« 2017年7月 | トップページ

2017年8月

2017年8月18日 (金)

神、降臨せず

山中選手、王座を失いましたね。
今ささやかれているのはその敗因。
 
私の結論は、総合力で挑戦者の方が上だった、ということ。
 
試合の進行を見ていくと、山中は例によって、隙あらば左のストレートを打ち込む戦法。
これは言えば省エネ戦法です。
 
 過去の挑戦者は、この左を食らうことを恐れて、積極的に打ってこなかったように
思います。
挑戦者のルイ・ネリを見ていると、何度か山中のボディや左ショートストレートをもらいましたが、それほどダメージをうけていないようでした。つまり、打たれ強いということ。
 さらにはスタミナがありました。省エネ山中に対して、最後のラウンドはどんどんパンチを繰り出しました。
山中の左さえ打たせなければ怖くないと考えたのでしょう。
一方の山中。今まではずっと早い回でケリをつけてきました。泥臭く互いにスタミナを消耗しながら最終回まで戦ったということはあまりなかったようです。
 今回、試合途中で、おやっと不安がよぎったのではないでしょうか。
自分のボディやショートストレートがあまり効かない。実はその手数も少なかったのですが。
 左を怖がる風でもなく、怖気づくことなくパンチを繰り出す相手に対して、今までと違うと急に不安になっているところに、猛攻をくらいました。
 スポーツは本当に精神的な要因が左右します。
 山中に足りなかったのは、戦い方の幅。いつのまにか一発神の左ありきの戦い方への依存。それが通じない相手が出てきた時の、対応への準備不足。
ここで過去V13を達成した具志堅用高選手を考えてみます。
私と同世代で彼の試合は全部見ていました。
確かに山中選手とはスタイルが違います。彼はいつも自分から攻撃していました。
具志堅、なんでそこまで相手を痛めつけるのかと言うほどに。
いつの試合でもフルラウンド戦う準備をしていた具志堅。どの試合でも相手に主導権を取らせなかった具志堅。
そこが少し違うような気がします。
さて、今後どうするかは、山中選手次第です。
 
 

2017年8月17日 (木)

見つかったゾウガメ

岡山県玉野市、渋川動物園。行方不明だった、メスのゾウガメのアブーが発見されました。
懸賞金50万円が出ていて、岡山市から来た親子が発見し、懸賞金を受け取りました。
悔しい。実は私はこういった探し物を発見する才能が並外れて高いのです。こどもの頃、野球をやってて、草むらに紛れ込んだボールを見つけるのは、いつも一番でした。
これは才能と言うより、少し考えればヒントがあるのです。ボールはこの方向から、あの勢いで飛び込んだから、せいぜい草むらの中を突き進んでも、この範囲で止まっているだろうと、カンが働くのです。
アブーもおそらく、近くの草木が生い茂った山の中にいるに違いないと考えていました。
いなくなってすぐの報道で、どなたかがゾウガメは道を歩く習性があり、山の中には入らないだろうと述べていました。
そんなわけはないだろう、動物は餌を探すためになるべく山の中に入り込むに違いないと考えていました。
とにかく見つかってよかったのですが、私は今から20年前にこの渋川動物園に行ったことがあります。長男が幼稚園に入ったころ、近くの倉敷に住んでいたのです。
動物園に入って、すぐのテーブルに腰かけたところ、猫や犬がいて、猫はテーブルの上に載乗ってくるし、まあずいぶんオープンな動物園だなあと思ったものです。
 猛獣はいなかったと思います。草食系のものばかりだったような。動物園は山の中にあり、山道を歩きながら次のエリアへ行くというスタイルでした。途中で他のお客さんやスタッフに会うこともなかったような記憶があります。
驚いたのは、山道の途中に唐突にラマが綱でつながれていたことです。べつに檻にいれているわけでもないし、スタッフのかたがそばにいるわけでもないのです。
どのエリアにいってもそんな状況で、開放感にあふれた動物園でした。
今回のゾウガメの脱走のニュースを聞いて、ああ、あそこならありうるなあと思ったものです。
園長さんは今後、スタッフに監視・管理を徹底させて、再発防止をはかるようなことを、おっしゃっていましたが、正直スタッフも少なかったし、このオープンな雰囲気では無理かもしれません。
 第一この開放的な状態を構築したのは園長さんご本人だと思います。
一番効率的なのはチップをアブーたちに取り付けることでしょう。50万円より安くあがると思いますがいかがでしょうか。

2017年8月16日 (水)

新シリーズ TSMトランス/CV1947 ①トランス取り付け

みなさん、新しいシリーズが始まります。
相変わらず、PPのパワーアンプです。なぜPPばかりなのかと問われると好きだから、と答えるしかありません。
 
 シングルアンプも作りますが、常用することはまずありません。理由は物足りないから。
たとえ大型三極管のシングルでも、大きな音を聴かされても、表面的に音像が定位して、ある程度の迫力は感じますが、低音域が地を這って体の後ろに回り込んで、自分を包むような体験ができないからです。
 
 
 
PPはピントが合わないという話を聞きます。その通りでしょう。
でも私は音楽は全体で、聴いていたいのです。怒涛のエネルギーを感じさせてくれるのは、傍熱管PPの重たいトランスを積んだアンプなのです。
 
そして今回のアンプは、TSMというガレージメーカーのブランドのOPTを使います。もう過去何度と使って、出来上がったアンプに失敗作はありませんでした。私は勝手にこのガレージメーカーの主宰者をトランスの仙人と呼んでいます。
 
情報量が多く、美しく、特性の良いトランスたちです。TSMは苗字のもじりです。
例えば山口さんなら、YMGC。鈴木さんならSZK。わかりますか、苗字をローマ字であらわすときの1文字ずつの最初の子音をとって、並べています。
なのでトランスプロデューサーの方の苗字は日本語で3文字。それぞれの子音がT,S,Mと言うことです。 仙人は現在もトランスをヤフオクに出品されています。
 巻き線部分を黄色いテープで巻いて、TSMなどの文字の入った白い紙がその上に貼ってありますから、すぐにわかります。
出品価格は名だたる大手トランスメーカーの市販品の半分以下なので、リーズナブルです。
 
 
ひところネットで6DF7とかなんとかいう(間違ってたらごめんなさい)TV球のシングルアンプが音がいい、と評判になりました。そのアンプは秋葉原クラシックコンポーネンツにも置いてありましたし、数台存在していたようで、ネットの世界で評判になり、試聴のために貸し出しも行われていたようです。
 
最近はこのアンプはヤフオクにも出品されていました。
 半年くらい前に、さる方のブログに、このアンプの写真が掲載されていました。なるほどと思ったのは、球の後ろにTSMのシングルOPTがデンと控えていたからです。
 
さて、今回はTSMブランドの50W級のPP型OPTを使います。私は直接トランス工房にお伺いして個別オーダーしたトランスを受け取りにいきました。ご近所なのです。
 
合わせ金属枠に挟まれていて、ケースには入っていません。出品でもお好きなケースに入れてお使いくださいと、説明されています。
 
 
 私はケースに入れたくて、いろいろ当たってみましたが、一番安価なのは、ギターアンプのパーツ販売などの個人的商店である、ギャレットオ-ディオでした。
 
但しピッチなどは充填しません。以前にも書きましたが、ピッチで固めると、音の細かな振動が製品によっては、抑えられてしまうことがあるからです。私はOPTで一番音がきれいなのは、合わせカバータイプだと考えています。
 
 
さて写真をご覧ください。この2個のトランスがそうです。片方は天地逆にしています。
下の右側が正規の取り付け方向です。白いスペーサーを使ってシャーシに取り付けます。
 
Img_3055
 
このアンプの左側のスペースに取り付けます。
 
Img_3058
 
下の写真のケースを見てください。上から被せて、四隅のφ5の穴に、シャーシ側からネジで取り付けます。但し四隅の桟の部分が邪魔になり、OPTのフランジ(取り付け金具)と干渉してしまします。なのでフランジの両側の角っこを斜めにカットしました。反対側もありますのでOPT1個につき、四カ所。これが大変でした。斜めの切込みを表裏から入れて、最後はペンチで折りました。OPTペアで8カ所です。
 
Img_3056
 
トランスは両方とりつけて、片方のカバーだけ被せてネジで固定しました。
 
Img_3059
 
両方のカバーを取り付けて、球をさしたところ。
 
Img_3061
 
球の説明をしていませんでした。私の好きな6L6シリーズの中でも、音がきれいと言われるトップ3に入ると、勝手に思い込んでいる、英国STC社の6L6G=CV1947です。
このトランスとこの球なら、きれいな再生音が出てくること間違いなしです。
 
このアンプは、実はもう24年前に一度、PX4のPPを組んだのですが、それ以降、EL34や807なども挿せるように、改良を加えていきました。
 
今回はOPTと球を変更し、再塗装もして別のアンプにしようと考えたのです。
右前面で穴にはまり込んでいる6V6Gは、6L6G用にスクリーングリッド電圧を270Vに下げるためのレギュレータです。
こうして一番動作条件の軽い6L6G(=6L6)に合わせておけば、6L6GCや5881などもそのまま挿せます。
 
昨年、ある出品者が6L6メタル管をオークションで出品していました。質問がきて、「6L6は6L6GCのアンプにさせますか」 と問われ「OKです」と回答しました。
私は、他人事ながらほっとけずに、それはまちがいだと説明をコメントしました。
さて、このアンプは実際には、配線作業だけで完成します。
 
平滑コンデンサーは電源トランスに乗っている小型のものを使ってみます。この大きさで450V330μあります。頼りなげですが、大丈夫でしょう。
またお付き合いください。
 
 
 

2017年8月14日 (月)

中学生に自白強要

万引きの関与を疑われた中学生が、高井戸署の警官から、自白強要の取り調べを受けました。
 このニュースは結構ショッキングでした。結果的に中学生は関与していなかったことが分かりました。
取り調べ中には2人の警察官が、「牢屋にはいれ」とか「高校には行かせられない」とか10代前半の中学生に脅しまがいの取り調べを繰り広げたことが、中学生が持ち込んだ、ICレコーダーで発覚しました。
最初から、罪を犯していると決めつけての取り調べでした。
私が心配なのは、この録音を聴いた、当事者である警察官のお子さんや奥さんはどんな気になっただろうかと言うことです。自分たちを養うためとはいえ、こういう仕事をしているのかと少なからずショックを受けたのではないかと思います。
その後、警察署はこの警察官の処分を発表しましたが、これもおかしな話です。
こういった取り調べ方法は、警察組織が全体的に了承し、やらせているのだろうと容易に想像できます。
 実態が暴露されてしまったから、担当者を処分して終わり、は正しくないですね。
 
「警察組織として、こういう取り調べを行ってきましたが、以降は組織全体として、この方法は禁止し、罪を犯したことが明確でない、被疑者に対しては、人格を重んじ、十分慎重に聞き取りをいたします。今後無実であるにも関わらず、このような人格を否定するような取り調べを受けた方は、警察の方にいつでもご連絡をお願いいたします。また全国の取調室には全てカメラを設置して、取り調べの可視化を2018年3月末までに図ります」
警察庁長官の名前で、この発表をしてくだされば、みなが愛される警察官になれるのではないでしょうか。無理かな。
 

2017年8月10日 (木)

マリック・KT66アンプは 落札されました

私の予想では、過去の私の出品中最高の価格で落札されるだろうと、思っていました。
ところが、最高額から3番目の落札価格で終わりました。
 あまりに期待が大きいと、いつも残念な結果に終わっています。今回もそうでした。
なんとなく理由もわかります。
 以前、807PPブコツアンプの出品のとき。あまりに強力な入札者が、ことごとくライバルを退け、ずっと最高額を維持されていました。
こうなると、競合者は戦意をそがれるものです。ブコツアンプは自分でも結構手をかけて、見た目も気に入ったデザインでしたが、希望よりも安く落札されてしまいました。
 マリックKT66もそのような傾向があったのかもしれません。
 今回は嬉しいことに、外国人や代理業者ではなく、一般の方でした。札幌に行きます。
元気で頑張れ。
Img_2996

2017年8月 5日 (土)

マリック・KT66 出品しました

先日、ヤフオクに出品しました。
即落札価格を32万円で設定しようと考えましたが、世間の反応が気になり、やめておきました。
みなさん、ご興味があれば、こぞって入札をお願いいたします。
自分でも、もうこれ以上のアンプは作れないと思っています。
Img_2997_2
Img_2998
Img_2978

2017年8月 3日 (木)

マリックKT66  ⑱ 最終回 測定しました

今回、歪は1W時で0.03%以下でした。100Hz、1KHzともです。
 
片チャンネルのみの動作では、定格出力は55Wで3%でした。
もっとすごいのは、45Wまで歪が0.2%だったこと。47Wで0.4%とやっと上昇しはじめ、50Wで1.1%なのです。この低歪は回路やNFBの効果でしょうか。12dB掛けました。
 
両チャンネル動作では、45W+45W で定格3%でした。
 
但し方形波応答ではリンギングが出ました。リンギングとはオシロスコープでみる出力端の四角い波形の左上にひげが伸びてしまうこと。
 
 リンギングの発生は、可聴周波数帯よりもっと高い周波数でピーク(山)ができているということを意味します。
 
高い周波数まで伸びることはよいことですが、これもピークなしの場合です。30KHz程度まで直線であれば自然でいいのですが、ピークは少し厄介です。
 この時の音は、確かに鮮度が高く、きれいに聴こえますが、長時間聴いていると飽きが来たり、耳が疲れてくることがあります。
 
ピークを取る方法は、NFB抵抗に並列にPF(ピコファラッド)オーダーのコンデンサーを抱かせてひげを無くすことが主だった方法です。
但し程度問題で、あまり大きなコンデンサーを抱かせると、音の鮮度が後退してしまいます。
 ここはオシロをみながら、カットアンドトライで値を決めていくのです。
この作業は明日です。
 
今日は50W出しながら、歪を測定したのですが、バイアス監視メーターは、右に振り切れ100mAを超えています。あまり気持ちのいいものではありませんね。
 音もだんだん、こなれてきて、迫力、鮮度、気品が併存しています。やっとマリックトランスとGECのKT66がコンビネーションを発揮し始めたようです。
 
昨夜レタリングを入れてみました。シャーシ前面に文字入れです。
 
Img_2990
 
ブログの画像では分かりにくいのですが、結構曲がったりして、素人丸出しなのです。
アップはこの下の写真で。
 
Img_2992
 
 
あれ、画像ではアラが分かりにくいかな。
では次のシリーズを楽しみに。
 

2017年8月 2日 (水)

マリックKT66  ⑰ 試聴しました

浜松のtatsuo saeki さんから6CG7(=6FQ7)が4本届きました。翌日に九州に到着です。郵便局も他社に負けじと頑張るものですね。この暑い中大変です。
 
Img_2982
 
さっそく、挿してみました。両チャンネルから音がでます。当然なのですが、嬉しいものです。
残留ノイズを測定したら、片方が1.6mVで、もう片方が0.6mV。
 
納得がいきません。それでこの4本の球をあれこれ、抜き挿しして 組み合わせを変えて、両チャンネルとも0.8mVにしました。私はこういう作業が好きなのです。
 
 さて、朝から本格的に試聴です。マリックのトランスの実力やいかに。
ボーカル、ジャズ、クラシック、民謡と2時間程度たったころに、努めて冷静、公平に頭の中を無にして、感想を書きだしてみました。
 
 まず初めに言えるのは国産のトランスの音だなあということ。余裕のある音で、音色がきれい。ピアノやベースは弦の振動までよく再現されます。
 
 整流管を使用しているせいか、弦楽器の擦れる音や、伸びる音に潤いがあります。
 
 先般の8417アンプは近代管+タンゴのオリエントコアで、明るく、スピードのあるストレートな印象でした。
 
 こちらは、ゆったりして、力強く、美しく、プラスで情報量も多い印象です。
 
 過去聴いたトランスで、近いなと思うのはラックスのOY36です。ただ個性で言えば広がりや柔らかさではOY36、一音ごとの押し出しや音色ではマリック、という印象です。
 
ふと思いついて、KT66を抜いて、KT88を挿してみました。
 
Img_2986
 
バイアス調整も、メーターがあるので、SWで切り替えながら、ドライバーを回すだけでOKです。3分で調整完了。
一度合わせば、電流はほとんど一定でぶれません。JJのKT88は本当に優秀です。
 
 
Img_2988
 
どうですこの威風。
KT88での音は、明るくて、張りがあります。これに対してKT66は落ち着きと音色。と言ったところでしょうか。
実は私はKT66をあまり評価していませんでした。
オークションでもジャンクの不動アンプに刺さったまま出品されていたりします。今までの経験では、タンゴの角型OPTが搭載されたアンプに、KT66が挿さったままで出品されていることが何件かあったのです。
 
そのとき、KT66はタンゴのトランスとは合わないのかなと考えていました。
手持ちのアンプにも挿して聴いていたこともありますが、6L6GCとそんなに変わらないかな、ぐらいの印象だったのです。
 
今回分かったのは、KT66はある程度の実力を備えたOPTと組み合わせないと、その良さが発揮できないのではないかということです。
この点からすればオールマイティではないので確かに人気球ではありません。
 
 さてこのアンプはKT88とも兼用できますので、楽しみが広がりますね。
 
そういえば、聴くことを優先して測定していません。恐らく出力は40W前後だろうと、歪は1Wで0.1%を切ってくれることを期待しています。
 
 そうそう、もう次のアンプがスタンバイしています。我ながらよくやりますね。美音6L6G(英国STC社製)と仙人手製のOPTとのコンボです。次のアンプは自分用の予定です。
 
 この後はKT66アンプの測定結果の報告、そして6L6Gアンプと続きます。
 

2017年8月 1日 (火)

マリックKT66  ⑯ 完成しました

昨日の7月31日。気が付けばもう、今年も後半に入って1ヶ月が過ぎようとしています。
月日が過ぎるのは、本当に早いものです。
 
家にいたので、午後から、最後に残ったMT管まわりを配線しました。
じっくり、パーツの大きさや、数を確認して、実態図どおりに収まるかを事前に検討しました。
どの順番でソケットのピンにはんだ付けすればよいかを考えます。
 でも配線なんて、将棋と違って、せいぜい三手先まで考えれば、大丈夫です。
 確実に一カ所ずつが重要です。
 
 
 途中で、冷たいものを飲みながら(カルピスです、ビールじゃありません。カルピスはハイCPです)、時間をかけたので、6時間はかかりました。
 
下が、MT管まわりの写真です。大きな灰色の松下製のコンデンサーが4個。旧品は大きいのです。
 
デカップリング回路を、プラットホームのアルミ板に出しておかないと、ここに全てのパーツを入れ込むのは困難でした。
 
ウィリアムソンアンプはパーツが多いので、アンプを組むならモノラル構成にした方が、慣れない方は無難でいいかも知れません。
現行品のパーツは、本当に小型化されていますね。金被抵抗なんて、昔の四分の一程度です。
 
Img_2979
 
シャーシ裏、全体の完成形が下の写真です。
 
Img_2978
 
残留ノイズが、両チャンネルともに、1mVをオーバーしています。
とりあえず、音を聴こうと、システムに入れてSW-ON。
 
おや、あれ。
右側から音が出ません。うんともすんとも言わないのです。
接触不良かな。いろいろチェックしましたがだめでした。
今度は入力を左右入れ替えてみました。やはり右からは音がでません。
 
 6CG7は4本全て中古。確率的には低いのですが、球がNGという推論をたてて、左右の6CG7を入れ替えました。
今度は、音は右チャンネルへ移動し、左が沈黙になりました。
ああ、原因は真空管だったんだ。
 
 しばし、このままで試聴。片方しか音が出ないステレオアンプほど、サマにならないものはありませんね。
 
明日、あさって頃には届くように球を手配しました。
結局、ヤフオクで入手した試験未実施の安物中古はあてにならない、ということです。
8本で2000円で手にいれて、使えたのが4本でした。
 
 皆さんはこれをどう考えますか。結果2000円で4本なら、@500でそんなものかな。
あるいは、全滅の可能性もあるから、手を出すべきでないとか。
 
 新たに手配したのは、やはりヤフオクで試験後に出品されている、浜松の tatsuo saeki
さんの管理物件です。 もうこの方とは8年来のお付き合いです。今でも、たくさんの球を出品されています。
 
さて、片側だけの音でも、じっと聴いていると音が分かります。
 マリックのトランスとKT66は落ち着いた、馥郁たる音色です。でもまだ完成して間がありません。以降もエージングされて、変化していくでしょう。
 球が到着したら、正式に測定、試聴をします。
 
このアンプは第一回の製作記事が今年の1月13日でした。
半年以上かかったことになります。アンプ内容のボリュームが多かったのもあるのですが、手がかかり、途中放棄して他のアンプを先に作ったりと、本当に大変でした。
 
Img_2981
 
 

« 2017年7月 | トップページ

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ