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2012年7月

2012年7月31日 (火)

コメント

「考え方や感性は人それぞれですから、あまりそういう事をネット上に書かれないほうが良いと思います。」

私のブログ記事「橋下市長、文楽を観劇」に上記のコメントが寄せられました。

これに関して私の意見を述べさせていただきます。

この方は無記名でしたが私と何度かメールのやりとりなどの交友のあった方なのでしょうか。いつもブログを見てくださっているかたでしょうか。あるいは一見の方なのでしょうか。

コメントの意図は、①暴力的表現はよろしくない②個人攻撃はよくない、あるいは③ネット社会で波風を立てるのはよくない、という忠告なのでしょうか。私のことを気遣って、心配していただいたことには感謝いたします。

橋下氏の記事について、私の意図は、メディアを通じての発信力を持った人、さらには文楽の補助金を自由に加減できる人が、その権限を背景に個人の意見を主張していることは、公平ではないということです。

文楽に携わる方々は市長のご機嫌次第で補助金打ち切りもありえますから、その意見に従わざるを得ません。つまりパワハラです。関係者の方々は芸術家ですから大人しく、表立って意見を述べることはまずないと思われます。

 絶対的パワハラに対しては極端な例ですが、肉体的パワハラを持って対抗するのも手ではないかと考えました。これはいささか私の暴走かもしれません。この点は反省いたします。コメントの意図が①であるならここでこの記事は終了です。以降は私は暴力的発言は一切控えます。

もしコメントの意図が②③であるなら、更に続けさせていただきます。

メディア強者の意見は優先的に報道されますが、片方の意見は付け足し程度にしか報道されません。

私の考えは、反対意見を述べる自由があることこそが、社会の健全性を表す指標だということです。その反対意見が正しかろうが、間違っていようがです。

私の意見を大メディアが取り上げることは0%に等しいので、反対意見はネットを通して発信するしかありません。

個人の意見の封殺は目的を持った世論誘導(言論統制)につながります。

「多くの人達はあんたみたいな意見は言わないので黙ってた方が身のためだよ」という考え。これは日本が昔から患っている病気の原因です。

先の戦争突入前に、リベラリスト、共産主義者、宗教家達は、戦争は間違っていると主張しました。結果特高警察から言論弾圧、拷問迫害を受け、命を落とした方もいます。

実は近隣者、親族からの「黙ってた方が身のためだよ」という意見自体も気付かないうちに言論封殺に力を貸していることになると思うのです。

戦争だけではありません、言論の封殺は最近の原発事故(原発反対論の封殺)、学校内のいじめ(教職員による意見の封じ込め)にも共通の要因が見てとれます。

私のブログの理念は個人の意見の発信です。ネット上で多くの方々にみていただくために。従いまして、意見の違う方々に対しても引き続き自由に発言させていただきます。

もしコメントを寄せてくださった方が、②③の意図であるなら、私が上記に述べたことを、少し考えていただきたいと切に希望するものです。

2012年7月29日 (日)

まとめ買い

オークションでパーツを一度に大量に出品される方がいる。

ダイオード100本とか、抵抗100本などである。

球アンプ製作を主体にしている私には、ときどきありがたい出品がある。

過去2度、この手の出品を落札して、とても重宝しているものがある。それはチューブラー型電解コンデンサーとホーロー抵抗である。

コンデンサーのほうは、130本以上まとめて7500円だった。耐圧も500V、450V、350V、315V、160Vで、それぞれ100μ、47μ、22μと種類も豊富だ。

今なら1本、700円から1500円程度するだろうから、まともに買うと13万円だろうか。但し難点もある、型式が古い物ばかりなので、とにかく大きい。現行品の3倍程度の大きさだ。

それから、電解コンデンサーは長期期間、通電せずにおいておくと、劣化するらしい。私は使用前に容量と絶縁抵抗を測定している。この方法で問題は起きていない。

但し130本あるからと安心していると、アンプ1台に電解コンデンサーは8本程度使ってしまうので、案外無くなるのは早いかもしれない。今はブロックコンデンサーは使っていない。

 それから、最近1500円でホーロー抵抗120本以上を落札した。これも5W、10W、20wの容量別に、200Ω、300Ω、500Ωと欲しい抵抗値が中心にそろっていて重宝している。

とにかく安い。

よって最近のアンプの出力段は、もっぱら自己バイアス回路ばかりだ。このホーロー抵抗もありがたい。

地方のパーツ屋に行けば、抵抗も100本まとめて2000円などの売り方をしているところもある。これらも活用の価値ありだ。

2012年7月27日 (金)

橋下市長、文楽を観劇

何だかいやだな。私が彼を嫌いだからなんだけど。

メディアは、すぐに彼の報道を取り上げます。見えざる力が背後で働き、次は彼を政治の主役にしょうとしているのでしょう。

それで、観劇のニュースを見ると、彼は文楽に対する補助金の削減を打ち出しているとのこと。

その上で、彼が語った言葉が 「残すべき技術であることはわかるけども」

ここは技術でなく芸術という言葉を使うべきでしょう。芸術に普段からいそしんでないのでは。

さらには 「演出やプロデュースが足りない」

 この言葉はとても違和感を覚えます。本来文楽というのは古来からの伝統芸能でありこの世に残すべきものです。宝塚の劇とは位置づけが根本的に違うものです。

文楽とは、言えば500年前に建立された神社仏閣のようなものです。建物の構造、造作、造形、配色、使用材料に対し演出が足りないと批判しているようなものです。

もし、批評したければ文楽をずっと楽しみ、よいところも悪いところも承知のうえで、芸術評論家としてのレベルまで自分を高めていないとその資格はないと思う。彼の言葉は伝統や歴史に対する非礼にあたります。

私の想像では、彼は文楽には全く興味を持っていないのだと思います。

「演出が足りない」というのは、どういうことでしょう。古典ばかりやらずに、スチュワーデスの格好をしたお姉さんを登場させて欲しかったのでしょうか。

それなら文楽に要求せずに、ショーパブやその手のお店に通えばよいのではないかと。

私が40年近く聴いているマイルスデイビスの音楽を、彼が「演出が足りない」と言ったら、間違いなく私は右フックで彼をぶん殴ります。

語る資格のない人の言動を見ていると、その非礼な行動に気づかぬその人自身が可愛そうに思えてくるのです。

2012年7月21日 (土)

上野動物園

少し前のニュースになりますが、上野動物園のパンダ、シンシンが出産した赤ちゃんが亡くなり、園長が会見していました。

園長は、髪がややロンゲで、おしゃれな服を着ていました。会見の途中、涙を少し浮かべていたことが印象的でした。

それで思い出したのが、昔この動物園にいた若い飼育員のこと。

彼は入ってすぐにカバだかサイの担当になりました。しばらくして動物が病気になり、それこそ寝食を忘れつきっきりの看病をしましたが、甲斐なく死んでしまいました。

園長に動物の容態を報告しながら、彼はわんわん泣きっぱなしだったそうです。

その様子をみていた園長は、この青年は本当に動物が好き何なんだなあと、感心するやらあきれるやら。

彼こそが、後にカバ園長として有名になる西山登志雄さんでした。西山さんはアニメの主人公にもなりました。

上野動物園の園長は動物が命を落としたときは泣く。この伝統は今も続いているようです。

2012年7月20日 (金)

おもしろい人

鳩山元首相が、官邸前の反原発デモに参加したそうです。

同じ党内なんだし、野田総理に直談判すればいいのに。

なんでそんな回りくどいことをするのでしょう。おもしろい人だ。

今はみんな鳩山さんと呼んでくれるけど。

お金を持っていなかったら、変人扱いされて誰も近づかないんだろうな。

2012年7月15日 (日)

とても多くの雨量でした

昨日はよく降りました。福岡県八女市では市内を流れる矢部川が氾濫し、市民の生活環境にとてつもないダメージを与えました。

私も通ったことのある、川沿いの道路が、水の中に消えてなくなり、あふれた水が一気に住宅街を飲みこみました。

普段、市民が慣れ親しんだ川が、突然悪魔に変身したのですから、現実の理解ができないかもしれません。

九州最大の筑後川。普段はゆっくりと水をたたえ、河川敷ではスポーツや娯楽で人々が愉しい時をすごす場所です。

まさかあの大きな、ふところ深い筑後川までが、満杯になるとは想像もしていませんでした。

多くの犠牲者がでました。

今後、集中豪雨に対する備えはどうすればよいのでしょうか。

今回の2倍の雨量:一時間200mmを想定し、川や、堤防のインフラ再設計と整備が必要です。

自然は押さえ込めません。何とか知恵を使って、付き合いながら生活していくしかありません。

昨日も夕方になり雨がやむと、ウソのように川の水は減っていきました。いよいよ、日本は亜熱帯地域に入ったようです。それなりの備えを国を挙げて、考えなければいけません。

一般住民も、災害対策の参加が求められるようになるかもしれません。

2012年7月13日 (金)

いじめから暴力生徒へ

今回の中学生自殺の件で考えたこと。

「いじめ」という言葉はもう、世間一般的には使わない方がよい。

「いじめ」と報道される事件はどうも、いじめられている子ばかりが報道の中心になってしまう。あまり加害者にスポットが当たらない。

「いじめ」は当初は「じゃれあい」ととられ、双方が了解の上でやっているように、とられてしまう可能性もある。

 よって「いじめ」という言葉はもう使わずに、明らかに構内で暴力が振るわれている状況が確認できたのなら、報道は「暴力生徒」という言葉で報道すべきだ。

「○○中学校では、数人の暴力生徒が同級生に暴力を振るっているようです」

暴力を振るっている生徒が最初から報道の中心にくるように配慮すべきだ。

 アンケートでは「学校内の暴力生徒の名前を書いてください」をトップに持ってくること。

次に「その被害に会っている人の名前を全て書いてください」、「暴力の内容を具体的に書いてください」と続くべきだ。

これは、文科省、司法、メディアが即取組むべきだと考える。

2012年7月11日 (水)

悪い大人が二種類

滋賀県大津の中学生いじめ自殺の件。この事件の根底原因はなんだと思いますか。

私は大人に原因が有ると思います。大人による人災。

まず一番悪い大人。いじめた中学生の親達です。人間としてやっていいこと、悪いことを実子に教えてこなかった。

子供と過ごす家の中や外で世間を一緒に見ながら、善悪について、人をいじめること、傷つけることの卑劣さを教えてこなかったのです。

もうひとつの悪い大人。いじめの実態を知りながら、見てみぬふりをしていた教師。教師としての仕事をしていないどころか、教師にあるまじき最悪の行動をとってしまいました。

この教師たちは一体なんなのでしょう。世間一般の常識に当てはめても、その行動が不可解です。

ここでよく考えると、世間一般でもいじめがあります。国が国民をいじめていますし、地位や立場を利用し、大人が大人をいじめています。

 まして自分たちの責任で、被害に遭っている人々がいるのに、誤りもしない大人が増えています。

まったくおかしな国になりました。これからは、いじめられている側が立ち上がって行動にでる時代がくると思います。

悪いことをした者が、きっぱり罰せられる時代にしなければなりません。

2012年7月10日 (火)

オークション出品のアンプがトラブル

海外製のOPTを乗せた自作アンプを落札いただきました。2ヶ月前のこと。

この最近、ときどきこのアンプを思い出しては、大丈夫かなと気になっていました。

 まさしく、そんな折落札者様から、オークションの取引メールで、突然連絡がきました。

 「突然、音が出なくなりました。バイアス監視メーターも全然振れません。修理のためのアドバスを」

タイミングがタイミングだけに、ドキッとしました。

実はこの方とは、落札時に何度かアンプに関していろいろ意見交換をさせていてだいて、お人柄は分かっていました。

 状況からして、推察されることを、メールに書きました。うんともすんとも言わないのなら、ましてメーターが振れないということは、出力管に電圧がかかっていない可能性が、ということ。

 B電源から、出力管のプレートまでの電圧を当たってほしい。落札者さんはテスターや半田ごてはお持ちのようでした。

今まで鳴っていたものが突然鳴らなくなるのは、電源回路の配線が接触不良を起こしているものと思われる。よって電源回路回りの端子のハンダ付け状況を見て欲しいと。

次の日の遅く、メールが来ました。「アンプの修理の件」というタイトルでした。

 私の指示に従い、テスター片手にやる気まんまんで裏蓋をとりました。B端子見つけ、よく見ると半田がありませんでした」 写真もいただきました。被覆から出たリード線が、端子に差し込まれ、曲げられているだけでした。半田忘れ。

恥ずかしいやら情けないやら。品質の備わっていないものを譲渡してしまった罪。

 よく今まで鳴っていたものです。謝罪文と以降は必ずハンダ付け箇所は再確認することで再発防止とすることを伝えました。

 確かにこの1・2年で手元の視力ががくっと落ちてしまいました。見えないので、半田があるかどうかも分からないのです。拡大鏡の利用が求められます。

 なにより、もう一度確認をしなければという気力の減退。付いてるはずだでは赦されない状況。

幸いにして、オーナーさんはご自身の手でアンプを救済され、「またご機嫌に鳴っています」のお言葉で許してくださいました。アンプには一層愛着が湧いたのではと思います。

今後自作アンプの出品には1年の保証をつけることを決めました。

 一方で、私の次の自作アンプの出品予定のことも尋ねてくださいました。

手持ちのダイナコOPTのA431と6550真空管を使って、ダイナコマークⅢで実現できなかったリークムラード回路+カソードフォロワードライブ+UL接続で、音の密度を高め、さらにパワーアップしたアンプに挑戦したい旨を、前回の落札取引時にお伝えしていたのです。

そのときは、落札者様から出品せずにオーダーメイドで作って欲しいとの依頼をうけたのです。

約束してしまうと、期限が決まってしまいます。約束を守るのが不可能なので、あくまでもオークションでの出品で了承していただきました。

 これで次のアンプが決まりました。お盆が勝負です。気合と部品の吟味と、少々の考察で製品化にトライいたします。

今年4台目。若かったころでも成し遂げなかったハイペース。つくると言ったら作る。一人でも期待して待っていてくださる方がいる以上は。8月末には出品したいと思います。

Img_0110

2012年7月 7日 (土)

ラックス出力トランス 後編

前回CSZシリーズの秘密を書きました。今回はOYシリーズです。

CSZは磁気歪みの低減を開発テーマとしていました。OYは高域の特性の改善がテーマでした。

米国の多くのトランスが、高域100KHz近辺にピークを持っています。10KHzの方形波を入力すると、ほとんどといっていいほど、二次側から出てくる波形には左上部にリンギングが観測されます。

この傾向が甚だしい場合は、位相特性が悪く、発振しやすいトランスとなってしまいます。私見ですが、英国のパートリッジの製品はややこの傾向を感じます。

さて、ラックスのOYです。上原氏は高域特性の安定化をテーマにOYの開発に取り組みました。彼は巻き線の構造に着目しました。

いきなりの理論展開はむずかしく、巻線の構造を試行錯誤しながら、どうすればどうなるか傾向を探りながら進めていきました。

通常巻き線はボビンに巻いて行き、最後に鉄心コアにボビンを挿入します。このボビンの長手方向に巻いていくのですが、ただビッチリときれいに巻いても意味はないそうです。普通はP1から長手方向に巻いて端部に達したらさらにもう一層重ねていき、次は二次側を重ねていきますが、巻き終わりは成行になります。この形もうまくないそうです。

研究するうちにわかったのは、ボビン長手方向には、巻き線は連続して巻くよりも、各ブロックごとに分けて、ボビン長手にきれいに収まるようにした方がよい。各ブロック間にスペースが少し発生してもよい。

それから、各ブロックの中の巻き線構造は、一次と二次を重ねながら、その重なり具合をうまく調整していくと、高域の特性がすっきりした直線になることを発見したそうです。

1ブロックの巻線の層は10数層になりました。一次側が4層程度で、その間に二次側を食い込ませる形で重なり具合に注意して巻いていったら、結合率が上がり、最終的には100KHzまでフラットになったそうです。

OYシリーズの開発結果、わかったことは、「分割巻きで結合率を上げると高域特性が改善される」ということ。

これはラックスのパテントだそうです。

当時は製品化に際して、巻線作業員の力量によるところが大きかったそうです。上原氏の回想によると、一人の傑出した女工さんの存在に助けられたとのこと。その方は山尾加代さんという女性。

名前が製品に入ったといいますから、OYトランスをケースから出し、ピッチを取り除くとコアに紙が貼ってあり、彼女の名前が入っているのかもしれません。

さて、このパテント。今は有効期限がきれたのでしょうか。各ガレージメーカーが競ってマネをしているようです。

2012年7月 5日 (木)

ワイルドだど

スギちゃん。

一過性かも知れないが仕事に大忙し。

月5万円だった収入が、桁違いにはね上がってるらしい。

 でも芸人なんて、そんなもの。先が見通せないから、稼げるうちに稼ごうと。朝点滴打って、午後から復帰してでも稼ごうと。同じ事務所の小島よしおには、代役の仕事をやらないぞと。

次長課長ののどちらかが(実はよく知らないけど、顔見ればわかります)、親が生活保護を受けているのがけしからんと、自民党の片山さつきさんが、噛み付いていたけど、芸人なんて明日をも知れぬ稼業で、毎月、未来永劫、現在のギャラをもらえる訳じゃないのだから。

親の生活保護はOKではと思うのです。だって半年後は月収2万円になるかも知れないのに。

芸人の実態も詳しく知らず噛み付いたさつきさんの方が世間しらずだなあと。もっと違う勢力で生活保護を食い物にしている人も、次長課長よりもいっぱい居るのに、なんでそっちに噛みつかないんだ?怖いから?芸人は反抗しないから?彼女、卑怯な人の臭いがするなあ。

でもってスギちゃん。

ワイルドだぜえ、というキメの言葉。昔似たようなフレーズを聞いた覚えがあるのです。

 そう、トリオ・ザ・パンチの内藤陳さん。細い体を革のスーツに包み、しゃくれあごよろしくピストルをくるくる回し、最後に

「ハードボイルドだど」

これですよ。

陳さん、その後ハードボイルド小説に入れ込み、評論活動に入り、自分のお店に出入りしたがる作家を吟味し、その道の大家に。

いやあ、あの当時の「ハードボイルドだど」は本当に根性の座った一言だったのです。彼の人生を写した言葉だったから。

スギちゃん。何を持ってしてワイルドを体現してくれるのかな。期待してるぜえ。

欲しい欲しい病

ああ、だめだ。オークションを見てると、片っ端から欲しくなる。

外国製コンデンサ。ドイツの真空管F2A(もっと高価な球含めて200本あり)。タンゴのOPT:FW100(OPT10セットあり)。NF回路ブロックの歪率計(歪率計3台あるよ)。松下中古真空管6BM8・4本セット(16本持ってるくせに)。アルプスロータリーSW、Y901(作りもしない自作歪率計用、このSW生産中止品)。

よしゃあいいのに、手元にあってもすぐには使わないのに、世の中にめったに出てこないものを見ると手に入れたくなってしまうのだ。

将来使うつもりだからと屁理屈こねて欲しくなる。本当は使うかどうか自信がない。

今一番欲しいのは、米国アクロサウンド社のOPT、T-330。突然オークションに現れた。

2個10万円からスタートですと。(ラックスのOPTと音はたいして変わらないとの意見あり)。

でも欲しい、欲しいなあ。

アメリカ製出力トランスの頂点ですって。日本人が言ってるのだけど。

でも欲しい、欲しいなあ。 10万円かあ。音はラックスなんて目じゃないよねとの期待半分。

 かみさんと、最近こんな話をして、意見の一致を見出した。

 えっ!あの人、急な病気で亡くなった?えっ、あの方突然の事故で亡くなった?

人間、どうせ死ぬなら元気なうちにやりたいことしておかないと損だよねえと。

欲しい物を手に入れて「めでて」いたほうが、悔いはないよねえと。

 かみさんも、うんうん、そうよねえとうなずく。

 ひょっとして2年後、オレが突然死んだときに、ああ、お父さんあのとき、アメリカ製のトランスを欲しがってたわねえ。可愛そうに手にいれさせてあげればよかったわねえと。

  この論法、結構効果があって、すでに私は何点か欲しい物を手に入れている。

「生きてればこそ」の論法。

その代わりかみさんも、この論法で嵐のコンサートに何回か行っている。

お互いさまだ。この夫婦にしてこの行動である。それでいいのだ。そう、それが幸の素なのだ。

 で、どうしようかな、アクロサウンド。欲しいなあ。

2012年7月 4日 (水)

ラックス出力トランス

古いオーディ雑誌に、ラックスでトランスの技術を担当された上原晋さんのインタビュー記事を見つけた。インタビュー当時が96’です。

興味深かったのはCSZ型とOY型のそれぞれの開発時の苦労のくだり。

CSZ型の開発目的は歪みの減少。コアによる磁気歪が電流歪みを発生させ、結果アンプに影響を与える。このため、磁気を好き勝手に走らせるのでは無く制御することが必要だと。

この解決策として、「コアの突合せ」に注目。普通EIコアはEコアとIコアからなるが、EとIの間に正確に0.1mmのギャップを作ってやる。これによりこの空気のギャップを通る時に磁気歪みが軽減される。頭のCはコアの意味だそうです。SZは巻線の方法の記号だそうです。

ただしデメリットもあり。この突合せによりインダクタンスが低下し、低域の周波数特性があるところからストンと落ちてしまう。それまではインダクタンスが多いことを競い合っていたので、売り込み方を悩んだそうです。

思いついたのが、「定インダクタンス」というキャッチフレーズ。通常のトランスは出力が増えるとインダクタンスが減るという傾向を持っているので、「CSZ型はインダクタンスが変動しない」を売りにしたそうです。

世間の反応が心配だったそうですが、 当時、浅野勇さんが、「このトランスはピアニッシモの音をきれいにするために作ったのでしょう」と言われ、上原氏は思わずニンマリしたそうです。

但しCSZ型は出力が大きくとれず、CSZ-15型で23W(30Hz)、挿入損失0.77dBでした。この挿入損失で本当にピアニッシモがきれいに再生されたのでしょうか。実はCSZ型を近々入手しますので試してみたいと思います。

マニアの中には、OY型よりもよりも敢てCSZ型でアンプを組む方がいらっしゃるそうですね。

次回はOY型の苦労話です。

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