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2012年7月10日 (火)

オークション出品のアンプがトラブル

海外製のOPTを乗せた自作アンプを落札いただきました。2ヶ月前のこと。

この最近、ときどきこのアンプを思い出しては、大丈夫かなと気になっていました。

 まさしく、そんな折落札者様から、オークションの取引メールで、突然連絡がきました。

 「突然、音が出なくなりました。バイアス監視メーターも全然振れません。修理のためのアドバスを」

タイミングがタイミングだけに、ドキッとしました。

実はこの方とは、落札時に何度かアンプに関していろいろ意見交換をさせていてだいて、お人柄は分かっていました。

 状況からして、推察されることを、メールに書きました。うんともすんとも言わないのなら、ましてメーターが振れないということは、出力管に電圧がかかっていない可能性が、ということ。

 B電源から、出力管のプレートまでの電圧を当たってほしい。落札者さんはテスターや半田ごてはお持ちのようでした。

今まで鳴っていたものが突然鳴らなくなるのは、電源回路の配線が接触不良を起こしているものと思われる。よって電源回路回りの端子のハンダ付け状況を見て欲しいと。

次の日の遅く、メールが来ました。「アンプの修理の件」というタイトルでした。

 私の指示に従い、テスター片手にやる気まんまんで裏蓋をとりました。B端子見つけ、よく見ると半田がありませんでした」 写真もいただきました。被覆から出たリード線が、端子に差し込まれ、曲げられているだけでした。半田忘れ。

恥ずかしいやら情けないやら。品質の備わっていないものを譲渡してしまった罪。

 よく今まで鳴っていたものです。謝罪文と以降は必ずハンダ付け箇所は再確認することで再発防止とすることを伝えました。

 確かにこの1・2年で手元の視力ががくっと落ちてしまいました。見えないので、半田があるかどうかも分からないのです。拡大鏡の利用が求められます。

 なにより、もう一度確認をしなければという気力の減退。付いてるはずだでは赦されない状況。

幸いにして、オーナーさんはご自身の手でアンプを救済され、「またご機嫌に鳴っています」のお言葉で許してくださいました。アンプには一層愛着が湧いたのではと思います。

今後自作アンプの出品には1年の保証をつけることを決めました。

 一方で、私の次の自作アンプの出品予定のことも尋ねてくださいました。

手持ちのダイナコOPTのA431と6550真空管を使って、ダイナコマークⅢで実現できなかったリークムラード回路+カソードフォロワードライブ+UL接続で、音の密度を高め、さらにパワーアップしたアンプに挑戦したい旨を、前回の落札取引時にお伝えしていたのです。

そのときは、落札者様から出品せずにオーダーメイドで作って欲しいとの依頼をうけたのです。

約束してしまうと、期限が決まってしまいます。約束を守るのが不可能なので、あくまでもオークションでの出品で了承していただきました。

 これで次のアンプが決まりました。お盆が勝負です。気合と部品の吟味と、少々の考察で製品化にトライいたします。

今年4台目。若かったころでも成し遂げなかったハイペース。つくると言ったら作る。一人でも期待して待っていてくださる方がいる以上は。8月末には出品したいと思います。

Img_0110

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