズを、目立たぬように抑えてくれます。CR型のマジックです。
 
 
また出張後に、最後の手直し、測定もしてみます。まだイコライザー回路は聴いていませんので、トラブルが出るかも。
 
 
次もしプリアンプを作るならマッキンC-22のイコライザを組み込みたいです。
プリはスピーカーと同じで、何台も必要ないですね。そのうち気に入った1台を残して、オークションにでも出しましょうか。
 
小型ケースに組み込んで思ったことは、このプリアンプは普通のパワーアンプを数台作ったことのある方には、やや難しいかもしれません。
 
横幅40センチ程度のもっと大きなケースにゆったりと組めば大丈夫でしょう。自信のない方はスタートはラインアンプを作って、次にイコライザ+ラインアンプ、最後にイコライザ+トーンコントロールとこなしていけば、よいと思います。
自分でイコライザアンプを作ることの意味、楽しみを知って欲しいと考えています。
 
 
今回は、自分の部屋で配線するのも、マンネリなので2階の空き部屋になっている、長男の部屋で作業しました。
邪魔が入らず没頭できました。
 
今回はやけどをしました。柄の細い方の半田ごてを使ったのですが、柄をつかんだつもりが付け根の金属部分を握ってしまいました。
 
熱かったのですぐに手を離したのがよかったのか、皮膚は何ともなっていません。年と共に皮膚も鈍感になってきたようです。
 
目的に沿って組み合わさった部品の集合体が、電源を加えたらアンプとして動き始めました。このおもしろさったらありません。私にとっては自分の作ったロボットが、自分に声を発するのと同じ感動なのです。
 
イコライザのポイントは、RIAA偏差と、ノイズと音色です。出張後の測定、視聴もうまくいきますように。
 
 
次のシリーズは、大型パワーアンプ風、プリメインアンプです。
見た目はパワーアンプだけど、イコライザやトーンコントロールもあって、ツマミの多いアンプです。
 
 新シリーズもおたのしみに。
 
 
 
 
 
 

2017年10月30日 (月)

CR型プリアンプの自作 ㉔ 配線開始しました

昨日、回路と実体配線図を見比べて、もういちど配線の確認、実体配線図の書き直しをしました。これに2時間かかりました。
プリアンプは事前の検討が重要です。検討結果としての図面をしっかり準備しておくこと。これがうまく行けば、トラブルも少なくなると思います。
回路図だけを見ながら、そのままぶっつけ本番で配線すると、必ず問題にぶち当たります。
私は本格プリアンプはこれで4台目ですが、設計、配線、調整のポイントが分かってきました。
 
まとめると
 
1.入力のグリッドは鬼門である。例えば、古いライターの製作記事には、この部分にCRを省略した回路を見かけるが、ここは安定動作を確保のために、グリッドリーク抵抗は最低限入れるべきであること。
 
 プリアンプ製作記事を新旧、60年代の雑誌から、近年のプリアンプ単行本まで、数十種類読みましたが、シャーシ内が複雑に絡み合っているアンプも見かけます。これは必ずと言っていいほど、トラブルが発生し、作者がなんとか対応して、完成までこぎつけていること
が想像できます。対策後、回路図を変更せずに発表すれば、それを習作したアマチュアはお手上げになります。
 
 中には、トラブル未解決で、動作しましたと発表しているものもあると思います。他人の記事をそのまま信じないほうがよいと思います。肝心なのは自分でトラブルを解決する中で、知識を習得し、自分のノウハウとすることです。
 
2.実体配線はアースの引き回しを無理のないものにすること。ライターのプリアンプは回路図は載っていますが、アース周りの実体図がほとんど出ていません。不親切だと思います。  
シールド線の処理まで回路図に示しているのはMJの柳沢正史さん、安井章さんくらいでしょうか。
 
入力ピンから、増幅段、VRから、次段への、シールドのコールド側と回路のアースの関係などは、初心者は分かりにくいと思います。
 
 
3.付属回路の引き回しのこと。入力セレクター、MODE、REC OUT、TAPE MONITOR、BALANCEやVOLUMEは、殆どこの順番で回路に登場します。回路の形が決まっていると言っていいほどです。この機能を装備させるときは、回路と実際の配線の引き回しを、よく理解することが必要です。
 
  とくにTAPE MONITORは前面パネルにSWがあり、そのまま後面パネルの端子につながります。アンプのケース内を前後にシールド線が突っ切ることになります。REC OUTも入力セレクターSWのコモン端子あるいはTAPE MONITORの端子から、背面のパネルにつながりますので、やはりアンプのケースの前後を突っ切ります。これを知っておけば、その線路の引き回しを邪魔しない、ケース内レイアウトを考えておく必要があるということです。
 
 よく、接点を増やしたくない、配線の冗長を考えて、アクセサリー回路は付けないことにしている、というライターの方がいますが、あれば助かることがあります。そしてよく考えて配線すれば、それほど冗長もしないと思います。接点は確かに10年使っていれば、劣化することはあります。それもメンテ次第でしょう。
 
以上3項目でしょうか。
 
パワーアンプは機械設計と電気設計、いわゆる技術屋さんの得意分野だと言われます。
一方のプリアンプは、たくさんの入力の交通整理と、音色の付加機能、見た目のデザインと機能操作性から、どちらかと言えば人間工学的なソフトの世界になってしまうと言われます。
私は圧倒的にパワーアンプの数が多いのですが、確かにプリアンプを作っていると、パワーアンプ製作知識だけでは、足りないノウハウがたくさんあります。
 
結局、シールド線を使ってしまいました。これは線の中に閉じ込めるテクノロジーですが、上杉アンプはシールドの代わりに遮蔽版を使用して、エリア内に閉じ込めて対策をとっています。これもノウハウです。
 
さて、昨日の作業内容です。
70年代のメーカーアンプからとっておいた、2芯シールドです。これを有効利用します。
 
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2つ下の写真の中で、入力セレクターのコモンからTAPE MONITOR SWの下端子までの配線に使う予定です。
すぐ下の画像は、シールド線の端末処理の様子。今回も熱収縮チューブを多用しました。シールド線の端末処理は、1本ずつではなく、まとめて複数本こなすと、効率が上がります。
 
 
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RCA入力端子から入力セレクターまでの、シールドの配線が終わっています。イコライザの出力も入力セレクターにつなぎました。
 
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角度を変えて見ると、こんな感じです。
 
 
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残りは前面パネルと、背面のRCA端子周りです。
今日30日に完成予定です。でもトラブルが待っているでしょう。
また、報告します。
 
 
 
 
 
 

2017年10月27日 (金)

あっしには関わりのないこって

この数日、どっぷりハマったものがあります。
それはかつて放送された時代劇をYOUTUBEで見ること。
 
先日の記事でも書いたと思いますが、無宿渡世人木枯し紋次郎です。
 
YOUTUBEなら、コマーシャルは全カット。47分50秒程度で一話を見ることができます。
一話を見ると、その次も、さらにまたその次も続けて見てしまいます。
 
全部で8話から9話程度でしょうか。私も完全には把握していません。
 
 このドラマが放送されていた頃、私は中学生でした。渡世人や悪人たち、飢饉で餓えた農民たちの言葉の内容が6割程度もわからず、ただ殺陣のシーンと紋次郎の決まり文句と、楊枝を口から飛ばすシーンを楽しんでいたように思います。
 
この年になって、もう一度ドラマを見ると、人々の感情や言葉が痛いほどわかります。
無宿渡世人、今風に言えばホームレスです。ただ旅をして移動しているので目立たないだけで、旅をしていなかったら、本当に土地に居座るホームレスと同じです。
 
 自暴自棄になって渡世人の世界に入り、人を斬ることが平気になると、どんどん経験を重ねて度胸が付いて、強くなっていくのでしょう。
 
シリーズ中、いっぱしの渡世人として名を上げたいと、刀の扱いに慣れない若者が、紋次郎を斬ろうとするが、
 
 「初めて刀を持った奴には人は斬れねえ」
あっさりといなして、相手に言います。
 
このドラマのシリーズには、片足のない女や、極度に悲しい目に遭って、気がふれてしまった女など、現在ではまずBPCに抵触してTVには登場しないようなキャラクターが出てきます。
これも、おどろおどろしくて、複雑な感情を抱いてしまいます。しかし以前はこれが普通でした。
 
一話ご紹介します。気に入れば、連続してご覧ください。
 
https://www.youtube.com/watch?v=kMQO9fjn2g4

2017年10月25日 (水)

CR型プリアンプの自作 ㉓ 電源回路完成

23日に、電源部分を配線しました。
ヒーター用の直流電源はアルミ板に取り付けているモールドのブリッジダイオードと、青い大容量のコンデンサ2個、電圧微調整用のセメント抵抗からなります。
 
当初はどこに、実装しようか悩んだのですが、ブロックコンデンサ取り付け用のアルミ板の裏側に、ラグ端子を利用して押し込むことができました。
B電源の方は、細いダイオード2本と抵抗たちをコンデンサの端子に取り付ければよいので、それほど悩む必要はありません。
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表パネルには、新聞紙を被せて養生しています。
まだ、回路の配線はしていませんが、電圧を加えて直流電圧と電流の配分をみることにしました。
 
 
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結果、イコライザ回路の中の後段にまったく、電流が流れていないのと、グリッド電圧がマイナス10Vになっていること、さらにはこの段への電圧が高いのとで、試行錯誤しました。
固定バイアスでもないのに、マイナス電圧ですから、状況が呑み込めず苦しみました。
結局、グリッドリーク抵抗を追加。カソードバイアス抵抗値を変更、プレート負荷抵抗を大きくして、何とかグリッドは0Vに、流れる電流も0.3mA程度になりました。
とりあえずの直流配分はこれでよし。
各ブロックと、増幅段の配線を考えました。いつものようにポンチ絵を描きました。
シールドは取り合えず、スタート時は使います。その端末の処理(片側でストップ、あるいはアースに落とす)を考えていたら、混乱しそうになりました。
今日から出張、金曜日に戻りますので、また週末作業です。
 

2017年10月23日 (月)

自公大勝利

22日投票の衆議院選の大勢が分かりました。
自公の与党が多くの議席を獲得し、改憲の動きが活発化しそうです。
勝因は、台風による悪天候・投票率の低下と希望の党による、野党分断だと考えます。
 もっと詳しい話をすれば、自民党による企業をフル動員した、会社ぐるみ選挙が効果を上げたものだということ。
端的に言えば、企業の経営者に、仕事を受注したければ、うちの候補者の票を1000票集めろ、名簿も出せ、という自民党からの圧力が広範囲の企業にかけられ、仕事が減っては困る多くの会社が、社員総出で票を読んだ、ということです。
日本は会社主義です。企業の社員にも、もちろんアンチ安倍はいるはずですが、首になっちゃたまらないと、票集めも業務評価の対象になるのでしょう。
 こうして、よりよい日本にしようという、ボランティアの勢力と、仕事として票読みをした会社員の、選挙運動に対する、厳しさの違いが結果として、今回の自民党の(公明は勝利と言えない)勝利に結びついたようです。
21日の秋葉原の様子を見ましたか。安倍総理が演説をしたいと、たくさんの企業に大勢の人を動員させ、プラカードも用意させて、アンチの人間に圧力を加えていました。
 結局、人の良心よりも、今の日本は金の方が強いという状況になっているのです。
 さて、今後憲法が改悪され、当然のごとく徴兵制が敷かれる可能性が出てきました。
 安倍氏は徴兵制は苦役なのでやらない、と発言していますが地元の後援会の会合では「徴兵制は私の悲願です」と語っています。
 
 どうせ二枚舌ですから、お隣り、韓国では徴兵制が当たり前なのに、なぜわが国ではだめなのでしょうか、と言い出すに違いまりません。
 
自民党の票読みをして勝利に導いた会社員の方がた。自分の息子さんが徴兵され戦死しても諦める覚悟はできているのでしょうか。
いやもっとシビアなことを言うと、若者が減っている日本では、50代や60代の男性も徴兵される可能性があるのです。
まさか自分が銃を担いで、中東まで戦争をしに来るなんて、と後悔する可能性もあります。
自分のやったことを、ようく考え直してみてほしいのです。
 ただ、立憲民主党が増えたのは朗報です。今後は民進党はきれいに整理して、リベラル勢力は立憲民主党に集結して、頑張ってほしいものです。
ようし、また安倍総理が続投なら、国会で継続してモリ・カケの追及を、まだそれ以外にも表立っていない疑惑も複数あるので、ガンガン責めてやりましょう。

2017年10月22日 (日)

CR型プリアンプの自作 ㉒ ガラエポ板に部品実装完了

久しぶりにプリアンプの製作です。
ひとつひとつ回路と突き合わせをし、周囲との取り合いや、リード線の長さを確認しながら、半田付けしていきます。
表側にカソードバイアスのCR、裏面は信号回路用のコンデンサーが並びました。
こちらは表です。
 
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こちらは裏側。
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実装板をケースに組み込みました。
 
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シールド線を極力使いたくないのですが、とりあえずノーシールドでやってみようと思います。
 
次は電源、そして全体の配線と進みます。
 

2017年10月21日 (土)

雨にもマケズ、風にもマケズ

明日は衆議院選挙の投票日である。
なんとそんな日に台風が近づいている。投票率の低下が懸念される。
組織票の多い、与党2党はそうなれば、優位になる。
 
メディアは与党がすでに300議席を固めたと報道している。これは、有権者を落胆させ、投票所に行かせないための誘導報道です。
 
その根拠は、電話での投票先の回答をまとめたものだそうですが、これは正しい投票行動の実態を把握したものではないでしょう。
 
まだ投票先を決めてない方が30%前後います。実際の予測は選挙区ごとの候補者の得票予想ですが、これもメディアによって報道内容が異なっています。
常勝公明党は9名の全員当選が危ういと報じられています。自民党の支持者でも、比例は立憲民主党に入れる方もたくさんいるそうです。
 
 私が心配しているのは投票率が45%以下になってしまうこと。
有権者の方は、この数年の国会での出来事をよく思い出して、今後自分が託す候補者を決めて、必ず投票に行ってほしいのです。
 
台風なんかで、国民唯一の政治参加の権利を放棄するのはやめましょう。
 
 
雨にもマケズ、風にもマケズ、自分の意思を貫き、国民の義務を果たし、確かな判断力で人
を選び、犯罪者まがいの政治家を叩き落とし、みんなの国を良い方に導く、そんな有権者に
私はなりたい。

2017年10月20日 (金)

技術の日産

うちの車は日産だ。
若いころから、ホンダ、日産と来て、現在は日産が続いている。
よく走る、最初の日産車はパルサーだった。12年乗って10万キロをオーバーした。
エコカー減税というのが、昔あって、大変よく乗りましたというお褒めをいただき、次の新車を購入するときは40万円だかの、コストダウンになった。
さて、この最近技術の日産が社会問題を起こしている。
資格認定された、最終検査員が、検査を行わず、他の者が検査して、資格認定された者の印鑑を押していた、ということらしい。
社内で品質管理規定があり、この正規の検査ルールが謳ってあることは間違いない。
このルールを誰のために運用しているか、誰に対して約束しているかを考えると、当然ユーザー、消費者であることも間違いない。
ルールを順守しなかったことは、社会的によろしくない、ことになる。社内的にはよろしかったかもしれないけど。
 本質はこのルール無視で、実際に発生する実害、言えば検査漏れによる、世の中での故障発生リスクがどれくらいなのかだということだろう。
 メディアは表層的な報道しかしないから、ルール違反のことばかりを取り上げる。
必要なのは、最終検査員が実施している検査項目と、その内容の確認の報道だ。
これは、私の想像なので、正しくない場合もあると思うが、最終検査は、製造スタートから最終検査前までに実施された全ての検査記録がそろっているか、その検査記録の内容が妥当か、付属の取説がそろっているか、車体固有の識別がなされているかなどを確認していると思われる。
分かり易くいえば、最終検査では、具体的な車体の性能検査は行っていないと思われる。
 確認が必要なのは、最終検査ありなしで、市場で発生する不具合の割合だと思う。
重大クレームが発生しそうなら、今回の問題は大変なことになる。会社の信頼性に大きくかかわることになるだろう。
一方、それほど大差がないなら、最終検査員の資格認定の基準を下げて、増員をしておけばもよかったという、ことになる。
そこを日産は、詳しく説明すべきだ。
 
 
 

2017年10月18日 (水)

耳と集中力と頑固さと

最近、アンプの出来上がり精度が自分でもあがっているなあと感じる。
 
うぬぼれと言われるかも知れない。けども過去の自作品と比較しても、確かにそうなってると思うのだ。
なぜ、出来ばえが向上したかを考えてみた。
 
 真っ先に挙げられるのが私がより頑固になったこと。こうしたいと思うと、そうしなければ気が済まなくなった。
 
今回のプリでも、前面パネルを2ミリ厚みから、3ミリ厚みに変更した。同じ加工を2回繰り返した。
 
しかも後の方が厚くて、やや難儀であるにもかかわらず。
 厚みを出さないと重厚感がでない。2ミリはプアーだと思ったら、やり直さないと気が済まなくなったのだ。
 
 それから、年とともに、若い者に負けるものかというジジイの意地が芽生えたこともあります。
 どうせ張り合うなら、うんと差をつけてやれという、やや邪悪な気分も出てきました。
 
具体的例の一つはデザイン決定です。
 
アマチュア以上、メーカー製レベル近くを目指します。
 一見してああ、アマチュアが弁当箱をエイヤで加工したんだな、と言うレベルはもうやめて、メーカー製にせまる見栄えを目指します。
 
 但しどうやってもアマチュアの領域は超えることはできませんから、逆にアマチュアっぽさを残しながらメーカー製のレベルを目指すのが良いと思います。最近はそれを意識しています。
 
もう一つは加工精度のハイレベルの実現。アルミの加工も物を言うのは、過去の経験からの習熟です。
 
 例えば、今回のレバーSWの窓の穴=長穴の加工です。
 
小さな穴をあけてじわじわ拡大するのが鉄則。
次に上下のRの部分と左右の直線部分のつなぎの部分を滑らかにすること。これは平丸ヤスリの丸い側をうまく使うテクニックが要ります。 これもヤスリの扱いの習熟が必要です。
 
この最中もヤスリの扱いに失敗してパネルの表面に傷をつけないような注意が必要です。具体的にはヤスリはしっかり押して削り、引くときはゆっくり力を入れずに引いて、ヤスリ先端がパネル表面に強くあたらないようにすることです。
 
場合によっては、複数のヤスリを使います。道具の豊富さと、うまく使うことが出来栄えを決定するのは間違いないと思います。
 
 大事なことは、ケガいた線のとおりに仕上げることです。ケガキの重要さを再認識します。
記事中にくどいほど書いた、長穴はプレスで抜いたのですか?と聞かれるくらいの仕上げを実現することが大事です。
 
そして、それとは別にそれらの作業を可能にしている環境があります。
それは加齢とともに、私の協力が家内からそれほど必要とされなくなったこと。
 
子供たちが手のかかる頃は、趣味に没頭しようものなら、あなたは何してるの私がこんなに、大変なのに、という声がかかったものです。
 
時間がないから、もうこれでいいと、アンプの出来栄えも中途半端でした。
しかし子供たちは、もう家にいません。夫婦お互いフリーです。ゆっくり作業に没頭できるのです。
 
もうひとつ、私の耳が少し遠くなったこと。作業中は没頭してしまい、声をかけられても聞こえません。これも良くないことではありながら、良い面での効果はあります。
 
そんなこんなで、年と共に逆にレベルがあがってるなあと思うこの頃なのです。
 
 
 
 
 

2017年10月17日 (火)

無党派層は作戦にのるだろうか

自公で300議席とか、改憲勢力が2/3の議席を占めるいき情勢だとか、与党側のメディア宣伝が行われています。
それでも、内閣支持率は不支持の方が上回っているし、あの総理が続行でよいかというアンケートも、NGの方が多い結果になっています。
不思議ですね。
与党よりメディアは、もう大勢は決まっているので、投票にいくのを諦めさせようという手法です。
TVの報道も、この予想内容ですが、最後に小選挙区では投票先を決めてない方が54%いると報道しています。
つまり、無党派層が動いて投票率が60%を超えれば、大きく違った結果になる可能性が大きいということです。
 ここで無党派層の方が、この戦略に騙されて、投票に行かなければ与党側の思うつぼになってしまうということ。
それはやめましょう。堂々と自分の意思を投票行為で表明して欲しいものです。
22日はきっとよい天気になるでしょう。みなさん、こぞって投票所に行きましょう。

2017年10月16日 (月)

プリアンプ製作の注意点、問題点

マランツ、デザインパクリのプリアンプ。苦しんでいます。
正直に言って、パネルはマランツ#7のそっくり物まねです。あまり褒められたことではありません。
 
何で真似したか。やはりオリジナルの美しさへの憧憬です。真似してみたかったのです。
 トニーさんのプリアンプは仕上がりがすごい、と褒められても素直には喜べません。
 凄いのはマランツのデザインですから。
今は次にプリを作るときは、デザインはオリジナルでやるつもりです。
 
 次のプリは、イコライザはマッキンのMC-22で行きます。これも難しい回路です。
上杉氏が最後まで称賛していた(マランツ7を格下に位置付けて)、このイコライザを組んでみたいのです。
 
現時点で、過去自分の失敗を通して、おぼろげながら、わかってきたプリアンプ製作上の注意点を述べます。
 
1.ヒーターは直流点火が必須。ACでもうまくやればOKかも知れませんが、技術的にアマチュアには直流点火でないと無理です。
 
2.増幅段、増幅度は過剰にしてはいけない。増幅度が大きくなればなるほど、発振のリスクが増えます。またボリュームをわずかに上げただけでも、大きな音が出てしまいます。現在のCDの出力を考えれば、増幅段は必要最小限がよいのではと考えています。
 
3.配線は、とくにイコライザ素子部分は、ソケットピンに直接パーツを半田付けすること。浮遊容量、配線の冗長度から、発振の可能性が大です。私はこの発振の原因が分からず、プリの製作を暫く放棄したことがあります。
 
4.シールド線の多用は、高域の減衰を招く、ということ。
シールド線のもつ容量が、コンデンサと同じ働きで信号を減衰させてしまいます。上杉プリの凄いところは、シールド線を使ってないところ。但し、アンプ内の機構を観察すると、シールド板は多用しています。遮るテクノロジーはたいしたものです。
 
5.交流の磁界に信号回路を近づけないこと。AC引き回しや電源SWなどは、信号回路から遮蔽するなり、手当が必要です。
 
6.アース取り回しを全体的に体系づけて、構築すること。多点アースはもちろんNG.
電源部アースから、回路内アースへの流れ。真空管のグリッド直近でのアース実施やアースのループ化の禁止など。
7.真空管の良品使用、マイクロフォニックが大きい、これはアンプの配線が原因だと考えず、球を取り替えて、よいものを選んで使用すること。
 
まだありますが、最近苦労しているのは、回路図中では5ミリくらいの線でも、実際のアンプ内では、結構離れていて、シールド線の引き回しが長くなり、うまくないことなど。
 
 たぶん、このなんちゃってマランツプリアンプは、発振、ノイズ、高域減衰との戦いになるでしょう。でもノーシールドは挑戦するつもりです。

2017年10月14日 (土)

CR型プリアンプの自作 ㉑ 基板実装図とハトメうち

今日は午後一番から1時間程度歯医者さんへ。
 
自宅から歩いて5分です。同い年の先生なんで、言いたいことを言わせてもらっています。
詰めモンが3日で取れた。いやあなたの噛み合わせが強すぎるからだとか。向こうも負けていません。
 
但し、立場的には相手が上です。なにしろ、こちらは診療台に貼り付けにされ、おまけにあごがおかしくなるほど、大きな口を開け続けさせられて、治療器具でガリガリやられっぱなしで反撃もできません。
 
口惜しいから、言葉の反撃を試みていますが、不利です。とにかくひふみんのようになりたくないので、何とかして欲しいというと、歯科衛生士さんが、まだ間に合いますからね、と全く面白くない反応をしました。
もうここには、来ないと、何度いいたくなったことか。でも行かなければひふみんです。それでもいいかも知れませんが。
 
 
さて、午前と午後、基板上の実装図を考えました。
下の写真の右上が、推敲2回目。その下が現在の3回目。
 
 
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下の写真の右上は、トーンコントロールやモードなどのアクセサリ回路の、ポンチ絵、現在はラフスケッチと表現するのでしょうか。
 
移動の合間に、こういった細かなところを考えておくと、あとが楽です。
 
 
Img_3444_2
 
 
いよいよ本決まりです。相変わらず方眼紙の上に、現物のパーツをならべて確認しています。
 まだパソコンを使ってないの、ソフト送ってあげたのに、という言葉が聞こえてきそうです。ごめんなさい。
 
赤で描いたパーツは裏に実装します。
 
 
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よしとばかりに、ガラスエポキシ板を切り出しました。180×80ミリ,1.6t。
10分でした。早いでしょ。
 
アルミの3ミリ板を40センチ切ることを思えば、まるで・・・・、まるで何でしょ、言葉が出てきません。
赤子の手を捻るとか、もうそういった表現は、残酷で使っちゃいけない世の中になりました。
へのカッパも下品と言うか、古すぎて通じないのです。ひふみんもアウトかもしれませんね。
 
そうそう、この前、群馬県に行ったのです。企業の方と話しているうちに「木枯し紋次郎」の話をしたのです。上州新田郡(にったごおり)の三日月村の生まれで、と話したら、キョトンとされていました。46才くらいの方々も、すでに紋次郎を知らないのです。
恐らくブログ読者の方も、7割程度は知らないはずです。つまんないな。
 
 
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基板にはハトメも打ったのです。ガラエポは下が透けて見えるので、図面の上に置いて、穴位置にケガくだけいいのです。ハンドドリルの穴あけも早いこと。
秋葉原のネジの西川でハトメラグを200個買いだめしていたのです。たくさん使うんじゃないかと。でも実際には32個でした。
余らせるともったいないので、またプリアンプを作ろうかな。
ハトメ端子は端子のところをカットして使う箇所もあります。
金属の上に乗せ、ハトメの裏からポンチを差し込んで、カンと打てば、四角い花びらのように端子が開き、固定されます。
 
 
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ケースの中に置いてみました。
 
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さて、パーツも半田付けしようかな、というところで犬が散歩に連れてってとせかし始めたのでここでいったん終了。帰ったら疲労感に襲われ、今日はもうここまでにしておきます。
明日夕方から、埼玉へ。朝方半田付けしようかな。
では、また。
 
 

2017年10月13日 (金)

CR型プリアンプの自作 ⑳ いよいよモック状態になりました

昨夜、4日ぶりに帰宅して、ひさしぶりにプリアンプのパネルを眺めました。
 
おっ、変わっている。確かに色の馴染みや艶が出ています。
4日置いておくと、結構変化するものですね。再塗装を考えていました。いろんな方から、アドバイスもいただきましたが、決心しました。このままパネルを使います。
 
今朝、家族が、と言っても家内だけですが、東京の友達のところに遊びに行きました。
15日まで私一人です。これは、プリアンプに打ち込むしかない状況です。
 
朝の9時から、インスタントレタリングの文字を、パネルに転写しました。
 
 一人はいいですねえ。ゆっくりレタリングの文字を選べるし、全体の構成や、各部分の表示などもじっくり検討できます。
 
4時間かけて、転写作業が終了しました。よく細部を確認して、外に持って行って、透明クリアを表面に吹きかけました。
 
前回より、太い文字などを多用したのですが、あまり大きな変化はないかな。
 
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調子にのって、メイド・イン・九州の文字も入れました。
 
 
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次は、パネルをケースに固定して、可変抵抗やロータリーSWなどの部品を実装しました。
それが終わると、モック状態になっていました。
 
 
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後ろから。アース端子をRCA端子の左に取り付けました。カートリッジからのアース線をここに接続します。このアース端子は、まだ秋葉原で売っています。ホッとしますね。
ACコードも取り付けました。
 
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やっと、ここまで来ました。もう金属加工や塗装もないと思います。
基板の部品配置を考えて、明日のうちに、基板にハトメラグを打つところまで行けばいいかなと。
家内と入れ替わりで、明後日から埼玉に行きます。
この最近は、時間があまり取れません。時間がない方が、自作マインドは前向きになりますね
 
 

2017年10月12日 (木)

選挙予想 その手にはのらないよ

昨日、衆議院選の第一回の選挙予想が出ました。共同通信でしたっけ。
自公で330議席程度確保の大勝ですって。
みなさん、これを信じますか?
これ、噓ですから。与党勢力、既得権益勢力が毎度しかける、世論誘導です。
何だ、与党が勝つのなら、もう投票に行くのはやめよう。
こういう有権者をたくさん作るための、フェイクです。
 基本的に、この予想は投票率が何%かの設定基準がありません。たぶん45%位で、現在の政党支持率を適用すればこうなる、という予想です。
有権者の30%から40%を占める、無党派層の動向を全く配慮していません。
もし、投票率が60%を超えれば、自民党は吹っ飛んでしまいます。
よく考えてみてください。犯罪を働いてそれを知らぬ存ぜぬで押し通そうとしているリーダー。
街頭演説で帰れコールを浴びせられるのがいやで、場所と時間も公開せずに、逃げ回っているリーダーの政党に誰が投票するのですか。
常識で考えて分かると思います。有権者の多くは70%は、モリカケ疑惑の説明に納得していないのです。
 うその世論誘導の予想は、信じる必要はありません。
ただただ、日本を良くしたいと思う方は、みんなでこぞって投票に行けばよいのです。
話は簡単です。
 

2017年10月 8日 (日)

CR型プリアンプの自作 ⑲  少しスランプ

何だか倦怠感です。
プリアンプがこんなに手がかかるとは思っていませんでした。
製作に必要な確認項目が200を超えています。ケース設計の段階から、加工、塗装、回路と基板の設計。
 
細かいとこまでカウントすれば300カ所は超えているかもしれません。
 基本は3手先まで確認すれば、問題は解決するのですが、それでも300カ所は多いですね。
先日は、フューズの実装位置について、2手までしか確認しなかったので、不具合が発生しました。
 
 今日は、レバースイッチ3個のレバーの付け根あたりの金属部分が、パネル窓から、きらきら見えるので、窓穴にブラインド用の細工をする必要があり、その対応を考えました。
 こんなことまで、配慮しなければならないのです。
  アマチュアで300カ所ならメーカーの設計者は大変ですね。量産品なら、1000カ所以上チェックしているはずです。
 
さて目隠し用には、黒い布が一番。家族に相談したら、壊れた椅子のシートの裏側に貼ってあったと告げられ、確認。
 
なるほど、いいのがありました。ただ剛性がないので、ハサミで切って2つ折りにしてボンドで接着して、穴加工しました。
 
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横から見ると、布はくにゃくにゃと曲がっています。 ゴムも試したのですが、少し突っ張りダメでした。
 
 
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サブパネルから見ると、なんとか目立たない感じに。
 
もうこの出来栄えがアマチュアには手一杯です。レバーSWにせずにロータリーSWにすれば、どれだけ楽だったことか。丸穴ひとつで済むのですよ。
 
Img_3409
 
それから、これと並行して、今日は化粧パネルの塗装をしたのです。これがうまく行きませんでした。
大日本の水性塗料のライトグレーに色を決めて塗装実施。
但し、塗布量が多かったのか、乾燥後に触ると指紋が着いてしまうのです。
 
Img_3414
 
もういちど、塗装を落とし、薄めに仕上げたのですが、それでも指紋が着きます。ブログの画像ではわかりませんけど。
 
 ああ、明日の連休最終日から、埼玉に出発。5日間帰ってきません。
 ダメだ、塗料を変更して、また週末にトライします。やっぱりシルバーでしょうか。
 基板の部品実装設計もまだ完了していません。さすがに最近は体力が衰えて、出張中にはやる気が起きません。ホテルでの仕事の処理もありますし。
 
数日前から歯が痛くて、昨日クリニックにいったら、詰め物が長期間とれたままで被せ直しましょう、歯茎が腫れていますね、お疲れモードなんでしょう。薬を出しておきますからと。
詰め物とれたらほっとくなって?先生に詰めてもらったんですよ。3日目で取れてガッカリ。それから、もういいやとなったんで。何?あなたはアゴの強さと骨の太さが人の2倍だって?いいってばもう、レントゲン写真を見せるのは。
ここに来てるのは、自宅から歩いて5分だからで。そんなやりとりをしました。
 
今日だんだん、倦怠感にさいなまれ始めました。
 
 こういう時は間をあけること。しばらくアンプ製作は忘れること。
 
オークションでもじっと見てれば、気も紛れます。このトランスを仮に落札したらこんなアンプができるなあと。
 
 また週末がんばろう。
 

2017年10月 7日 (土)

マリックアンプのトラブル

今日、オーナーの方から連絡があり、バイアス監視用の10Ωが焼け切れていたので、
交換したら正常になったとのことでした。
一安心です。
ここで、なぜ焼き切れていたのに、過電流が流れたのかを考えてみます。
カソードがオープン状態のところに電圧計を接触させたので、電圧計の内部抵抗が、バイアス抵抗の代わりになって、過電流が流れてしまったことになります。
 電圧計がよく焼き切れなかったものです。
アンプはいろんなトラブルを起こして、こちらを困らせてくれます。
だいたい、症状から、原因が2つ、3つすぐに頭に浮かぶものです。
結局殆どのトラブルは球自体が原因です。
 結構だめになった真空管がたまりました。
箱の中をみると、管内のゲッターが白くなった球、ノイズがひどくて黒い×印が付いた球。
管内でアークが発生して、インディージョーンズばりに命を落とした球。
 まったく電圧が出なかった中古球。電極が振動を始めた球。全然電流が流れない整流管。
無理な力が加わり、足が曲がり、ガラスに亀裂が入った球。
まあ、段ボールによくこれだけ貯まったものです。でも私は、これらの球を捨てようという気にはなれないのです。
 球はまるで人間です。いつかは命が尽きます。早かったり、長寿だったり。
 譲ってくれた相手を恨むことはありません。そういうものだからです。

2017年10月 5日 (木)

歯がゆい

三重県から現在海老名にいます。明日帰宅予定。
出張中にマリックアンプの所有者の方から連絡をいただいた。
連続動作試験200時間を継続して、よい音になってきているという内容でした。
嬉しかったのですが、トラブルが発生しました。
向かって一番左の出力管が過電流のトラブル発生。
違う出力管に総入れ替えしても、この位置の球だけがメーターが振り切れるとのこと。
球固有ではなく、この周囲の回路がおかしくなっています。
 最初は、所有者の方が自己責任で、カップリングコンデンサをアリゾナキャパシティのものに交換されたとのことで、私はこのコンデンサがリークを起こしていると断定。
交換をしていただいたが改善せず。よくよく調べるとこの新興メーカーのコンデンサはWEST CAPの技術を継承しているもので、ハーメチックシールタイプでまずリークなど起こしそうでないものが判明。
ちなみにグリッド電圧はマイナスだそうです。ここで混乱しました。
私も、WEST CAPやスプラグビタミンQはよく使いました。信頼性の高いもので、同じ米国でもプラスティック製のものとは品質が段違いです。
で、このトラブルは長時間テスト中だか、終わって再度動作させていたら、突然振り切れたとのことです。
グリッド電圧はマイナスなので、たしかにコンデンサのリークはないですね。
あとは考えられるのは、バイアス監視用にカソードからアースに入れている10Ωの抵抗の不具合です。
他の3本は正常値を示すのでメーターは正常です。切り替え用のロータリーSWが不具合をおこしたとしてもOPENしてしまったら全く振れないはずです。当然ショートしているから(導通しているから)振り切れているので、SW不良ではないはずです。
 当初からSWがこの球の位置のときに、振れが鈍いという状態になったことがあった、とのことで、考えられるのは、10Ωの抵抗のはんだ付け不良か、抵抗個体の品質劣化です。
 これが原因でないとしたら、Cバイアス回路から、ソケットに実装されている抵抗やコンデンサーのねじれによる相互のリード線ショートです。
 手元に残した内部の配線の写真から、この10ΩとバイアスVRの端子がもし接触したら、出力管のバイアスが0日かいプラスの電圧になるかどうか、あるいはグリッドに入れた発振防止の1KΩの抵抗がVRの端子に接触したらグリッドがプラス電圧になるかどうかをシミュレーションしたのですが、起こりうると考えた範囲ではどうもそれはないようです。
現在、10Ωの接続不良、あるいは抵抗値変化の確認をしていただいています。
半田付けやテスターをお持ちで、キット組み立ての経験もおありだそうで、そのあたりはとても助かっています。
現在結果報告待ちです。
手元にあれば、すぐに解決できるのですが、なかなか遠隔だと時間がかかります。
ひょっとして、私のはんだ付け不良が原因かもしれません。その可能性大です。
 

2017年10月 2日 (月)

やさしい悪魔

あの人は悪魔。不安な議員をトリコにする。
 
私が魔法をかければ、絶対当選。あなたはお金と地盤を差し出してね。
 
あの人は悪魔。ひとびとを上手に騙す。
 
汚れた政治家にさようなら、これからはクリーンな私にまかせて。ほら緑のスカーフきれいでしょ。
 
会見場のパーテーションには、耳まで裂けた口から、2枚の舌の影が映ってる。
 
あの人は悪魔。汚れた政治家と違うところは、女であること、疑惑と無縁なこと、漢字がスラスラ読めること。人としゃべってる途中にキレないこと。でもあとは同じ。
 
あの人は悪魔。ウラの悪魔の国から、この国を戦争に巻き込むように指示を受けて、現れた使者。
 
悪魔の国は、汚れた政治家で失敗したので、今度は女性の悪魔を送り込んだ。
 
選挙で不安な議員の集団。悪魔の国はその集団にも悪魔の使者を送り込んでいた。集団が悪魔の国に盾突かないように。
 
あの人は悪魔。不安な議員を踏み絵で選別。踏んで受け入れてもらった議員も目はうつろ。
悪魔に魂を奪われ、まるであやつり人形のよう。少し前まで、敵味方に分かれて、悪魔と闘っていた議員たち。
 
あの人は悪魔。それに気づいた絵を踏めない議員たち、やっと悪魔払いの集団を結成するそう。
 
 頑張れガンバレ、まだ守れるぞ、時間はあるぞ、ドドンガドン。
 
 
 
 

CR型プリアンプの自作 ⑱  部品取りつけました

10月1日は、ブロックコンデンサ取り付けの金具をつくったのと、3ミリパネルの塗装と、リアパネル面のパーツを取り付けました。
これは、塗装が終わって、ツマミだけを置いたもの。
どうもこのシルバーは気に入らないですね。今週末ライトグレーでもう一度塗装し直しかな。
 
Img_3399
 
リアパネルのパーツを取り付けました。少し設計ミスでトラブルがありましたが、解決しました。
 
Img_3401
 
どうも、金色のRCA端子は成金趣味のようです。中国製のアンプにも見えます。あちらでは金色と黒が最高にきらびやかな色だそうですね。
 
 
Img_3403
 
Img_3404
 
トラブルがあったのは、電源トランス下に並んだ3個のパーツの真ん中。
フューズホルダの締め付けナットがシャーシ内で電源トランスに干渉して、締めれません。
1ミリ当たっています。急きょ丸ヤスリで削って、フューズを1ミリ下げました。
ここは、事前に当たりを確認していませんでした。たぶん大丈夫だろう、くらいの気持ちでいたのです。
 
 
Img_3402
 
Img_3405
 
2日から出張です。出張中に、基板の実装図を完成させます。
土曜から、パネルの再塗装・レタリング(自分の気に入ったように)、配線開始です。
 

2017年10月 1日 (日)

CR型プリアンプの自作 ⑰ 3ミリパネル加工完了

昨日3ミリパネルを切り出していました。
今日は、トラブルがあり、洗濯機の給水ホースが水漏れを起こし、ホースをハンズマンに買いに行ったついでにパネルの丸穴、長穴加工をしました。
 
長穴を慎重に作ります。
注意点は、最終外形よりも少し内側に小さく長穴らしき穴をまず明けること。
パネル面に致命的なキズは絶対に入れないようにすること。この2点です。
 
小さい穴から、じわじわと大きくして、最終的な形に仕上げるのです。
今日も自前の小型ボール盤を持ち込みました。
 
Img_3383_2
 
やり方は2ミリの時と同じ。ただし、電動ドリルもさすがに3ミリは堪えたようで、一気に貫通せず、途中で止まろうとします。
その時には、一旦刃を上に持ち上げて、再度じっくりじっくり、降ろしていきます。
その間すごい摩擦熱でパネルが手で触れないくらい熱くなります。我慢です。私は猫舌ですが、手も猫手です。でも我慢してパネルを押さえ続けました。
下の画像はまず、φ4穴を連続してあけて、ニッパーで穴間の残り代(しろ)を食いちぎって、ヤスリで広げて行くのです。
 
 
Img_3384
 
ずいぶん、端折りましたが下は加工が全て完了してケースに取り付けたところです。
この長穴は、プレスで打ち抜いたのですか、と言って欲しいのです。
 
 
Img_3392
 
Img_3391
 
やはり3ミリはがっしりして、剛性を感じます。
 
Img_3386
 
このとおり、2ミリのものと比較した画像です。
 
Img_3394
 
後ろから。
 
Img_3387
 
さて、基板です。明日ハトメラグまで打てたら、上出来。ケースにも部品を取り付けたいですね。
明後日から、三重県、 神奈川県と出張です。パネルだけ持って行って、ホテルでレタリングを入れようかな。
 10年前、沖縄のホテルで、自作歪率計の基板にパーツを実装したことを思い出しました。
 
9月内完成は無理でしたね。

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