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2015年10月12日 (月)

KT88PPアンプの製作 ⑱  完成しました

午前10時ころからスタート。途中出力段とカソードフォロアー段まで、配線した時点で、バイアス電流や残留ノイズを確認しました。

カソードフォロアー段のプレート電圧が250V程度しかありませんでした。残留ノイズも両CHとも3mV以上。

これはおかしいと思い、デカップリング回路の抵抗値を小さくしてみると、電圧は325Vに上昇して正常化しました。ノイズは1.9mV、0.9mVへ下がりました。OKです。

さらに配線作業を続けて、夜中の00:30に作業終了。細かい作業が延々と続きました。

完成して今度は新しいKT88(JJ製)の電流がミニマムに絞っても80mA流れてしまいます。バイアス電圧をもっと深くすることが必要です。

C電源に入れていた2KΩの抵抗を取り去りました。これでバイアスは-80Vまで深くできます。現在は-55Vどまりでした。

これでバイアスは、電流値を小さくできるようになりました。

Img_1586

シャーシ内です。PARC AUDIOのコンデンサがきれいです。

左のチューブラー型のコンデンサ類はCマイナス電源用です。バイアス調整用の可変抵抗の上側にある平ラグは、やはりバイアス関連のコンデンサ、抵抗を乗せています。

アース母線の周りは込み入ってしまいました。標準的なレイアウトなので、とくに大きなトラブルも起きませんでした。

今回、目が見えなくなっていますので、必ず1箇所ずつ半田つけ形状を確認しました。

また、配線のたびに、回路図と突き合せして誤配線に注意しました。おかげでどうやら、ミスはなく終了。


Img_1587

テスト段階ではKT88とGE製の6550Aを挿しています。

配線完了後NFB用の抵抗を取り付けて、SWを入れました。残留ノイズは0.3mVと0.1mVに低下しました。

この0.3mVが心配です。アルテックでは問題ないのですが、JBLの075というツィータは108dB?程度あるそうです。

また球を変えながら、追い込んでいきます。今日は横に立てたままで終了。明日は調整。

仕事がいそがしく、測定までは無理です。聞き流して試聴する程度。おそらくもう鳴ります。

たぶん、広帯域に伸びた、迫力満点、オールマイティーの近代アンプの音がすると思います。

定格出力は65W程度だと踏んでいます。もう今日は寝ます。

またあした。

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コメント

ラーメン卿様、コメントありがとうございます。久しぶりにオーソドックスなアンプに取り組みました。
 大型管はいろいろトラブルがあります。何度も組んでいるといろんな経験をするものです。
 また、コメントお寄せ下さい。

トニーさん こんにちは。いよいよ大団円に近づいて来ましたね。いつもながらコンパクト&マッシブなアンプの姿態には本当に魅了されます。しかもアンプ製作の理論、理屈が判っておられるので、どんなトラブルにも柔軟に対処されることにいつも感心しています。凄くパワフルな良い音がする確信的な予感しますね。少し休んで下さい。

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