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2014年4月

2014年4月30日 (水)

DA30シングルアンプ⑦  仮組み立てしました

GWです。

昨日に引き続き作業しました。インスタントレタリングが入りましたので、今日は小物パーツを取り付けました。

今回はシャーシの加工が全くミスなくできました。例えばSP端子はポッチの出っ張りがあるため、穴の一カ所に細い丸ヤスリで逃がしの加工をするのですが、これがやや大きくなったり、形が崩れたりすることがあります。

でも今回はドンピシャの形状に仕上がりました。4か所ともです。

パーツを取り付けているところです。

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取り付け前の1カ所をごらんください。下にあるポッチ逃がし形状もぴったりです。今回は入力VRは、A&Bの物。マイナスドライバーで調整するタイプです。

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ソケット群の取り付け状況です。ハムバランサの穴、やはりあけました。 今回は整流管は5U4Gの名前を入れましたが、5U4GBでも5R4GYでも5AR4でも、英国GZ37でもOKです。5V、2Aまたは3AヒーターでUS8Pタイプのものなら何でもOK。ルックス上からSTタイプがよいですね。

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整流管は英国GZ37/CV378を挿しています。茶ベースが渋いですね。

手前の古い電流計は関係ありません。ただなんとなく写真に入れて見ただけです。電源トランスの天面カバーの上に置いてあるのは、なんと「くつろぎの霧島」赤霧の封止キャップです。これも置いて見ただけです。

お遊びですから気にされないでください。

DA30が2本ならんでいますが、右側の管面シールは後側に貼ってあります。シールを貼った方が、足の向き、電極の向きに注意せず適当に2本に貼ったのでしょう。

結果1本は後ろにシールが隠れてしまいます。私はそういう気遣いまでして欲しいのです。

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メタル管6C5が1本艶消しの塗装になっています。他の3本は光沢仕様。私はこの1本の不揃いが少し気になります。

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上から。見てのとおりこのアンプは3段増幅CR結合です。取り立てて説明するところもありません。

初段は6SQ7。これは6ZDH3Aと同等管でHigh μ三極+(一極)管です。増幅率は70。実機では50倍程度になると思います。

次段は6C5。Lowμ 三極管。6SN7の片方と類似。増幅率は20。実機で15倍程度です。6C5は浅野勇さんのお気に入りで重用されていました。

そして最終段はDA30。Vp:430V(実質は340V)、Vk:90V、Ip:60mA、カソードバイアス抵抗は1.5KΩ。動作曲線からこの条件を選びました。

実は300Bも430Vで適当な動作条件があり、当初は300Bとのコンパチも考えていたのですが、断念したのは前回理由を書いたとおりです。

バイアスが深いので、初段をHighμとしました。完成後、周波数特性を見てオーバーオールのNFBをかけるかどうか検討します。

このアンプで確認したいこと。

300Bは明るく、情報量多く、楽器の表情をよく表現します。しかしながらDA30はそのレベルにとどまらず、演奏者のその時の感情・情念まで伝えるという話を聞いたことがあります。

自分の耳で確かめるつもりです。もうすぐというところまで来ています。

乞うご期待。

 

2014年4月29日 (火)

DA30シングルアンプ⑥  レタリング入れ完了

まだ何とか白いレタリングが残っていました。今回のアンプは何とか在庫で足りました。JIMTECというベルギー製のインレタとサンハヤト(もう生産終了)のものでやりくりしました。

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天面、球の名前とハムバランサ用の文字です。

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裏面、入力端子、可変抵抗、SP端子

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MADE IN JAPANという文字がインレタシートの端っこにありましたので、リアパネルの隅っこに入れました。

明日、全面にクリア(透明)を吹きかけて完了予定です。

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ついでにシャーシ内の機構上のレイアウトを確認。DA30はサブパネルを使って落とし込み。ハムバランサもこのパネルに取り付け。前回のPX4と同じです。今回は出力管の後ろのL字アングルにカソードバイアス抵抗+コンデンサとその裏側に直流点火用のダイオード+コンデンサを取り付けようと思います。バイアス用のコンデンサが昔のタイプなのでやや大きいのです。

底板が閉まりますでしょうか。少し小さめのコンデンサに変更するかもしれません。こうするとチョークコイル下は、電源用の平滑コンデンサが2個くるだけなので楽です。PX4ではチョーク下に、直流点火用回路もレイアウトしたので窮屈でした。

 シャーシ内レイアウトが決まれば配線に移れるはずです。

このアンプは出力管のDA30なしで出品します。実は写真のDA30は他のアンプに使用するつもりです。

このアンプは高価なDA30(PX25A)を購入したものの、アンプがなくてずっと押し入れや、物入れにしまいこんだままの方のために造ります。

当初はプレート供給電圧を430Vとして、300Bとコンパチ可能な仕様も考えたのですがそうすると、レプリカ300Bを持った方が落札する可能性もあり、せっかくのDA30(PX25A)が挿されずに終わってしまうことになります。

 なのでコンパチは止めました。このアンプが眠れる森の美女(DA30)を起こすのです。

DA30(PX25A)をお持ちの方はチェックしてください。入札が多ければもう1台作ります。こちらは前段管はST管で行きます。まあ秋までにはというペースです。

2014年4月28日 (月)

JAPANESE ONLY

今日の朝刊を見た。

地方の観光地の飲食店で「JAPANESE ONLY」という張り紙を見かけた。例のサッカーJ1の事件のもっと前だ、という内容。

店主に聞いたら、繁忙期の中国人団体客が問題で、土足で畳に上がるわ、勝手に2階に上がるわで、衛生上もよくないし、忙しい時期に限り張り紙を出しているという。

衛生上問題を出すと商売あがったりだからだと。

これも確かに一理あるなあ。マナーを守れない顧客お断り。

でも先般のお遍路道とは少し内容が違う。

 昔子供が小さいころ、兵庫県朝来市のはりま焼きのおせんべいの店にいったことがあります。

お店は古い木造のお屋敷といった風情で、建物自体風情がありました。

そしてそのお店の入り口にはこんな張り紙がしてありました。恐らく現在でも。

「しつけのできていないお子様は入場をお断りします」

 この張り紙はまさしく、礼儀知らずにはストレートパンチです。きちんとしつけをしていない親にも、されていない子供にも。それを気にもしないで入り、中で騒いだ子供はつまみ出されることでしょう。

 この張り紙は差別でしょうか。違いますね。この張り紙は礼儀を守らず周囲に迷惑をかけそうな人間に対する注意書きであり、差別ではありません。

 この観点から、上記の「JAPANESE ONLY」が言葉足らずで誤解を生む可能性があることも想像されます。人種だけの話になっているからです。

正しくは 

「土足で畳に上がったり、勝手に2階にあがったりすると、食品衛生上問題が発生することがあります。店のルールが守れない方々は入場をお断りします」

これを、幾種類かの外国語で書いておくとよいと思います。

当然、張り紙を読んだにも関わらず、ルールが守れない人はつまみだしてよいと思います。

2014年4月24日 (木)

DA30シングルアンプ⑤  塗装まで完了

今日は家にいました。

天気がよく、午後からぐんぐん気温が上がったので、シャーシ加工、そのまま塗装へと作業を進めました。

今回の色はダークグレーのハンマートーンです。

やはり色が着くと、アンプもそれなりにカッコよくなってくるものですね。

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電源トランスの天面カバーのシルバーが少しうるさいかな。黒の方がいいかも。

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あとで気づきました。ハムバランサ用の丸穴2個を天板に明けるのを忘れています。

 天板に出さずに、シャーシをひっくり返して調整するようにしようか迷っています。

明日は仕事、明後日から2日はまた次男のサッカーの応援です。現在東福岡高校や東海第五高校、筑陽高校などの、ハイレベルのプレミアリーグとは別に、息子の学校はその下の1部リーグの7チームに属しています。

 4戦して3勝1敗。7チームのうち上位4チームは福岡県大会に行けるそうですが、のこり2試合を残して9ポイントを獲得しており、県大会出場が決まっているそうです。

このままゴールデンウィークに突入で、アンプを作ることになるのでしょう。

組織のもつ危うさ

人は個人としての考えを持っています。大抵の方は人として正しい行動ができる判断力を持っています。

 

 しかしながら、人が組織に属してしまうとその判断に変化が現れます。組織の中でやっていこうとすれば個の考えを抑え込むことも必要とされるからです。

組織には目的があります。その実現のために日頃の自分の考えを封じ込めて、組織の指示に従うことが求められる場合もでてきます。

組織がまちがった方向に進もうとする場合に、ここに組織の危うさがあります。企業は利益を追求します。当然のことです。企業がそのために、正しくない方法を取ろうとしたとき、個人的にはおかしいと思っても、忠誠心という言葉で自分を合理化して、組織のためにその指示に従うことがあります。

 

韓国の今回のフェリーの事故。船の建て増しによる重心の上への移動、積荷の過積載。これらは正しくないことです。でも利益のために船会社はやりました。

電力会社は原発は安全だと、嘘をついたり、都合の悪い情報を隠したり、揚句に事故を起こして放射能を拡散させ、多くの自宅に帰れない方がでてきました。実際放射能汚染にかんしては、現在は殆どデータなどを発表しなくまりました。

もう何年前になるのでしょうか。JR西日本が運転手にスピードを上げろ、私鉄に負けるなと、危険な線路形状になっているコースを猛スピードで走らせ、脱線事故を起こしました。凄惨な事故になり多くの方が亡くなりました。

 

組織がおかしな状態になるには、必ず条件があります。

それは、組織のトップが間違った考えを起こし、それを組織全体に従わせることです。

正しく行動し社会から好感をもたれるのも、あるいは事故や犯罪を犯して白い目で見られるのも、全ては組織のトップ次第なのです。

日本を組織と考えると、そのトップは間違いなく間違った方向へ国民を動かそうとしています。戦前の日本へ戻すこと。また戦争ができるようにしようとしています。

戦争準備の情報は、国民に知らせないために秘密情報保護法案を成立させました。情報を知ろうとした人間を有罪にして逮捕するするのです。こうすることで国民は一層、口や耳が封じられていきます。

 一方、学校では教育内容をより国家のために奉仕することを強化し、愛国教育の推進のために、政治介入を計画しています。

そうして自分に批判的な報道はするなと、情報メディアをチェックし、圧力をかけています。ときには自分の宣伝のためにテレビに出て人気とりをしています。

国際世論を見ても、今の日本のトップの行動を賞賛している国はありません。あるとすれば、あまり日本の国内のことは知らずに、日本のトップのパフォーマンスで援助金の約束をもらっている後進国くらいでしょうか。

日本のトップのやっていることは露骨です。組織がおかしくなりそうになったら、どうすればよいか。

これは簡単です。トップを追放すればよいのです。あなたはもう二度といや三度と出てこなくていいと。

2014年4月21日 (月)

韓国フェリー事故

お隣韓国で痛ましい事故が起きました。本当はこの件には触れたくないのですが、書かせてもらいます。

まだ船内捜索中なので事態を見守るしかないのですが。

根本原因は、元日本船であったこの船の改造にあるようです。ニュースで見ましたが、オンデッキ、甲板より上の客室部分が建て増しされていました。

これにより船全体の重心が上に移動したようです。当然ながら重心が上がるということは、転覆しやすいということです。

 

加えて経験の浅い航海士に操舵させていたことも報じられました。これも要因かもしれませんが、これはまだ想像の域です。真相究明はこれからです。

この建て増し改造に見られるのは、利益優先で安全=人の命の安全確保が軽んじられているということ。

さすがに海洋国の日本は船舶はきちんと設計しています。韓国には海洋法、船舶設計法など、安全確保に該当する法律はあるのでしょうか。

日本は昔から船級という監査制度があります。造船メーカーや海洋に関する設備を作ったメーカーは必ず外部審査を受けることになっています。厳しい審査を経て初めて海に出してOKとなります。

現在韓国にはその制度があるのでしょうか。正直に言って船舶の人命に関する安全保障は韓国はまだ、中国と日本の中間くらいだと思います。

韓国は近代国家を謳うなら、この人命に関する扱いをもっと、重要課題と捉えるべきだと思います。

数年前にあった中国の高速列車事故の顛末を思い出します。中国は事故車両を土に埋めようとしました。埋めてる最中に乗客が待ってくれと脱出してきたことも鮮烈でした。これはもう開いた口がふさがらない事例です。

人の命が大事です。過去からの歴史がある船に関しては、日本は優れたものがありますが、こと原発事故を見る限り、この分野では命よりお金優先で、中国や今回の韓国と大差はなく、悲しい気持ちになります。

政府のエネルギ-政策の案では、今後とも原発をベースにするらしいです。福島第一ではまだ、汚染水のダダモレが続いています。彼らの考えは、偶発的におきた事故はしょうがない、我慢してほしい、そのための地域補助金だったから。次の原発事故が起きるのは数十年後だから、またその時に考えようという発想です。

政府与党に多大なる献金をしてくれている電力会社が赤字にならないように、原発なしでも電気は足りているけども、今後とも原発を動かさないと赤字になってしまうから(安全だろうが、危険だろうが)続けるという決定です。

この発想は韓国フェリーの建て増しと根本は同じです。安倍総理の思慮深さの欠如がよくわかる決定です。よって偉そうなことは韓国には言える立場ではありません。

この事例に関しては、日本は韓国と同レベルだと考えます。要は金に対する意地汚ないところ、人命軽視の部分です。恥ずべきことです。

半田付けは重要です

天ぷら半田という言葉を聞いたことはありませんか。外から見るとくっついているように見えるが、その実境界面同士はついていない状態です。

さっと、時間をかけずに手短にやるから天ぷらというのでしょうか。理由はよく知りません。

半田付けはとても重要です。以下に作業のポイントを書きます

1.半田付けする直前に対象の端子に予熱を加えておく。

 半田こてをはんだなしで、直接端子に5秒くらい当てておけばよいのです。この理由は半田付け時の半田のなじみ、回りをよくするためです。ちなみに大きな分厚い金属に、いきなり半田付けしても着きません。熱が回らないからです。

2.パーツのリード線、コードの芯線は必ず端子にからげて、接触させておく。

 理由はリード線が接触していないと、信号が半田の中を流れることになるからです。このとき音は何となくざわついた、鮮度の低い音になります。こんな半田付け箇所が何十か所とあれば、全体の音の鮮度は劣悪になります。想像してみてください。

リード線のからげ方は、端子の穴に通して、右または左にクルリと巻きつけるのがベストです。完全に一周もどすか、途中でカットするかは自己判断で。

3.コードの芯線の先端は予備半田処理をしておく。

先端部分だけ少し半田をつけておきます。理由はボリュームの端子などに通すときに、撚り線のときはほつれて、ショートの原因になることがあるからです。あまり予備半田部分を長くすると固くなり、からげられないこともありますので注意。

4.半田つけは、予熱を加えたのち、半田こてに半田を当てながら溶かして、全体に半田がいきわたるように。目で確認します。

心持ち長い時間、3秒から場合によって(端子の金属部分が多い場合)5秒くらい当てること。そしてフラックスのケムリが立ち上り、消え始めるころにこてを離す。すぐに息を吹きかけて冷やすこと。すると早く固まります。

 RCA端子やコネクタ端子部の円筒形を切り欠いた金属の心棒にコードの芯線を半田付けするときは、結構金属部分が多いので時間をかけます。そのうち中からガスが出ます。そのあとにこてを離しましょう。これでしっかり半田付け部も強度が出ます。この場合予備半田の範囲は長くてもOKです。

息をふきかけ、冷えたときに少し引っ張ってみます。充分強ければこのとき、浅野勇さんのように「ざまあみやがれ」と声をだしてもよいでしょう。

 今まで、短時間で半田付けされていたかた、上記を実行するだけで音は各段にレベルアップします。

かくいう私も、半田付け忘れのままでアンプを作り、オークションに出品したことがあります。B電圧の端子でした。「突然音が出なくなりました」との連絡に冷汗をかいた経験があります。以降は目視チェックを実施しています。

2014年4月20日 (日)

DA30シングルアンプ④ シャーシ天板加工完了

今日は午前中1時間で天板の加工を終わらせました。

昨日から合計で2時間半で終わらせたことになります。我ながら手際の良さに感心します。

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午後から息子のサッカー応援があるので、午前中で部品を置いて外観をチェックしました。

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メタル管もシャーシ内に収まりました。

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基本的にPX4アンプと同じ。メタル管部分は、PX4ではMT7P管の6AU6でした。今回は少し大きくなります。なんとかまとまったと思います。

次はシャーシ側面の加工。シャーシ内機構設計です。

DA30シングルアンプ③ シャーシ加工

今日は下の息子の、高校サッカーの県大会予選を見に行きました。

福岡大学のグランドを使用し、福岡大学サッカー部のテントをかりて、試合をしました。

実は今日がリーグ3戦目で先週から始まり、2勝挙げて幸先良いスタートを切ったのです。結構強いところに勝ったのです。

本当は家でアンプ作りに専念したかったのですが、他の保護者が入れ込んでしまって応援に行かないわけにはならなくなりました。

今日も強豪相手。しかしながら前半で1点献上してしまいました。いつものように後半のこり15分から息子は登場し、疲れた相手を引っ掻き回し、中盤で攻撃に参加するパターンですが、さすがに手ごわい。1点を追って猛攻をかけるのですが、なかなかゴールにつながりません。

息子が相手ゴール前で放ったシュートは、相手デフェンスの足に強くあたり、はじかれてしまいました。気が付けば相手の選手は、そのダメージで立てなくなり抱えられてピッチから出てました。

しかしながら試合終了。明日また頑張ろう。リーグ7チームのうち上位4位に入れば、県大会だそうです。

帰宅すると、午後4時前。時間がもったいないので、1時間半ばかりシャーシ加工を。

今日はやっかいな、電源トランスの角穴、DA30の落とし込み用の大きな丸穴2個を開けました。

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とりあえず、DA30とPTはシャーシ内に収まりました。DA30を落とし込んでみると出力トランスが結構大きいのがわかります。

仙人に巻いてもらったトランス。タンゴU808の2~3割増しの容量の大きさ。コアも重さもひとまわり上です。

低音が出そう。

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低いアングルから。メタル管4本は実際はもっと低い位置に収まります。前のPX4と同じレイアウト。同じ方法で加工しているとなんだかデジャヴのようです。

また明日も息子は13:00から試合。午前中で天板はケリをつけたいですね。

2014年4月19日 (土)

米国 117V トランスのこと

国内にはたくさんの米国ビンテージアンプが入っています。 売りさばきたい業者や、トレーダーは「国内100Vでも問題なく動作しました」と説明を加えます。  私はどうもこれが、納得できないのです。

117Vに100Vを印加すると、二次側の端子電圧は単純に、表示電圧の100/117=85.5%になります。 6.3V管には5.3Vが供給されます。整流管なら5Vのところが4.3Vです。 真空管は高めのヒーター電圧印加は寿命を縮めることは一般的ですが、低い電圧も寿命によくないと聞いたことがあります。

ベストの対策はスライダックというトランスを準備して100Vを117Vに昇圧して供給することです。 スライダックは4Aの定格のものは小型の部類に入りますが、2CHのパワーアンプ1台分くらいは賄えます。

 スライダックはオークションでもたまに出品されており、古い国内産のものが数千円で入手可能です。

2014年4月18日 (金)

読者の方が作ったアンプ ②

ラーメン卿さんから、送っていただいた力作のアンプたちの写真。

その中で興味を惹いたのが、赤いシャーシの6GA4シングルアンプ。

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なぜ興味を惹いたか。お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。私が作るアンプに似ているからです。

コンパクトで高実装。前面に真空管が並び、その後ろにトランス類がしっかりレイアウトされています。

よく見てください、球もトランスもみな、同じ高さに揃っています。

左からチョークコイル。右に整流管(5AR4?)、その横に6GA4。MT管をはさんでもう1本の6GA4。

MT管を6GA4より前に出すと、全体のレイアウトが崩れます。やはり出力管の間がベストです。

私が同じ材料でレイアウトをしたら、きっと同じレイアウトになると思います。

 但し私はSWが右派なので、ミラー対象になったと思います。

メーターと大きなパイロットランプがお好きなようです。紅い塗装は勇気のない私にはできません。でも決まっています。

紅い色はシャーシが小型だとピシっと決まるようです。大きいとどうでしょうか。

このアンプは出力が小さいせいか、迫力はないが、清澄な音で朗々となるそうです。

 ラーメン卿さんは、6GA4のアンプを3回作られたとのこと。一度目は学生のとき、2度目は10年前、そしてこの3台目は4年前。

 そういえば、わたしもPX4シングルを3度作りました。好きな球は何度となく作りたくなります。

さてラーメン卿さん所有の305Dという球(WE205D類似)を使って、私がシングルアンプを作る運びとなりました。

 ラーメン卿さんにはお伝えしていませんが、もう3台私の製作したアンプを所有されています。

 実は今後もそれが続くのは、ご負担が重いのではないかと考え、最終的なアンプを製作してお届けしようと考えたのです。

2014年4月15日 (火)

DA30シングルアンプ② トランス類の塗装

昨日、家にいました。天気がとてもよく、気温も上がったので塗装をしました。

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電源トランス、出力トランス、チョークコイルのカバーや足たちです。シルバーメタリック。私はこの色が好きなのです。

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カバーたちの乾燥後、組み立ててシャーシの上に乗せてみました。電源トランスはまだシャーシに角穴を明けていませんので、ひっくり返して置いています。

シャーシはダークグレイかハンマートーンのグレーに塗装予定です。

白のインレタがまだあったかどうか。

次はシャーシに穴あけ。新しい出力トランスとDA30のコラボレーションに期待してます。

パワーアンプは楽です。せいぜい増幅度は10倍から20倍。トラブルは少ないのです。プリアンプは1000倍ですものね。

2014年4月14日 (月)

読者の方の製作アンプ

KAORUさんから、アンプの完成の報告と、ブログにお世話になったとの感謝の言葉を連絡いただきました。

OY36とEL34で3接/UL接続切り替えアンプで30W以上の出力だそうです。

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左右対称です。位相反転段も出力管の間に配置し、理にかなったレイアウトです。アンプの木枠を青く塗装されています。電流監視メーターも付属。このアンプに注ぎ込まれた熱意が伝わってきます。EL34は太いですね。GE製でしょうか。

後ろにオシロ、発振器、交流電圧計がそろっています。10KHzの方形波は入力されましたでしょうか。その形で周波数特性の概要がつかめます。リークムラード回路でOY36なら、それほどリンギングもでないと思います。

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シャーシ内。CRも最短配線です。結構製作実績がおありで手慣れています。

V3,V4の白い丸シール、私の影響なら嬉しいです。

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木枠の製作過程です。メーター用の大きな丸穴。SWシャフト用の穴は、ホールソーで途中まで明けてストップ、貫通穴は小さな穴になっています。

 それから、加工時の木枠固定用に左右からあて木で挟んであります。行程中に治具を使うところはなかなかのレベルです。

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この工具はシャーシパンチの代わりに、刃を回転させながら大穴を開けるツールでしょうか。なかなかよさそうですね。

今回は、アルミ板の切断法や塗装で、私のブログを参考にしていただいたとのこと。役に立ててとても嬉しいです。

さて音の印象も報告いただけたらと思います。

 

 

2014年4月13日 (日)

DA30シングルアンプ ① レイアウト

プリアンプは現在ラインアンプとして活躍しています。イコライザ部はクォード22型の5極管構成に変更予定です。来月東北に出張予定なので、途中羽田で降りてパーツを購入予定です。

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どうですか。ケースのパネルも現行の機械の中に混じって存在感を見せています。早めにイコライザ部を作ってやりたいのです。

さて、話は変わって前のオークションの4689PPアンプの紹介の中で、次はDA30のシングルアンプを出品予定ですと書きました。

約束を果たすために、早速取り組んでいます。

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前段は2段構成でメタル管です。前に並べて、後ろにDA30と整流管。

英国ではDA30はトランス結合の回路で使われました。でも今やトランスも手に入りませんし、シャーシを大きくしたくないので、このデザインで行きます。DA30の音が直接わかるCR結合回路にしました。

この各球間のピッチ(間隔)を決めるのに時間がかかりました。メタル管のピッチを45mmでいくか、42.5mmでいくか。後ろの大きな3本の球の間隔を75mmにするか、70mmにするか。

わずか5mmや2.5mmの違いと思われるかもしれませんが、外観デザインの印象が全然違ってくるのです。

肝心の寸法は下記5項目がデザイン決定の大きな要素となります。

①シャーシ前面とメタル管中心までの寸法(前後方向)

②メタル管4本の横の列と後ろの大型管3本の横の列までの寸法(前後方向)

③メタル管同志のピッチ(横方向)

④後ろのDA30と整流管3本のピッチ(横方向)

⑤うしろの3本のうちの真ん中のDA30の、シャーシの左側面からの位置(横方向)

大きく広がってどっしりした印象か、真ん中に集めて集団の美を訴えるのか。

あまり広げると今度は球間が空いて間延びした感じにもなります。

5日間、5種類の寸法で並べておいて、毎日眺めました。そうして決定したのが上の写真の寸法です。

具体的には①35 ②55 ③45 ④70 ⑤115 となりました。

過去製作したPX4のシングルアンプにDA30を挿して写真をとったことがあります。

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このときの前段は7PのMT管が4本でした。今回はUS8Pソケットのメタル管で大きいのです。出力トランスも今回はトランスの仙人から分けていただいたものを使用します。 このOPTもタンゴU808より大きいのです。高さもコアボリュームも。

前のシャーシは300×200でした。このとき実装に苦労したので今回は、330×230と少し大きくしました。

レイアウト決定に時間がかかりましたが、使用される方には永きにわたって、飽きることなく可愛がっていただくために時間をとりました。でも5日なんて、10年使うとしたらほんの短い時間だと思います。

次はシャーシ加工です。塗装の配色も大まかには考えています。

プリも途中で報告いたします。

2014年4月11日 (金)

お遍路道に外国人排除の張り紙

韓国大嫌いな人が、4000枚にも及ぶハングルの張り紙を見て、心臓バクバク,ハラワタぐらぐら煮えくり返って実行したのでしょうね。

「大切なお遍路道を朝鮮人の手から守りましょう」という張り紙をハングルのものをはがした上に貼ったそうです。

大嫌いな相手が、やりたい放題していたら、私でもそうなるかもしれません。いや実際、日本の政治家にそうなっています。

排除の張り紙を見て、

徳島県は「差別的な張り紙であり、人権問題になる」

霊場会は「差別はゆるされない」

との見解を出しました。

 

私自身は、排除の張り紙を貼った人は、お遍路道を大切にしているのなら、弘法大師様の教えをもっと勉強したほうがよいと思います。

教えのひとつに「真実を見抜けない生きとし生けるものは、自分が何も見えていない者であることがわからない」

という言葉があります。思想信条は誰にも平等です。この真実が見えていない。

この方も、そう嫌わずに一度韓国の民家にホームステイして、いっしょにキムチを食べてみたらいいのに。おいしいよ、本場物は牡蠣なんかも入ってるし。マッコリをガブガブ飲んで、アリランの歌も一緒に唄ってみれば趣があっていいと思いますよ。

なんだ、みな親切でいい国じゃないかってね。

この方、もしハングルの張り紙が中国語で書いてあったら、同じように「大切なお遍路道を中国人の手から守りましょう」とやったかもしれませんね。

もちろん弘法大師(空海)の教えは中国から伝わったものです。

2014年4月10日 (木)

新生プリアンプ

頓挫しているプリアンプ。フラットアンプの入り口にCRを追加して、出力側のノイズを0.1mV以下に抑えました。結局オークションで修理に戻ってきたプリと同じ手当をしました。

イコライザ部はどうやってもフリッカーはとれません。10mA近い電流を流すのと、カソードからパスコンを追放しているのです。それがオリジナルの設計方針。6DJ8はたくさん用意して挿し替えましたが、どうしてもノイズは抑え込めません。

現在、このプリはフラットアンプ部だけに球を挿してラインアンプとして使用しています。SRPP回路ですが、結構いい音がします。

さてイコライザを何とかしないとレコードが聴けません。ずっと考えていました。CR型は今まで聴いていたから、違う回路にしようかな。今更NF型も、マッキン、マランツもやりたくないし。

実はマランツ7のイコライザもコピーしたのですが発振が止まらなかった苦い経験があります。

クォード22。あの三浦軍志氏が生涯にわたって追求した回路。20年前にバラックで組んで鳴らしたことがあります。

物入れから探してきました。

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もう20年前。ソケットの金メッキのピンが一部黒化しています。

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アーレンブラッドレーの抵抗やASCのコンデンサに混じって、安価なカーボン抵抗やマイラーコンデンサが使ってあります。でもこれで鳴ったのです。

音は土着的な音、あるいはプリミティブな音でした。決してレンジは広くなく、明瞭度も目を見張るようなものではなかったのです。

でも懐かしい音がしました。頓挫プリはクォード22で行きたくなりました。

2014年4月 9日 (水)

ヤフオクで戻ってきたプリアンプの修理

現在自作のプリで苦しんでいますが、これとは別に以前オークションに出品していた緑色の小型プリが不調で戻ってきました。

症状は1時間以上聴いていると、Lchのノイズが大きくなり、音も大きくなり、戻らないというもの。

手もとに置いて、左右ともに、正弦波を入れて時間の経過を待ちました。

音が大きくなるのだから正帰還となり波形も大きくなるだろうと思って、オシロを見ていましたが全然変更なし。

今度は実機につなぐと、まさにノイズが出始めました。ひっくり返してシャーシのなかの、ポイントポイントのノイズを測ると、ああ何とフリッカーです。

今苦しんでる自作アンプと同じ症状。でもこのプリは所有者の方が待っています。永遠保証をつけますと、言う条件で落札いただいたものです。

 

焦ります。でも仕方がないので、奥の手を使いました。フラットアンプ(FA)の入力部分。ちょうどボリューム2番端子からFAの12AU7のグリッドまでの部分です。

ここが不安定になっています。手当として、グリッド入力部に直流カット用のコンデンサーを入れました。さらにグリッドリーク抵抗1MΩもいれました。

このCRは9Hz位のローカットフィルターになります。出力側のノイズを測ると0.2mVから45mVの間をフラフラしていたもノイズが、一気に0.1mVから0.0mVの間に下がりました。長時間そのままでも変化がありません。

一応これで修理完了です。

但し自分としては不甲斐ないのです。どのプリの製作記事にも、ここにCRが入っている記事はみたことがありません。みなさん問題なく完成されています。ここにコンデンサーを入れると音の鮮度が落ちるよ、という声が聞こえてきそうです。

私の実装技術が稚拙なのでしょう。今苦しんでるプリもCRを入れれば収まるのでしょうけどあまり気のりしません。

それで修理したプリは今日返却です。もう二度と戻ってくるんじゃないぞ。

刑務所か!

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