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2015年8月16日 (日)

直熱出力管

今回の807PP用のスクリーングリッド用定電圧回路に不安がありました。

今までは傍熱出力管を三極管接続にして、グリッド電圧を可変させてカソード側から電圧を取り出していました。

今回はPTのヒーター巻線の関係で2.5V管を使うしかありませんでした。そこでみつけたのが1619というメタル管。この球は正確には4極+ビーム電極という構造でプレート損失は15Wですが、ヒーターは直熱式でカソードがありません。

Img_1407

ふと不安になったのは、今まではカソードから電圧を取り出せばよかったのが、カソードがありません。ヒーターから正確にはフィラメントから取り出すことになるのですが、フィラメント端子は2つ。どちらから取り出したらいいのだろうか。

それとも300Bシングルアンプでよくやるように、可変抵抗の両端をフィラメントにつないで、真ん中の端子から取る出すのだろうか。これが疑問①

 もうひとつ不安を感じたのは、直熱管を使用して、アンプに交流由来のノイズが乗らないだろうか。これは疑問②

あれこれ悩んでいるうちに考え着いたのは、この球は電流制御ができる、直熱整流管だと思えばよいのではないか。

そうだとすると①の回答は、どちらから取り出してもよいということに。また②に関しては、整流管が傍熱でも直熱でも、音声信号にハムが乗ることはないという結論です。

そうして昨夜、回路を組んでみたところ、①や②の不安は杞憂に終わりました。これもひとつの体験です。今後のための知識となりました。

このスクリーングリッド用定電圧電源は、Vsgに制約のある多極管アンプに重宝します。

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