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2014年11月 8日 (土)

300BPP 序章③

今回はパーツの中でも重要な出力トランスのはなしです。

今手もとにある、候補は2つ。ダイナコマークⅢに使われたアクロサウンド社製のA431と日本のガレージメーカー、ハットオーディオラボのHO90-5です。

この2機種以外のものは、最初から考えていませんでした。どちら甲乙つけがたくすばらしいからです。

A431のすばらしさは、前回お話ししたマークⅢというアンプのことからも分かります。このアンプ、キットであったため素人の手によっても、なるべく完成が容易なように、基板を使っています。しかも前段管は複合管1本でまとめています。

1本の中に5極管と3極管が入っています。この回路は一般的に音の迫力に欠けると述べました。自作の6L6GCアンプはそうでした。しかしダイナコマークⅢは音に迫力があります。

なぜだろうと考えました。出力管に6550という大型管を使っているから。あるいはアクロサウンド製のOPTを使っているから。その両方の可能性もありますが、私はこのOPTのおかげだろうと踏んでいます。

アクロサウンド社のOPTは、世界で一番美しい音を出すと言った方がいます。一般的にはUL接続で使われるときに美しいと言われています。じゃあ3極管接続はそれほどきれいな音じゃないのかという疑問がわきます。そんなことはないだろうというのが私の考えです。

 一方のハットオーディオのHO90-5。恐らくは分割巻で、手巻きによるものだと思われます。手巻特有の音がするからです。情報量が多く、すっきりした音。ドタッとした低音ではなく、スマートでよく伸びる低音です。さらに特筆すべきは特性の優秀さです。このトランスは90W容量、合わせカバーで挿入損失も少なく、周波数特性も広帯域です。なんと価格は@18000程度。あのタムラのF475(15W)がペアで7万円まで高騰している現在においてもです。

私はこのトランスのC/P値は国内のメーカー製の中でも最高の位置にあると考えています。

 さあこのどちらを使うべきか。ウィリアムソンアンプ回路でのA431の使用は不安があると思っていました。

まてよ、ともう一度ダイナコトランスのカタログを調べました。ありました。figure2にA431がウィリアムソン回路に使われている事例がありました。

この時点で悩み解消。A431でいくことにしました。ハットのトランスは別の6550PPアンプで使うことにしました。

次回はコンデンサーについてです。

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