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2015年3月11日 (水)

読者の方が作ったアンプ その6

いつもご意見を書いてくださったり、私のアンプを入手されて使ってくださっている、ラーメン卿様から、アンプ完成のご報告をいただきました。

ラーメン卿様は実はもう何十年もの自作マニアです。

今回807シングルアンプをモノラル構成で、組み立てられました。そのお話を以下に写真とともに掲載させていただきます。

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前略 先日トニーさんのブログへ書き込みさせて戴いた807シングルのモノラルアンプにつき、写真と共に御報告を申し上げます。 私が過去に製作しました807シングルステレオアンプに加えて、トニーさんの807PPステレオアンプを聞き込むにつれ、矢張り807はオー ディオ管として優れている、という感想が深まりました。

しかし、807はトッププレートで使い難いし、音楽再生用としては駄管(?)である、と いうのが一般の定評でもあるようです。とは云え、807は評価の高い6L6系の御先祖様とのことですので、個人的には807に拘りたいと思っ ています。 そこで、自分の体力も考えて、807シングルのモノラルアンプを2台製作することにしました。

回路は、前作の807シングルステレオアンプの ものと基本的に同じです。但し、電源トランスの電圧配分は回路に忠実なものを採用しました。出力トランスは、昔アンディクスさんで購入してい たファインメットコアの小型を使うこととし、別売りのトランスカバーで化粧することにしました。

シャーシは、奥澤シャーシさんで加工して貰いました。勿論、現物合せのためにヤスリで修正したりしましたが、外注加工がこんなに楽であるとは 思いませんでした。加工後のシャーシにワインレッドの塗装を施す積りでしたが、トランス等の重量物を試しに取付けましたところ、再度バラ,すの が億劫になり、そのまま配線に移行しました。従って、アルミの地金まる出しですが、結果としてこれでも良かったかなと納得しています。

配線に際しては、トニーさんのブログに教示されていたところに従い、確実な半田付けと、極力CRをソケットピンに接続することと、ラグ板は沢 山設けておいて、不要であれば取り外したりカットすること、等を実行しました。

また、段階毎にレオスタットを使用して通電確認を行いましたの で、私は誠に珍しく2台共にノントラブルで完成しました。電流計は、何れも60mAでピタリと静止しています。

音については、毎晩ランニング運転しているところですが、自画自賛ながら大変気に入っています。また、ACラインと信号系とを極力離したため か、ボリュームを最大にしても、アルテックのスピーカからはハムその他のノイズは全く生じません。但し、CDプレーヤーを直に接続している段 階であり、プリアンプを接続してアナログレコードを聞く段階には到っていませんので、また評価は変わるかも知れません。

なお、前段管は6C6なのですが、一方のアンプでは6D6(外形が良く似ています)を使って試聴していました。すると、最初は良いのですが5分 程するとピーという発振音(?)を生ずるようになりました。一呼吸を置いて球を交換しますと現象は再現しません。良くみたら6D6を誤用してい たという落ちでした。

また、一方のアンプが他方のアンプに比べてトランスの唸り(?)が少し気になります。2台のアンプをボード上に並列しての比較ですので、トラン スのネジを増し締めして済むことなのかトライしてみたいと思います。

今後は、長年に亘り収集した各種807を換装して楽しんでみようと思いま す。 今後も宜しく御指導下さるようお願い致します。トニーさんのブログで取り上げて戴けるのであれば光栄ですので、如何ようにも料理して下さい。

 草々 ラーメン卿

追伸 昨夜電源トランスのネジを締めましたら、かなり締め上がります。シャーシへトランスを仮組みする積りで緩く固定していたのが原因のようです。 これで唸りは殆どなくなりましたが、僅かにシャーシ本体からウーンという音がします。念のためシャーシを少し持ち上げましたら気にならなくな りましたので、裏板とゴム足とによるダンピングを考えています。

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頂いた、ご連絡に対しての私の意見は以下のとおりです。

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ラーメン卿様

807アンプの完成おめでとうございます。
     第一印象ですが、見事だなあということです。カチッとして、機能的で、二本の
球へのトップキャップへのリード線がまた趣きがあります。

二台並んだ姿もいいですね。女、子どもにはわからないデザインです。

流石にベテランのかたが、じつくり取り組まれた作品だと分かります。

ノイズが皆無とのことも素晴らしいことです。

私の指示事項を参照くださったとのことでとても嬉しく思います。

是非ブログで、説明文も合わせて、掲載させてください。よろしくお願いします

トニー

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807は頭にプレートがありカッコ悪くて、目の前のアンプに挿すのはどうかなと考えられている方も多いと思います。

この一般的な評価は、実はこの球の価値を知っている方にはラッキーです。この球は結構出力が取れますし、音も迫力があり、きれいで、その実柔らかい音なのです。

さあみなさん、この低評価の間に、安く入手しましょう。

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