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2012年6月23日 (土)

定電圧放電管

一度だけ定電圧放電管を使ったことがあります。

0B2という7ピンMT型のもの。6L6Gアンプのスクリーングリッド回路に270Vが必要なため、

B電圧から0B2で120V程度落として、270Vを作りました。

当初は、故渡辺直樹さんの著書に0B2と並列に抵抗を入れて使用する回路があったので、それを参考にしたのですが、抵抗による電圧降下分しか下がりませんでした。

そのことを渡辺氏に手紙を書いてうまくない旨伝えたのです。

何日か経って封書で返事がきました。
中に入っていたものは、規格書のコピーであり、抵抗と並列に使用する回路のものでした。

文章もあったような記憶がありますが、「これこのとおりに使えばよい」程度のことが書いてあったような。

なんだか失望しました。もうひとつの使用回路例は陰極から抵抗を通してアースに落とす方法でした。

こちらでやるとうまく行きました。

このアンプで最大出力を測定しているときでした。ぐんぐん入力を上げていくと、0B2に異変が起こりました。

通常動作中では、管頭がオレンジ色に染まる程度なのですが、このときは管の中が、まるで桜色の大きな炎のような光で明るくなり、バッ、バッという感じで点滅したのです。

スクリーングリッドから過大電流が流れ、定格容量オーバーになった0B2が悲鳴をあげたのでした。

このアンプは解体し、以降は定電圧放電管は使っていません。渡辺直樹氏も逝去されて数年が経ってしまいました。

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