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2015年4月

2015年4月29日 (水)

6L6GC 3種 比較試聴

先日の大出力管の比較試聴に評価をいただいたことに気をよくして、

今度は6L6GCの比較をしました。現在手もとにある3種類です。

 これらはいずれも米国管です。

写真の左から、シルバニア製、GE製、RCA製(Mcintosh)。

シルバニア製はガラス管部が長く、支持マイカ上部にリングゲッター。管頂部にゲッターが飛んでいます。電極の大きさはは他の2本と同等です。

真ん中のGE製は小型。側面に角形のゲッター。右端のRCA製は黒プレート。側面にゲッターです。この2本は外形の大きさがほぼ同等。

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そして、クイックシルバーツインブロックアンプで順に、挿し替えて比較試聴しました。

トップバッターはRCA黒プレート。

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通電して鳴らして、20分後に試聴しました。ソフトは先日入手したビーナスレコードのSACDです。

落ち着いています。ピントが合った音。とんだり跳ねたりしない、きつさのない音です。各楽器の音色がエレガントで美しいですね。少し余韻を感じます。

この余韻を伴って、ピアノは鈴がころがるような印象です。バランスがよくてEL34にも通じる感じです。確かに黒プレートは人気があるはずです。でも6L6GCってこんな音でしたっけ。

次はシルバニア製。

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出てきた音は、標準的な6L6GCの音。RCAに対して音像が広がり、ボーカルや楽器が少し大きくなります。迫力が出てきます。余韻がRCA黒プレートより多いですね。ゴージャスといえばゴージャス。さきのRCAとこうもちがうものでしょうか。

これが一般的な6L6GCの音だと思います。

さて最後はGE製。

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RCA黒プレートに似ていることを期待したのですが、裏切られました。基本的にシルバニア製と同じ音です。聴きようによっては情報量がやや増えたかな、という印象。シンバルはクリアです。

結果、やはり6L6GCの標準的な音でした。

さて今回の試聴のまとめです。RCA黒プレートは買いです。それ以外の6L6GCは米国製であれば、共通した音になるのではないかと。

音を決めているのは、電極の構造、厚み、材質なのでしょうか。しかし黒プレートの材質が何で、どんな要因であのような音が出るのかは、全くわかりません。

ああ、また黒プレートの価格が吊り上がるかもしれませんね。申し訳ありませんでした。

2015年4月28日 (火)

SACD初体験

仕事の合間にTSUTAYAに行ってみた。中古本コーナーにいくと、今までなかった中古本のジャンル分けカテゴリーに「オーディオ」という札が出現していた。

雑誌を確認すると、HI-VIが棚の多くの部分を占有していた。ふとみるとオーディオアクセサリーが1冊あって、中をみるとSACDのサンプラー(付録のSACDディスク)が袋閉じで付属していた。

そういえば、うちのCDプレイヤーは本来はSACDプレイヤーだったことを思い出した。サンプルSACDはビーナスレコードのもの。何枚かのアルバムから11曲をこのサンプルに入れたものだ。演奏トータルで70分以上入っている。

 この雑誌、昨年末のもので中古価格が497円SACD付き。即購入して持って帰った。

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これが袋閉じのサンプル。

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袋の裏に演奏者のデータが入っている。

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丁寧に袋を切り取り。
この袋をラベルにしてディスクケールに挟み込みます。

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実はうちのプレーヤーにSACDを挿し込むのは初めて。おそるそおるトレイに乗せてプレイを押すと、トレイは中に入りました。と、次の瞬間ペッと吐きだすようにトレイがまた出てきました。

CDプレイヤーがびっくりしたのでしょう。もう一度トレイを乗せて、SW-ON。

おお、こんどはディスクを認識して、初めてSACDの方の青いインジケーターが点灯しました。

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そして音がでました。ああ、なるほどなあ。

情報量は多いです。でも加工臭を感じます。音が美しいかと言えばそうでもないのです。

そもそも、私があまり好きではない音のビーナスレコードですから。

曲によりSACDの利点がうまく現出する場面もあります。これも録音方法次第のようです。

ビーナスレコードは原哲夫さんが主宰されています。この方かつてビクターにいて録音を手掛け、米国RCAで録音しているうちに、仕事を全て覚え、つまり演奏者の選定、録音、宣伝を一人でできるようになったそうです。

そうなると向上心のある人間は、独立/自分のレーベル立ち上げをやりたくなります。彼はまさしくそれをやって、日本で90年代にジャズ専門のビーナスレーベルを立ち上げたのです。

ただし、誠に個人的な意見で申し訳ないのですが、私はこのレーベルの音が硬くてあまり好きではないのです。

情報量が多いと、原音に近づくかといえばそうではないですね。よりデジタルっぽくなります。こうなるとアナログと対極をなしてしまいます。

私は、以降アナログ強化を進めようと思っています。

カートリッジ、アームの選定、ヘッドアンプの製作などです。

その動きはまた報告します。





50万

気が付けばこのブログのアクセス総数が50万回を超えています。

すごい数なのでしょうが、よく考えると、ブログにアクセスしたあとに、目指す記事を探そうと、いくつかの記事をザーッと読まずに飛ばしても、その記事の数もアクセスにカウントされてしまうのです。

なので実質的にはもっと少ないアクセス数だと思います。実質10万回かな。これも正確でありません。本当のところはわからないのです。もっと多いかも知れませんし、逆に少ないかも。

アンプ製作の記事は人気があって、アクセスも増えますが、最近では同じようなパターンが続いて面白くないような気もしています。

アクセスが増えるのは順調な内容より、失敗を繰り返して、ついには断念とか、先の展開が読めずにハラハラするときの方が多くなりますね。

6L6GAの塗装失敗の連続は、アクセス増えました。

 よし、これからは必ず1回は失敗談を入れようかな、なんてね。やらせ演出はよくないですね。

少し目先の違う製作も取り組みます。MCヘッドアンプや、メーカー既成ケースを利用したプリアンプなんかも。

引き続きご期待ください。

2015年4月24日 (金)

クイックシルバーツインブロック ⑩ 比較試聴三昧

こういうアンプは本当に便利ですね。

スクリーングリッドに450V程度かけられて、プレート損失が25W以上で、ソケットのピン配置がほとんど同じなら、どんな球でも差し替えできます。

 それで次から次へとパワー管を差し替えてバイアス調整して、聴き比べてみました。

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これは中国製ゴールデンドラゴンのKT88。ゆとりがあって大型車に乗っている感じです。

中高域は、それほど骨太ではなく、繊細感すら感じます。

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これはシルバニア製の6L6GC。上記の球より、タイトでスピード感があります。いわゆる切れがいい音。6L6GCは総じてどのメーカーもこの傾向の鳴り方だと思われます。


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ご存じGE社製の6550A。圧倒的なゆとり。音場が広く、何気ない感じで音が出てきます。その音自体もきれいで、情報量が多いのです。近代管の頂点に位置するのではないかと思っています。

 ただし、低音域はやや柔らかくなります。硬い果物が熟れてきて柔らかくなりますが、そんな印象。エッジの立った低音ではなく、少し茫洋となる感じです。


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この球わかりますか。GE社の6L6GC?いいえ同じGE社の8417です。外形形状も電極支持板のマイカもまったく同じですが、規格が大きいのです。80W取り出せる球です。

真空管からトランジスターへ時代が移り行く中で、最晩年に登場した近代大出力管です。「見た目が小さいけども大出力が取れる」ことを設計目標にした、開発者の意地が見て取れます。

音はGE社の6L6GCと同じ傾向ですが、タイトさが薄れてやや骨太の音がします。低音もしまってよく弾みます。私はこの8417が好きなのです。

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そして最後は人気者EL34です。この球たちはロシア産のムラード製です。

音がかわりました。すべての帯域でバランスのよい鳴り方がします。6550AやKT88のゆとりとも違います。6L6GCのタイトさとも違います。

とても標準的でオールマイティーです。マランツ社がずっとこの球を起用してきた理由が想像できます。安心して聴いていられる音なのです。

やはりEL34はいい球です。

 みなさんも、ごひいきの球があると思います。上に述べた球たちはどれも甲乙つけがたいですね。

 このアンプはなかなかやります。とりわけ出力トランスが優秀ですね。PARCのカップリングコンデンサもきれいな音がします。

見た目もどの球を挿してもさまになりますね。このアンプ1台あれば本当に十分です。

2015年4月22日 (水)

クイックシルバーツインブロック ⑨ 完成しました

今朝から作業スタート。初段のみ残っていました。パーツも残り6個でした。

ゆっくりやって2時間で作業終了。少し間をおいて、もう一度回路と実際の配線をチェックしました。間違いないようです。

とりあえず、ひっくり返したまま球を全部挿して各部の電圧と残留ノイズを確認。

計画通りの電圧値になっていました。5AR4はやはり電源トランスの高圧端子の指示電圧の1.25倍が平滑回路入口に出てきます。これは電源トランスの電流容量の余裕にも影響されますが、余裕があるときは、決まって1.25倍です。

NFBの抵抗を指でOPT二次側に接触させました。発振しません。よって正規の負帰還になっています。ここでOPT二次側のリード線を短くカットして最終の形状にしました。

さて残留ノイズは、ひどい値でした。右18mV、左24.4mV。

これはどうしたことかと初段の12AT7を交換しようと捜したのですが、もう在庫がありません。ジャンク箱の中には、マジックで×印プラスノイズとかかれた球がわんさか入っています。その中にはEF86、6DJ8、12AT7など多数です。

しかたないので、初段に12AU7を挿してみました。今度はノイズは左右とも1.7mVに下がりました。

測定の前にとにかく、音を聴きたくて、底板をネジ止めして、ひっくり返して、ラインに投入しました。

SW-ON。おお静かです。残留ノイズは左右ともに0.8mVに低下。一安心です。

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うちのSPコードの先端はバナナ端子形状なので、このアンプのSP端子板に接続するのに苦労しました。ワニ口クリップを使いました。横からSPに接続する仕様はオーナーさんの依頼です。入力端子も前面です。背面での接続変更が困難なのでこの要望です。入力からのシールド線はOPTの脇を通していますが、ノイズは大丈夫でした。

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バイアス調整の図です。テスターをDC1.0Vレンジにして、Bの位置の出力管のバイアス電流を50mAに調整中です。

カソードとアースの間に10Ωの抵抗を入れています。この10Ωの抵抗の電圧値を測ればよいのです。オームの法則で 10Ω×50mA=0.5V。

楽なのです。この方法で数種の出力管に変更可能です。都度バイアスを調整すればOKなのです。

そして出てきた音は。

米国系の音です。ゴージャスです。ゆとりがあり、深みがあり、きれいです。薄いゴールドのベールをまとっているような印象です。

アクロサウンドのOPTの音に似ていますね。

引き続き、EL34、6L6GCでも聴いてみたいと思います。その後測定、引き渡し。

今回2度、軽く火傷しました。

クイックシルバーツインブロック ⑧ 初段を残すのみとなりました

今日は家にいました。朝10時くらいから配線作業をスタート。

ゆっくり、コツコツと進めて夜の10時で一旦終了。残りはあしたです。

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出力段まわりが終わったところでKT88を4本挿して、SW-ON。

じわじわ電圧が上がり、プレート電圧450V、バイアス-53Vでアイドリング電流は50mAでした。バイアスの可変もスムーズです。もうこの構造は5台目ですから、慣れています。

OPTから出力管への配線が長々と引き回してあります。NFBを掛けて発振したときにプッシュプルの2本の出力管への配線を入れかえる必要があります。そのため、どちらに転んでもいいように、長くしているのです。

 電源部を見ると、コンデンサが黒いものに代わっています。電圧が高めだったので耐圧の高いものに代えました。

カップリングコンデンサは黄色のPARCというメーカーの物を使っています。

PARCはウッドコーンスピーカーでおなじみの会社。雑誌でこの会社のコンデンサーはクリアできれいな音がすると評価してあったので、入手していたものです。

どんな音がするか楽しみです。明日には完成予定ですが、またできてすぐの、ちょっとした調整などが必要になると思います。パリパリ音が出るかもしれません。

このアンプに挿せる出力管。KT88,6550A,EL34,6L6GC,KT66、6GB8,8417などです。

楽しみですね。

2015年4月20日 (月)

クイックシルバーツインブロック ⑦ Cバイアス電源まで配線しました。

土日は次男の高校サッカーインターハイ予選の応援にいきました。

日曜は強豪相手でした。両チームなかなか点が入らず。後半の中ごろに、味方の左サイドの選手が右に向かって大きく上げたクロスボールを、次男がゴール前に走り込んでジャンプ。頭で合わせてゴールを決めました。

私だけではなく、回りのみんながびっくりしたゴールでした。残念ながら終盤、相手チームにコーナーから1点を決められ、引き分けでした。

今朝の息子の学校の職員室の話題は、いまやってる、高校野球、サッカーのインターハイ予選のことでもちきりだったそうです。野球では同じクラスのS君がサイクルヒットと決勝打を放ったこと。そして次男の信じられないゴールで盛り上がったそうです。

さて、今日20日の夜から、クイックシルバー、最近ではマイケル・オースチンに似てきましたが、このアンプのC電源の配線をしました。

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50Vの片波整流。ー70Vからー20Vまで可変できました。これで6L6GCもKT88も挿せそうです。

明日からまた、コツコツやります。サッカーで2日明けると、スランプも来ません。

一気にいきます。

2015年4月16日 (木)

クイックシルバーツインブロック ⑥ 電源部まで配線しました。

スランプ脱出。

今日は電源部に取組み、整流管5AR4を2本挿して、電圧がでました。

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オリジナルのアンプは左右2台につぎ込まれた、電解コンデンサーの容量は全合計2400µF程度でした。このアンプは200µFです。これで十分。

バイアス用のCマイナス電源の途中で終了。明日から2日間出張なので、

完成は来週前半くらいでしょう。

このアンプはUL接続。EL34、6L6GC、KT66、KT88、6550、6GB8、8417などが挿し替え可能です。このトランスの音を聴いてみたいのです。

そうそう、このアンプはどこかで見たことあるなあと、思っていましたが、マイケル・オースチンだったかな。そのメーカーのアンプに見た目、似てます。

さて次機種、100Wアンプを考えていましたが、昨日あたりから、プリメインアンプを作ってみたくなりました。

まだ経験がないのです。6BM8PP、イコライザ、トーンコントロール付き。

楽しそうです。

2015年4月12日 (日)

スランプ解消方法

世の中には上があるものだ。
私は自分なりに、自身を結構アンプ多作の人間だと思っている。しかしながらネットをみていると、プリアンプを200台以上製作し、とかパワーアンプを400台組立て、とか結構剛の者の話が目に触れる。

本当かね、仕事は何をしてるのだろう、と不思議になる。

そんな方々に比べると寡作の私だが、それでも頻繁にスランプがくる。剛の者達はスランプなんか来ないのだろう。スランプ知らずだからこそ何百台と作れるにちがいない。

それで今私に、少しスランプが来ている。スランプ解消法は過去にもお知らせしたとおり、わざと仕掛中のアンプに近寄らない。甚だしいときは数週間ほったらかしにしておく。

それから、これは公開していませんでしたが、アルコールの力を借りる。やはり気持ちが昂るといっちょうやったろうか、という気になります。

三番目は、他の方が作ったアンプを意識して見る。そしてそのアンプからインパイヤーを受けるようにする。自分も負けてはいられないとか。

最後の解消法は、少し不謹慎ですが、その次のアンプのことを考える。シャーシ上に部品をならべて、デザインを考えるのは、地味な半田付け作業と違って本当に楽しい。建築デザイナーになったような気分だ。どんどんアイデアが湧いてきて楽しくなる。そうすることにより、次にとりかかるためには、目の前のアンプにめどをつけなければ、という気になる。

今回はこの4番目の解消法をとった。それが下の写真だ。

次のアンプ。

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大きいのです。100W出すつもりです。電源トランスは700mA容量です。チョークコイルもMAX800mA容量です。

レイアウトに苦労しました。大きなトランス類にちいさなチョークというアンバランス。シャーシの中にもはいらないので中途半端でした。最初、このチョークを隠すために、後ろに置こうといろいろやりましたが、いずれも中途半端。

最後の最後に開き直りの手法を使いました。つまり隠さずに堂々と前面に置くこと。この手法は結構効き目があります。

写真をごらんください。全体のレイアウトも調和がとれて、チョークコイルもしっかり存在感が出ました。そこで写真をパチリ。

このアンプ100W出すつもりです。米国製の大型重量級スピーカーを駆動させます。以前の経験からアヴァロンなどの低能率スピーカーを鳴らしている半導体モノパワーアンプにとって代わるアンプと位置付けます。

そのためにカソードフォロアー回路にします。そうして重低音を出します。ああ楽しみです。さあ、今のアンプを早めに仕上げようと思います。

2015年4月11日 (土)

中休み

先週は木金と出張しました。水曜日の夜にクイックシルバーツインアンプは、ヒーター配線を終わらせ、その時点で実体配線図を描きました。

このアンプはリークムラード型の回路なので、過去の作例があります。なので実体配線図は過去の残しておいたものを利用したので、かなり時間短縮になりました。

あとは配線をしていけばよいのですが、今日土曜は疲れからかボーッとしていました。

中休みといった状態です。また気分を新たにとりかかります。

 そういえば、300B関連のオークションの結果を報告していませんでした。

WE300Bペアは2組出品し、それぞれ無事に到着したようです。1ペアは実機に挿されて問題なく鳴ったとのことでした。

もう1ペアは到着した連絡も来ていません。まあ便りが無いということは、トラブルが無かったということなのでしょうね。

 もうWE300Bは手もとにありませんし、正直な気持ちを言わせてもらいますと、なんであんな球が、高額で取引されるのだろう、というのが私の本心です。

率直に言えば、RCAの6L6GC、GEの8417、ムラードEL34などの真空管たちの方が、私にはずっと優秀に思えます。

これらの球たちを、ノイズを抑えて、実力のあるトランス・パーツを使ってしっかり半田付けをすれば、WE300Bより切れのいい、音味のいいアンプができます。

でも好みですから、それでもWE300Bの方がいいと言うかたもいらっしゃるのでしょう。

さて今度は落札された300BPPアンプの方です。このアンプも無事到着が確認できました。但しオーナーの方は現在PSVANEだとかの300Bを発注しておられて、4月半ばに入手予定だとのことです。

なので試聴はそれ以降になります。私の考えではPSVANEという中国製?の300Bの方がWEより、元気な音で鳴るのではないかと思っています。

この試聴報告も楽しみです。

2015年4月 6日 (月)

クイックシルバーツインブロック ⑤インレタ入りました

レタリングを入れて、全て部品をとりつけました。

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前景。シャーシ前面中央にバイアス調製VRの軸がならびます。普段はアルミプレートで隠しておきます。

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真上から、前段のあたり。


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バイアスVRたち。穴の中心に来るように、取りつけました。結構苦労しました。右側のつまみで出力管を選択し、該当するVRを回してバイアスを可変させます。

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整流管2本。ヒーター巻線の容量が4Aなので、2A管のみの使用になります。5R4Gなど。

明日以降配線着手。8日から出張が入ります。来週末に鳴ればと思っています。

2015年4月 4日 (土)

読者の方が作ったアンプ その7

もうこのシリーズも7回め。

今回はKAORUさんです。KAORUさんご自身も3回目、あれ4回目でしたっけ。

OY36を使った大型のものと、6L6GAPP、そして今回がVT-52シングル。

まずは写真をごらんください。

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パーツが集合しています。タムラの古いタイプの協会2号色の電源トランスが渋い。OPTはサンスイのHS-5。メタルクラッドの抵抗なども見えます。


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シャーシ裏のレイアウト。チョークコイルを左右別に準備されています。


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調整中でしょうか。いつものように木枠が素敵です。なんだかあっという間に組みあがったみたいですが、結構時間がかかったのでしょう。

お風呂用のイスかなにかに乗せられているのでしょうか。

 シャーシ内はきれいに配線されています。

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大きさのちがうトランス類は同じ色にまとめてあります。これも一つの手法です。こうすると大きさの違いが目立たなくなるのです。

シンメトリーな配置。真空管が五角形を作っています。

ジャンルを選ばず。VT-52は実力をいかんなく発揮。

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リチャード・アレンをしっかり鳴らしているそうです。こうしてみると木枠が回りと同化しています。協会2号色のトランスたちもアンプも落ち着いています。

KAORUさん、最近の作風に味がでてきた印象です。

やはり自作はいいですね。

この部品とトランスを使いたい。球はこれで、鳴らすスピーカーはこれ。聴きたい音楽はこれ、とすべて自分の自由にできます。

私は42を三接シングル、80整流で小型の夏場用のアンプが作りたくなりました。




2015年4月 3日 (金)

この会社にシャーシ加工をお願いできます

Fさんから、シャーシの加工対応してくれた企業の情報をいただきました。

現在とりかかっている6BQ5PPアンプのシャーシをお願いしたところ、価格も納得、出来栄えもよいものが届いたそうです。

その会社はNPS 日本プレート精工株式会社という会社です。

http://nps1.jp/

送付した図面。

「F-5.pdf」をダウンロード

「F-6.pdf」をダウンロード

Sub

おおもとのレイアウトの写真です。

出来上がったシャーシ天板とサブシャーシの写真を下に

掲載します。

F1

これはシャーシ天板。6800円です。

F4

サブシャーシです。4200円です。

とてもきれいな仕上がりです。

全部で3社見積もりを取ったそうですが、他の2社はこの倍の価格回答

だったそうです。

 この会社はエンドミル加工(歯先が回転しながら金属板を削っていく加工)ではなくて、全てパンチで加工(形状ごとに上型にパンチを取りつけ、一発で打ち抜く)なので安かったのかもしれません。

大きな角穴は小さめの角型パンチで数回にわたり、打ち抜いているので、つなぎの部分で小さな突起が残っているようです。でもヤスリで仕上げれば簡単です。

今回は側板がありません。Fさんは木枠を使用される意向です。自作の友さんに側板フレームをオーダーする手もあります。

箱型を希望すると、曲げやスポット溶接が追加され、価格はアップするでしょう。試しにそれで見積もりをとってみてもいいですね。

奥澤シャーシが、引き受けてくれない現状。こういう会社の登場はありがたいです。

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