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2013年11月 7日 (木)

海ゆかば

オークションを見ていたら、どうしても手元に置いて見てみたい。可能ならばきれいにして使ってみたいものがありました。

 

 3000円からスタートしていましたが、私はいきなりポーンと高い値段で入札しました。この値段ならたぶんライバルが出てきても途中であきらめるだろうと。

そうしたら、なんとライバルが現れ、最終日にじわじわと様子をみながら入札を繰り返し、最後は私と同じ値段にならびました。でも、そこであきらめたようで姿を消したのです。

同一価格ですが私の方が先だったので、私が落札しました。

その商品がこれ。

Img_1475

  昭和17年から19年の間に製造された古いメーター達、9個です。

終戦の前2~3年につくられ、いずれも無線機に使われたものだとの、説明が

添えてありました。メーカーは横河電機や大同電気、航空電気などです。

年齢で言えば70歳から73歳。

 

軍用無線機ですが、軍艦に乗せられたものではないでしょう。軍艦はことごとく沈んでいます。航空機でしょうか。私には詳しくわかりません。

恐らくは本部で、各部隊に通信するための無線機のような気がします。

手もとに今日届きました。

いずれも直流でμAレンジから1mA,50mA,1Aまで、電圧計では10KVレンジのものがあります。

そして国産のものに混じって敵国アメリカ製のWESTINHOUSEの20Vレンジのものが。このメーターはガラスと本体をくっつけていた接着剤がからからに乾燥してハラハラと落ちてきました。ガラスが外れてカチャカチャ動きます。

ケースを開けて、くっつけてやりたいのですが大丈夫でしょうか。

真ん中の小さいμAレンジのメーター。これは無線機の発振回路に使われていたらしく、うしろに裸のコイルと瀬戸物を本体とした小型のエアバリコン、マイカコンデンサが付いています。

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そしてケースの上に「二技マダレ」 右に「波三 五研」と縦横4文字で書いてあります。

技術部門の担当者が部門名を書いたのでしょうか。この文字も当時は右側から書いているとしたら、どう読むのか一層検討が着きません。

メーター達は生きているのでしょうか。おもむろにテスターを出しました。抵抗レンジにして順にメーターの導通を測ってみました。

結果わかったのは、全部のメーターに導通があり、しかるべき抵抗値を示したこと。全部生きていました。

この老兵たち、手に取ると土やほこりで手が汚れます。この汚れは70年以上前に着いたもの。

 どうしてやるべきか。電流を流して針を振らせて、実機にまた戻って頑張ってもらうべきか。

アンプの初段、出力管、全電流を3個のメーターを並べて、監視するのも一つの方法。

でも70年ぶりに復活させるというのも凄いことです。50数年前のトランスやチョークは経験があります。

でも戦中のものの復活は初めて。地方新聞・地方TVの格好の記事・ニュースになりそうです。

やっぱりアンプのパネルに並べたくなります。

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