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2012年6月20日 (水)

昔の雑誌

1974年と1975年の「ラジオ技術誌」3冊を入手した。

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丁度真空管と半導体の端境期で、オーディオ界も激動の時代。 内容も勢いがあります。

OTTOというメーカーをご存知ですか。4チャンネルデコーダーを広告で発表しています。そう当時は4チャンネルが話題だったのです。OTTOは三洋です。今では三洋は経営が立ち行かなくなり、パナソニックの経営傘下に入ったようです。

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広告をみると、どのメーカーも見開き6Pくらいをグラビアで飾っています。TRIO,PIONEER,DENON、LUX,DIATONEそれからスピーカーユニットのガレージメーカーなど。今では老舗も外資が入ったり、とっくに姿を消したメーカーもあります。

読者の投書では、19歳の学生オーディオファンが持論を述べています。私に負けず劣らずの極度の独断です。このような一読者の意見も載せていたのですね。しかも住所も掲載してあり、番地まで明細に記してあります。

個人情報の扱いに厳しい今となっては信じられません。

記事でおもしろかったのは、武末数馬氏。パワーアンプの考察の中で氏は、パワーアンプの音は一過性の視聴だけで決められる物ではない。数人のモニターが順番や、日にちを変えてブラインドテストをすれば、結果は違うものになり、一貫性に乏しくなるに決まっている、とのこと。

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思えば今でも同じようなことを言ってますから、オーディオ議論は38年間変わっていないことになります。

そもそもこの雑誌を入手したのは、LUXキットの回路図が掲載されていたから。それから加銅鉄平氏と上杉氏がプリアンプについて考察した記事があったからです。

イコライザの許容入力に関しては、現在ではあまり言われなくなりましたが、両氏の論ずるとおりです。自作のCR型イコライザはすぐにサチるし、高域で苦しくなります。

いやあ、勉強になります。オークションでまた捜そうかな。

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