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2017年7月25日 (火)

マリックKT66  ⑬  KT66挿してみました

いやはや、この蒸し暑さは応えます。
 
自宅では、なるべく省エネで、エアコンをつけるのは、午後からにしようという、暗黙のルールがあるのですが、さすがに昨日は、まだ午前中から、協議の上でエアコンを入れました。
その時の部屋の中の温度が35度でした。
 
犬も玄関の上がり框で、地べたに落ちている、汚れた毛皮のマフラーのように、あごを伸ばしたまま地面にべったりしていました。
エアコンを入れて1時間後に様子をみると、涼しそうにお腹を上にして寝ていました。
 
Img_2959
 
犬は気持ちがいいと、幽霊の手になって寝るのです。
 
さて、アンプです。
今回も実態配線図をラフですが、描いています。順に載せますね。
 
Img_2955
 
 
これは電源トランスと整流管、B電源周りの図です。
そして下の写真が、これを実際に配線したところ。B電圧が出るのは前回確認済です。
 
 
Img_2943_2
 
この下の実態図はC電源です。PTの二次側50Vの巻き線を、マイナス向きに片波整流するもので、下が実際の配線写真。
 
Img_2956
 
 
Img_2947
 
そして、出力管周りの実態図が下の絵です。
 
Img_2957
 
下の写真は、出力管からPTの1次側までの配線をおわらせたところです。
 
Img_2944_2
 
このあと、固定バイアス可変用のVRと出力管まわりの、抵抗、コンデンサー類をはんだ付けして、これでアンプの電源回路から、OPT、出力管までの配線が終了となりました。
 
それで、ゆっくり配線のミスをみつけるつもりでチェックしました。この時の心構えは「ミスがなくてうまく行ってる」ではなくて「ミスがどこかにあるはずだから、今ここで見つけてやる」
というのが基本です。
 
最初にKT66は全く挿さず、バイアス電圧が可変できるかをチェックします。OKならここでKT66を挿して、印加電圧を70Vくらにして 電源ON。
バイアス電流もじわじわ増えます。とくに異常がないようなので、印加電圧を正規の100Vに。
 
このときはKT66は4本とも、バイアスはー56Vで、カソード電流は45mA程度と、良くそろいました。
 
このアンプはシャーシの前面にメーターをつけましたので、テスターなしで、電流が直読できます。
 
Img_2938
 
この写真は、バイアス電流がじわじわと増加している途中のものです。
結果OKでした。この時の残留ノイズが左1.9mV、右0.9mVでした。
以前にもお話しましたが、PPの上下の出力管2本の直流バランス(バイアス電流を同一にそろえること)を正確にとると、ノイズも0に近づきます。
何とか完成後は左右とも1mVを切ってほしいものです。
今日の25日から、出張です。28日以降に前段まわりをウィリアムソン回路に配線して、完成の予定です。
 
そうそう、先日落札された8417 アンプはミャンマーに行くそうです。お国の事情から、落札金額は、あちらでは相当な高額になると思うのですが、使用するかたは、以前日本に住んでいたかたで、取説も読めるし、電圧も100Vでの使用は理解しているとの事でした。日本で一旗揚げた方なのでしょうか。
 
でももう、海外には自分のアンプは行って欲しくないというのが本音のところなのです。
 
 

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コメント

乙山さん、コメントありがとうございます。秋田の大雨は大丈夫でしたか。最近は日本国中どこでも、降りますので油断できないですね。

さて、デザインをお褒めいただきありがとうございます。
乙山さんの表現で「スキのないデザイン」は、私流の表現ではかちっとしたデザイン、ということになります。

本当は、コンデンサーはシャーシ上に出したくないのですが、在庫があるので、はけるまでは大型コンデンサーは上に乗ります。

無くなれば、乙山さんも使用されている、小型コンデンサーをシャーシ内に格納します。前回の8417も、小型コンデンサーを一部使いました。

なんだかんだ言いながら、このアンプも近いうちに完成すると思います。

また報告く致しますので、お楽しみに。

トニーさん、こんにちは!
KT66ppアンプ、やはり素晴らしいデザインです。
前面に配したメーターもいいですね!
たぶんキャパシターとチョーク・コイルを、
シャシー上に配したのがポイントだと思います。
おかげで隙のないデザインになっているんですね。
負帰還をかけない状態で残留ノイズが1mVを切っている!
やはり、すごいと感心してしまいます。

かっくんさん、コメントありがとうございます。6336はラックスでも製品があったような気がします。カッコいいですね。

 私も1点アースで(電源トランスのそばで)、たまたま残留ノイズが0mVになったことがあって以来、ずっとこれを守っています。

関東もですが、ここ大宰府も最近は暑さで九州内では有名になりつつあります。

確かに暑いと、作業が滞りますが、じゃ秋はスムーズに進むのか、と問われれば、そうでもないようです。

やはりスランプというか、やる気が起きないこともしばしば。今のKT66アンプは、結構間が空いています。しまいに次のアンプを先に作ってしまったくらいです。

実態図を書いたり、じっくり確認するようになったのは、実はこの数年前からです。誤配線で抵抗が焼けたりは最近までありましたよ。職業柄でもなくて。

やはりゆっくりでも確実にが一番の近道ですね。なんとなくそう思えてきました。

図をかくのも、頭で覚えきれないからです。年齢を重ねるほど、注意深くなっていいのかも。

私もマリックの音は未経験で楽しみです。かっくんさんのアンプも完成されたら、写真を送ってください。無理強いはしません。

私のブログが刺激になって、初めて自作した方、何十年ぶりで作ってみた方、製作スピードが上がって、台数も増えたかたなど、いらっしゃって、嬉しくなります。

こんにちは。トニー様は配線作業が速いですね!とても素晴らしくて刺激を受けます。私は今、6336単管プッシュプルのアンプを造っているのですが、シャーシ加工が終わってトランスやソケットなどを取り付けた段階で、暑くて暑くてイヤになってやる気をなくし もう1ヶ月近くも作業台の上に放置したままです^^; 私もトニー様と同じで、回路図は頭の中に描いていますので、毎回書き出すことなく配線を進め調整段階で定数をいじりながら現物に合わせて回路図を書いています。しかし配線作業ですが、私の場合 シャーシ内を1週間くらいはジッーっと覗き込んで、部品レイアウトなど頭の中でイメージを膨らませ自分の感性で配線します。もちろんどんな回路であっても完全な1点アースだけは絶対に欠かせません。事前に部品レイアウトや配線などを図にされるトニー様の作業を拝見しますと、適当な私などからしますと流石ISO監査役だなとつくづく感心するばかりです。 ところで、私は東京在住なのですが九州も同じくらいか、もっと暑いのでしょうね。これから夏本番ですが一刻も早く涼しくなって欲しいものです。また、私はマリックのトランスは過去一度も使ったことがありませんので、完成後トニー様の音聴きされた感想をお聞きするのが今から楽しみです。

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