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2014年9月

2014年9月30日 (火)

ヒーターの灯したい季節

朝夕、肌寒くなりました。半袖で朝、犬と散歩してると寒いくらいです。

いよい真空管アンプの季節の到来です。

 

現在もアンプ作りに取り掛かっています。なかなか時間がとれません。なにしろ家を留守にしているからです。

そんなときは、どうしようもないので、アンプの仕様のことを考えます。今回は美音がテーマです。

美しければそれに越したことはありません。自分で使う分には、少々故障しても修理すればよいのです。

私の場合はオークションに出品しますので、壊れにくく作らなければなりません。

そのための工夫とは、

①抵抗なら実使用時の条件に対する、余裕をみた容量(W数)の選定。コンデンサーならやはり実使用電圧より高めの耐圧品の選定。

②長期の仕様に耐える、接点部劣化の少ないソケットやSWの選定。

要は品質のいい部品を使うことです。

球は仕方ありません。人間と同じで怪我をしたり突然昇天することもあります。それでも良いメーカーのよい個体にあたれば10年は持ちます。

今日博多の紀伊国屋書店で、九州のジャズ喫茶店の本を立ち読みしました。どのお店も写真付きで、きれいに店内が写っています。そしてJBLやALTECのスピーカーたちも。

自分のアンプが、これらのお店でメインとして、この店たちのSPシステムを鳴らす役をこなせるだろうかと、ふと考えました。

1日18時間、年中無休で働き続けることが可能かどうか。

そして、もう一度現在制作中のアンプの部品について、考えなおしてみました。

 

やはり、業務用に耐えてこその機会だから、それをめざしてみようと。もう一度パーツを見直してみることにしました。

2014年9月27日 (土)

6L6族PPアンプ ⑩ 部品取り付け完了しました。

仕事もせずに、夜はガマンしきれずに目の前にあるシャーシに部品類をとりつけました。

明日は早起きして仕事する羽目に。

部品の取り付け順序は

1.前面  電源SW

2.天面  ソケット類

3.背面  RCA端子、VR、SP端子、FUSE、ACインレット

4.天面  OPT、チョークコイル、電源トランス

これが前からみた図

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部分的に拡大

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そして後姿

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この後の作業は、内部の取り付け金具の加工があり、実態配線図を描いて、と続きます。

先週台風16号を気にしながら四国へ出張。毎日うどんを2回ずつ食べて、金曜の夜に帰ってきたら、金木犀の香りが。

季節が変ってしまっていたのでした。

6L6族PPアンプ ⑨  レタリングを入れました。

土曜日の午後、インスタントレタリング入れました。終了後にクリアーを上から吹き付けて固定させました。

もう白のインスタントレタリングも枯渇寸前。

 よって極力文字を減らした省エネレタリングです。

真空管用の文字は小型の文字しか残っていません。7という数字がちょうど3個しかなく、MT管末尾の数字に使いますが、失敗がゆるされません。

すこしいびつになりながらもセーフ。7にしか見えなければOK。

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前に回ると、レタリング文字は1か所しかありません。

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よく見て下さい。6L6×4 の文字のみ。なんという手抜き。6という文字もこれで終了。

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次回から、いよいよカスタムオーダーでレタリングさくせいを業者にお願いするしかありません。刻印してインクを流し込む方法も考えたのですが、刻印が高額です。

でもアンプが第三者に手渡ることを考えると、やはり真空管の名前は入れておかなければなりません。抜いた瞬間、いったい何の球をどこに挿すやらわからなくなってしまいます。

さあて、次は部品取り付け。しかし今夜仕事があります。明日はまた午後から日曜移動で出張。

少しおいてからになります。

2014年9月25日 (木)

読者の方が作ったアンプ その4

KAORUさんから、一足先に6L6GAアンプが完成したとの連絡をいただきました。完成おめでとうございます。

読者の方のアンプシリーズも4台目。KAORUさんのアンプはそのうち2台を占めています。

私が、広告の写真を心霊写真だのと、アホなことを言って、自分の6L6GAアンプは放ってそのまま出張に出かけてしまった間に、KAORUさんはコツコツとアンプ作りに励んでおられたのです。

そして送っていただいた写真を公開させていただきます。

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シャーシ、サブシャーシはきれいに塗装されています。いい色ですね。

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シャーシ天板に仮置き。私もこの段階で外観を確認するのが好きです。

シルバニア製の6L6GAの素敵なこと。業務用のPTが大きく、伊藤喜多男さんのEL34PP(81万円落札アンプ)のようですね。

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そして完成、外観。大阪高波のOPTが渋い。木製フレームにこだわりが見えます。

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所謂はらわた。約5cm×15cmの範囲内に、リークムラード回路2CH分を詰め込むと、このように高密度になってしまうということ。

デザインを優先するとこうなるのです。よくわかります。結構手先が器用なのでしょう。NFB回路はまだ、未接続。調整中でしょうか。

オレンジドロップのコンデンサに、抵抗は金被。金属被膜抵抗の価格は海外製の十分の一程度ですが、私は色付けのない音が好きなのです。

私の6L6GAも、金被でいくつもりです。

 

力強い音、テレサ・テンさんの歌が素敵に聴こえるそうです。このあと、測定を予定されているとのこと。また報告いただけたらと思います。

この前はOY36使用のEL34PPツインモノアンプの写真を投稿いただきました。KAORUさん、いよいよ製作スピードが加速されてきましたね。いいことです。

私のアンプは遅れています。同時期に完成させようと思っていたのですが。

「KAORUさん 遅くなってごめんね」 

このセリフの意味が分かる方は結構年配です。

2014年9月23日 (火)

心霊写真

21日の記事の写真に霊が写っているとの指摘。

その写真は、塗装が完了したシャーシの写真。

電源トランス用の角穴に、女性の顔が写っているとの指摘が。

みなさん、怖がらずによく確認してください。

正体がわかります。

2014年9月21日 (日)

6L6族PPアンプ ⑧ 塗装終了しました。

今日は日曜日。昼食でビールを飲んでいざ、シャーシ加工です。

残っていたMT管ソケット穴加工と底板の放熱用の穴加工(これらは全てシャーシパンチ加工合計12個)、そして塗装まで済ませました。

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私はシャーシパンチの棒を回して開ける方法は手が痛くてだめなのです。

よって簡易バイスに棒の部分を挟んでひっくり返して、シャーシの方を回しています。21mmパンチ、かなり食い込んでいます。

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もっと分かりやすく、真横の位置から。

写真上部に洗濯物が映り込んでいます。気にされないよう。雑草も少し生えています。庭掃除は完全に私の仕事。爪に土が入ったり、虫を触るのが嫌なんですと。ヘッ!

この作業台をみてやってください。24年前に購入した物。この上で何十台ものアンプを作ってきました。合板が古くなって、ペラペラ剥がれてきています。トゲに注意です。板を新しく替えてやらなくてはなりませんね。


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これはシャーシパンチ加工中のものを上から見下ろした図。

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塗装中です。左の天板はプライマー処理後、1回目の塗装後の乾燥中です。

ハンマートーンにしました。ハンマートーンは40分は乾燥した方がよいでしょう。

右にあるフレームはプライマー処理後の乾燥中。プライマーは30分乾かせば充分です。


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なんだかんだで、塗装完了。このまま2~3日置いておけば、乾きます。

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これはひっくり返して、底板を写したもの。Φ21の空気穴が8個。いつものゴム脚4個。

さて明日以降、白のレタリング入れとなります。まだあったかなインスタントレタリング。そろそろ在庫がないかも。

こっちもなんとかしなきゃ。嗚呼


6L6族PPアンプ ⑦ 側板部加工しました。

昨日の午後から、自作の友さんから、送っていただいていたフレーム部分の加工をしました。約4時間。

今回はACコードは3Pコネクタに。ヒューズ、SP端子、VR、RCA端子たちは背面に。

前面は電源SWのみです。

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背面からの眺めもなかなか精悍な感じです。このシャーシフレームはアルミ1.5tなのですが、とても加工しやすいのです。バリがまとわりつかずにパラパラして乾いた感じです。

背面にSP端子黒を1個だけ着けています。この端子は今は無き秋葉原・国際ラジオで定期購入していたもの。

このアンプで使った後は、この端子の在庫はアンプ2台分のみです。もっと買いだめしておけばよかったと後悔しています。

この端子は線材を巻き付けて使うことに加えて、バナナプラグを差し込んで使う方法でも、しっかり食い込み安定感があります。1個100円とお買い得でした。どこかで入手できないものでしょうか。今度秋葉原中をさがしてみます。

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さて次は塗装です。シャーシは何色にしましょうか。チョークコイルはハンマートーンに塗られています。グレー、シルバー、ハンマートーン。

赤や緑や青にはならないのです。私の場合は。

自分のファッションでも、小柄で猫背と風采が上がらない私は、原色を身に着けるのは避けています。

アンプも分身なので、原色はついつい避けてしまいます。

2014年9月20日 (土)

禁断のJBL 最終

19日の夕方、帰宅した。

土曜の朝から、またJBLのドライバーを鳴らしている。

前回、このドライバーがアルテックの802Dと同じ音で鳴っていると報告した。

確かによく似た音だ。ランシング・マニュファクチャリングという音響設備会社を共通の先祖にもつから、DNAは同じなのだろう。

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また聴き続けた。30分くらいで新たなことに気が付いた。似ているけど違う部分。

それは、「アルテックに比べて、JBLは鮮度が劣る」ということ。

乱暴な表現になるが、アルテック802Dは直熱管でJBL・LE175DLHは傍熱管のようだ。

JBLは音にごく薄いベールがかかっている印象だ。

スティックがシンバルをたたく瞬間、ブラシがドラムの皮にぶつかる瞬間、ピアノの打鍵時にハンマーが弦を叩く瞬間に違いが確認できる。

それぞれの音を擬音で表せば、カツーン、ザザッ、ガーンという表現になろうか。悲しいかなJBLは鮮度が劣る。

 

 ひょっとして、高低のバランスが低域よりなのかな、とも考え少し高域の音圧を上げてみた。

一聴クリアな感じだ。シンバルの余韻も、ピアノのハンマーの余韻もアルテックに劣っていない。でもアタック時の鮮度はやはり劣る。

原因を考えてみた。ホーンの構造だ。JBL固有の蜂の巣ホーン。5枚のパンチングメタルが重ねられて5層構造をなし、それ自体が側面(横方向)からみるとホーン形状を作っている。

私は以前にもブログに書いたが、この蜂の巣ホーンはデフューザーになっているのではないかと。いわばホーンであり弱音機だ。

5層のパンチングメタルを通り抜けるあいだに、鮮度が落ちるのではないか。ドライバー自体は鮮度のよい音を出しているのではないか。

この疑問を明らかにするテストがある。LE175を、802Dの代わりにアルテックのホーン511Bに取り付けて鳴らしてみること。しかし構造上むりだ。

取り付けネジの数が違う。

ここでオークションでたまに出ているスロートアダプターのことを思い出した。アルテックはネジ2個でホーンに取り付けられている。一方のJBLはネジ3個だ。3個にしたのは、ミスター.ジェームス.B.ランシングの意地かもしれない。

 このアダプターは金属製の糸巻形状で、それぞれのフランジ部に2個と、3個の穴が明いているもの。

これがあれば、JBLのドライバーもアルテックのホーンに取り付けOKという寸法。まあ同じことを考える人はたくさんいるということだ。

アダプターを捜してみようかな。

ここで冷静に考えた。やめておこう。仮にテストができたとして、JBLが鮮度の良い音を出したとしよう。

それでどうなる。「いやあ、どちらも同じホーンに取り付けると、同じ音がするんですよ」という話を自慢げに他人にできることにはなる。

で、どうする。アルテックとJBLを交換しながら、聴き続けるのだろうか。それは面倒くさいし、やらないだろう。

結論がでた。このテストはやらない。

 

 もう一度、手元にある「管球王国VOL.19」に、目を通した。

LE175DLHと130Aウーファーの組み合わせの試聴記事だ。

4名のパネラー(テスター)の方の試聴記だ。

各ジャンルのソース4枚を試聴して各人の感想が述べられている。篠田寛一氏の文章に目がとまった。

「ギターのアルディ・メオラは薄手のカーテンの向うで演奏しているようだ」

篠田さんは、もう何十年もアルテックA7を使っておられる方。

 それからもう1名、杉井さんという方。この方はWE系の器材・スピーカーを中心に取り扱っている、ウェスタン・サウンド・インクを主宰されているかた。試聴記には、「もう少しクールさが欲しい」とあった。

この二人の方はアルテックの音をよく知っておられる方々だ。

これで合点が行った。JBLは確かに鮮度が少し落ちるのだろう。それはアルテックを知っている物だけが感じること。

アルテックを経験せずにそのままJBLに行ってしまった人にはわからないこと。

しかしながらJBLのトータルな音色の美しさは卓越していて、独自の世界を作っている。この素晴らしさはやはりその本質を突き詰めた人にしかわからないこと。鮮度と美しさを完璧に両立させるのは至難の技かもしれない。

もういちど802Dに戻した。ピアノの鍵盤上の指使いの気配までが感じられる。発音体がない所の気配まで。これは能率の違いなのだろうか。ホーンの違いなのだろうか。

おそらく私の部屋ではJBLのドライバーは常用機にはならないであろう。

2014年9月18日 (木)

禁断のJBL その2

LE175DLHを銀箱の上のちょうど中央の位置に乗せました。

2WAYマルチなので、クロスオーバー周波数をJBL仕様に従って1.2KHzにセットしました。

さてここから、高域と低域の音圧の調整です。やや大きめの再生音で鳴らしてみます。

もやついた、歯切れのない音。このポジションはアルテック802Dのポジションそのままなので、高域の音圧を上げました。

大分音に切れが出てきました。高低ちょうどバランスがとれた位置でしばらく聴いていましたがどうも不自然です。

高域が前に出しゃばっていて、これは音圧を絞っても改善されません。

LE175DLHの前後方向の位置に問題があると見当をつけて、少し調整しました。以前2WAYマルチのセッティングのときにお話ししましたが、こういう調整のときは、うんと前、そしてうんと後ろの両極端の音を確認しておいて、バランスのとれたポイントを捜すと、比較的調整が容易になります。

私はLE175DLHを4cm程度後ろに下げました。これで出しゃばりが収まりました。

テストソースはキース・ジャレットの「キング・ハズ・ゴーン」というマイルスへのトリビュートアルバムです。1曲目のバイバイ・ブラックバード。

曲を聴きながら、もう一度高低の音圧調整をします。なかなかジャストのバランスポイントがみつかりません。混沌としていて判断できないのです。

802Dは簡単にいくのですが、これがJBLのユニットなのでしょうか。チャンデバのボリュームをミリ単位で動かします。

この辺でどうかな、というところでストップ。あとは音の方に集中します。

バスドラのはじける瞬間と余韻がぴたりと決まったと思われるポジションでストップ。今度はピアノやシンバルの音に注意を傾けます。何となく固くて高域勝ちな印象もあります。自分でも自信がないのです。

今度は高域のボリュームを0.5mm左に。そんなことを2・3回繰り返しました。

上下なんとなくバランスがとれたところで、今度はドライバーの音に集中しました。

しばらく聴いていたのですが、ここで不思議な感覚に。

LE175DLHが802Dと同じ音で鳴っているのです。ホーンの鳴きが無いだけ。

それ以外はよく似た音です。

はたと考えました。ウーファーはアルテックの803Bです。これは416Aと殆ど同じユニット。

ウーファーがそうさせているのかもしれません。

もう一度802Dに戻して比較しようと思ったところで、タイムリミット。

出張にでなければなりません。あとは土曜日以降になります。

JBLのウーファー130Aとコンビにすると、まちがいなくJBLの音になるのでしょう。

また土曜日以降に報告します。

2014年9月16日 (火)

禁断のJBL

先日の月曜日。息子をサッカーの練習試合会場(某公立高校のグランド)まで連れていって、すぐに引き返した。

4時間も、同じ高校相手に、3試合の練習試合を行う。この炎天下付き合い切れないし、自分の作業もしたい。

よって引き返しがてら、ホームセンターに寄ってアルミ板を買って帰った。

①600×400mm(t=1.0)を1枚。これは歪率計56Bのケース(上蓋+底板)用。

そして②400×300mm(t=1.2)を1枚。これは6L6族アンプの底板用です。

帰宅してまた息子を会場に迎えにいくまでの4時間のうちに、①と②から板を切り出しました。

 特に①は2枚の板、500×200mm(上蓋)と320×200mm(底板)を切り出し、それぞれをコの字形に折り曲げて、ケースの形にしました。

このコの字型2枚を上下に合体させると、綺麗な歪率計の箱型ケースになるのです。

②はその大きさからカットして、345×225mmのアンプの底板を1枚切り出すだけです。

何だか、歪率計もアンプと同時進行で進めてしまっています。心の中に歪率計を絶対作るんだという意志が芽生えてしまっているのです。

後日、これらの写真を乗せます。

 こんないつも通りの作業をしながら、良からぬことを一方で進めています。

 

 実はどうしてもJBLのドライバーの音が聴きたくて、少し無理してLE175DLHを入手したのです。

アルテック党の党首としてあるまじき行為。でしょうか。

JBLを知ってこそのアルテック党だと思うのです。 

ランシング・マニュファクチャリングと1947年ころ袂を分かった、ジェームス・バロー・ランシング氏が独立して、まず手掛けて世に送り出した38cmフルレンジユニットD130。そして175ドライバー。

私はこれらの初期のユニットは、アイコニックシステムによく似た音を出すと聞いたことがあります。

ただオリジナルのフライトバック(磁石を内蔵したカバーが平坦な形状をしている)形状の175は現在入手が困難で(あっても高価)あることも知っています。

であれば、その後の改良版のLE175(JBL固有の音色を発し始めたユニット)を手元において、その音を聴いてみたいと思ったのです。

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ヤフオクで見つけました。何とかライバルとの駆け引きをクリアして7万円代で落札しました。ガレージ店では11万円程度です。

現品はLE175DLHという、蜂の巣ホーンとセットになっているものです。落札の瞬間背徳の意識が心の片隅に。

ただ、この改良版は、果たしてどの程度ジェームス・B・ランシング氏の意向が取り入れられているのかわかりません。ひょっとしてまるっきり、他の設計者の意向で開発されたものかもしれません。

いずれにせよ、聴いてみたかったのです。アルテック802D+511Bホーンに対してどんな違いがあるのか。

大型のシステムの高域用として、ウーファーと一緒にキャビに取り付けられていたもののようです。ホーンの前面部は四角いフランジ形状です。

届いて確認しました。全体的に黒く再塗装されています。もともとの縮緬塗装が取れて剥がれている部分もよく見ればありますが、とにかく上から黒くスプレーされています。

後ろのカバーのネジ2か所は、例の赤いJBLシールがそのまま残っています。これはとても嬉しかったのです。カバーを未だかつて開けていない=オリジナル振動板がそのままの状態で保存されている、ということ。

私は、急いでこのドライバーユニットの設置スペースを確保するために動きました。

511Bホーンを銀箱(803Bウーファー入り)から更に上に浮かせて、ホーンと銀箱天面の間にLE175DLHを置いたのです。

そうして802Dからリード線をつなぎかえて、アンプやシステムのSWを入れてみたのです。

そこから、まともに鳴らすまでに結構苦労しました。

苦労話は、また明日以降書きます。結果として想定していなかった驚きの結末でした。

2014年9月11日 (木)

6L6族 PPアンプ ⑥ シャーシフレーム届きました。

「自作の友」さんから、大急ぎでシャーシフレームを製作・発送いただきました。

ヤフオクの出品で見つけて、2年から3年のお付き合いになります。

天板付きのシャーシや今回のシャーシフレームをトータル9回、カスタム製作していただいています。

「シャーシフレームが届かないと、その分ブログの記事が遅れます。全国170名の読者さんが待っている」と、横柄にも私がプレッシャーをかけてしまいました。

いったんは1週間程度の納期回答をいただいたのですが、なんと注文の翌日に発送まで対応してくださいました。今回は特別対応です。

ありがたや。本当に申し訳ないと思っています。次から、余裕をもった発注をかけるようにします。

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いつもながら、しっかりした梱包です。

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全体の概観。

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この近年、コーナー部のななめカットの突合せ形状、リベットでの固定状況に磨きがかかってきています。結構な台数を出荷されたようで、品質がどんどん向上しています。


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このシャーシ天板をフレームに乗せてみました。


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ドンぴしゃり。コーナー部がきれいに合いました。


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なんと美しいのでしょう。350×230mm、高さ55mmでお願いしておいたのですが、過不足ないスタイルとなりました。

あとは、天板とフレームをガムテープで数か所固定して、φ2.6で貫通穴を開けます。長辺に3か所、短辺に2か所で合計10か所。

次にフレームの方の穴にφ3でネジタップを切ります。天板の穴はφ3に拡大します。これでシャーシ一体のための固定穴の加工が終わり。

同様に底板も穴加工をします。最初から天板とフレームが一体化されているシャーシも「自作の友」さんで用意したものもあります。

 

こうすれば、シャーシの設計の自由度も上がります。お好きなサイズでシャーシができます。

皆様もヤフオク出品されている「自作の友」さんのシャーシをぜひご利用ください。

明日以降、フレーム部分の加工です。今回、かっこいいスタイルのアンプになりそうで、とても楽しみなのです。

2014年9月 9日 (火)

ハンズマン

6L6族アンプはシャーシフレームがまだなので、製作ストップです。

そこで、今日はOFFでしたので、またまた、ハンズマンに行って、ボール盤を借りて、加工をしました。

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ここは入口です。


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逆さまですが、ボール盤です。携帯では正しく見れます。

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逆さまですが、工作室です。(携帯では正しく見れます)。実はもう一人、作業服を着た本職の方が金属ラックを組み立ててらっしゃいまして、写すのが怖くて、高い所の写真をとりました。

ひたすら、アルミ板にΦ4の穴を開けまくり、できたのが下の写真。


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新歪率計のパネルです。取っ手とメーター穴をとりあえず、加工しました。

なかなか決まっています。

ではまた。


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USオープン

チリッチ強かったですね。

決勝前日の朝の番組で、杉山愛さんが錦織の優勝の確率を問われて

「どう贔屓目にみても80%くらいでしょう」と答えていました。

私もそう思っていました。なぜなら世界1位のジョコビッチを破ったからです。もうあとは誰が出てこようと、負ける訳がないと。

しかもチリッチとは、最近錦織はずっと勝っています。

 ところが、ところがでした。チリッチもフェデラーを下して勢いに乗っていたのでした。

 

私は何年か前、チリッチと錦織の試合を見たことがあります。

長身をいかしてとにかくサービスエースを立て続けにとられ、錦織はラケットに当てるのが精いっぱいでした。そのときは、こんなスタイルのテニスはおかしい、卑怯だと思ったものでした。

ところが錦織はいつしか、彼に勝てるようになりました。

今朝のゲームはしかしながら、過去みた試合の再現でした。

錦織は試合前に、充分作戦を検討したでしょうか。

相手のサービスエースを1本でも少なくするための検討をしたでしょうか。

後ろで構えて、とにかくリターンしてストロークにつないで、勝機を見出すとか。

 確固たる作戦のないまま、ゲームに入ってしまい、ズルズル行ってしまったように思います。

 

世界一への詰めというのは、そういうことだと考えます。グランドスラム優勝の常連たちは、気を抜かずいつもそれを実践しているのだと考えます。

でも今回、いい教訓になったと思います。よい課題が見つかりました。

 それにしても準優勝はすごいことです。なにしろ初めての決勝で、準備ができていなかったのだろうと思いますがよくやりました。

もう一段レベルを上げて、常連の仲間入りをしてくれよ、錦織君。

君ならできると思います。

2014年9月 7日 (日)

錦織圭君強くなりました

丁度4年前の2010年9月5日のこのブログで錦織選手のことを書きました。

USオープンを怪我で棄権したときのこと。

 彼の力強いプレーを支えるだけの肉体がまだできていないんじゃないか。

この3年以内で強靭な肉体を完成させるべきだと。

 そして今朝、USオープンの準決勝、ジョコビッチ戦をみました。

心技体とは本当によく言ったものです。彼にしては珍しくコンディションがよく、心技体のバランスのよさを見ることができました。

心はマイケル・チャンコーチにより鍛えられていました。「過去のことは全て忘れろ」。

 過去、世界のトップ選手と対戦した時、あこがれの選手と試合で来てうれしいと錦織選手はコメントしました。

チャンコーチは「そんな心構えじゃだめだ。どんな相手だろうが対戦する相手は必ず自分が撃破する。それをいつも心に叩き込んでおけ」と。

これがメンタルの成長に寄与しました。

技術は持って生まれたものがすでに備わっていました。

体は、今回足の親指の手術を8月にしましたが、それ以外のところでは何の不安もありませんでした。

 

今朝の試合。2セット目。さすがに1セット目を取られたジョコビッチは、狙いすましたショットで取り返しました。この時はさすがに世界1位。簡単に勝てそうにないと思いました。

しかし3セット目。タイブレークに持ち込んだ錦織は、常にリードしながら7点を先取しました。このセットもジョコビッチのショットが冴えましたが、粘った錦織が取りました。敢えてここで、突き放してジョコビッチの戦意を喪失させようとしたのかもしれません。

少し前の大会で、錦織は動かされ過ぎて体力を消耗させられて負けた経験の反省から、ジョコビッチのサービスゲームで0-30になれば、もうあとは無理して戦わず、相手にゲームを与える。

但し自分のサービスゲームのときは必ず取る、という作戦もとりました。

このセットの結果がジョコビッチに圧力をかけたようです。続く4セット目。ときおりジョコビッチはすごいショットを決めました。また長いストロークの末、錦織がミスをしてしまうという場面もありました。

しかし彼は腐らず、気持ちを切り替えて次のゲームに集中できました。さすがのジョコビッチもダブル・フォールトで失点する場面も出てきました。

この時点で、錦織のフォアハンドから鋭角に決まるスーパーショットを打ち込まれると、ジョコビッチも錦織の手が読めず、不安感が出てきたものと思われます。

最期の頃は自分のミスで、ラケットを投げ出して、両手を腰にあてて「いったいどうなってるんだ、こんなんじゃダメだ」というポーズを見せました。

実はこのポーズは、相手に絶対見せてはいけないポーズなのです。つまり戦うための鎧を脱ぎ捨てて、相手に弱さを見せていることを意味するのです。

 

そしてマッチポイント。ラリーの続く中、ジョコビッチのボールがラインから外れて錦織は両手を突き上げ、喜びのポーズ。

錦織はメンタルも体も強くなりました。世界1位に堂々と戦って勝ったのですから。おめでとう。

決勝もやってくれると思います。これから時代を作って欲しいと願っています。

サッカーW杯で不完全燃焼だっただけに、その分とても嬉しく思っています。

6L6族 PPアンプ ⑤ シャーシ天板、サブシャーシ加工しました

今日は久しぶりに夏が帰ってきました。お昼前頃から青空と入道雲が。

さて庭で加工を始めたのですが、隣家には、娘さんがお産を終えて赤ちゃんと帰省しています。この半月前くらいから。

案の定、ボール盤を回すと、隣から赤ちゃんの大きな泣き声が。

 

やっぱりだめか。よしっとばかりに、近くのハンズマンという九州屈指の至れり尽くせりホームセンターに電話。

工作室を無料で貸してもらえます。置いてある工具、実際にはボ-ル盤もただで貸してもらえます。エアコンも効いています。

さっそく、工具箱やアルミ板を持って出かけました。工作室には中学生らしき娘さんとお母さん、そしておじいさんの3人が夏休みの工作をしていました。

 

どうやら小鳥かハムスターらしきものの巣箱を作っています。うまい、きれい、おじいちゃんすごい。孫の出番は紙ヤスリをかけること。

どう見ても大人の手が入ってるとわかります。

 さて、私は構わず、備え付けの大き目のボール盤を駆使してΦ4穴を開けまくりました。トランス用の大きな角穴、落とし込み用の真空管まわりの大穴加工のための下穴です。

抜き落としてヤスリの繰り返し。

ボール盤が必要な加工を早めに終えて3時間で帰宅。家では電動工具を使わずに静かに残った作業をしました。

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サブシャーシにソケットを取り付け落とし込み。それを天板に固定した写真です。

落とし込みといっても、天板とサブシャーシの間に10mmのスペーサーを5本、挟み込むだけです。下はサブシャーシ側からみたところ。

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まだ側板がありません。

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6L6GAの落とし込み状態がなかなかです。10mmの沈み込みがちょうどよい印象になっています。

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私はこのアンプが気に入っています。音が鳴る前から、ルックスにほれ込んでいます。自分が好きにならなければ、いいアンプはできないと考えています。

可愛いくて、力のある、美音のアンプです。

側板は自作しようとも思いましたが、やっかいなので、ヤフオクに出品されている「自作の友」さんに依頼します。2400円。安いと思います。

もう4台程度、いやもっとかな、側板を作ってもらっています。

さあ、側板が来たらまた加工。そして塗装です。

2014年9月 6日 (土)

6L6族 PPアンプ ④ シャーシ天板罫書き終了

今日は罫書きをしました。1時間程度で。

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罫書き道具一式。 デバイダ(コンパスによく似ていて、違いは針が2本)、定規、鉛筆、できればノギス。

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ノギスで真空管のハカマ分部の直径を測定。34.5mmでした。私はシャーシ天板の出力管まわりに放熱用の穴を、同じ径でたくさん明けるのが苦手なので、出力管は大きめの穴を明けて、シャーシの中に落とし込むことが多いのです。

この測定の結果、落とし込みの穴径は38mmに決定。


罫書きの基本

①鉛筆で書いていく

②実際に穴を明けるところは、デバイダの針で十字の印をつける。大きな角穴も、針でけがく。

③卦書いたら、その上に実物のパーツを置いて、位置を確認する。

この作業パターンで進めています。


Img_0669

落とし込みの穴は、デバイダを使って円を罫書きます。


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罫書き完了。光の反射でわかりにくいですが。


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罫書いた上に、実物のパーツを全て並べて、穴位置はあっているか、全体の様子を見ます。


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今回のシャーシ加工図です。もう何台も作っていると、正式に製図するのが面倒で、フリーハンドです。決定した数字は○で囲むようにしています。

さあ、みなさんも罫書きましょう。

ハーツフィールド

昨夜、ひとりで福岡天神駅近くのバー、「ハーツフィールド」に行きました。

駅の南側出口から西へ歩いて3分程度。

地下におりて、ドアを開けると、JBLのハーツフィールドが正面壁に埋め込まれています。

50年代ジャズのレコードが500枚くらい。

マスターのYujiさんから、リクエストをどうぞと言われたので、リー・モーガンを。何だか無性に元気のいいトランペットが聴きたかったのです。

どれでもいいからウィントン・ケリーと一緒にやってるやつ、とお願いしたら、リー・モーガンのリーダーアルバムが見当らなくて、ジョニー・グリフィンのリーダーアルバムをかけていただきました。サイドメンで二人とも参加しています。

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あまり、他のお客さんはリクエストをしないようなので、続けてエラ&ルイをお願いしました。ヴァ-モントの月が入っている方。

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ブログにのせたいので、ハーツフィールドの写真をとらせてもらってもよいでしょうか、と申し出たら、どうぞどうぞとYujiさんまで収まっていただきました。

尾道のラーメンや「つたふじ」の頑固そうな店主にお願いするのとは雲泥の差。


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少しピンボケで申し訳ありません。オーディオ機器たち。パワーアンプはマッキンのMC275。プリはサンスイの半導体アンプAU607F(だったかな)のプリ部。

プレーヤはDENONだかの普及タイプのものでした。

ハーツフィールドから出てくる音は、乾いた、いつもきちんとお化粧をしておかないと気が済まない女性のような、綺麗な音でした。

2014年9月 4日 (木)

6L6族 PPアンプ ③ シャーシ天板切り出し

今日は2時間時間を使って、シャーシ天板を40cm角の2mm厚みのアルミ板から切り出しました。

その上にパーツを並べてみました。

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だいだいの雰囲気が出てきました。

それから、今日は同じアルミ板からもう1枚、290×140mmの板も切り出しました。

その板はこれの前面パネルに使われます。

Img_0650

大きな丸メータとつまみがいっぱい。


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いかがですか。レトロメータ2個使用の歪率計です。このメータたち、昭和19年生まれ、海軍の無線機としての兵役を終えて、ずっと市井の物入れで眠っていたものが、なんと70年ぶりに歪率計のメータとして、予備役から現役に復活する予定です。

このメーター達は生きていました。基本的に直流電流計ですが、片や入力信号電圧測定用の交流電圧計として、片や正弦波歪率の指示メータとして再び働きます。

凄いことです。感動です。こうなりゃトータル100才まで動いて欲しいものです。

今日はこっちが主役でした。

6L6族 PPアンプ ②設計変更しました

昨夜パーツを並べた仮想アンプを眺めて、気持ちが変わりました。

全ての6L6族の球が挿せるようにします。動作条件はUL接続はやめて、5極管接続(6L6なので正しくはビーム管接続?)とします。

OPTはULで美音の威力を発揮する、アクロサウンド社のA470ですが、5接で行きます。UL接続でなくてもよい音が出てくるか、これも楽しみです。

全ての6L6族が挿せる=6L6Gをさしても窮屈でないように。

前回の写真は最大外形45mmの6L6GAをピッチ55mmで並べていました。6L6Gは最大外形が51mmあります。このままでは球間が4mmしかありません。よってピッチを60mmに広げます。

これにより、前面が窮屈になりますので、チョークコイルと電源トランスを入れかえます。電源トランスは後ろに。

そして決定したのがこのレイアウト。

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シャーシは350×230mmです。なかなか、コンパクトにまとまりました。これで決定。

出力管は落とし込み。シャーシ天面から、カソードのバイアス電圧がチェックできるように、各出力管横に穴を明けてチェック端子を取り付けます。

色はどうしようかな。チュークコイルはすでにハンマートーンです。OPTはオリジナルのままの黒がいいかも。PTは全面黒、いや天面カバーだけはシルバー。

シャーシはシルバー。いやハンマートーン。

いろいろ悩むのですが、結局落ち着くところに落ち着いて、トニーのアンプはどれも同じ印象だ、と言われてしまうのでしょう。

それもいいじゃないですか、と。

今回のレイアウトは12日間悩みました。

2014年9月 3日 (水)

管球王国73号

書店で管球王国73号を手にとってみた。

今回は、真空管アンプ製作に精通された著名な方々が登場し、真空管やアンプについてコメントされています。

それぞれ見開き2ページの中で、執筆者の近景と、アンプ・スピーカたちでいっぱいのリスニングルーム(工作部屋?)の写真も登場。

何人かの方がたの中で、小林昭さんのページ、文章が印象的でした。読んでいくと、真空管にたいする愛着とアンプ作りの楽しさが、よく伝わってきます。

文章自体は文芸的ではありませんが、真空管に対する、自分の考え方が過不足なく、分かりやすい文章にまとめられています。私にはこの文章自体が、ひとつの作品のようにさえ感じられるほどです。

理由はおそらく、私とまったく同じ考え、スタンスであり、私が執筆しても同じような文章になると思われたからです。ただし文章の無駄のなさは小林氏のほうが、はるかに上です。

この文章を読んで、私は現在取り掛かったばかりの6Ⅼ6GAアンプを、少し仕様変更しようと考えました。すべての6L6族が挿し替えられるアンプにしようと。

さて本の中のもうお一人。重鎮、是枝重治さんです。興味深かったのは、彼は当初測定器を作っていらしたとのこと。発振器内臓で、メーターは横河の黒い丸メータ、フィルター回路は真空管式の歪率計を組立てられていたそうです。

なんだか、ムクムクとまたこちらも、横河の丸メーターを使った歪率計を作りたくなりました。(現在準備している四角いメーターはどうすればいいんでしょうか)

ああ、なにか刺激がインプットされると、必ずさざ波が立って、アウトプットが出てくる私なのでした。

2014年9月 1日 (月)

既成アンプの中身確認

先般、ケースを真空管プリアンプに流用するために、3台の既成アンプ(ジャンク品)を入手したことをご紹介しました。

先ずLo-Dのアンプから分解。このアンプ、上側のカバーにも底板にも、放熱用の穴すら開いていません。完全密封状態。

上カバーが取れないので、底板から取り外すことに。

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2枚目の写真をよく見てください。ケース内は天地がひっくり返っています。

つまり上カバー側に基板が付いています。Lo-Dの前面パネルの文字がひっくり返っていることが分ります。


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2枚目の写真の基板の端っこと電源トランスの間に、平べったい

モールド状のものがちらと見えます。これは上カバーにくっついています。少し見づらいので、ダブルクリックしていただければ、拡大されます。

これは、ICパワーパック(三洋製:2CH分内臓)で上カバーが放熱板を兼ねていました。 どおりで中は密閉でも構わない構造です。一番の発熱体はカバーを通して外に放熱されていたのです。

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底板側からみるとこんな感じ。このケースはただの箱です。箱の上側に基板類が一枚あるだけ。

よって、このケースは使うのが困難です。このアンプで使えるのは、精悍なブラックフェースの前面パネルとそれにくっついているSWやVOLUME類だけ。

SW類も足が直接基板に半田付けされていますから、コテで基板から外す必要があります。8Pの入力端子も使えます。ACインレットもOKかな。

よってケースはアルミ板を折り曲げて作る必要があります。

でもこのパネルはなかなか、球プリにもってこいなのです。捨てがたいのです。

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