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2017年2月 6日 (月)

進まない

2月5日の日曜日。こちらは朝から雨でした。
もう一度、ハンマートーンを重ね塗りして、塗装を終わらせ、次に進もうと考えていたのですが、何もできませんでした。
 
土方殺すにゃは刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい。
 
戦中、戦後と苦労した祖母は今で言うシングルマザーで、土方をして子供たちを養っていました。雨が降る日は、花札をして時間をつぶしていたそうです。トランプではありませんよ。もちろん酒も大好きでした。男のような人でした。余談でしたね。
 
さて、アンプの製作も、最近の何台かは流れ作業みたいになってるので、ここらで気持ちを入れ替えなければと少し反省する必要があります。一台一台を大事にしなければならないということ。
どうやって気持ちを入れ替えるのか。 私の場合、その方法はアンプに語りかけてやることなのです。
語りかける言葉たちはもう分かっています。
オレはお前をどこに出しても恥ずかしくないアンプに仕上げるつもりだから。 お前は凄いトランスを背負ってるのだから、 自信を持て。
お前にはイギリスで作られた、実力ある真空管を挿して鳴らすつもりだから自信をもて。
どんな人にもらわれても、きちんと実力が発揮できるように、壊れにくい回路にするつもりだから。
お前のお腹の中の部品たちも、少々のことでは壊れないように選んでるし、何よりいい音を出してくれるものを基本的に優先して選んでるんだ。
だから心配するな。
見てくれのことだな。資金力のあるガレージメーカーは、金型や加工協力会社を使って、寸分たがわぬ精度で、屈強な剛性を保持したシャーシを作るよね。
でもオレも、そこまで完璧に仕上げるのは無理だけど、基本的にほっとけばシャーシの天面が重さで沈むような、情けないことにならないように、手は打っている。
 
デザインはまかせせろ。真空管アンプを1台でも所有したことがある人なら、その9割の人達が気に入ってくれるようなデザインにはしてるつもりだから。
別に大衆迎合するつもりはない。オレ自身が満足のいく、いいデザインだと納得したら、たくさんの人達も支持してくれる。昔は不安だったけど、最近は確信に変わってきている。
 
大丈夫だ、時々はオークションの自作アンプのカテゴリーを見て、かっこいいアンプが出てきてお前たちを脅かしてないかをチェックしてるんだ。
まだまだ出てきてないなあ。安心すると同時に、さびしいと思っている。
凄いアンプビルダーに出てきてほしい。もし出てきたら、オレは安心して引退できるというもんだ。負けたと思ったらオレは潔いいよ。
 
だから、今回もお前に命を吹き込む。今は完成までじっと目をつむってろ。時期が来たらお前に電気をぶち込む。その時はパッと目を開けろ。そして期待通りに動いてくれよ。
なに?天板のハンマートーンが斑すぎていやだって?
わかった。晴れたらもう一回ドレスアップしてやるから。レタリングも入れてお化粧しよう。文字が入るだけで、美しさも倍増だ。
配線引き回しとはんだ付け。まかしてくれ。手は抜かずにしっかりやる。
お前に喜んでもらうために、お前が人気者になれるようにオレもまだまだ頑張るよ。
 
 

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