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2013年6月21日 (金)

オークションの歪率計

私は測定器の中で歪率計が一番好きです。

自分でも1台作りましたし、松下のVP-7722も入手しました。

半年くらい前にはオークションに出ていたやはり松下のVP-770(ジャンク動作未確認)を入手して、メンテして、操作マニュアルも自分で作成して、またオークションに出品しました。売れた価格と入手の価格で考えれば、差し引き3000円くらいの利益。

まあ、マニュアル作成やメンテの手間賃を考えると利益が出たとは言えないのですが。

そして今度は、VP-770の少し後の機種VP-776が出品されていました。

Vp776a

この機種は発振器内臓型で、周波数はアナログ式に変更できますから、言えば何ヘルツの歪でも測れるわけです。

最少スケールが0.3%とのことですから、実際は0.1%以下でも測定可能でしょう。真空管アンプレベルなら充分です。

写真でデザインをみると、パネルの中のレイアウトは少し間延びした印象。でも切り替えSWと連動して光るランプは素敵です。動作未確認で出品されていましたが、おそらく写真から判断すると、この機械は生きているでしょう。

もし私が落札したらメンテの方法としては、

1.まず清掃。外と中。場合により塗装。基本的にホコリ・汚れを全て取り除いてピカピカに磨き上げます。メーターの透明ケースがきれいになると、機械自体がぐっと頼もしく見えてくるものです。

2.次に機能面。発振機部分の発振周波数とダイヤルにズレがあれば、調 整。この発振器自体の歪を手持ちの機械で測定し、実力を確認しておきます。

3.今度は歪率測定器部分に、手持ちの正確な低歪の発振器から信号を送りこみ、歪率表示の精度の確認。このときは比較に正確な手持ちの歪率計を使います。

4.今度は実際にアンプの歪を測定してみます。そして手持ちの測定器との差を確認。

5.最後に操作マニュアルを作成します。

 通常この時代の機械は、測定周波数の設定、入力電圧の確認(電圧計機能も付属している)、校正、歪率測定の順で操作はシンプルです。

あとは各つまみ類の細かな操作方法をはっきりさせておけばよいから、マニュアルも簡単な内容になります。これがVP‐7722などの多機能ハイテク機なら、訳がわかりませんが。

さて、オークションのゆくへ。2~3人の方が競い合い7000円弱で落札されようとしていました。

今までの私なら、横から入って必ずゲットしていましたが、今回はあきらめました。

価格が結構上がったこと。メンテするにも最近ちと忙しいこと。もう歪率計も何台か扱い少し飽きてしまっていること。ゲットした機械がもし壊れていて手の施しようがないなどのリスクの存在。

落札されたかた、きちんと使えているでしょうか。人ごとながら心配です。

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