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2016年10月25日 (火)

トレードオフは、なしで

次はこんなデザインで行きたい。さんざん紙にスケッチを描いてアンプのデザインを決めます。

でもデザインは決まっても、そのままでアンプにするにはどうしても、内部の配線に無理が来る場合があります。

 スペースがない。配置が厳しい。だいたいこの二つ。

デザインをスリムにすると、シャーシ内のスペースと部品の数と大きさを比較すると、どうやっても入らないなあ、というケースに出くわします。

そのときでもデザインを変えません。シャーシ内の天板裏に平面的に部品を並べて行くとスペースがなくなるのです。面積は決まっていますから。

その時は空間利用を考えます。金具を使ってパーツをシャーシの中空に取りつけます。デザイン変更などの妥協はしません。配線に楽をしたいからとシャーシを大きくしていると、球やトランスが広いシャーシ上にポツンポツンと点在する、冗長度の大きなデザインになってしまいます。初心者ならこれでもいいでしょう。その手のアンプがオークションにも出ていますが、部品取りなどで安く落札されてしまうのがオチです。

このあたり、安易にトレードオフをしないこと。

配置が厳しくなることもあります。球がトランスにへばりつく感じで接近してしまう。でもトランスは100℃までOKだとのこと。構わないようです。あとは回路の流れ上の問題。通常のレイアウトは入力から一方通行で出力側へ流れていくのが理想です。

でも時々は、この流れが逆流する場合があります。出力管と前段管の間にOPTがくると、そのパターンになります。

でも私はこのデザインが好きなのです。ブコツアンプがそうでした。出力管だけが前面に並ぶスタイル。

このときも、アルミ板を使って、OPTのリード線と前段ー出力段の流れの回路を上下に分断するやり方。なんとかこの方法で発振もせずに済んでいます。

上記の2パターンの技法を使えるようになると、デザインも洗練されてきます。

このブログの読者の方でデザインに力を入れてみようとお考えのかた。何人いらっしゃるか分かりませんが、これをマスターして欲しいのです。

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