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2013年12月

2013年12月31日 (火)

よいお年をお迎えください

2013年は皆さまお世話になりました。よいお年をお迎えください。

今5年ぶりに紅白歌合戦を見ています。家内がジャニオタでTVの前に釘付け。

私は大好きな有働さんが、とても素敵なファッションで登場。スタイルもよくてますます大好きになりました。

来年はもっと良い年になりますように。

2013年12月30日 (月)

今年をふり返って 5

今年は自分でもできるかどうか不安でしたが、真空管アンプの基礎講座を開設・実施しました。

この講座中に7~8名の方から、ご質問をいただきました。

講座実施後の確認でわかったことは、昔自作していたがまた作ろうと思います、という連絡をくださった方が2名。実際に自作を開始した方が1名です。

これは私まで情報が来て確認できた範囲です。いつも140名の方々がコンスタントにこのグログに立ち寄ってくださっていますが、私の見えない範囲で実際に自作に踏み出した方が何名かは不明です。

その人数を本当は知りたいのですが、ちょっと無理のようです。もしよろしければコメントで結構ですので、「私は自作を始めた」旨ご連絡いただけると助かります。

講座の内容は基礎から、なんとか回路図が読めるまででした。

どう表現すれば理解していただけるかに悩みました。普段当然のこととしてあまり考えないことも、ビギナーの方には疑問だったこともわかりました。

人に教えるには、自分自身があいまいな知識のままでは不十分です。なので少し書籍を見ながら復習したことがらもありました。

 今後も機会があれば、測定器に関することや、他のノウハウも講座で説明したいと思いますが、その前にテーマをリクエストしていただけると助かります。

 

講座のお付き合いありがとうございました。

2013年12月29日 (日)

今年をふり返って 4

業者の転売目的による落札でがっかりした私は 、なんだか精神的にダウン・アンド・アウトしてしまいました。

 

自分のアンプは、それを欲しいと願う方に引き取られ、大事に使ってもらうもの、という考えでいました。

 

ただ、冷静に考えればオークションというものは誰に落札されるかわからないものです。要は最高入札者のものになるということ。

それが業者であろうが、好事家であろうが、まったくオーディオに興味を持たない人でも、その可能性はあるということ。

そこで割り切りました。誰に落札されてもいい。それがルールだからと。心配なのは転売の場合に、私がその使用者とコミュニケーションがとれないということ。

故障した時に、私にアクセスできるだろうかということ。それが一番の気がかりでした。でももう納得しました。誰に落札されてもOKです。私は自分にできることだけをやります。

 

気持ちの整理がついて、この割り切りに達するまで、ブログはやめていました。

やがて、また半田ごてを握りたくなり、次のアンプに取組みました。

それがこの6BQ5PPです。

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このアンプでは、ボンネットを初めて自作しました。最初は半信半疑でしたが、よく考えながら丁寧にやればできたのです。

デザインも是枝重治さんの影響を受けています。PTは是枝さんの角型のものと違い、伏型を使ったのですがまずまず、気に入ったものになりました。

6BQ5は結構迫力のある音を出すことがわかりました。落札いただいた方にも気に入っていただけました。また同じようなデザインで6RA8などのMT管で作ろうと思っています。

そして次は、預かったダイナコ・ステレオ70という米国製のアンプを改造して、一部キット化して、持主さんに送り返して、完成品にしてもらうという企画でした。「ダイナコ変身キット」

初めてハンマートーンの塗装をしました。このアンプ電源トランスはもちろん一次側が117Vです。私は117Vのアンプに国内100V印加での使用はお勧めしません。ヒーター電圧も中途半端で本来の性能が出ないからです。

よってこのアンプは国内製の電源トランスに交換しました。固定バイアスも、1本ずつ調整可能にしました。入力のVRも追加しました。よって鉄製のシャーシに変更部分の穴加工を施しました。

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 持主の方からキットが完成したとの連絡をいただきました。キット部分はちょうどオリジナルの基板部分を取っ払い、リークムラード型の普通の真空管回路に変更した部分です。

 このアンプは実際に落札者様宅にお邪魔して音を聴かせてもらいました。きれいな、元気のいい音でなっていました。

さて今年の最後は807PPアンプです。回路はA級PPの自己バイアス。電源に整流管2本を使いました。狙い通りの元気のよい音になりました。全体にクリアで低域も迫力ある音で鳴りました。

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 このアンプ私の念願を気づかぬ間に果たしていました。自作アンプの10万円越えです。

当初から最高入札金額をずっと維持されている方がいましたが、最後はもうひと方との競合になりました。

このアンプをもし現代の部品で作ってガレージメーカーが売り出したら20万~30万円の価格設定になると思います。

ただし、ガレージメーカーは807のアンプなんか作らないと思います。アマチュアだからできること。

今年も6台作りました。来年は少し方針を変えて、前半は自分のためのアンプを作ろうと思っています。珍しい欧州管を使います。製作記事も書きますので、お楽しみに。

過去12台のアンプを世の中に出しました。調子が悪くなったらいつでも修理を受け付けます。改造されてない場合は無期限で修理対応いたしますので、よろしくお願いいたします。

2013年12月28日 (土)

CR型イコライザプリ⑧ VUメーター回路

VUメーター回路、今回は安易な道を選んでしまいました。

ネットで駆動回路基板のキットをみつけ、回路図をみているうちに、ポチッとしてしまいした。面倒だったので、これで行こうと。

 単電源でOKだし、どんなメーターも駆動できるというところが魅力でした。当然ながらきちんとした規格をクリアしているものではありません。まあ参考にメーターを見る、くらいの用途です。

くわしい説明はこのサイトで。

http://akitora.com/vu/

2000円です。安いのか高いのかわかりません。実際部品代だけでは1000円前後だと思いますが、プリント基板のイニシャル費用、つまりパターン形成用の版代だとか、基板加工用のNCプログラム代で10万円くらいかかっていると思います。

このキットを何台売れば、イニシャル費用は回収されるのでしょうか。

昨日映画に行く前に到着しました。送料大阪から120円。伊東あきらさんから買いました。

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 まあ自分用のアンプなので、いいかなと。キットは何年ぶりでしょう。少し楽しみです。あっという間にできそうです。

メーターといえば、今年入手した海軍用の丸メーター、昨日の映画の0戦のコクピット内にちらと見えました。V6の岡田君の機だったかな。

2013年12月27日 (金)

永遠の0を見てきました

本日夕方、家内が「永遠の0」を見に行くというので、ウッチーさんのブログを読んでいた私も、便乗して行きました。家内は本を半分読んでいて、私は本は0。

たぶん家内に誘われないと本の方も、永遠に0だったかもしれません。

映画では途中、遺された奥さんの後半の登場シーンから、涙が止まらなくなりました。

実は今年6月に出張のときに、鹿児島知覧の元特攻基地に行ったのです。そのとき読んだたくさんの遺書のことを思い出しました。

遺書を読みながら、最初は涙があふれてきました。遺書は家族への感謝と特攻で自分が亡くなった後の家族の気持ちを気遣うものが多かったと思います。

次には、ただ簡潔に「人生に悔いなし」と一言かかれたものもいくつかありました。さらには「見事敵艦隊を撃沈させて手柄をあげて見せます」という勇壮なものもありました。

特攻隊員は、本当は家族のことを気遣っていたと思います。自分が辛そうにしていると家族がかわいそうになるから、故意に威勢のいい文章をしたためた隊員もいると思います。

私は遺書を読みながら、涙がやがて怒りのくやし涙に変りました。なんで若くは10代からの青年が命を犠牲にして敵艦隊に突っ込んでいかねばならなかったのか。

だれが戦争を始めたのか。

知覧を訪問したこともあり、映画を観終わって思うことは、「どんな理由があっても戦争は絶対にしてはいけない」ということ。

 

戦争は昔から現在にいたるまで、どこかで行われています。戦争は究極の経済活動です。戦争なくしては経済が立ち行かない大国もあります。戦争で利益を上げている軍需産業がありますし、その背景で莫大なお金を手にしている組織・一族も存在しています。

 この国内外の組織や人間は決して前線には出ません。憎しみ合っている者、領土問題等でいがみ合ってる国たちに殺し合いをさせ、そのために武器を売って儲けようとします。

先の大戦では日本国内でも戦争で潤った組織・産業があります。

日本の人たちはそろそろ戦争がなぜ起こるのか、そのからくりに気づいた方がよいと思います。無関心でいるとまた戦前のように騙されてしまいます。

 こんな危険な組織・連中が一国の政治のトップにいるものを操り人形のように動かしてまた、日本が戦争をできるようにしようとしています。

靖国にA級戦犯を合祀にいけば、近隣諸国は一層日本を憎み、日本はそれを口実に更に軍備増強をはかる。このパターンで進めているのです。

さらには国民の知る権利を奪うために、秘密情報保護法を数の力で成立させる。その法案の理由は、日本の重要な機密がダダモレだからということだそうです。

それなら、この最近アメリカが各国の政府や要人に盗聴器をしかけていたことがばれてしまいましたが、その盗聴されている側に日本の官邸も入っていました。

 重要機密を保護したいのなら、アメリカの盗聴に対して日本政府は当然厳しく抗議すべきだと思いますが、抗議したという報道は一切聞きません。アメリカの属国だから、いちいち報告するのも面倒くさくて、ちょうどいいから盗聴してください、それを持って報告に替えます、といったところなのでしょうか。

安倍総理の時代錯誤と発想の貧困さ、パペットぶりには呆れてしまいます。

就任前よりアメリカジャーナリズムから、安倍氏はその頭の悪さや危険さを報道されていましたが、今回米国から失望されました。やり過ぎでしたね。

 米国は韓国とも一緒に軍事演習をしているし、経済に置いては今や日本は眼中になく、中国と関係を深めたいと考えています。アジア諸国は仲良くしてほしいと思ってる矢先に靖国訪問です。

この最近安倍総理は韓国軍に武器を提供しました。今まで、そこまではちょっとという意見が多くてだれも実行までしていませんでした。今回から例外的にという方法論でなし崩し的に戦争に参加していくつもりなのでしょう。

その先に見えているものがあります。徴兵制復活です。なにしろ戦前と全く同じ「愛国心」をうえつけようとしているわけですから。でもそこまでいくと、米国は安倍氏を切るでしょう。戦前の日本を思い出して、何をしでかすかわからない危険人物として。

戦争に巻き込まれたくないと考えている日本国民に唯一できることは、意外に簡単なことです。投票所に出かけていき、秘密情報保護法案を廃止することを訴えている政党に投票すればいいのです。

先の大戦で300万人の日本人が亡くなりました。近代戦争はあっという間です。通信のハイテク化により兵隊が適地に派兵されることなく、瞬時にして遠くから何十万人という命を殺戮できます。恐ろしいことです。

もう一度言います。「人は絶対人を殺してはいけない」「どんな理由があれ戦争はしてはいけない」

2013年12月26日 (木)

今年をふり返って 3

年内のCR型イコライザプリはどうやら無理のようです。まだパーツも集まっていませんし、VUメーター駆動回路も形になっていません。

 せいぜい年末年始で構想を固めて、2014年度に入って、一気にという計画です。

さて、今年もアンプを作りました。数えると6台です。昨年と同じペースです。途中苦しい時期もありましたが、なんとか現状維持できました。

今年のスタートを切ったのがOY36・KT88アンプです。

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 このアンプにはテーマというかミッションがありました。自作アンプの落札価格の壁10万円を突破すること。とにかくカッコよく、豪華にしようと。

VUメーターしかり、前面パネルのデザインも考えました。結果は目標未達でした。結構手がかかりましたが、前の年にこのアンプと同じデザインの6L6GCアンプを作った経験がありますので、製作はスムーズでした。

カソフォロの効果もあり、かなりの低域から再生できました。OY36は柔らかい音で鳴ってくれました。

 その次に作ったのが42PPです。

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名門米国TRIADのOPTを使いました。なかなか見た目も満足いったアンプでした。外観90点くらい。やはりどことなく完璧ではないですね。

音もパンチがあって気に入ってたのですが、落札いただいた方からは何も連絡がなくて、その後どうしているか不明。物入れか、倉庫に入ったままでなければよいのですが。

次はシングルアンプは作らないのですか、と問われて作ったのがこのPX4アンプです。

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遊びでDA30を挿したら、かっこいいこと。DA30はすごい。このアンプでは6AU6の実力を思い知らされました。前段は6AU6の3接2段増幅回路です。音は迫力あるPX4ならではの鳴り方でした。ヒーターの直流点火のための整流回路がシャーシ内になかなか収まらず苦労しました。

さてこのPX4アンプは、もう少しで10万円越えというとこでしたがダメでした。落札者は転売目的の東海地方の業者でした。

業者が落札したということでがっかりして、いやな気分になりました。このころに一旦ブログを終わらせようと考えました。

あとの3台はまたこの次に。

 

2013年12月24日 (火)

修理完了

6550アンプ今日届きました。

なんと大きな箱に入った、重たいアンプなのでしょう。作った本人が改めて驚いています。

早速ひっくり返して中をのぞきました。

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 異常を起こした球のカソード抵抗が焼き切れていました。10Ω3Wが焼き切れたということは球に600mA以上が流れたということ。ガラス管内に閃光が発生したそうです。

事前の情報では、第一グリッドのピンも500Vがかかり、電源OFF時でも5番ピン(G1)と3番、4番の導通がとれているとのこと。ピン番号に間違いないか確認をお願いしたのですが、間違いないと。

で、ピンを確認しました。電源を入れたらG1はマイナス電圧でした。OFF時にテスターで5番と3番、4番の導通をみたら、絶縁されていました。

持主さんの勘違いでした。

カソードフォロア回路の茶色い抵抗は22Kあるか測ってもらったら、オープンだと。でも実機は何ともない状態。

全くの素人のかたに調査依頼をお願いしたのですが、殆ど理解されていなかったようです。まあ無理もないですね。

ただし、基礎も知らずに改造はいかがかなと思います。

さてダメな方の右チャンネルに左の出力管2本を挿したら、問題なく作動します。

結局球の寿命だったようです。相棒のもう1本もエミ減でした。

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これはいたずらで、昔1本3千円で買った中国製のKT88を右に挿してみました。きちんと鳴りました。左右違う音色。

 

今後は新しい球4本の購入をお勧めしました。

GEの6550、JJのKT88または6550、ロシアのKT88の順で。

明日送り返します。元気でやれよ。

2013年12月23日 (月)

出戻りプレゼント

今日23日は午前中から息子のサッカーの試合を見に行きました。

0-2で修猷館高校に負けましたが、息子はいい動きをしていました。帰りに天神でパーツを買って帰ったら、もう夕方5時。アンプは作れませんでした。

さて今年の初めに、オークションで落札していただいた6550PPアンプの調子が悪いと持主の方から連絡がありました。

ある日、ボッという音が右のSPから出て、しばらく様子をみていたが、何ともなくて2週間聴いていた。ところがまたSWを入れたら、右からボッという音がして、ヒューズが飛んだそうです。

 

この方はカップリングコンデンサを変更したり、電源コードも変更されていました。ご自分で改造されているのです。

メールでしばらく、いろいろ試していただいた結果わかったのは、

①左だけなら問題なく動作する。

②右はすべての球を抜いても、出力管のソケット5番・第一グリッドが500V以上の電圧が印加されている。

③SW-OFFで出力管のソケットを当たってもらったところ、第一グリッドの5番ピンとP、SGの3番、4番が導通が取れている。

なんとも不思議な話です。

前段はカソードフォロアーの12BH7。これが飛んでて、周囲の抵抗が焼き切れて、悪さをしているのでしょうか。

結局、「改造したら修理保証の対応はしません」という約束だったのですが、送り返してもらって、修理することに。

明日イヴの24日に到着します。久しぶりの対面で嬉しい気分です。買い戻したいくらいです。アクロサウンドのA431というOPTを搭載しているのです。

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落札していただいた方のご自宅ではアバロンのアイドロンというハイエンドSPを鳴らしているのです。

2013年12月22日 (日)

CR型イコライザプリ⑦ シャーシ加工65%完了

日曜日はいい天気でした。

結局息子のサッカーは見に行かずに加工に専念しました。出番がなかったそうです。でも明日は出るそうです。福岡市内でやるので、明日は朝から見に行ってパーツでも買って帰ります。

さて結構手際よく進めたつもりでも、今日は全体の65%程度で日が暮れました。

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 これは、くにゃくにゃステー。電源トランスの抑えです。自分で曲げてみました。

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 こうなります。少し短く底面までとどきません。ちょうどいいのでゴムを挟んで防振構造にします。

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 コの字型に曲げたシャーシ。まだ白いビニール保護テープが貼ってあります。実際に部品を上において、シャーシ上での正確な位置を決めていきます。

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 そして、とても時間がかかりました。前面パネル、下パネルのVUメーター穴の加工です。まだ完全に終わっていません。

意外とオリジナルのトリオのアンプのパネルは、加工するとキリコがパラパラと落ちて硬さゆえか、穴を明けるのは楽でした。

まだ、更に内側にある、ブリキのサブパネルは手付かずです。これにも、VUの逃がし穴をあける必要があります。

この2枚を重ねて、メーターをとりつけました。なんでデジカメって直線が曲がるのでしょうか。私の使い方がまちがってるのでしょうか。

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 シャーシ上に電源トランスがかなりのスペースを占拠しています。このプリアンプは全部で70mAも

の電流が流れます。このトランスは完全密閉、ハーメチックシールなので鉄心コアからの漏れ磁束を塞いでくれるものと期待しているのです。

 明日以降は、サブパネルの逃がし加工、シャーシの穴あけ。そしてリアパネルの隠しフタ用のアルミの黒色塗装とネジ穴明けです。

ここまで来たらサクセース、でしょうか。

ではまた。

CR型イコライザプリ⑥ シャーシ上レイアウト

今日は一日寒かったのです。「雨がお昼過ぎに雪へと変わるだろう♪」と思ってたらあられになって、みぞれでした。

よって部屋の中でプリアンプのシャーシ上レイアウトと、イコライザ部の実態配線図を考えていました。

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 大体こんな感じです。電解コンデンサはシャーシ上にひょっこり頭を出します。シャーシ内を狭くしないためです。

セレクタSWはシャフトを使って、入力端子のある背面近くに持っていきます。このシャフト、ジョイント、それからパネルへの固定ネジ金具のセットはラジオセンター2Fのあぼ電気で購入したものです。

イコライザの実体図がこれ。

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の220μ200Vのコンデンサは矢印の位置に穴を明けて、そこから頭を出します。この実態図は3回書き直しました。C1とかC2と書かれたものは3個程度のコンデンサをパラで構成されるものです。

宍戸さんはパラにした方が音色がよくなる、との考えだったようです。

明日は天気だそうです。高1の次男のサッカーの試合を見に行くか、シャーシ加工を優先するかですが、困ったものです。

2013年12月21日 (土)

今年をふり返って 2

今年は新たに、お友達が増えました。

ブログでお世話になっているうウッチーさんhttp://ameblo.jp/utchie-m515ts/とハゼドンさんhttp://jazzbox.blog.fc2.com/です。

お二人とも、何度かブログでやり取りさせていただいてたのですが、私のほうから出張を利用して、会いませんかとお声をかけたのです。

ウッチーさんは、私を代官山のレザールというお店に連れて行ってくださいました。いやあ紳士ですよね。嬉しかったです。

そうそう実は私と同じ町内にジャズボーカル・ピアノのお姉さんがいます。彼女生徒にも教えてるし、ニューヨークで録音もしているのですが、

 太宰府にある「ジャズ工房西村」http://www5.plala.or.jp/jazz-factory/というお店で、ある晩カウンターの私の横にいた女性が、そのお店で今度のパーティーだか発表会の打合せをマスターとしていたのです。

そのときに女性が代官山のレザールに行って、12月5日のアーリー・クリスマスパ-ティーで6曲歌わせてもらったとしゃべっていたので、私もレザールに行ったことがあります、という話になったのです。

彼女は豊島ひろ子さんと言います。そのときマスターが彼女のニューヨーク録音のアルバムをかけてくれました。

酔ってた私は「あなた歌がうまいですねえ」と言ってしまったのです。失礼でしたね。でもレザールの方達が彼女に6曲も歌わせてくれたのもうなずけます。

 そんなこともあり、彼女やマスターにもウッチーさんのことを伝えました。最初マスターが東京にプロの知り合いが何人かいる、と話していたので、私もいますよ、となったのです。少し自慢です。

 それからハゼドンさんは、私のアンプをオークションで落札していただいたかた。

 やがてブログを立ち上げられたので、ブログを通じていろいろやりとりしました。ハゼドンさんはやがて、自作に取り組まれ今は制作意欲おおせいです。

 ご自宅にお邪魔して、アルテックA5のマルチシステムを聴かせていただいたときは唸ってしまいました。よくぞここまで追い込んだものだなあと。

また来年、ブログも自作も増々飛躍されることと思います。

今年この世を去っていった知人も何人かいますが、やはり友達は大事にしなくてはと思います。

使用済み電子放射性物質

6DJ8を4本使用するプリアンプを作っている。電流を10mA程度、たっぷり流す回路だ。

イコライザに双信のSEコンデンサを使う。これが結構高かった。仕事で樹脂成形の工場に行った。九州南部にある工場でコネクタを作っていた。

そこの工場長が、若いころ双信で生産技術にいた方だった。デイップマイカコンデンサの作り方を教えてもらった。要は箔を巻いてその中に誘電体液を含浸させていくのだが、その量のコントロールがむずかしいとのことだった。その量でコンデンサの容量が決まる。規格値の3%以内に入れなければならない。製品によっては1%以内の要求。

 これを自動化された機械で行うのだからすごい技術だ。

そんな複雑な生産設備を構築した方だから、訪問した工場の樹脂成形機まわりの設備の簡潔さ、FA機器の機能、効率性などはかなりの高いレベルだった。

話が脱線したがそんなコンデンサを使ってイコライザアンプを作る。

頼みの6DJ8を全部持ち出して、アンプの実機でテストをしてみた。パワーアンプ初段に次から次と挿し替えて、ノイズと音をチェックした。

なんとか4本を確保しなければならない。

全部で13本テストして、OKなのは4本ギリギリだった。

オークションで結構な金額で落札した「NEC 通信用」と印刷してある中古の4本。ラジオセンター2Fの山本無線の個人売買用のガラスブースに入っていた、シルバニア製の緑の印字の2本。アンぺレックスの金足の中古などなど。これらはことごとくノイズを出してくれた。サササというものからガサゴソ。キューという音から、果ては線香花火のような音まで。

チューブテスターでgmがGOODでも、だめなものはダメです。

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 NGだったものの一部です。私は識別のためにNG管はピンを3本折り曲げることにしています。

さてこのNG品たち。私はまだ真空管を外部に出して処分したことがありません。

かわいそうなので全て手元に置いてあります。しかしながらそろそろ廃棄処分する必要があります。家族に聞いても、ガラスなのか、燃えないゴミなのかわからないと言います。

トイレなき、電子放射性物質のごみ。地震が来て割れても、踏んだりしない限りは「人体にただちに影響はない」ようです。

CR型イコライザプリ⑤ パネルデザイン決定

今日パネルの デザインを決めました。

つまみ4個とVUメーター2つなら、もうこれしかありません。

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 なんの変哲もないシンメトリー。左のつまみ2個は、上がVUのデシベル切り替えと下がその微調整。

右のつまみは上が、入力セレクター、下がボリューム。

もうこれ以外のアイデアは浮かびませんでした。あまり能がないですが。

シャーシは1枚ものとして、PTもその上に乗せます。構想が決まりました。

福岡は20日は寒かったです。明日天気が良ければ加工開始となります。

2013年12月20日 (金)

CR型イコライザプリ④ シャーシ構造検討

自分に鞭打って、えいやっとケースのフタを開けました。

実はモチベーションが下がっていました。

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フタを開けてみると、オリジナルのシャーシアングルが。当初これを利用しようと考えていましたが、取り去ってみると、

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 意外にすっきりしました。

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 そこにシャーシと電源トランスを置いてみました。シャーシの横方向を長くてきついので2cm程度短くします。これでトランス周りも少し余裕ができます。

トランスは本体底板に直に取り付け予定。シャーシとトランスの接続は着脱可能とするために、US8ピンソケットを使います。こうするとシャーシのみケースの中から取り出せてメンテが容易になります。

前面パネルにVUメーターやつまみを仮置きしていますが、まだ変更の可能性大です。

これで、なんとか加工に移れそうです。

2013年12月19日 (木)

CR型イコライザプリ③ VUメーターに照明追加作戦

昨日、VUメーターをじっと見ていました。高林電機というメーカーのもの。

70年代につくられたもののようです。この会社を検索しました。

まだまだ元気に操業されています。名古屋にある会社で、電力会社に計器を納めています。

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 このメーターには照明がついていません。夜、雰囲気つくりに照明はあったほうがいいなと思い、LED追加大作戦がスタート。大作戦というほどでもないかな。

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表カバーをはずして、LEDを点灯させてだいたいの位置決め。

今回の一番のポイントは、LEDをどうやってメーター内に実装するか。

1.テープで貼り付ける。

2.治具を作って固定する。

私はこういう時は基本的に「20年間トラブルなしで使用できるか」 を考えます。

自然と1よりは2の方が有効であるとの考えに至ります。

では治具は何の材料を使って、どういう構造でLEDを実装して、どんな方法でメーター内に固定するか。

LEDの頭の先にネジがあります。φ2のネジです。これを使わない手はありません。そうすると治具は90°折り曲げのL字型、Lのそれぞれの部分にφ2とLED挿し込み用のφ3の穴を明ければよいわけです。

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 こういう小物の製作は得意です。材料は0.3厚みのアルミです。切り出すときにハサミを使ってはいけません。くにゃんと曲がってしまいます。

面倒でもカッターで表裏から切り込みをいれて、何度か曲げて折る方法がベスト。

うまくいって嬉しくなったので家族に見せたら「あなたは本当に器用貧乏ね」と。貧乏は余計です。でも実際は親子三代器用貧乏です。

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φ3穴にLEDを押し込み、アロンアルファで固定。アロンアルファは20年間頑張ってくれそうです。

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 ネジ止めしたところ。リード線引き出し用に、メーターのケースにもφ3の穴を明けました。

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 狭いスペースに抵抗とリード線を半田付け。結局抵抗を中に入れたので2球直列として、リード線の引き出しは2本だけになりました。直流5Vをこのリード線につなげばOK。(LEDは2V・20mAで、これを2個直列、抵抗は1V÷20mA=50Ωです)

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 こんな感じ。ケースに収めて2個ならべると、

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ちょっと暗めですが、私はこの程度が好きなのです。暗がりでごそごそするのが好きで。

さて次はシャーシの構造検討。なかなか難しくて気持ちがやや後ろ向きになっています。

 

 

 

807PP 落札者様からの続報

アンプの容姿についてもご連絡をいただきました。

また落札者様の文章と私の返事をそのまま転載します。

落札者さまから

「トニーさん 今晩は。ブログに掲載して戴き、有り難うございました。

先日は音色の素晴らしさに舞い上がってしまい、落札させて戴いたアンプの姿態へのコメントを忘れてしまっていました。製作過程はずっとブログで拝見しておりましたが、実機を撫で回していますと手中にあるという満足感で満たされます。

  伊藤喜多男氏の著書でアンプの佇まいや配線の枝振りを語っておられましたが、トニーさんの作品がこうも惹き付けますのは、正しくこれらの要件を全て満たしておられるからでしょう。市販のアンプやプロ製作のアンプには血が通っていない感じがするのです。

正直を申し上げて私は多少余裕が出来てから、いわゆる市販の高級アンプやプロ製作のアンプの入手に血道を上げた時代がありました。しかし、これからはそんな必要がなくなりました。トニーさんのアンプと、下手の横好きながら自作したアンプだけで正に音を楽しむようにしたいと思っております。今後も宜しくお願いを致します。」

私から

「ラーメン卿様

 コメントありがとうございます。過分なお褒めの言葉に少し戸惑っています。

昔はアンプの外観も、やっつけで決めていましたが、他の方の手に渡り末永く使っていただくことや、ひと目見て気に入ってもらえるデザインにしようと、ある時期に考えました。

それから、雑誌、書籍で他の方の自作アンプをの写真を意識的に見るようになりました。

やはりいいデザインのアンプには理由があります。そのデザインを決定している背景、原因を自分なりにノウハウ集(そんな大袈裟なものでもないのですが)のようにしてノートにまとめていきました。
 逆の事例もそうです。なぜおもしろくないのか、その要因を考えることも参考になりました。私は凝り性の変わり者なのでそこまでやらないと気が済まないのです。

但し今現在の自分のアンプが完璧かといえばそうではないです。つまらないと感じる方もいると思います。

もっとこうしたらいいのに、というご意見もあると思います。何台作っても満足いくものはなかなかできませんね。

でももしその日がきたら怖いです。その次を作れなくなるからです。

でもそんな日は来ないと思います。

今回のやり取りも記事にアップさせてください。

 ラーメン卿様も増々自作をお楽しみください。こんないい趣味はないと思います。 」

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2013年12月18日 (水)

浅野氏のPX4アンプで最近になって分かったこと

ずっと今まで理由がわからないことがありました。

浅野氏のPX4アンプ。どうして大きな電源トランスが前で小さなチヨークコイルが後ろなのか。

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 バランスが悪いと思ってたのです。習作される方でもチョークを前に持ってこられる方もいます。

でも昨日気が付きました。写真をよく見てください。前の真空管の並びの列と後ろの出力トランス の並びの列です。

前と後ろの高さをそれぞれ同じにしているのです。

PTとチョークを前後入れかえると今以上に前後それぞれの高さのバランスが崩れます。

やっとわかりました。

2013年12月17日 (火)

今年をふり返って 1

あと2週間程度で今年も終わりです。

年末になり、早いうちから今年の総括をしたいと思い、今日からつれづれなるままに今年のできごとを書いてみようと思います。

私自身の中で一番のイベントは、ずっと気になっていたご先祖たちの永代供養を行ったこと。

うちのご先祖様のお墓と、私の現在の家は、車で2時間の距離です。実はお墓を守る親戚がもう近くに誰もいなくなっているのです。

お墓の近くにいた祖父母、父親もお墓に入ってしまっています。もう5年前のこと。母は実は認知症で実家のある市内のグループホームで暮らしています。

父が亡くなったことも分っていません。かつての友達が訪ねてきてくれても、誰だかわかりません。

私の姉弟は姉がいましたが、18年前に病気で亡くなっています。その姉がいたことすらわからない状況です。

辛うじて私が施設に顔を出すと、私のことだけは肉親だとわかるようです。このような状態で、私はお墓参りと、母の様子を見がてら、グループホームに顔を出すことを4年間続けてきました。

実家は処分して荷物も何もありません。

初めは毎月必ず、施設とお墓に行っていましたが、仕事の都合で行けない月もでてきました。ひどいときは2か月以上空きました。久しぶりに霊園に行くと、前のお花が枯れてカラカラになっている状態です。よその人が見たらさぞかし、あのお墓の家の人はご先祖様をないがしろにしてると、感じたことでしょう。

 

お世話になっている、お寺の住職さんに、永代供養の相談をしたのが1年前。住職さんは実は私の幼馴染みで1歳上です。

彼が言うには、お墓は移せるので、今の私の家の近所に持っていけばいい、とのこと。

しかしながら、我が家の子供たちは息子二人で、彼らもこの先どこに行くかわかりません。やはり永代供養が一番だと。

 

忙しさと趣味にかまけて、ほったらかしだった永代供養。ついに11月から自分の尻に鞭打って動きました。

まず、市役所に行って霊園の使用許諾者を私に変更。それから改葬許可証を6人分作成してもらいました。

 

次にお寺に出向いて、納骨堂の中の納骨壇の使用許可証、誓約書、納骨手続き6人分の作成。納骨壇使用料と永代供養費(50年分一括)の準備。

現在のお墓の下に眠る6人分の骨壺から少しずつお骨を集め、小さな骨壺に一緒に入れる必要があります。永代供養の納骨壇がせまくて、そのまま骨壺6個は無理なのです。さらには、残ったお骨の処分と墓石の処分。最後は更地にして市に返還する必要があります。

これら一連のお墓に関する作業は、近くの墓石屋さんにお願いしました。永代供養が12月14日15時から。それまでに小さな骨壺にお骨を集めて置いてほしい、残念ながら都合があり、私は立ち会えないので、そちらにお願いしたい、14日13時に引き取りに行きたいと希望を言ったところ、すべて対応してくださいました。

ネットで見つけた、どんなサービスもしてくれるこの墓石屋さんには、本当に助けられました。墓石の撤去、更地の工事は年明けになります。

これらすべての費用合計で83万円です。以降必要な経費は、私が亡くなって長男に責任を継続するときにお寺に支払う1万円だけになります。

地域性があります。もっと費用がかかるところもあるでしょう。私はこの金額は妥当かなと考えています。

 

14日に無事供養が終わり、供養費も払い、帰途に着いたときは、やっと終わったかなと少し安堵しました。見送ってくれた住職さんは心なしか笑顔を隠しきれないような表情でした。そりゃあまあね。臨時収入。

現代社会において、お墓がどんどん増えるということは、山を切り崩す必要もあるし、人の居住空間も少なくなっていくこと。

それを考えると永代供養は理に適っているのではないかと思っているこの頃です。

 

807PP落札後の試聴レポートをいただきました。

落札者様から試聴の感想をいただきました。アンプは先週のうちに到着していましたが、事情があり重たいものを二階へ運ぶのに、ご家族の方の協力が必要だとのことで、ご報告は昨日の月曜日になりました。

ご報告と私の返信を原文のまま、転載します。

落札者様から

「トニーさん 今晩は。先ほど息子が助っ人に来てくれました。

 はやる心を押さえつつ、慎重に真空管を所定の箇所に差した後、スピーカー及びプリアンプに結線して一休みです。私は急ぐと必ず何処かでポカすることが、恥ずかしながら経験上分かってますので。

 スピーカーはアルテック、プリアンプはオンライフ管球式、アナログプレイヤーはマイクロのベルトドライブ、CDプレイヤーはヤマハです。

 また前回と同じくニニロッソのトランペットと、ソニロリンズのモリタート更に越路吹雪、ビートルズと節操の無いことです。いや夢中でした。出てくる音の抜けの良いこと、吹き上げる高音の澄みきっていること、ボリュムを少し上げただけで腹に伝わる低音の響き・・・自分には上手く表現できませんが、全く素晴らしいの一言です。807PP恐るべしです。私はそう思いませんが、807は駄管でオーディオになぞ使えないという風評が一部である由です。

 しかし善き設計者と製作者とを得れば、807は銘管になることが明らかかとおもわれます。プリアンプのボリュームは2クリックしただけで大変な大迫力ですから、昼間にもっと音量を上げて聞くのが楽しみです。この度は本当にありがとうございました。」

私からの返信

「ラーメン卿様

試聴のレポートありがとうございます。無事に鳴ったようで安心いたしました。

 いい音で鳴ったのは、このアンプだけのせいではなく、ラーメン卿様が普段から可愛がっておられる、他の機器たちの実力もあると思います。

いただいたレポートをブログに採用させてください。

今後ともよろしくお願いいたします」

Img_1586

 オークションで「ロックやジャズにもあいますか」という質問を受けました。

具体的に音の感想を回答に書こうと思ったのですが、面倒くさくなったので、「どんな音楽もゴキゲンに鳴らしてくれます。そのように組み立てました」という文章に変更しました。

 私の技術が傑出しているわけでもありません。信頼できるトランス、真空管を使って、これまた世の中で認められている回路どおりに、丁寧に作ればある一定水準をクリアしたアンプは誰にでも実現できるものです。

 みなさんも自作しましょう。

2013年12月11日 (水)

マルチ用チャンネルデバイダ―で興味深いこと

ブログにコメントを寄せていただいているハゼドンさんが、真空管式チャンネルデバイダ―を自作されました。

興味深いのは音の出方の報告です。今までのEVのデバイダ―では、音が上下左右から出て包み込まれるような感じだった。製作したチャンデバでは上下、左右の音をぶった切って、前後に貼り合わせた、つまり奥行方向に音が集中している、との内容です。

 

 この現象について、興味を持ったのでよく考えてみました。思いついたのは、球のパワーアンプのシングルアンプとプッシュプルアンプの定位の違いです。

以前から思っていたのは、シングルアンプはSPの真ん中に音が集まる感じで、プッシュプルはSPの横方向に定位が広がる印象です。

山根式の真空管製チャンデバは、確かにシングルアンプです。プッシュプルではありません。

 

実は以前から球のチャンデバを作ろうかなと考えていたのですが、テクニクス製の15Cという、結構いろんな調整ができるチャンデバがあったので、製作しなくてもいいかなと考えていたのです。でも確かめてみたいのです。

 

心が少し傾きました。

2013年12月 9日 (月)

師走の贈り物

ブログでお世話になっているウッチーさんから、私からのメーターのお礼として、アルバータ・ハンターのレコードとコルトレーンバンドの61年ライブのディスクをいただきました。

嬉しいなあ。アルバータ・ハンターはこの録音時に85才。とても落ち着いていて、華奢でいて、貫録があって。ときおり枯れた色気ののった声が聴けます。

Img_1641

  彼女は一度歌手をやめて、病院で看護師をしているときに、発見されもう一度ステージに戻った経歴があるそうです。

100才過ぎてもステージに立ち、客席に向かって「あなたおいくつ?」「70才」

「あらお若いのね」とやって笑いを取ったひと。85才の女性が唄うのですからなにも言うことはありません。

歌詞を聴きながら、うんうんその通りです、と。

Img_1571

 私のアナログ機器はカートリッジがDL103Rで、昇圧トランスはAU301です。

レコードはいいですね。地に足が付いた音がします。彼女の声もきれいです。

これからも、ときどき出して聴く楽しみが増えました。

 

 年末の感謝です。

2013年12月 8日 (日)

CR型イコライザプリ② デザイン変更

昨日のパネルの写真。

Img_1627

やっぱり寂しいですね。つまみ2個じゃ。

物入れの奥から引っ張り出してパネルの上に置いてみました。

Img_1629_2

 間が持つというか、VUメーターでなんとか形になるというか。結局気に入ったので、このメーターを取り付けますが、これが大変です。

一番表側の1.5mm厚のパネルにΦ62の穴を2個明ける必要があります。さらにはその下の本来のパネル(t=2.0)にも同様の穴を。

そして決定打としてその奥にあるサブパネル(薄い鉄製)にも逃がし穴を明けなければなりません。

でもパワーアンプのシャーシを一から加工することを思えばまだ楽かな。今回の加工のメインはこの大きな穴2個だけですから。

ゆっくりやりましょうか。

それから電源トランスも引っ張りだしました。

Img_1631

 このトランスは結構重いのです。100mA供給できます。このプリは大飯食らい。小型のシングルパワーアンプ並みの電源が必要です。

固定用の金具を作ってとりつけて、しまい込んでいたのを忘れていました。3年くらい前のことです。当時色も青に塗りました。

もう一度塗り直します。いい音がでそうな色に。黒かハンマートーン。いい音が出そうな色ってのが我ながら笑ってしまいますね。

 だんだん外観が決まりつつあります。

 そうそう807PPアンプは絶好調。昨日鳴らしていたらビーンという不定期な小さなノイズが出ました。6SH7のスペアを挿し替えたら止まりました。やはり4本を使うアンプには6本程度用意しておかないとダメですね。

夜部屋の電気を消したら、807は4本とも青いグローが確認できました。中古とはいえまだ真空度は高いようです。

さあ、どんな方にもらわれて、どんなSPにつながれて雄叫びを上げるのでしょうか。 楽しみです。

 

2013年12月 7日 (土)

CR型イコライザプリ① ケースの検討

今日はケースの検討をしました。前面パネルの上部分にアルミパネルを被せて、セレクター、ボリュームを取り付ける準備。

まずアルミ板(t=1.5)の切断から。

下の写真のように縦方向が少し大きかったので、今日は幅方向に2.5cmカットしました。

Img_1594_2

切断作業の写真です。

Img_1602

切断したい位置に、太いカッターで表裏から切り込みの線を刻み付けます。一直線に表裏各3回ずつ程度。

長手方向40cmを一度に折り曲げるのは困難なので、次はこれを金ノコで3分割します。注意点は切り込みをパネルの中までいれないように寸止めすること。

Img_1603_2

 右下端部を簡易バイスに挟んで、ゆっくり前後に折るように倒します。角度は前後30°ずつくらいで。

Img_1604_2

  きれいに折れました。これをもう2回繰り返しです。

Img_1606_3

  できたら、切断面をヤスリと紙やすりで均一にします。端材はネームプレートに使います。プレート材はたくさんたまりました。

Img_1627

 パネルの上に置いて、つまみを乗せてみました。のっぺりしていますがしかたありません。 なにしろ触るところは2か所だけです。

パネルの空いたスペースには、シールでも貼ります。

Img_1601

 今度は背面パネル。INPUTは5種類。手持ちのセレクター用のロータリーSWは6接点です。1個はノンコネクト(NC)とします。

その下に4CHのINとOUTの端子があります。時代を伺えますね。ここにプリアウトの端子を取り付ける予定です。あとの端子は全て取り外して、黒く塗装したアルミ板で覆ってぽっかり空いた穴を隠します。

背面も変更したあとのレタリングを施す必要があります。CDという文字を入れなくてはなりません。

当時のメーカー製のアンプはしっかりしたケースに入っていました。74年以降は量産性を考慮して、薄っぺらいケースが主流になっていきます。

74年あたりが手抜きも少ない黄金時代だったと言えます。

次は内部の機構とアンプのレイアウトです。ゆっくり冷静に考えたいと思います。

2013年12月 6日 (金)

自分のためのプリアンプ

先日からプリアンプを作ることを決めていましたが、仕様で迷っていました。

1案としては、見た目を超有名機種とそっくりにして、中身は標準的なNF型イコライザーとCR型トーンコンという構成。

2案はプリメインとして、出力は10W程度。おなじケース内にNF型イコライザ、NF型トーンコンを組み入れるというもの。

これらはいずれも手元に置いておく予定ではないものです。

 今日新た方向を考えて、方針を決めました。1案、2案とも却下。

決定内容はCR型イコライザ+フラットアンプ、トーンコンなし、付属回路はボリューム、セレクター以外は一切なし、というものです。

ケースは74年のトリオのプリメインのものをリサイクル。当初このケースにVUメータをつけようとも考えましたが、それもやめ。

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 このケースの上半分に1.5厚みのアルミ板を上から被せます。

写真では上が少しはみ出ていますが、カットの予定。

このアルミ部分に、セレクター、ボリューム、パイロットランプのみを取り付けます。ヌボーとした面構え。

Img_1594

 

 イメージはこれ。昔ラジオ会館4Fにあった三栄無線の高級CR型プリのデザイン。私はいまでも三栄無線のカタログを保管しています。回路も載せてありますし、いまとなってはお宝です。

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 でも中の回路は違います。宍戸公一さんの著書にあった、6DJ8を起用した、EMT仕様のプリアンプ回路を参考にします。10mA程度の電流を6DJ8にたっぷり流したイコライザ、フラットアンプです。

 

 周波数特性やノイズの点で不利といわれているCR型イコライザ。それを補って余りある回路だと思います。とても素直で化粧気がなく、それを太い音で鳴らそうというもの。

Img_1596

この横幅45cm、奥行き30cmのケースに、MT管4本だけの回路。でも角型ハーメチックシールタイプの大きな電源トランスや各段に取り付けられる、デカップリング大型電解コンデンサなどが6本。

ヒーターの直流点火とこのシールデッド電源トランスでノイズを駆逐します。そして狙いはシールド線の排除。

このプリの成功のためのリスクはノイズの少ない6DJ8の確保です。

いいものは世の中に少なくなっています。手元に10本ありますが、金メッキピンの欧州のものでも、ノイズが出ます。選別や新たな入手が必要ですが、いつも言ってるようにチューブチェッカーさえクリアすればOKではないということ。

重要なことは実機でのパフォーマンスです。

 

このプリは自分のために作ります。60才を超えても使えるようにしっかり取り組もうと考えています。

2013年12月 5日 (木)

ラジオストアーとラジオセンター

先週①ラジオストアーが閉館しました。

あの一帯のお店は全部閉じるのかと思ったら、どうも違うようだ。

②ラジオセンターは残るそうだ。

①と②の違いはなんだと、よく調べたら①は10社が集合してラジオストアーという会社を構成していたようだ。今回廃業するのはこの10社。タカヒロ電気も含まれています。

で②は残る。実は①と②は並んであの建物一帯の中に入っていて、以前あったラジオ会館の側から、ひょいと入って手前のお店の列が①、奥の列が②だそうだ。

つまり内田ラジオや山本無線はまだ継続営業しているようだ。

私はあの建物全体が無くなったのだと思っていました。なんだか安心しました。

最近見つけたコード屋さん(大通り側出口の)のΦ0.8の単線の銅線コードが安くて、加工しやすくて半田ののりもよくて気に入ったのです。

ああよかった。

 

807PP⑯ 測定しました。

測定終わりました。

実効出力22W+22W(1KHz:3%)、歪1W時(0.1%)10W時(0.5%)、18W時(0.8%)、25W時(3%)です。

少しリンギングがありましたのでコンデンサーをNFB回路に入れました。

そしてすでにオークションに出品しています。

 落札されてもたぶん利益は出ないと思います。人件費から考えたら25万円くらい欲しいのですけど(笑)。

 

入札予定の方は、最終日は晩酌の量をうんと増やしてスタンバイお願いいたします。

10万年後

最近ある方のブログを興味深く読ませていただいています。ジャズに造詣が深くてアルバム紹介がとてもためになるブログ。

最新の記事で、10万年後の人間が、ある地層を掘っていたら、LPやCDの化石が発見されて、原始人はこんなもので音楽を聴いていたんだね、という内容で微笑ましいものでした。

ただひとつ自分の中だけで考えたことですが、10万年後人類はたぶん存在していなだろうなあ、ということ。

 

今の科学技術の進化の速度は急すぎて、なおかつ地球上における人類の住環境をひどく悪化させつつあります。

大手企業は、ハンドルがなくて運転者が念じるだけで、タイヤが曲がって思い通りに動く車を開発しています。

 

 確かに手足の不自由なかたはそういう車があると便利でしょう。でもその開発過程や実際のパーツ類、エネルギーの種類等を考えるとどこか関連したところで地球環境が破壊されつつあることが危惧されます。

一般の方は、考えすぎだと思われるかもしれません。

 

1960年と1980年が技術革新の加速度が切り替わったポイントで、現在は1年というスパンが1980年ころの10年間の長さに相当しているスピードです。

今のペースでいけば、人類はどこかの時点で破たんを迎えると思います。過去の無謀な技術破綻(原発など)の処理すらほったらかしです。

それらに参画した企業じたいも、国もまともに責任をとろうとしていません。だれも謝っていません。にも拘わらず経済産業省の官僚は原発事故の3日後に「事故の処理を乗り越えて原発をさらに発展させる」という方針書さえ作成しているくらいです。頭の中がおかしいのでしょう。

 さらには、都合の悪いことを国民に知られては、やりたいことができないからと政治家を使って秘密を都合よく隠しとおす法律をつくろうとしています。国民の多くの人が望んでもいない法案。各界の著名人も反対しています。右から左まで反対しています。

この手の人間に好き勝手にさせておくと、必ず国は破たんします。彼らはただ、税金を食い物して、自分たちだけがおいしいめにあえばよいと考えているからです。

 彼らには、毎日スーパーの広告を見て、どこの店が8円安いからと、買い物にさえ四苦八苦している一般の人たちの努力なんか想像さえしたことがないのでしょう。裕福な家庭のご子息としてそだった2世政治家たちも同様。

ああ、いやだな。もう少しまともな政治勢力は出てこないかな。

民主党にもがっかりしましたね。今現在は秘密保護法案を「官僚による官僚保護のための法案だ」と声高に叫んでいますが、政権担当時代は何をやっていたのでしょう。官僚に手玉にとられて、最後は泣きをいれたら、官僚から手足のように動かされて、末期のどじょう総理は原発の再稼働は約束する、消費税は上げる、どじょうの白アリ退治は失敗。

 どじょうさんたちは白アリの卵を運ばせていただきますという結末に。そして最後は国民から見放され、野党に転落。組織としての底が知れてしまった現在は離党者が増加しています。

想像できるのは、白アリさんたちが、裏で「民主党なんざちょろいもんさ」と一同で嘲笑したのだろうと。

 

官僚に方針を決めてもらわなくても、国会答弁の回答を書いてもらわなくても、自分たちで政治を動かせる勢力がでてこないものでしょうか。

アルテック党の出番かな。

2013年12月 4日 (水)

807PP⑮ 完成しました

今日の夕方、配線を全部終えました。もう一度回路図を見ながら、配線ミスがないかチェックしました。

よさそうなので、SP端子にダミー抵抗をつないで、整流管と出力管807だけを挿入しました。ACコンセントをスライダックに挿し込み、SW-ON。

70V程度を電源トランスの一次側に印加。あらかじめテスターで807のプレートとカソードに接続しておきました。徐々に電圧が上がります。

異常がなかったので、今度はスライダックを右へ回して、正規の100Vに。

 

プレート電圧320V,スクリーングリッド電圧310V、カソード電圧20V。

ちょうど狙い通りの電圧です。このときの実行プレート電圧はカソード電圧が基準ですから、320Vー20V=300V、スクリーングリッド電圧は290V。

アイドリング電流はカソード抵抗が300Ωなので、20V÷300Ω=66mA。

目論見どおりのA1級PP回路になっていました。ひと安心。

 

 Img_1553

 

  シャーシ内の全景。今回やや広いシャーシを使いました。ソケットもMT型はなく、配線が楽でした。

Img_1557

真空管まわりのアップ。

Img_1556

 カソードバイアス回路まわりです。ドイツ製のバイアスコンデンサ。

Img_1569

前面上部から。色使いやデザインといいやや古めかしい外観です。余分に明いた穴は807で見えません。

Img_1586

前面低い位置から。5R4GYがえらそうにしてます。

Img_1589

 重さは20Kg近くありそうです。

 さそっそく、鳴らしてみました。まだ寝ぼけた音で、モヤついています。

一時間経過してだんだん晴れてきました。ああ807の音。今回OPTがタムラなのもあり、エッジがややとれた、柔らかくてきれいな音です。

シンプルでハッタリのないそのままの音。渓谷に流れるきれいな川の水をすくって飲んだ時のような透明感とミネラル感といえばいいでしょうか。

整流管の起用が功を奏して、弦楽器、とくにギターがよく伸びます。

ホイットニー・ヒューストンの 「saving all my love for you」はイントロのキーボードを聴くだけでぐっとこみあげてくるものがあります。

これといって高価なパーツは使っていません。自分で納得して使っているものばかり。

例えば抵抗は1本30円の金被抵抗。強い個性はありません。逆にとても素直で色づけのなさが好きなのです。カップリングコンデンサは松下の箔フィルムタイプのもの。安価ですが迫力があって情報量もあります。

一番高かったのは中古品をオークションで入手したラックスの電源トランスです。結構古くて傷も多かったのですが、一気にハンマートーンに模様替えしてみました。

RCAの807は中古です。結構使われていたものです。いつ入手したかも忘れましたがまだまだ働いてくれそうです。

RCAの807も電極構造から分類すると、何種類か存在します。

一番古いタイプは、下側の電極支持用マイカが丸くて、その下に着いている、ヒーターをぐるりととりまく金属板、これ放熱用でしょうか、シールド用でしょうか。このタイプが一番手を抜かずに作ってあります。

以降は新しくなるたびに設計変更され、ヒーターまわりの金属板がなくなり、さらには下側マイカの支持板も細い長方形になって、最後期のものは情けない構造になっています。

さて、明日以降さらに聴きこんで、測定します。 測定後はお話しましたとおり、オークションに出品します。慈善事業と心得ています。

今回も火傷0、感電0でした。

 

2013年12月 3日 (火)

807PP⑭ 出力管まわりまで進みました

今日は自宅にいました。

807アンプは自己バイアスに変えて、ゆっくりと配線をすすめました。

Img_1548

よく見てください。メタル管6SH7の1番ピン(シールド)を卵ラグを使ってアースに落としています。メタル管はこうしておかないと、手で触れたときに感電することがあるそうです。

Img_1546

これは入力のボリュームを出て、初段管のグリッドまでの間に入れる0.33µFのコンデンサです。このコンデンサによりグリッドからボリュームに直流が流れるのを防ぎ、ガリオーム防止となるそうです。これは上杉さんからいただいた知恵。

ドイツ製の四角いコンデンサは足が短いため、リード線を着けています。

Img_1551

 出力管まわりまで、時間をかけたところで少し疲れました。再開時少し気分転換のため、前段に取り掛からず、先に入力ピンからボリュームまでの配線をしました。こういったことをよくやります。

今日はここまでにします。明日スタートが早ければ、完成まで行くかもしれません。雑務が発生しなければの話ですが。

ではまた。

 

807PP⑬ 自己バイアスへ変身

昨日急きょ、ベーク板の加工と台座用の金具4個をつくりました。夕方から忘年会が入っていたので、ベークにホーロー抵抗、SP用台座端子の取り付けまで終わらせました。

Img_1537

  ベークに自己バイアス抵抗をひとつずつ取り付けます。代役で登場した抵抗たち。でも代役だからとかわいそうな扱いはしません。

きれいにベーク板にとりつけ、主役にしてやります。

 Img_1539_5

  SP端子台も一緒に取り付け。右横に転がっているコンデンサたちを自己バイアス回路にパラではんだ付け予定。

 Img_1542_2

  遠巻きに見た感じです。これでなんとかアンプになりそうです。

今一番の心配ごとは、B電圧が極端に低くなりませんように。それくらいです。

12月は時間があります。こうなったらプリも完成させたいなと。

2013年12月 2日 (月)

ショック!ラジオストアー閉館

今朝テレビで知りました。64年の歴史に幕。

インターネット販売に押され、来客が減少していたそうです。

先週土曜日に閉館だそうです。ついこないだリード線など、買い込んできたのです。

タカヒロ電気の女性社長74才が、私の名まえが高嶋ひろ子。苗字と名前からタカヒロのしたの、としゃべっていました。

あのたくさんのお店たちはどうするのでしょう。ネット販売を立ち上げていないお店はそのまま廃業でしょうか。

 

 きっと開発が進んでいて、ある程度の補償の金額の打診はあったのでしょう。

趣味の王様オーディオがやがてパソコンに喰われ、気が付けばみなインターネットが趣味になっていました。

 

ついに部品の販売もインターネットに取って代わられ、お店もなくなります。

 

「インターネットにやられた」と私が言えば、「何言ってんの、趣味のブログもインターネットでやってるくせに」と家族。

お願いだからラジオデパートは頑張ってほしい。森ビルはもう建て替えないと信じています。

さようならラジオストアー。

807PP⑫ 設計ミスでアンプの仕様変更

とんでもないことが発覚しました。

回路上の設計ミスです。深く考えずに流れ作業的に進めていたのが原因です。

このままではアンプができません。自己反省が必要です。こんなことではダメだと。

 ミスの内容は

全段オートバランス回路+出力段固定バイアスでのトータル回路で進めていました。昨日固定バイアス用のC回路を配線しようとして気が付きました。

オートバランス回路は出力段は自己バイアスでないと成立しないのです。Ⅽ回路配線前に、シミュレーションして、最後のC電圧送り出しを出力管のグリッド抵抗につなげばよいからと思って、ふとオートバランス回路をみると、ここにマイナス電圧を持ち込むのはありえないことに気が付きました。

 挫折と考えた緊急策

慢心していた自分を情けなく思いました。福岡地方ではそのような人間をバカチンと呼びます。そこで対策をあれこれ考えました。

1.固定バイアスをそのままにする方法

 前段をムラード型に変更。問題点はすでにインスタントレタリングで6SH7の文字を入れてしまっている。これを削って再塗装して再度インレタ。球は6SN7などのGT管です。一文字違いなのでごまかせるかなあ。嗚呼この時点で気が遠くなりそうです。部分再塗装。

2.自己バイアスにする方法

 前段はそのまま、807を自己バイアスとする。問題点はシャーシ天板に固定バイアス調整要のボリュームのシャフトを出すための穴を明けています。ボリュームをとっぱらう訳ですから、この無用な穴が4個、シャーシに残ってしまいます。でもレタリングはそのままでOK。穴がカッコ悪い。

結論

今回は2.で行きます。急きょボリューム撤去。そしてA1級PPのバイアス用300Ωのホーロー抵抗をかき集めました。ホーロー固定用の碍子と金具、そして長いネジをなんとか4本そろえました。出力管1本ずつに、カソードバイアスを設けます。

Img_1531_2

緑のシールでボリューム穴を塞ぎました。

Img_1528

 

SPの8Ω、16Ω切り替え用の端子台もすでに準備して、配線完了していましたが、これもとりはずして、1枚のベークにホーロー抵抗群といっしょに実装します。

Img_1534

こんな感じです。PX4シングルアンプでも電源部の実装に困って、ベークを使いました。また今回も。

今日はこの部分の加工です。ベークと取り付け金具の製作。

結局、今回の807PPは、整流管を使用した電源、出力段自己バイアスという、今までのダイオード整流+固定バイアスと対極をなす、仕様になります。

これも、何だか楽しみです。

 

2013年12月 1日 (日)

807PP⑪ 電源回路まで終了

寒い土曜日でした。金曜日に出張から帰ってきたら、ご近所の飼い犬が2匹、別々の家の犬たちですが、亡くなったことを告げられました。

1匹はラッキーと言って大きなメスの雑種。もう14歳でした。耳が聞こえにくく,だいぶ年老いていました。ちょうど寒さが厳しかった朝に亡くなったそうです。

もう1匹はミニチュアダックスフンドのさくらと言います。六十代のご夫婦に飼われていました。そんなに年老いてはいません。飼い主の知らないうちに鶏の骨を飲み込み、骨がのどからお腹にかけて刺さり、たくさん血を吐いて亡くなったそうです。ご主人は町内の自治会の世話役で明るいかたなのですが、淋しそうにしてらしたそうです。

今年になって知り合いの犬たち3匹とお別れしました。だんだん寂しくなっていきます。合掌

さて夜になってはんだ付けを始めたら調子が出てきました。

2時間半くらいで、B電源まで配線完了しました。

何度もチェックして、SW-ON。アンプ回路なしで無負荷の状態で416V出ました。5R4GYを2本並列にしてます。おそらくアンプ回路を完成させたら300V程度に下がると思います。

Img_1524

  電源トランス横のホーロー抵抗を見てください。リード線タイプの100Ω10W型です。B電源と807のSGの間に入ります。このホーロー抵抗で約10V電圧を落としてB2とします。

シャーシが広いっていいですね。作業が楽です。

明日はOPTまわりとCバイアス回路から着手予定です。明日で大部分を終わらせようと思っています。

 

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