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2015年10月23日 (金)

KT88アンプ 一筋縄ではありません

今朝、オシロで正弦波を初めて入れました。入れてびっくり。

出てきたのはいびつな正弦波。いや正確には正弦波ではありません。

波の上側が半円のような丸味を帯びています。下側は正常な正弦波形です。

 これはいったいどうしたことでしょう。DCバランスはきちんと取れています。ACバランスかなと思い、位相反転段の下側のプレート負荷抵抗の直列に10KΩの可変抵抗を入れて、調整しました。ACバランスはとれても波形は変わりません。

さて、上下の動作点で食い違いがあるのでしょうか。

シャーシをひっくり返して、眺めているうちに、気が付けば波形が正しい形になっています。変ですね。狐につままれたような感じ。

底板をとりつけてひっくり返して、もう一度波形をみると、いびつな形に戻っています。

ついでに歪率を測定。こりゃひどい。2W出力時で7%あります。8Wまで上げると、22%の歪です。最悪です。こんな経験は初めてです。

ああーあ。何が原因だろう。発振器の調子も疑いました。発振器は3台ありますが、どれを使ってもいびつ。今度はオシロを疑いました。ストレートにオシロに正弦波を入れるときれいな波形です。

やっぱりアンプが悪いのです。決心して位相反転段のプレート抵抗を20KΩから30K、47Kと取り替えてみました。狭いところでの作業なので、時間を取られました。でも変わりませんでした。NFBも触ってみましたが変化なし。

試聴のときに歪は感じませんでした。なにしろ試聴時は1Wも出力を出していません。おそらくこの時は1%~2%程度だったと思います。でも私は3%程度にならないと歪を感じないのです。

小音量試聴で歪に気づくのは殆ど無理ですね。

どうしましょうか。可能性としては、思い切って分解、再度配線変更で組立が手っ取り早いと思います。

じっくり付き合うつもりですがこの週末を逃がすと、もう10月は無理です。11月ももっと無理。次のアンプも予定が入っています。

明日の土曜日頑張りますか。

Img_1590

そんなに乱雑な配線ではないと思いますがね。

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コメント

いなさん、アドバイスありがとうございます。半田つけにも原因の可能性があるかもしれませんが、左右同時に同じ現象が現れるということは、どういうことでしょう。
 その後、各段のプレート電圧、電流を少しずつ変更したところ、左右同時に正しい正弦波が再現されました。
 
 再度その状態で歪率を測ったところ、やはりひどい値です。

 負帰還抵抗を接続すると波形が大きくなるところから、正帰還になっており、どうやら目に見えないところで発振しているようです。私の眼にははっきり見えませんが、正弦波もきれいな1本線ではないかもしれません。

狭いところに押し込んでいるので、入りと出が交差している部分もあるようです。

 明日、発振防止の抵抗を入れたり、いくつか試してみます。

釈迦に説法かも知れませんが、アンプの姿勢を変えて不具合が現れたり消えたりするのは、ハンダ不良の可能性が一番高いです。
(もちろん他の原因もあり得ますが、真っ先に疑うのはハンダです)

とりあえずひっくり返した状態で、波形を見ながらあちこち(主に位相反転段以降)を割り箸やドライバーの柄等でコンコン叩いて、波形の乱れが生じないかを「最初」に確認してみたほうが良いと思います。

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