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2012年1月 4日 (水)

トランス指定の競作

無線と実験の2012年1月号を見た。

興味深かったのが、ライター4氏による、6CA7シングルアンプの競作である。出力トランスはノグチのPMF-10WS指定であった。

周波数特性を見ると4氏のものすべて、50KHzあたりにピークがあった。10KHzの方形波応答をみると、3氏が共通で、方形波ががたがたに崩れた形であった。ひとり佐藤進氏のはまだ方形波らしい形であった。佐藤氏はピークを抑えるためにこまかな微調整をしたのであろうか。この崩れた波形に関して、松並氏は、高い方の周波数が伸びていないのが原因だと述べておられた。

 私はこれを出力トランスの特性がそのまま影響していると考える。10KHzでぐにゃぐにゃな方形波は、1KHzではなんとか方形波の形を保っているが、リンギングがあったり、縦方向に一直線で立ち上がらずに、縦方向の途中で小さな乱れ、あるいはこぶのように見えるが、よく見ると一旦ごくわずか下がってまた上に伸びる形になっている。この縦方向の乱れが、10KHzでぐにゃぐにゃとなる基本条件のようだ。

実はこれ、自分でも経験したことがある。タムラのライントランスだ。

しかし、競作のアンプはこの特性でも音はまともに鳴る。知らされなければ気にする必要はないのだろう。

でも少し気になる。

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