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2012年7月27日 (金)

橋下市長、文楽を観劇

何だかいやだな。私が彼を嫌いだからなんだけど。

メディアは、すぐに彼の報道を取り上げます。見えざる力が背後で働き、次は彼を政治の主役にしょうとしているのでしょう。

それで、観劇のニュースを見ると、彼は文楽に対する補助金の削減を打ち出しているとのこと。

その上で、彼が語った言葉が 「残すべき技術であることはわかるけども」

ここは技術でなく芸術という言葉を使うべきでしょう。芸術に普段からいそしんでないのでは。

さらには 「演出やプロデュースが足りない」

 この言葉はとても違和感を覚えます。本来文楽というのは古来からの伝統芸能でありこの世に残すべきものです。宝塚の劇とは位置づけが根本的に違うものです。

文楽とは、言えば500年前に建立された神社仏閣のようなものです。建物の構造、造作、造形、配色、使用材料に対し演出が足りないと批判しているようなものです。

もし、批評したければ文楽をずっと楽しみ、よいところも悪いところも承知のうえで、芸術評論家としてのレベルまで自分を高めていないとその資格はないと思う。彼の言葉は伝統や歴史に対する非礼にあたります。

私の想像では、彼は文楽には全く興味を持っていないのだと思います。

「演出が足りない」というのは、どういうことでしょう。古典ばかりやらずに、スチュワーデスの格好をしたお姉さんを登場させて欲しかったのでしょうか。

それなら文楽に要求せずに、ショーパブやその手のお店に通えばよいのではないかと。

私が40年近く聴いているマイルスデイビスの音楽を、彼が「演出が足りない」と言ったら、間違いなく私は右フックで彼をぶん殴ります。

語る資格のない人の言動を見ていると、その非礼な行動に気づかぬその人自身が可愛そうに思えてくるのです。

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コメント

tedさん 貴重な情報をありがとうございます。曽根崎心中は今から、57年前の演出が現在まで続いているのですね。そのひとつ前はいつ頃の演出だったのでしょう。
 57年前から現在に至るまで、その間場面設定の細かな変更や、人形のかしら、かつら、衣装なども少しずつ改良されてきているのでしょうね。
 私自身人形が演じる浄瑠璃に涙することも時々はあります。とは言っても近くに劇場がないので、画面を通してですが。
 細かく繰り返されるマイナーチェンジも、スタッフの方々の努力であるでしょうし、その行為も含めて文化財だと思っています。

考え方や感性は人それぞれですから、あまりそういう事をネット上に書かれないほうが良いと思います。

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