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2012年9月 4日 (火)

高級CDプレーヤー試聴

先日仕事の帰りに時間があったので、量販家電店に寄った。

何気なく高級オーディオコーナーに入ったら、店員さんが寄ってきた。

お店の人も大変だ。何しろ客のレベルをそれとなく知らなければならないし、使用している機器と好みのジャンル、何が欲しいのかを聞き出さなければならない。

私は本当になにも買うつもりはなかったのだけど、何の機械を聴きたいかと問われたので、さしあたり興味のあるCDプレーヤーと答えた。

使っているスピーカーやアンプを問われたので正直に、アルテックのA7と同等のシステムを自作真空管アンプで2WAYマルチで鳴らしていると答えた。

店員さんは嬉しかったみたいで、ご自身もアルテック620(604ユニット)を昔、300Bで鳴らそうと苦労した、とおっしゃった。

このあたりから意気投合。二人でいかに300Bは低音が出なくてだめな球であるかを語りあった。店員さんが言うには、620は低音が出すぎて困ったので、あえて中低域の弱い300Bを使ったらしい。

それから、CDプレーヤーの試聴に。彼はCDプレーヤーの読み取り機構、ジッター、読み取りミスのカバー機能などを説明し、やはりCDはデジタルなので不完全であることを力説。よって選ぶならなるべく情報量の多い、アナログに近い音の機械を勧めてらっしゃった。正論だ。

聴かせてもらったのは、ラックス(球を一部起用)、デノン、マランツの売価15万円クラス。それからエソテリックの売価40万円クラスの現行機種。お詳しい方は想像がつくと思います。

彼はエソテリックを勧めてくれた。前3台とエソテリックの違いは、空間感。前3台は楽器と楽器の間は澄み切った空間なのだが、エソテリックには空間にも音の色が付いている。これが情報量が多いため、空間さえも再生するのだと言われた。

15万円と40万円の差がこの空間の音色だとすると、40万円を奮発する気にはなれなかった。エソテリックはそれでも、楽器の音は確かに、本物(その場で聴いている音)に近かった。前3台の、きれいにクリアに再生する音に対して、柔らかくて実在感はあった。40万円か。DACは旭化成のものらしい。

中古で名のあるものにも興味があると伝えると、ピックのアクチュエーターは消耗品であり、人間の目と同じで老化によりピントが合わなくなりますよ。10年たてば必ず何らかの劣化があります。CDは必ず寿命が来ます、ということだった。これも納得できる話だ。

現在DACとアップサンプラーをCDプレーヤーにつないでると伝えると、機器相互間での繋がりが不安定になるケースが多く、購入するならやはり一体型のCDプレーヤーがよい、とのこと。安定しているからと。

自分なりに出した結論は、エソテリックの最近の型落ち品を安く入手するか、やはり古いフィリップスのLHHシリーズの劣化の少ない個体を探すかだ。

40万円は無理だなあ。アンプをいっぱい作って売るかなあ。足らないなあ。

カタログだけ頂いて退散した。でもよい話を聞かせてもらったので店員さんにお礼を述べた。

彼は売りつけようという姿勢がない。また来ようかな。

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