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2011年11月11日 (金)

上杉さん

亡くなられた上杉研究所所長の上杉氏の著書が最近、復刻されています。

誠文堂新光社から2冊。アンプの製作集です。

 おもしろいのは、書籍の中で、何年もかけて作った作品集のため、そのときそのときで最高と判断した回路をとりあげているため、記事間で矛盾するところがあるが勘弁を、といったくだり。

私も、その解説を読む前に、記事間の矛盾を感じていたのですが、まあそういうことですよね。

是枝氏も300Bのソケットはセラミックに限ると、述べた時期がありましたが、その後違うものを推奨されています。

 上杉氏の本で思うことは、

1.プリアンプでは、「マランツ7を凌ぐ」などの自負の塊のような表現が見受けられる。

2.他ライターが実施されていることを、否定するような意見が散見される。

3.シールド線を全く使わないなどの記事があるが(とても興味があるが)、実現の秘訣は 

 2つ・3つ文章で書いているだけで、図解・写真などの詳しい解説はない。(ノウハウのため

 やむなしか)

5.マッキントッシュのコピー記事などは、そっくりに作っているが、構造や図面、写真が乏しく

 素人には習作できない。

4.ただし、時間と経験からくる、回路の説明・考察は豊富である

 あまり技術のない私は、この本を教科書として、新たな知識として吸収できる部分があれば、とても嬉しくなります。

ご自分のプライベートブランドを立ち上げて、世に製品を送り出してきた上杉氏の自負心も良く分かります。

 それほど技術検討もされずに、ポット出の国内外のガレージメーカーが作る製品は許せなかったのでしょう。

 

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