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2017年8月

2017年8月31日 (木)

CR型プリアンプの自作 ④ 穴あけ、そしてケースの組み立て完了

夕べのうちに、穴のセンター位置のケガキを完了させておきました。
今日は、いや今日も出かける仕事はありません。今朝家族が帰省しました。昔の友達に会いたいのと、段々高齢化していく、ご両親の様子もみたくあり、今日から3泊4日で帰省なのです。
朝方、最寄りの駅に8:30頃に、送って行ったのですが、そのままハンズマンに直行しました。
工具箱と自分の小型卓上ボール盤を積んで、涼しいハンズマンの工作室で作業をするためです。
 
さすがに朝の工作室は誰もいません。
まず初めにやったことは、φ3.2のドリル刃を購入しました。このドリルは三菱マテリアル製でステンレス用です。刃先に突起がついていて、加工面に食い込んでズレにくいのです。
780円也ですが、さすがに良いものを買っただけあって、今日の作業はすこぶる順調に進みました。
①最初にボール盤でこのドリル刃でφ3.2の穴を、表面パネルやアングルにどんどん明け   
ていきました。
 ケガキのターゲットのセンターを狙って、全て慎重に行いました。
②次に手持ちのφ6のドリル刃に交換して、φ3.2穴のバリを取りました。ずっとドリルを押し当てていると穴が明いてしまいますので、わずかに接触させて、バリを取ります。
③最後は、前後、両側面のパネルの皿ネジの頭がすっぽり沈んで隠れるように、φ6ドリルの刃で逆お椀型の窪みを形成していきます。下の写真がそのドリル刃です。
 
 
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大胆かつ細心に加工します。遠慮してると窪みが浅くなり、皿ネジの頭がパネルよりも出てしまいます。かと言って強く押し当てすぎると、φ3.2の穴がφ6になってしまいます。寸止めの感覚が求められます。
 
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上の写真が窪み形成後です。下はアップです。
 
 
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ネジの頭はうまく沈んでくれました。全ての箇所、皿ネジを当てて点検しました。いわゆる加工後の検査です。
 
 
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下の写真はネジとナットでパネルにアングルを取り付けたところです。
あとはコーナー部4箇所を固定し、組み立てればいいのです。
 
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組み立てると下の写真のようになりました。実はφ3.2穴を細丸ヤスリで、少し拡大修正したところが4カ所ありました。
 アングルの切込み部分で、切込み部分が短くてうまくないところが2カ所ありました。ここも平ヤスリで削りました。そして下の写真のように完成しました。
 
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もうこれで、ハンズマンでの作業はほとんど終わりです。
 
と突然男性4人が、がやがやと入ってきました。台車に定尺の面積の広いゴムシートをたくさん積んで入ってきました。何ごと?
 
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どうも、8センチ×90センチのゴムシートの短冊をたくさん、作るようです。
私の工作台も使いたいらしく、半ば追い出された格好で、私は工作室を出ました。
 何となく男性たちは、工務店かなにかの方々のようです。
この4名は年恰好から工務部長、営業部長、専務、顧問といったところでしょうか。急にシートが必要になり、手の空いた人間でハンズマンで作ろう、ということになったのでしょう。
高給取りが、並んでカッターを使っていました。高いゴムシートになりそうですね。
さて私は、ハンズマンの建物を出たところに、木製テーブルやパラソルが展示してあるコーナーに腰かけました。屋外家具の展示場なのですが、客が座ってくつろぐために、解放されています。
私は作業後、よくここに座って、アロエ&白ブドウの缶ジュースを飲みます。
 
 
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ジュースを飲みながらもう一度、組みあがったケースをチェックします。
 
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内側のコーナー部も何とか収まっています。少し隙間が空くのは素人の手作業なのでやむを得ないところです。
 
さて、自宅に戻ってもう一度、ドライバーでしっかり締め付けて確認しました。
 
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そういえば、この構造はウッチーさんが戦艦型アンプのシャーシを自作されたときに、考案されたのと同じだろうと思います。
 
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片手で持ってもグラつきません。像が踏んでも壊れないかも。いや本気で乗ったら変形しますね。
 今回は加工精度に注意したのが功を奏し、うまく行きました。
この達成感。町の工場に発注したら1万円以上は行くかもしれません。少しは安く上がったと思います。お金の代わりに知恵を絞ったというところ。
なんとなくケースメーカーの気持ちが分かります。「安くて強く作らなければならない」
これが要求されているのでしょう。
 今後もプリアンプをケースから作りたいのですが、同じ作業はもう肉体的、精神的に無理かも。
アングル部分は折り曲げで代用できるところは、そうしたいものです。
やはり、自作の友さんに、スポット溶接機を購入していただいて、こちらの要望に対応していただければ助かるのですが。 無理なお願いでしょうか。
 
 この後は上蓋、底板の製作です。
これでやっと、既成のケースが手に入ったのと同じ状況になりました。いよいよパネル面への本加工になります。
 でも少し疲れたので、しばらくケースを眺めていたいですね。

2017年8月30日 (水)

世界のヒーノ 体罰

あらま、ジャズトランペットの日野テルマサ氏が、指導していた中学生のバンドのドラマーの子に発表会の演奏中に近づき、スティックを取り上げて往復ビンタを食らわせた。
というニュースが飛び込んできました。
 私は、許されてもよいと思います。
 日野氏にとって、自分が一生懸命指導している相手は弟子と同じ位置づけだと思います。
それが中学生だろうが、40代の男性だろうが、みんな弟子なのだと思います。
 何度言っても、できない弟子には、目を覚ませという意味で、ビンタも張るでしょう。徒弟制度とはそういうものです。
 そうはいっても、一般の中学生に体罰はどうなの、と父兄のかたがたの意見も多いと思います。
 ここは、ひとつ日野テルマサ氏も70才を超えた、おじいさんで、熱血のあまり弟子の年齢のことなど忘れてしまってた、ということで勘弁してあげてはいかがでしょうか。かなりメディアからも突っ込まれているようですし。
私がこの中学生だったら、とても嬉しいです。世界の日野さんから、ビンタしてもらったのですから。一生の思い出ですね。

2017年8月29日 (火)

Jアラート

今朝、北朝鮮がまたミサイルを発射した。
日本の領土上空を横切り、北海道の東に落ちた。まったくひどい国である。
常識をもたないトップは、恥と常識を知らないのだろう。
 
 一方の日本の対応は、過去のものと同じであった。
今回Jアラートが鳴ったが、避難するまで4分から5分しか時間がないことがわかった。
 政府の広報では、ただちに頑丈な建物か地下に逃げ込むように指示してある。
しかし地方には地下がない。頑丈な建物もないところが多い。一体どうしてよいのかわからない。
 
 真夜中にJアラートが鳴って、即服を着て逃げ出したとしても移動できる距離は400m程度だろう。
 
 やはり、広報の内容は現実味がない。そう指示を出すなら、地域ごとに頑丈な建物を、日本国中に建設する必要がある。しかし正直に言って、ミサイルはビルごと吹き飛ばす威力を持っている。
 
 内閣の対応は、総理大臣が会見で、過去のミサイル発射時と同じことを繰り返していた。
「国民の命を守る、これからも米国と同盟関係を更に強固にして、北朝鮮への対応強化をはかる」
 
私はデジャブかと思った。
 今までも、しっかり対応していくと発言していたが、北朝鮮は何度もミサイル発射を繰り返している。しっかり対応していない結果では、と思う。
 
 さらには、総理大臣はなんで北朝鮮に電話をしないのだろう。国民の命を守ることを最大限に優先するなら、米国の後ろに隠れていないで、自ら動くべきではないかと思うのだが。
 
アジアの有事に備えて、その目的で防衛費、兵器購入費を莫大な額まで増やしているのに、何の効果もない。
無駄な兵器など買わずに、直接対話することが一番の対策だと思うのだが。
 
 彼は臆病者なのだろうか。誰かにレールを敷いてもらわないと、出てゆけないのだろうか。
 今回の件では、まだ米国も中国も発言していない。日本だけが危険な目に遭わされているのになんで動かないのだろう。不思議でならない。

2017年8月27日 (日)

CR型プリアンプの自作 ③ フレームアングル材の最終加工

今日の午後、1時間でフレーム4本の両端を切込み加工をしました。
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上の写真のように15ミリ角の形状でアルミを切り落としました。これを両端に4本で、8カ所です。
これにより、コーナー部の取り合いがうまく行くはずです。
 
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多少の隙間(0.5ミリ程度)は誤差の範囲とします。
 
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全体図が下の写真です。
 
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皿ネジで、必要部分を、必要カ所、締め付ければがっしりとしてくるでしょう。
だんだんと部品も集まってきました。
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入力端子板は古い形式のものです。VRとバランスVRはアルプス製の角型を使います。
次は、アングル固定用の穴のケガキと穴あけ、そしてケース組み立てと加工です。
 
 
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2017年8月22日 (火)

CR型プリアンプの自作 ② フレームアングル材の切り出し

いやいや今日も暑かったですね。何しろ空には雲がなくて、日光ダイレクトでした。
 
今日は午後1時から、2ミリ厚のアルミアングルの1m材料の切り出しをしました。
どうやって切り出したかって?金切ノコでギコギコ、切断するしかないじゃないですか。
 
これを12カ所炎天下で切断加工しました。いやあ外は暑かったです。プラスで肉体労働ですから、休憩時のカルピスのおいしかったこと。 ほんとうに暑いと、セミも鳴きません。
加工時間は1時間でした。
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アングルは長さが、103ミリ、166ミリ、330ミリの3種がそれぞれ4本必要です。写真では辛い作業が割愛され、出来上がりの状態になっています。
この切り出し作業のコツは、同じ長さのものを4本切り出したら、切断面を4本束ねてそろえて、いちどにヤスリ掛けして、フラットさをだすこと。片方が終わったら、反対側も全てフラットに仕上げます。これで4本、同じ長さに仕上がります。
さてさて、箱とフレームアングルがならんでいます。
 
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下の写真は、アングルが一部逆方向を向いているものもありますが、これは写真撮影上そうしているものです。
 見ていただきたいのは、これらのフレームアングルの使われ方です。
 
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まだ内側コーナー部の取り合いが完全ではない状態ですが、フレームアングルはこうやって、筐体にねじ止めで固定されるのです。
次は、330ミリアングルの両端を15ミリ角の面積で切り取って、縦方向103ミリのアングルとうまく取り合いを完成させます。この加工が8カ所です。
これは週末になります。その次は締め付けようの穴あけになります。なんとか晩秋になる前に完成させたいのです。
今日は家には私一人で、エアコンを着けずに頑張っていたのですが、愛犬がバテて来たので2時過ぎにSW-ON。家の中は36℃ありました。でもプリアンプが完成する頃は、晩秋からヘタをすると、初冬になるかもしれません。
 
 

CR型プリアンプの自作 ① ケース用板材の切り出し

今日は、蒸し暑い日でした。
関東は冷夏で、寒いくらいだと聞いていました。18日から19日にかけて、東京に出かけましたが関東も暑かったですね。
 
 少し前まで、東京は渇水が心配されていましたが、いつの間にか解消されたようです。
 
さて、プリアンプの端子板用に、ネジの西川でハトメラグを、数百個買いました。ついでにラジオデパート1F奥の測定器屋さんで、1.5ミリのガラエポを購入しました。
 
ハトメラグを取り出し、ガラエポを手に取り、あてがってこのガラエポ1.5ミリなら、カシメ代は十分確保できるか、店員のおじさんに質問しました。
 
おじさん、今時そんなことを聞いてくる客もいないようで、少し困ってましたが、まあいけるでしょうと。
 
 帰りの飛行機が、落雷や急な雨で、遅れてシャーシの構造を考えるのに、充分な時間がありました。
50分遅れでゲートは開きました。その間みなさんイライラされてました。私が前に出て、松山千春さんのように、一曲歌ってもよかったのですが、罵声が飛んできそうなので止めておきました。
 
今日、60×40cmの2ミリ厚のアルミから、ケースの材料を切り出しました。
まず、ケガいて、カッターで切り取り部分に表裏から切込みを何度も入れます。
そして、ワークべンチ上で、少しずつ上下させて、折り曲げながら、最後はパキッと切り取ります。
下はまず初めに、横方向の60cmの長さの途中を金ノコで切断します。理由は60cmの長さを一度に曲げられないから。
 
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丁度上の写真の板を180度ひっくり返して、半分の長さ部分を折り曲げて、パキッと切り出したところです。
 
ケースの全面と背面の330×110ミリの板が、まだくっついたままの状態で切り出されました。
 
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次にケースの両側面用の板(200×110ミリ)を折ってるところです。
 
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このあとは、長短2枚ずつのアルミ板の形にして、端面をヤスリとサンドペーパーで研磨します。
 
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ガムテープで4カ所の角を固定して、箱状に。
電源トランスなぞを置いてみました。これはノグチのPMC-35Eです。
12AX7を4本、6.3Vで直流点火します。整流管6X4を使うつもりです。
まあ、あなたは箱をきれいに作るのね、と家族は感心します。つまらないダジャレを言うより、よっぽど箱つくりをしている方がマシね。ですと。
 
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前面のデザインですが、やはりマランツ#7から、逃れられません。CR型なのですが。
一番合理的なのでしょう。電源SWはメーカー製の四角いプッシュ型のものを使います。
保険で平ラグ板も買いましたが、ガラエポの端子板がうまく行けば、不要です。
 
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実際はこのパネルはサブパネルで、正式な前面パネルは、別に誂えて、表に重ねます。
できたら3ミリの厚みにしたいのですが、加工が大変そうです。
 
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ツマミもセレクター用に鍋蓋形状のものも検討してみたのですが。
 
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箱状のケースは内側に15×15ミリ、t=2のアルミアングルで、補強+固定し一体化させる予定です。弁当箱シャーシは使いませんよ。
このアングルが3種の長さ×4本=12本必要です。今晩のうちにケガきました。
 
しばらくカットと穴あけが続きます。また報告しますね。
 

2017年8月20日 (日)

プリアンプの完全自作

この最近、プリアンプに凝っている。回路がおもしろい。イコライザとトーンコントロール。
 
もちろん真空管のプリアンプだけど、いろんな回路を見ていると興味をそそられる。
古い時代からある回路は現代に通じないのだろうか。
 
球のCR型イコライザはSN比が悪い。NFBもかかっていないし。まずこれが指摘される。
 
しかし私は以前CR型イコライザ内臓のプリアンプを組み立て、現用しているが、SNの悪さなど全く感じない。
 
感性の高い方は、感じてしまうのかもしれないが、私は大丈夫。真空管側から選ばれた人間なのだ。
 
ただ、この自作したアンプは既成の70年代のメーカー製プリメインのケースを流用したもので、見栄えはスマート。逆に真空管アンプらしくない。
昔の50年くらい前のラジオ技術誌をみると、いかにもシャーシから手作りというプリアンプの製作記事がある。当時は気の利いたシャーシ屋さんもなかったのだろう。
 せいぜい、鉄板ケースのリードくらいだろうか。
私はこういう手作り品に弱い。自分で真似して作りたいのだ。
 だがシャーシ構造など、よくわからないのだ。雑誌の印刷状態が古く、文字でさえ見づらい部分があるし、ましてやグラビアでない、普通紙の上の写真なぞ、情報量が低くて、何がどうなっているか、認識できないのだ。
 
ただし、記事の巻頭のページには大きな写真があり、それは前面パネルなので、それ自体はよくわかる。精悍なパネルのデザインが目を引く。よくみると面構えがマランツ#7にそっくりだ。但し記事中の内部写真は先ほど言ったように、印刷のレベルが劣悪で明瞭ではない。
 
 とにかくデザインはマランツ#7を真似ているのはよくわかる。しかし回路は違う。通常のNF型だ。その回路でのノイズ低減のノウハウが書いてある。
 シャーシ構造もよくわからないが、マランツのコピーであることは分かる。
 
それならとマランツ#7の内部構造を含めた写真をネットで約70枚集めて、ようく中身を研究してみる。
 
 すると、部品配置はもちろん、#7のノイズ低減に対する、細かな対策がわかってくる。板1枚でノイズは防げることがあると分かってくるし、シャーシ内面の片サイドに貼られたシートも、ひょっとするとシールド対策かもしれないと想像される。
 
 シャーシの内部構造もわかってきた。何とかオールアルミ板で作れそうだ。
頭の中で、不明点を並べて、ひとつずつ解決していくと、途中から自分にも作れそうな気がしてくる。
 この時点で、プリアンプの完全自作を決心した。シャーシ構造は、もちろんマランツ#7を踏襲することにした。
 
 基本回路は、大昔からのCR型イコライザと、トーンコントロールも昔ながらのCR型でやってみる。
 
 とげのない、耳当たりのいい音で鳴りそうだ。だがパーツの選定によっては結構ハイファイになりそうな気がする。
 
下のポンチ絵がシャーシの概略構造。板取りも書いてみた。600×400で、厚み2ミリのアルミ板1枚で間に合いそう。前面、後面、両側面の4枚はとれそうだ。
 
切り出した板を箱型に組み立てるのに、内側にアルミアングルをあてがい固定する方法を取る。
 
天板と底板は1.5ミリ厚の板にする。これを両方取り外すと、上からも下からも、内部に手を加えることができる。マランツ7と同じ構造だ。
板どりを描いてみた。
 
 
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下の絵はマランツ#7の写真から、内部構造、レイアウトをマンガにしてみたもの。
 
 
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プリアンプでむずかしいのは、端子板上でのパーツのレイアウトを考えること。
どの抵抗、コンデンサーが表で、どれを裏に持ってくるかが重要になる。
 
その時はグリッドにつながる配線の注意や、入力・出力の位相の違う信号の配線などの注意が必要になる。
 
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そしてアンプの顔である前面パネルはどうしてもマランツのコピーになってしまう。
まあ、いいかな、L社だってマランツのコピーが多いし。
真ん中に3個並ぶレバースイッチは、40年前に買って、半導体プリに使ったものだ。
結局このプリはきちんと鳴らなかった。いつしかバラして取っておいたものだ。ミヤマ製のものだが、もう国内のどこにいっても売っていない。
もしこの手のレバーSWを入手しようと思ったら、メーカー製のジャンクアンプから取り外すしかない。
 
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今回試したいのは、必要最小限のシールド線の使用でうまくいったら、こんどは一本ずつシールド線から単線に変更していって、最後はノーシールド線を実現してみたいのだ。
 
プリアンプは大きなトランスも不要だし、パワーアンプほど費用もかからない。そしていろんな回路を試せるので、大変おもしろいのだ。
老後はプリだな。老後っていつからだろう。
 
こちらの製作記事も並行して、書きますのでお楽しみに。
 
 
 

2017年8月18日 (金)

神、降臨せず

山中選手、王座を失いましたね。
今ささやかれているのはその敗因。
 
私の結論は、総合力で挑戦者の方が上だった、ということ。
 
試合の進行を見ていくと、山中は例によって、隙あらば左のストレートを打ち込む戦法。
これは言えば省エネ戦法です。
 
 過去の挑戦者は、この左を食らうことを恐れて、積極的に打ってこなかったように
思います。
挑戦者のルイ・ネリを見ていると、何度か山中のボディや左ショートストレートをもらいましたが、それほどダメージをうけていないようでした。つまり、打たれ強いということ。
 さらにはスタミナがありました。省エネ山中に対して、最後のラウンドはどんどんパンチを繰り出しました。
山中の左さえ打たせなければ怖くないと考えたのでしょう。
一方の山中。今まではずっと早い回でケリをつけてきました。泥臭く互いにスタミナを消耗しながら最終回まで戦ったということはあまりなかったようです。
 今回、試合途中で、おやっと不安がよぎったのではないでしょうか。
自分のボディやショートストレートがあまり効かない。実はその手数も少なかったのですが。
 左を怖がる風でもなく、怖気づくことなくパンチを繰り出す相手に対して、今までと違うと急に不安になっているところに、猛攻をくらいました。
 スポーツは本当に精神的な要因が左右します。
 山中に足りなかったのは、戦い方の幅。いつのまにか一発神の左ありきの戦い方への依存。それが通じない相手が出てきた時の、対応への準備不足。
ここで過去V13を達成した具志堅用高選手を考えてみます。
私と同世代で彼の試合は全部見ていました。
確かに山中選手とはスタイルが違います。彼はいつも自分から攻撃していました。
具志堅、なんでそこまで相手を痛めつけるのかと言うほどに。
いつの試合でもフルラウンド戦う準備をしていた具志堅。どの試合でも相手に主導権を取らせなかった具志堅。
そこが少し違うような気がします。
さて、今後どうするかは、山中選手次第です。
 
 

2017年8月17日 (木)

見つかったゾウガメ

岡山県玉野市、渋川動物園。行方不明だった、メスのゾウガメのアブーが発見されました。
懸賞金50万円が出ていて、岡山市から来た親子が発見し、懸賞金を受け取りました。
悔しい。実は私はこういった探し物を発見する才能が並外れて高いのです。こどもの頃、野球をやってて、草むらに紛れ込んだボールを見つけるのは、いつも一番でした。
これは才能と言うより、少し考えればヒントがあるのです。ボールはこの方向から、あの勢いで飛び込んだから、せいぜい草むらの中を突き進んでも、この範囲で止まっているだろうと、カンが働くのです。
アブーもおそらく、近くの草木が生い茂った山の中にいるに違いないと考えていました。
いなくなってすぐの報道で、どなたかがゾウガメは道を歩く習性があり、山の中には入らないだろうと述べていました。
そんなわけはないだろう、動物は餌を探すためになるべく山の中に入り込むに違いないと考えていました。
とにかく見つかってよかったのですが、私は今から20年前にこの渋川動物園に行ったことがあります。長男が幼稚園に入ったころ、近くの倉敷に住んでいたのです。
動物園に入って、すぐのテーブルに腰かけたところ、猫や犬がいて、猫はテーブルの上に載乗ってくるし、まあずいぶんオープンな動物園だなあと思ったものです。
 猛獣はいなかったと思います。草食系のものばかりだったような。動物園は山の中にあり、山道を歩きながら次のエリアへ行くというスタイルでした。途中で他のお客さんやスタッフに会うこともなかったような記憶があります。
驚いたのは、山道の途中に唐突にラマが綱でつながれていたことです。べつに檻にいれているわけでもないし、スタッフのかたがそばにいるわけでもないのです。
どのエリアにいってもそんな状況で、開放感にあふれた動物園でした。
今回のゾウガメの脱走のニュースを聞いて、ああ、あそこならありうるなあと思ったものです。
園長さんは今後、スタッフに監視・管理を徹底させて、再発防止をはかるようなことを、おっしゃっていましたが、正直スタッフも少なかったし、このオープンな雰囲気では無理かもしれません。
 第一この開放的な状態を構築したのは園長さんご本人だと思います。
一番効率的なのはチップをアブーたちに取り付けることでしょう。50万円より安くあがると思いますがいかがでしょうか。

2017年8月16日 (水)

新シリーズ TSMトランス/CV1947 ①トランス取り付け

みなさん、新しいシリーズが始まります。
相変わらず、PPのパワーアンプです。なぜPPばかりなのかと問われると好きだから、と答えるしかありません。
 
 シングルアンプも作りますが、常用することはまずありません。理由は物足りないから。
たとえ大型三極管のシングルでも、大きな音を聴かされても、表面的に音像が定位して、ある程度の迫力は感じますが、低音域が地を這って体の後ろに回り込んで、自分を包むような体験ができないからです。
 
 
 
PPはピントが合わないという話を聞きます。その通りでしょう。
でも私は音楽は全体で、聴いていたいのです。怒涛のエネルギーを感じさせてくれるのは、傍熱管PPの重たいトランスを積んだアンプなのです。
 
そして今回のアンプは、TSMというガレージメーカーのブランドのOPTを使います。もう過去何度と使って、出来上がったアンプに失敗作はありませんでした。私は勝手にこのガレージメーカーの主宰者をトランスの仙人と呼んでいます。
 
情報量が多く、美しく、特性の良いトランスたちです。TSMは苗字のもじりです。
例えば山口さんなら、YMGC。鈴木さんならSZK。わかりますか、苗字をローマ字であらわすときの1文字ずつの最初の子音をとって、並べています。
なのでトランスプロデューサーの方の苗字は日本語で3文字。それぞれの子音がT,S,Mと言うことです。 仙人は現在もトランスをヤフオクに出品されています。
 巻き線部分を黄色いテープで巻いて、TSMなどの文字の入った白い紙がその上に貼ってありますから、すぐにわかります。
出品価格は名だたる大手トランスメーカーの市販品の半分以下なので、リーズナブルです。
 
 
ひところネットで6DF7とかなんとかいう(間違ってたらごめんなさい)TV球のシングルアンプが音がいい、と評判になりました。そのアンプは秋葉原クラシックコンポーネンツにも置いてありましたし、数台存在していたようで、ネットの世界で評判になり、試聴のために貸し出しも行われていたようです。
 
最近はこのアンプはヤフオクにも出品されていました。
 半年くらい前に、さる方のブログに、このアンプの写真が掲載されていました。なるほどと思ったのは、球の後ろにTSMのシングルOPTがデンと控えていたからです。
 
さて、今回はTSMブランドの50W級のPP型OPTを使います。私は直接トランス工房にお伺いして個別オーダーしたトランスを受け取りにいきました。ご近所なのです。
 
合わせ金属枠に挟まれていて、ケースには入っていません。出品でもお好きなケースに入れてお使いくださいと、説明されています。
 
 
 私はケースに入れたくて、いろいろ当たってみましたが、一番安価なのは、ギターアンプのパーツ販売などの個人的商店である、ギャレットオ-ディオでした。
 
但しピッチなどは充填しません。以前にも書きましたが、ピッチで固めると、音の細かな振動が製品によっては、抑えられてしまうことがあるからです。私はOPTで一番音がきれいなのは、合わせカバータイプだと考えています。
 
 
さて写真をご覧ください。この2個のトランスがそうです。片方は天地逆にしています。
下の右側が正規の取り付け方向です。白いスペーサーを使ってシャーシに取り付けます。
 
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このアンプの左側のスペースに取り付けます。
 
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下の写真のケースを見てください。上から被せて、四隅のφ5の穴に、シャーシ側からネジで取り付けます。但し四隅の桟の部分が邪魔になり、OPTのフランジ(取り付け金具)と干渉してしまします。なのでフランジの両側の角っこを斜めにカットしました。反対側もありますのでOPT1個につき、四カ所。これが大変でした。斜めの切込みを表裏から入れて、最後はペンチで折りました。OPTペアで8カ所です。
 
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トランスは両方とりつけて、片方のカバーだけ被せてネジで固定しました。
 
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両方のカバーを取り付けて、球をさしたところ。
 
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球の説明をしていませんでした。私の好きな6L6シリーズの中でも、音がきれいと言われるトップ3に入ると、勝手に思い込んでいる、英国STC社の6L6G=CV1947です。
このトランスとこの球なら、きれいな再生音が出てくること間違いなしです。
 
このアンプは、実はもう24年前に一度、PX4のPPを組んだのですが、それ以降、EL34や807なども挿せるように、改良を加えていきました。
 
今回はOPTと球を変更し、再塗装もして別のアンプにしようと考えたのです。
右前面で穴にはまり込んでいる6V6Gは、6L6G用にスクリーングリッド電圧を270Vに下げるためのレギュレータです。
こうして一番動作条件の軽い6L6G(=6L6)に合わせておけば、6L6GCや5881などもそのまま挿せます。
 
昨年、ある出品者が6L6メタル管をオークションで出品していました。質問がきて、「6L6は6L6GCのアンプにさせますか」 と問われ「OKです」と回答しました。
私は、他人事ながらほっとけずに、それはまちがいだと説明をコメントしました。
さて、このアンプは実際には、配線作業だけで完成します。
 
平滑コンデンサーは電源トランスに乗っている小型のものを使ってみます。この大きさで450V330μあります。頼りなげですが、大丈夫でしょう。
またお付き合いください。
 
 
 

2017年8月14日 (月)

中学生に自白強要

万引きの関与を疑われた中学生が、高井戸署の警官から、自白強要の取り調べを受けました。
 このニュースは結構ショッキングでした。結果的に中学生は関与していなかったことが分かりました。
取り調べ中には2人の警察官が、「牢屋にはいれ」とか「高校には行かせられない」とか10代前半の中学生に脅しまがいの取り調べを繰り広げたことが、中学生が持ち込んだ、ICレコーダーで発覚しました。
最初から、罪を犯していると決めつけての取り調べでした。
私が心配なのは、この録音を聴いた、当事者である警察官のお子さんや奥さんはどんな気になっただろうかと言うことです。自分たちを養うためとはいえ、こういう仕事をしているのかと少なからずショックを受けたのではないかと思います。
その後、警察署はこの警察官の処分を発表しましたが、これもおかしな話です。
こういった取り調べ方法は、警察組織が全体的に了承し、やらせているのだろうと容易に想像できます。
 実態が暴露されてしまったから、担当者を処分して終わり、は正しくないですね。
 
「警察組織として、こういう取り調べを行ってきましたが、以降は組織全体として、この方法は禁止し、罪を犯したことが明確でない、被疑者に対しては、人格を重んじ、十分慎重に聞き取りをいたします。今後無実であるにも関わらず、このような人格を否定するような取り調べを受けた方は、警察の方にいつでもご連絡をお願いいたします。また全国の取調室には全てカメラを設置して、取り調べの可視化を2018年3月末までに図ります」
警察庁長官の名前で、この発表をしてくだされば、みなが愛される警察官になれるのではないでしょうか。無理かな。
 

2017年8月10日 (木)

マリック・KT66アンプは 落札されました

私の予想では、過去の私の出品中最高の価格で落札されるだろうと、思っていました。
ところが、最高額から3番目の落札価格で終わりました。
 あまりに期待が大きいと、いつも残念な結果に終わっています。今回もそうでした。
なんとなく理由もわかります。
 以前、807PPブコツアンプの出品のとき。あまりに強力な入札者が、ことごとくライバルを退け、ずっと最高額を維持されていました。
こうなると、競合者は戦意をそがれるものです。ブコツアンプは自分でも結構手をかけて、見た目も気に入ったデザインでしたが、希望よりも安く落札されてしまいました。
 マリックKT66もそのような傾向があったのかもしれません。
 今回は嬉しいことに、外国人や代理業者ではなく、一般の方でした。札幌に行きます。
元気で頑張れ。
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2017年8月 5日 (土)

マリック・KT66 出品しました

先日、ヤフオクに出品しました。
即落札価格を32万円で設定しようと考えましたが、世間の反応が気になり、やめておきました。
みなさん、ご興味があれば、こぞって入札をお願いいたします。
自分でも、もうこれ以上のアンプは作れないと思っています。
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2017年8月 3日 (木)

マリックKT66  ⑱ 最終回 測定しました

今回、歪は1W時で0.03%以下でした。100Hz、1KHzともです。
 
片チャンネルのみの動作では、定格出力は55Wで3%でした。
もっとすごいのは、45Wまで歪が0.2%だったこと。47Wで0.4%とやっと上昇しはじめ、50Wで1.1%なのです。この低歪は回路やNFBの効果でしょうか。12dB掛けました。
 
両チャンネル動作では、45W+45W で定格3%でした。
 
但し方形波応答ではリンギングが出ました。リンギングとはオシロスコープでみる出力端の四角い波形の左上にひげが伸びてしまうこと。
 
 リンギングの発生は、可聴周波数帯よりもっと高い周波数でピーク(山)ができているということを意味します。
 
高い周波数まで伸びることはよいことですが、これもピークなしの場合です。30KHz程度まで直線であれば自然でいいのですが、ピークは少し厄介です。
 この時の音は、確かに鮮度が高く、きれいに聴こえますが、長時間聴いていると飽きが来たり、耳が疲れてくることがあります。
 
ピークを取る方法は、NFB抵抗に並列にPF(ピコファラッド)オーダーのコンデンサーを抱かせてひげを無くすことが主だった方法です。
但し程度問題で、あまり大きなコンデンサーを抱かせると、音の鮮度が後退してしまいます。
 ここはオシロをみながら、カットアンドトライで値を決めていくのです。
この作業は明日です。
 
今日は50W出しながら、歪を測定したのですが、バイアス監視メーターは、右に振り切れ100mAを超えています。あまり気持ちのいいものではありませんね。
 音もだんだん、こなれてきて、迫力、鮮度、気品が併存しています。やっとマリックトランスとGECのKT66がコンビネーションを発揮し始めたようです。
 
昨夜レタリングを入れてみました。シャーシ前面に文字入れです。
 
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ブログの画像では分かりにくいのですが、結構曲がったりして、素人丸出しなのです。
アップはこの下の写真で。
 
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あれ、画像ではアラが分かりにくいかな。
では次のシリーズを楽しみに。
 

2017年8月 2日 (水)

マリックKT66  ⑰ 試聴しました

浜松のtatsuo saeki さんから6CG7(=6FQ7)が4本届きました。翌日に九州に到着です。郵便局も他社に負けじと頑張るものですね。この暑い中大変です。
 
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さっそく、挿してみました。両チャンネルから音がでます。当然なのですが、嬉しいものです。
残留ノイズを測定したら、片方が1.6mVで、もう片方が0.6mV。
 
納得がいきません。それでこの4本の球をあれこれ、抜き挿しして 組み合わせを変えて、両チャンネルとも0.8mVにしました。私はこういう作業が好きなのです。
 
 さて、朝から本格的に試聴です。マリックのトランスの実力やいかに。
ボーカル、ジャズ、クラシック、民謡と2時間程度たったころに、努めて冷静、公平に頭の中を無にして、感想を書きだしてみました。
 
 まず初めに言えるのは国産のトランスの音だなあということ。余裕のある音で、音色がきれい。ピアノやベースは弦の振動までよく再現されます。
 
 整流管を使用しているせいか、弦楽器の擦れる音や、伸びる音に潤いがあります。
 
 先般の8417アンプは近代管+タンゴのオリエントコアで、明るく、スピードのあるストレートな印象でした。
 
 こちらは、ゆったりして、力強く、美しく、プラスで情報量も多い印象です。
 
 過去聴いたトランスで、近いなと思うのはラックスのOY36です。ただ個性で言えば広がりや柔らかさではOY36、一音ごとの押し出しや音色ではマリック、という印象です。
 
ふと思いついて、KT66を抜いて、KT88を挿してみました。
 
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バイアス調整も、メーターがあるので、SWで切り替えながら、ドライバーを回すだけでOKです。3分で調整完了。
一度合わせば、電流はほとんど一定でぶれません。JJのKT88は本当に優秀です。
 
 
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どうですこの威風。
KT88での音は、明るくて、張りがあります。これに対してKT66は落ち着きと音色。と言ったところでしょうか。
実は私はKT66をあまり評価していませんでした。
オークションでもジャンクの不動アンプに刺さったまま出品されていたりします。今までの経験では、タンゴの角型OPTが搭載されたアンプに、KT66が挿さったままで出品されていることが何件かあったのです。
 
そのとき、KT66はタンゴのトランスとは合わないのかなと考えていました。
手持ちのアンプにも挿して聴いていたこともありますが、6L6GCとそんなに変わらないかな、ぐらいの印象だったのです。
 
今回分かったのは、KT66はある程度の実力を備えたOPTと組み合わせないと、その良さが発揮できないのではないかということです。
この点からすればオールマイティではないので確かに人気球ではありません。
 
 さてこのアンプはKT88とも兼用できますので、楽しみが広がりますね。
 
そういえば、聴くことを優先して測定していません。恐らく出力は40W前後だろうと、歪は1Wで0.1%を切ってくれることを期待しています。
 
 そうそう、もう次のアンプがスタンバイしています。我ながらよくやりますね。美音6L6G(英国STC社製)と仙人手製のOPTとのコンボです。次のアンプは自分用の予定です。
 
 この後はKT66アンプの測定結果の報告、そして6L6Gアンプと続きます。
 

2017年8月 1日 (火)

マリックKT66  ⑯ 完成しました

昨日の7月31日。気が付けばもう、今年も後半に入って1ヶ月が過ぎようとしています。
月日が過ぎるのは、本当に早いものです。
 
家にいたので、午後から、最後に残ったMT管まわりを配線しました。
じっくり、パーツの大きさや、数を確認して、実態図どおりに収まるかを事前に検討しました。
どの順番でソケットのピンにはんだ付けすればよいかを考えます。
 でも配線なんて、将棋と違って、せいぜい三手先まで考えれば、大丈夫です。
 確実に一カ所ずつが重要です。
 
 
 途中で、冷たいものを飲みながら(カルピスです、ビールじゃありません。カルピスはハイCPです)、時間をかけたので、6時間はかかりました。
 
下が、MT管まわりの写真です。大きな灰色の松下製のコンデンサーが4個。旧品は大きいのです。
 
デカップリング回路を、プラットホームのアルミ板に出しておかないと、ここに全てのパーツを入れ込むのは困難でした。
 
ウィリアムソンアンプはパーツが多いので、アンプを組むならモノラル構成にした方が、慣れない方は無難でいいかも知れません。
現行品のパーツは、本当に小型化されていますね。金被抵抗なんて、昔の四分の一程度です。
 
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シャーシ裏、全体の完成形が下の写真です。
 
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残留ノイズが、両チャンネルともに、1mVをオーバーしています。
とりあえず、音を聴こうと、システムに入れてSW-ON。
 
おや、あれ。
右側から音が出ません。うんともすんとも言わないのです。
接触不良かな。いろいろチェックしましたがだめでした。
今度は入力を左右入れ替えてみました。やはり右からは音がでません。
 
 6CG7は4本全て中古。確率的には低いのですが、球がNGという推論をたてて、左右の6CG7を入れ替えました。
今度は、音は右チャンネルへ移動し、左が沈黙になりました。
ああ、原因は真空管だったんだ。
 
 しばし、このままで試聴。片方しか音が出ないステレオアンプほど、サマにならないものはありませんね。
 
明日、あさって頃には届くように球を手配しました。
結局、ヤフオクで入手した試験未実施の安物中古はあてにならない、ということです。
8本で2000円で手にいれて、使えたのが4本でした。
 
 皆さんはこれをどう考えますか。結果2000円で4本なら、@500でそんなものかな。
あるいは、全滅の可能性もあるから、手を出すべきでないとか。
 
 新たに手配したのは、やはりヤフオクで試験後に出品されている、浜松の tatsuo saeki
さんの管理物件です。 もうこの方とは8年来のお付き合いです。今でも、たくさんの球を出品されています。
 
さて、片側だけの音でも、じっと聴いていると音が分かります。
 マリックのトランスとKT66は落ち着いた、馥郁たる音色です。でもまだ完成して間がありません。以降もエージングされて、変化していくでしょう。
 球が到着したら、正式に測定、試聴をします。
 
このアンプは第一回の製作記事が今年の1月13日でした。
半年以上かかったことになります。アンプ内容のボリュームが多かったのもあるのですが、手がかかり、途中放棄して他のアンプを先に作ったりと、本当に大変でした。
 
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