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2013年11月

2013年11月29日 (金)

パラプッシュプルアンプ 続編

異種管混合パラプッシュプルアンプのその後です。

今週も水曜日から四国へ出張していました。戻ってきてオーディオのSWをON。

 パラプッシュプルアンプは異種管混合のままです。1時間経過しても音は安定して鳴り続けています。

つくづく実感することは、パラプッシュプルアンプは音の出方が安定していること。量感がたっぷりで、情報量も多く、今現在2WAYマルチの低域を受け持たせていますが、低域の影響で高域も音が良い方向に変わってきています。

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 これが現在の2WAYマルチシステム。

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  高域用のアンプはパートリッジのOPTと現在、出力管はシルバニアの6L6GAです。この球は小型ですが、実際の規格は6L6Gと同じでプレート損失は18W。数ある6L6系の中でもきれいな音がします。少し前まで、私は6L6系で一番の美音は英国STCの6L6G/CV1947だと思っていました。

 でもそれに勝るとも劣らない美しさです。

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  異種混合管編成のパラプッシュプル。これも以前製作記事を書いたアンプです。もう5年になります。現時点でパワーアンプの球は全てシルバニア製です。

 パラPPは量感たっぷりですが、同じ3Wを出しても、通常のPPとパラPPでは差がはっきり出ます。厚みと情報量。レンジも広がります。

初雪が降りました。本格的な冬が近づいていますので、アンプに4本挿しても暑くありません。もう間引きPPはやめて、ずっと来春までパラPPで鳴らします。

 マルチの低域用はやはりパラPPですね。 酔狂で始めた異種管混合もレギュラーになりそうです。

2013年11月25日 (月)

世界の真空管オーディオ界、初の快挙!

すごいことをやってしまいました。おそらく世界中を見渡してもこんなことを実行した人間はいないと思います。

プロジェクト目標:パラプッシュプル回路において、+ー(上下)の出力管を異種管を用いて、6L6GCPPと8417PPを並列に接続し、変則パラプッシュプル回路を編成しその音色を確認する。

作業経過:下記映像のごとく、現行6L6GCPPのアンプにボンネット上にある8417をPPとして、追加挿入する。

 4本のバイアスをメーターで監視しながら全て50mAに調整する。

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    全ての球を50mAに調整しました。とくに異常は発生しませんでした。

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  試聴音源はマーカス・ミラーの「the sun don't lie」というアルバムの6曲目

「Mr.Pastorius」というエレキベースのみのソロチューンです。100Hz近辺の低域がたっぷり入った音源です。今は亡きジャコ・パストリアスへのトリビュートチューンです。

結果と考察:試聴中に増幅器および真空管に異常はみられませんでした。音の印象は、パラPPならではの量感を感じることができましたが、その音は8417の音が全体を支配していました。精密であり、なおかつゆったりとしたベースの響き。6L6GCの音色は影をひそめ、6L6GCはもっぱら音の量感を出す役割に専念していたようです。

今後の展開:以上から今後はパラPP、あるいは3パラPPを構築するときは異種管構成とし、1ペアは実力のある真空管を起用。他の出力管はそこそこの中堅管とする。これにより全てを実力感とせずとも、量感、音色とも申し分のないアンプの構築が可能となる。いわゆるコストメリットあり。

最後に:今回の暴挙、いやいや快挙の達成は、臆病な筆者の後押しをしていただいた、赤霧島さんの絶大なる協力なしにはあり得ませんでした。この場をかりて心から御礼申し上げます。

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  本当の最後に:今回のことは暇な人間が思い付きでやっただけであり、普通のオーディオ人は本道からはずれたこのようなことは無意味と捉えています。それが普通です。今回のことは世間では酔狂と表現します。

他の方は真似をしないようにお願いします。

 

2013年11月24日 (日)

ハイブリッド パラPP

今日は午前中自宅で事務処理。

午後から半田ごてを握ろうと思ってましたが、雑務がいろいろあり気が付けば夕方に。

犬の散歩から帰って、ふと部屋に散乱している球を見ていたら、よからぬことを思いつきました。

共にシルバニアの6L6GCと8417で見た目よく似ています。

今現在、低域用のパラプッシュプルアンプは6L6GCを2本だけ挿した間引きPPで鳴らしています。

よからぬ考えとは、このパラプッシュプルを6L6GCと8417の混成でやってみたらどうなるかなというもの。

この異種管のPPを並列にして、出力トランスに信号を送り込もうというやや無謀なもの。

 当然動作条件も、出力の出方、歪も違うこの異種パラPPは勧められたものではありませんが、やってやれなくはないはずです。

音が2種混じり合って、ブレンドされたおもしろい音色になりそう。

逆にデメリットは?電流値の違う球同志で干渉しておかしな現象が起こるかも。えっ、どんな現象。そんなの起こるわけないじゃん。

 やってみようと思うのですが、ちょっと勇気が湧きません。晩酌後ならふらふらと試してしまうかも。

もしトライしたら報告いたします。

2013年11月23日 (土)

807PP⑩ ヒーター点灯

今日は3時間作業しました。

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  緑色が整流管2本へのヒーター配線。その横の隅っこを走っているのが、商業電源から引き込んで電源SWへつながる100Vの配線。AC配線はとにかく隅っこです。

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  最初は球を挿さずに、PTのヒーター巻き線が6.3Vになるように、スライダックで少し電圧を調整し、問題なければ球を装着してSW-ONです。

  おもしろいことに5R4GYは直熱管ですが、807の方が先にヒーターが赤くなります。

  メタル管は中が見えないので、手でさわって確認です。

2013年11月22日 (金)

807PP⑨ さあ作業台に乗りました

今日は金曜日。この土日でヒーターまで点灯させたいと思っています。

まず球を全部抜きました。

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  ヨッコラしょっと作業台の上にやっと乗せました。

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 いつものように、間違い防止にRとL区別のためのシールを貼りました。

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  これらはニチバンのタックシールです。

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  それから、いつものようにソケットのピンをぐいと外側に広げます。指で押しながら、ピンを外へ倒してひまわりの花びらにように広げて行きます。

 こうすることでソケットと真空管の足の固定力もアップします。さらにはピン間スペースによる半田付け作業性向上、ショートのリスクが低減されます。これはアンプ製作の基本です。

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このままで、AC一次側とヒーター配線までは、考えることなく進められます。ただし、まだ実態配線図を考えていません。

ラグ端子を使っての部品類のシャーシ内配置。

日曜までにはヒーターを灯したいなと。

 

 

2013年11月21日 (木)

オークション終了!

先ほど、真空管の王様、英国GEC社のDA100のペアが落札されました。

91回の入札で266,850円でした。

 

たいしたもんだなの一言。20万円を超えたあたりから2人の方のデッドヒートでした。

なにしろ真空管アンプコンテストで優勝したかったらこの球を使うしかないと言われた球です。

 

私が落札したら、出力トランスは英国パートリッジ、やはり英国製の電圧増幅管を使い、もちろん昇圧トランスも英国製で、無帰還で行きます。

そしてすごいすごいと、一週間は聴き続けると思います。

普通の方ならそのアンプをずっとずっと使い続けるのでしょう。

しかし私は、やがてその音もしょせんシングルアンプの音だと、プッシュプルアンプにつなぎ替えてしまうと思います。

かくして大金をつぎ込んで手に入れたDA100は押入れに。だから言わんこっちゃないんだ、意地張って落札しても、結局常用機には使わないんじゃないか、と自分を責めるのでしょう。

そして現実にもどり、ああオークションに参加しなくてよかった、と自分を慰めるのでした。

2013年11月17日 (日)

すごい真空管の王様だ!

現在ヤフオクに、私が勝手に真空管の中のチャンピオンだと思っている現物が出品されています。

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  それは英国GEC社が製造した、送信管DA100です。米国の845相当だとの話も聞きますが、実力は段違いです。300BやEdなんか横に並ぶのもおこがましいくらいです。

この球でシングルアンプを組んだら、どんなアンプコンテストでも優勝します。

それほどすごい球です。まだ終了日まで数日あります。

 どこまで値上がりするのでしょうか。気がかりがあります。出品者の説明では状態はJランク(いわゆる最低ライン)です。なぜでしょうか。

価格が吊り上がりすぎたときに、不具合が発見された場合のリスクヘッジでしょうか。

いずれにしろ、私は最後までROMとなって見届けます。欲しいけど。

財力のある方は入札をどうぞ。

ごぶさたしました

しばらく更新していませんでした。

先週は仕事が立て込んでいて、日曜日から移動で熊本、鹿児島、北上(岩手)、横浜と、まるまる一週間家を空けていました。行く先々飲んでました。

北上には羽田まで飛行機、秋葉原で買い物をして東北新幹線で移動。しっかり部品を買い込んできました。

北上の手前の一関にベイシーがあるのですが、もう体力的に無理でした。

16日夜帰宅すると、愛犬が迎えてくれました。愛犬は玄関の上り口で寝ています。私が帰るとマットから起き上がり、ひとしきり私に撫でられ、私が上がろうとすると、儀式は終わったという感じでまた、マットの上に横たわります。

部屋に帰ると、作りかけのアンプがどんとこっちを見ています。

ああ、モチベーションのメーターが0を指示したままです。そうだった。ほったらかし。

でもまた来週も出ずっぱり。12月ヒマだからいいか。

いやいや、あたらしくコンサルタントの仕事を始めるために商工会議所に、売り込みを図る必要があり、資料を作らなければなりません。

今年はあと2台で終わりそうです。807PPだったなあと。

2013年11月 9日 (土)

ダイソー

家内がアイドルグループのコンサートに行くそうだ。みんなでウチワを作って持って行くそうだ。ただのウチワではなく、飾りを付けたり、アイドルの名前を描くそうだ。

ふうん。出来上がったウチワに、分からぬようにアイドルの名前を私の名まえに変えておいたら、おもしろそうだな、などと考えながら、ダイソーの中をうろうろ。

家内がウチワ用に百均で小物を買うので付き合いでやって来たのです。

ふとみると小さな鍋が。ピンクでかわいい。こりゃいいと買って帰りました。

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2個も買ってきました。家内はお店で2個の鍋を手に持ってレジに向かう私に、「それ何に使うの?」と迷惑そうに聴いてきました。

「台所にはおかないから大丈夫だよ」

そう、想像力豊かな読者の方なら、私が買うものは鍋ではなくアンプの材料だということがすぐにお分かりいただけると思います。

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  トランスカバーです。カバーを取ると中はこうなっています。OPT2個と電源トランス1個。

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  このカバー2個で210円。

 安いのです。丸くきれいに加工され、塗装され、取っ手までついて210円です。とてつもなくリーゾナブル。

問題があります。取っ手が不要なのです。どうやって外すか。

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このカシメはアルミ製です。このカシメの中心にΦ2ミリのドリル歯で穴を明けていくのです。私の過去の経験ではこの方法でカシメはポロリと取れるはずです。

ああ、でもこのピンクアンプの前に807PPとプリアンプを作る必要があります。一度この鍋でスープでも沸かしてからにしましょうか。

 

Vsgのこと

五極出力管やビーム出力管などの多極管。電圧を掛けて使うときにスクリーングリッド電圧に注目すると出力管は2つのカテゴリーに別れます。

1.スクリーングリッド電圧Vsgはプレート電圧Vpとほぼ同じ電圧でよい場合

2.スクリーングリッド電圧Vsgはプレート電圧Vpよりも低い電圧にしなければならない場合

1の事例で言えば、6BQ5、6AR5、6AQ5、6V6、6L6GC、KT88、EL34など。こちらは楽です。OPTのB端子に直接スクリーングリッドをつなげばOK。UL接続でもOK。

2の事例は6L6、6L6G、12E1など。

同じ6L6系でも6L6GCになれば、Vsgはぐっと高耐圧に改良されていますので1に入ります。でも古いタイプの6L6Gまでは2なのです。

甚だしいのは英国STC社が製造した、船舶無線用の12E1という球。Vpを400V以上で使う時も、推奨のVsgは150Vと両者でかなり差があります。

 

以前オークションで自作の12E1アンプがUL接続で組まれて出品されていました。さりげなくVsg≒Vpはいくらか質問したところ、260Vだとの回答でした。球の負担が大きいと思います。

そしてこの6L6GのVsgがやっかいです。この球はVp=370V、Vsg=270Vで使うのが標準的な使いかた。

この100V差の電圧を作るのがやっかいです。浅野勇さんの記事では、B電圧を20W級のホーロー抵抗を2個使って分圧して270Vを作っています。安定用に20μ程度の電解コンデンサもつけられていました。

私は20年近く前に、定電圧放電管を使用して100V程度落としたことがあります。しかし問題がありました。片チャンネルあたり1本、5W容量の放電管を使ったのですが、入力をどんどん上げ、出力が増大すると放電管の中で赤い光が発生してしまいました。容量オーバーで悲鳴をあげていたのでしょう。片チャンネルあたり2本とすべきだったと思います。

それから、真空管を定電圧用に使ったこともあります。6V6を3接にして、その内部抵抗を利用して100Vを下げるのです。これはうまく行きました。

以上の3つの方法でVsgを下げることができます。

 さて今回の807PPアンプです。807は6L6の従兄で2のグループに入ります。

今回上の3種のいずれかでVsgを作ることも考えましたがスペースや、無駄な電力消費をさけたいこともあり、ツェナーダイオード(100V・5W)の使用を考えました。これをVpにつなげば、100V低い電圧が取り出せます。

その方針を考えながらアンプの姿をみつめていました。整流管2本を見ていたらある考えが浮かんできました。

この5R4GYは出力電圧が低い。PTの二次側のタップは290Vと310Vの両波整流方式。290Vを5R4GYで整流すると、出てくる電圧は320V前後。プレートに届くころは300V程度に落ちているかもしれない。

この電圧ならそのままVsgとしてもOKで807の負担は少ない。Vp≒Vsg=300VならAB1級PP動作なら出力は10Wそこそこだ。これをA1級PP動作にして、出力管に電流をたっぷり流せば、具体的には2本に140mA程度を流せば20Wは取れそうだ。

当初のダイオード整流はやめて、5R4GYで整流。2本使うし、電流は確保できる。電圧もちょうどよい。なおかつ球整流なので0リカバリーだ。

あと心配事はこの整流管による音の鳴り方だけ。A1級ならそんなに細い音にもならないのではないかと、勝手にいい方向のことを考える。あい変わらず楽天的な性格だ。

 よって方針決定。807PPアンプはA1級PPで20W出力を目指す。

これで行きます。

2013年11月 8日 (金)

807PP⑧ 部品取り付け完了

全身ハンマートーンになり乾燥した電源トランス。昨日と今日の夜にすべての部品をとりつけました。

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  出力管のサブシャーシの落とし込みはスペーサーを15mmから10mmに変更し少し浅くしました。前面の姿。あまりインパクトのない、オーソドックスな外観になりました。シャーシの前後が30cmと今回はゆったりしたレイアウトになりました。配線しやすいと思います。

黒色のメタル管とのコントラストはいかがでしょうか。

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  背面上部から。RCA端子、SP端子やヒューズソケット類はスパナやモンキーレンチで固く締めます。使っているうちにグラつくのはいやですから。

電源トランスのナットもラチェット式の6角レンチで締めつめます。そのときマイナスネジの溝はドライバーで固定し、トランスの中心に向けましょう。浅野勇さん達、大先輩も必ずそうしていました。ネジ溝は中心に向ける。

それから807のプレートキャップにつないだリード線は、1本ずつだらんとさせずに、黒いスパイラルチューブを使って2本一緒に束ねました。これによりリード線の白い色が目立たなくなりますし、見た目がすっきりしてきます。

 このときチューブ内で2本のリード線がてれこにならないようにキャップと挿し込み端子に着色シールを貼って識別しておきます。

さもないと発振してしまいますので。

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 背面やや低い位置から。RCA端子は6角ナット状ですが、6角の尖った部分が一番上にくるように、見た目を考えて取り付けます。SP端子も、緩めたときに、線材を通すための金属棒に貫通している孔が真上にくるようにセットします。

MT9Pのソケットは、バイアス調整時にテスターのリード棒を挿し込むためのものです。

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 SP端子はバナナチップタイプの中でも高級なものを奢りました。といってもオークションで安く入手して、綺麗に洗浄した物ですが。歯ブラシと石鹸で細い溝の中もゴシゴシ洗いました。

明日は実態配線図を考えます。なんだかモチベーションが少し下がってきました。

ハゼドンさんもいよいよ初めての自作アンプに取り組んでいらっしゃいます。1台目から300B。これも世相ですね。なかなかシャーシ加工も手際がよいようですね。

モチベーションが高くてうらやましいです。

ではまた。

2013年11月 7日 (木)

海ゆかば

オークションを見ていたら、どうしても手元に置いて見てみたい。可能ならばきれいにして使ってみたいものがありました。

 

 3000円からスタートしていましたが、私はいきなりポーンと高い値段で入札しました。この値段ならたぶんライバルが出てきても途中であきらめるだろうと。

そうしたら、なんとライバルが現れ、最終日にじわじわと様子をみながら入札を繰り返し、最後は私と同じ値段にならびました。でも、そこであきらめたようで姿を消したのです。

同一価格ですが私の方が先だったので、私が落札しました。

その商品がこれ。

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  昭和17年から19年の間に製造された古いメーター達、9個です。

終戦の前2~3年につくられ、いずれも無線機に使われたものだとの、説明が

添えてありました。メーカーは横河電機や大同電気、航空電気などです。

年齢で言えば70歳から73歳。

 

軍用無線機ですが、軍艦に乗せられたものではないでしょう。軍艦はことごとく沈んでいます。航空機でしょうか。私には詳しくわかりません。

恐らくは本部で、各部隊に通信するための無線機のような気がします。

手もとに今日届きました。

いずれも直流でμAレンジから1mA,50mA,1Aまで、電圧計では10KVレンジのものがあります。

そして国産のものに混じって敵国アメリカ製のWESTINHOUSEの20Vレンジのものが。このメーターはガラスと本体をくっつけていた接着剤がからからに乾燥してハラハラと落ちてきました。ガラスが外れてカチャカチャ動きます。

ケースを開けて、くっつけてやりたいのですが大丈夫でしょうか。

真ん中の小さいμAレンジのメーター。これは無線機の発振回路に使われていたらしく、うしろに裸のコイルと瀬戸物を本体とした小型のエアバリコン、マイカコンデンサが付いています。

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そしてケースの上に「二技マダレ」 右に「波三 五研」と縦横4文字で書いてあります。

技術部門の担当者が部門名を書いたのでしょうか。この文字も当時は右側から書いているとしたら、どう読むのか一層検討が着きません。

メーター達は生きているのでしょうか。おもむろにテスターを出しました。抵抗レンジにして順にメーターの導通を測ってみました。

結果わかったのは、全部のメーターに導通があり、しかるべき抵抗値を示したこと。全部生きていました。

この老兵たち、手に取ると土やほこりで手が汚れます。この汚れは70年以上前に着いたもの。

 どうしてやるべきか。電流を流して針を振らせて、実機にまた戻って頑張ってもらうべきか。

アンプの初段、出力管、全電流を3個のメーターを並べて、監視するのも一つの方法。

でも70年ぶりに復活させるというのも凄いことです。50数年前のトランスやチョークは経験があります。

でも戦中のものの復活は初めて。地方新聞・地方TVの格好の記事・ニュースになりそうです。

やっぱりアンプのパネルに並べたくなります。

2013年11月 5日 (火)

807PP⑦ 塗装

ハンマートーン塗装は結構難しいです。塗料が少ないとハンマートーン、いわゆるハンマーでトントンと叩いた跡のような模様がでません。ただの単色スプレーと同じになってしまいます。

ではと、たっぷり塗料をかけてやると、今度は表面がゴツゴツになります。ケーシー高峰さんのほっぺのように。

分かったコツは、一定速度で動かしながら、ゆっくり、たっぷり、まんべんなく均一に、です。

電源トランスは薄かったり、ゴツゴツになったりで、3回目の塗装後の乾燥中です。結局全面ハンマーに。

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  それから、電源トランスの乾燥待ちのアンプです。

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  ボリューム取り付け中。

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  ソケットの並び具合。今回小さな丸穴2か所の修正で、綺麗に並びました。

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   落とし込み部分です。比較的センターがきれいに出ました。バイアス用のVRも。

PTが乾いたら取り付けて、配線開始ですが、今週も結構留守にします。週末頑張ります。

2013年11月 3日 (日)

807PP⑥ レタリング

九州は今日一日雨。外で作業はできませんでした。

よってレタリングをできるところまで。

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  こんなイメージになります。

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  この文字のフォントは結構好きなのです。 あとは側板の塗装とレタリング。そして配線。結構はやく出来上がりそうです。休みの日さえくれば。

 

そこで今日はプリアンプもあれこれ考えました。

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  つまみは全部で8個。トーン回路で4個。ボリューム、バランス、セレクター、モードで4個。トグルSWはロウ・カット、ミューティング、トーンオフで3個。

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   RIAA素子用のスチロールコンデンサを捜してきました。

イコライザNF型、トーンコントロール回路はCR型。まあ古典的な回路です。

シャーシ構造は、弁当箱シャーシを使わず、自由な構造にします。

ではまた。

2013年11月 2日 (土)

807PP⑤ 塗装結構進みました

今日は曇っていましたが、結構気温はありました。

トランス、シャーシの配色で迷いましたが、以下のようになりました。シャーシはシルバー、トランス類はハンマートーン。

なぜシャーシをシルバーとしたか。それはレタリングの黒を使いたかったから。

 最後に迷っている電源トランスは、まだ手付かず。このままで、シルバーを上から再塗装するか、カバー部分のみをハンマートーンとするか、全身ハンマートーンか。明日決定します。

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これがサブシャーシ。裏から見たところ。プレートキャップからのリード線受け端子(白)、それからバイアス可変用の半固定抵抗器も付けます。

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 これが表からみたところ。このままシャーシの下側に入ります。UYソケットはシューターではなく米国製のアンフェノールです。 

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夜、シャーシ天板にできるところからレタリングを入れます。

明日は、PTの塗装、側板の塗装、レタリング完了の予定です。サブシャーシも上側は黒に塗装しようかな。

ではまた。

2013年11月 1日 (金)

安価なアメリカ製OPT

みなさんアメリカ製のOPTの音をお聴きになったことはありますか。

元気がよくて、細かいことは気にせず、トータルで聴かせる印象。でもこれは一般的な話で、メーカーごとにやはり固有の音はあります。

やっぱりアクロサウンドの製品はUL接続で鳴らすと、世界一美しいと言われただけある音色を出します。今現在ヤフオクでこのメーカーのT-300というトランスがペア58000円で出品されています。

 さすがに高くて入札者はまだありません。

それからSTANCOR(スタンカー)というメーカーのOPTが最近ペア41000円で落札されました。50W容量のもの。

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私もこのトランスを狙っていましたが、実はハゼドンさんからEDCOR(イーディーカー?)というメーカーのトランスのことを教えてもらいました。

http://www.garrettaudio.com/edcor.html

安いのです。音もピアレスのスタッフが立ち上げたと聞けば、悪くはないにちがいないと。よってSTANCORはやめました。

EDCORの50W容量のPP用が欲しくなりました。

皆さんもご興味があればご検討されてはいかがでしょうか。

プリアンプだなあ

オークションでメタル製のつまみ8個落札したのです。キズ・サビがありますが、磨けばOK。このつまみテーパが付いてました。感動です。

やはりプリアンプで使うことを意識して。適当にアルミ板やトグルスイッチを引っ張り出してならべてみました。

似てる似てる。超有名ビンテージプリに。

ハゼドンさんのとこにあったなあ。タイトでピシッとした音味。

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プリのパネルはVUメーターが無ければ、みなこのビンテージ品に似てくるなあ。

 ラックスのアンプは最後の最後までこのプリのデザインから逃げ出せなかったし。

でもこのアンプのイコライザは一筋縄では素人には無理だし。

 

逆らってマッキントッシュ22のイコライザで行こうかな。いやいや、オーソドックスな2段NF型でいこうかな。シンプル・イズ・セカンド・ベスト。

つまみの数からしてトーンコントロールは左右、高低で1個ずつ、全4個の可変抵抗器でいかなきゃね。単連の1MΩを余分にいっぱいもってるから、トーン回路はCR型かな。

 でもあまり接点は増やしたくないから、アクセサリー回路もほどほどにしないと。

何しろ自分はアンプのSWを入れる日が少ないから、接点がすぐにサビたりくもるんだろうな。

ということで807PPのあとはプリです。昔方式の簡単なやつですからあまり期待しないでくださいね。

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