« はい、次です | トップページ | 本物の球を買いましょう »

2015年10月28日 (水)

落ち着いて考えてみた

先般のKT88アンプでは、私は二重の失敗をしでかしました。

最初は2WAYマルチのバランスを正確にとらずに、アンプを鳴らしてしまい、持ったとおりの音がしないとアンプだと決めつけてしまいました。

現在はとても情報量が多く、レンジも広く、なおかつコクのある音で鳴っています。

もうひとつは、OPTの一次側の接続を間違えて、真空管の初段や位相反転段の動作点がおかしいと決めつけてしまいました。

何れも、原因が分かってしまうと、なんだ大したことではなかったんだと、自分自身で呆れてしまいます。

今現在ふり返ると、その時はトラブルの状態だけに目が行ってしまい、思考力が低下していました。つまり現象から、考えられる要因をたくさんピックアップしておいて、ひとつずつそれを評価して、可能性の高い順にテストしていくという、理論建てた考えに至らなかったということ。

初めのトラブルなんか、考えることを最初から放棄していましたね。アンプが悪いのだと。決めつけはよくない、大事なのはその時点で

「なぜこんな音で鳴るのだろうか、アンプ以外に原因があるとしたらどんなことがあるだろうか」これを考えること。

後者のトラブルでは、波形が上下対象でなく上がおかしかった。この時点で私は発振を疑いました。正確にはあれは発振ではなく、接続不具合による波形の変形でした。

やはりこの時点で、発振ではなく波形が上下で乱れるとしたら、どんな原因があるだろうか、と冷静に考えるべきでした。

入力段から、出力管までは正しくあるいは上下対象に接続されているにもかかわらず、なにがしかの接続不良で波形が変形するなら、どこの接続不良が考えられるか。この推論からするとOPTの一次側しかないのです。

結果的に、なんとなくOPTの仕様書を見てたら、ミスを発見できたのですが、その前に気づくべきことでした。

これらの反省も、解決後の落ち着いた状況にあるから、しかるべき対処方法が考えられるのです。過去に経験のない緊急時にこれができるよう、精神的備えをしておくべきなのでしょう。

よくよく考えるとOPTの接続ミスなんて今までやったことはありませんでした。これも加齢が原因のミスなのでしょう。思い込みと確認未実施。

今後もトラブルが発生するなら、殆どが加齢ミスだと思います。もちろん加齢自体がよくないことだとは思っていません。年齢とともに落ち着きが増し、あせることなくゆったり作業する習慣も身に付きました。

若いころと違って、見た目の落ち着きや愛着の湧くデザインも気にするようになりました。

これからは、「面倒くさがらずに、確認は実行する」

この習慣づけが重要となります。ブログをご覧いただいている年配の方がたも。

« はい、次です | トップページ | 本物の球を買いましょう »

オーディオひとりごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1050852/62259393

この記事へのトラックバック一覧です: 落ち着いて考えてみた:

« はい、次です | トップページ | 本物の球を買いましょう »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ