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2014年8月19日 (火)

305Dアンプ ⑪ 測定しました

本日、測定・試聴しました。

Img_0587

パイロットランプがオレンジに見えますが、フラッシュの関係で、実物は赤です。

1KHzと10KHzの方形波を入力しました。

NFBは、なしのポジションです。

Img_0595

これは1KHzの方形波。リンギング、オーバーシュートはありません。へんなピークがないということ。

Img_0593

これは10KHzの方形波応答。小出力シングアンプとしては標準的な波形でしょう。


Img_0600

測定風景。私の部屋は狭いのです。この写真では米国の出力管とレイセオン280整流管が挿さっています。

・定格出力は0.6W (高調波歪 5.0%) NFB 10dB程度。

中国製も米国製も定格はほぼ同等でした。但し0.2W程度では米国製の方が、歪は少なく優秀です。この球の規格としては順当な値です。

・試聴結果

なんとまあすばらしい音がしました。80歳代トリオの米国製の出力管と整流管。綺麗で情報量が多く元気の良い音。0.6Wのアンプとは思えません。

素性のよい球と手巻トランスと米国系パーツの多用。プラス、シンプルな回路の選択。これが要因だと思います。

音と無線機風のルックスとのアンバランスが面白いのです。明日から出張。週末に梱包・発送いたします。

依頼主さんは、首を長くしてお待ちのことと思います。ひょんなことから、無線機風にとのリクエストを受け、私も乗りかけた舟、「ようがす」と二つ返事でお請けしました。遊び心と軽いノリはいつまで続くのでしょうか。

そうそう私の部屋に、よく似た兄弟がいました。お別れ前の記念撮影。

はいポーズ。

Img_0603

兄きのほうが小柄でしっかりもの。なにしろ測定器ですから。おおらかなアンプの弟は遠く離れた地で自由奔放に生きよ!

以上でこのシリーズは終了です。おつきあいありがとうございました。

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コメント

ラーメン卿様

感想の続報ありがとうございます。この連続した感想をブログで紹介させてください。

 まあ、昔の球はいい音がするものですね。

実は私が305Dアンプの製作を引き受けたのは、ラーメン卿様が、すでに私が製作したアンプを複数台所有していらして、もうそろそろ打ち止めにされては、いかがかと考え、まだ所有されていない直熱のシングルアンプを提案させていただいたのです。

これでほとんどのタイプのパワーアンプがそろったのではないかと。このあと私が作るアンプは所有されているアンプ達のバリエーションになると思います。

 ゆえに、あとはご自身での製作と、音楽鑑賞に打ち込まれてはいかがでしょうか。

現在製作されているアンプも完成の折にはご紹介お願いいたします。

トニーさん こんばんは。昨夜の続きを少し書かせて戴きます。先ほどアナログプレーヤーでLPを聴いたところです。機材はマイクロのベルトドライブBL91にテクニカのMCカートリッジです。針を落としますと、これは期待以上に素晴らしい妙音を奏でてくれるではありませんか。確かにハムバランサの調節はクリティカルですが、元々が極小ノイズですから殆ど気になりません。ちなみに昨夜のCDプレーヤー接続では全くと言って良い程に静寂です。完成度の高さには、いつもながら感心すること頻りであります。
では、常用していますトニーさんの名器807PPアンプとの対比はどうでしょうか。同じ音量レベルでの迫力、切り込み感はやはりプッシュプルの807と思います。しかし繊細な音像の表現や明瞭感は205,305アンプが優っているようです。これは、別にプッシュとシングルとのイメージで言っているのではありません。その意味では、私は折々の気分に合わせて何れをもが選択し得る贅沢に恵まれたと感謝しています。
振り返りますと、重いトランスを扱えなくなった私にトニーさんが気付かれ、予定を急遽変更して807PPを優先製作してオークションに出品戴いたり、軍用受信機風アンプの希望をヨウガス!と快諾戴いたりで、何とお礼を申し上げて宜しいのか判りません。本当に有り難うございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。

ラーメン卿様

試聴の感想を送っていただきありがとうございます。
お気に召していただいたようで安心しております。

名機807PP(嬉しい表現です)との比較対象もお聞かせください。

 最終的なトータルの感想を、ブログで掲載させてください。よろしくお願いいたします。

トニーさん 今晩は。早速試聴させて戴きました。80年前の音が素晴らしくて、今先ほど迄聞き入って降りました。少し、いや大分かな、興奮しており大人げなくて済みません。帰宅するなりプリアンプとスピーカーとの結線をすませ、逸る心をわざとじらせてゆっくり夕食を。ついでに黒ですが霧島焼酎で前祝いを軽めにやってから、先ずは中国玉205で試聴です。プリはマランツ7、CDプレーヤーはトライオードの真空管バッファ(?)、SPはアルテック604です。普段は名器807PPアンプを繋いで、私が一番気に入っているメインシステムですので、対比に良いと思いました。
スイッチを投入しますと、格好の良いメーター指針がゆっくり立ち上がり、ピタリ23ma位で停止。この挙動が、今玉を一生懸命暖めてるので暫く待ってチョーよ(名古屋弁)と言ってるようで堪らない瞬間です。CDプレーヤーは未だONしないでメインのVRを全開とし、プリのVRを徐々に上げましたがアルテックからは何も聞こえてきません。SPとの距離は3m位でしょうか。そこでCDプレーヤーをONしたところ、静寂の中から高らかにトランペットの音が吹き上がりました。これが0.6wの出力とはとても信じられません。批評家の言葉を借りてきたようなベタな表現で恐縮なのですが、躍動感と歯切れの良い音の洪水に暫し茫然自失でありました。CDはいつものニニロッソです。一頻り聞きました後、アンプを休めて待望の205,305に換挿しました。指針はピタリと20maで停止して音が立ち上がり、80年前のデバイスが電子放射を行って魅力ある音像を見事に再現してくれました。ついついCDを交換して、明日仕事が有りますにも係わらず夜更かしになりました。
感激覚め遣らぬ状態ですが、続きを明日も少し書かせてください。ところで、書き込みはこの場所で宜しかったのでしょうか。

ラーメン卿様

無事到着したようで安心しました。奥様も感嘆していただいたとのことで、苦労して作った甲斐があります。

またラーメン卿様の嬉しそうなお顔が浮かんでくるようです。お会いしたことはないのですが。


明日以降の試聴が楽しみですね。またご感想をお聞かせください。

トニーさん 今晩は。本日、待望の無線機風アンプを受領致しました。ブログで繰り返し見せて戴いていたアンプの本物に対面し、嬉しくてなりません。先ず、2個口のしっかりとした梱包にトニーさんの誠実なお人柄が判ります。開梱を妻が手伝ってくれましたが、緩衝シートを取り除いてアンプ本体を見た瞬間に感嘆の声をあげ、あなたの作ってるアンプと全然違うと言いました。電気物には全く疎い妻ですが、凄い凄いと言ってましたことからもお察し下さい。本当に有り難うございます。
今日は外出していましたので、肝心の試聴は未だ致しておりません。プリアンプの上に載せ、中国玉205とレイセオンの80とをセットして何とも言えない姿態を眺めて楽しませて戴いています。プリアンプやスピーカーに結線するのは明日以降にしますので、試聴結果の御報告は少しお待ち下さい。取り敢えずの御礼を申し上げます。

KAORUさん
完成の祝辞ありがとうございます。
21日付けのブログをごらん下さい。

次は6L6GAで行きます。またお付き合いください。

トニー様

305Dアンプ完成おめでとうございます。
測定結果も良好で、なによりです。

「測定機風の」アンプかつこ良すぎです。
丸球と茄管のバランスも好きです。
前段球の6,3Vと出力管のDC点火の併用など工夫され
さすがです。(回路図が無いので詳細は不明ですが)

追試を妄想しておりますが、WE205はソケットが異なるし、高価すきで手がでません。
中国製のFullmusicの205D/nはメッシュで綺麗
ですが、やはり高価 ShuguangのSG-205なら手ごろですが、フィラメント電圧を4Vにしないと高温になり早死にするとか。
初段717Aで丸球と茄整流管の丸丸コンビ、PTは
野口のPMC-170Mでロードラインは5KでEb380V
Ip=35mA、Eg=-24Vになるかな。

さて次作機は?6L6GAのppなどいかがでしょうか。


ハゼドン様

おはようございます。今回のアンプは、依頼主様からいにしえの球やコンデンサなど潤沢な物資の支援をいただきました。このアンプには使用されなかったパーツもたくさんいただきました。

 さらにはもしオークションに出品したらこのくらいで落札かなと私が考える値段よりも、多めの謝礼もいただいています。大変気を遣っていただいているのです。

それが、安いか高いかは、基準がありませんのでよくわかりません。但し今回初めて、いにしえのウェスタン関連の出力管、レイセオンの整流管を扱わせていただく機会を得て、私なりにとても勉強になりました。

当時のものは強い。しっかりできているということです。

このアンプも大事にしていただけるものと思います。

トニー様

特注オーダーアンプ、相当な予算でしょうね。
それでも私は知っています。
技術料、監修料が殆ど含まれないことを。

様々な内容のアンプを製作され、外観もそれぞれです。
なのに何故か、「LUTHER BROTHRS」を感じさせられます。

いにしえの真空管達、新たなる息吹を与えられ、さぞかし聴く者達を、楽しく軽快に喜ばせてくれるのでしょうね。

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