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2011年10月11日 (火)

電流と出力

多極管の動作で、入力(信号)電圧とカソード電流(Ip+Isg)の関係のグラフをみると、二乗曲線になっています。

 以前よりよく理解していなかったのが、カソード電流が何アンペアのとき、どれくらいの出力が出るのかということでした。

2年前、カソード電流が監視できるメーターをつけたアンプを作りました。

このブログでも書きましたEL34パラPPアンプです。このアンプの動作を見て分かったこと。

入力信号0にとき、バイアス電流を1本あたり40mAに設定しています。

出力が10Wになっても50mA程度への変化です。40Wで60mA程度。70mAで定格最大の83Wです。

 これで分かったのは、やはり二乗の特性で出力が増大するということと、家庭で聴くには5Wでもうるさいくらいですから、自分の部屋で聴く分には、バイアス電流はほとんど0信号時のレベルで聴いているということです。

この実験はもちろんスピーカーはつながずにダミー抵抗で行っています。

 してみると、自分がやっきになって作ったアンプは、備えた実力(出力)をまず出すことがないことが分かります。

 結果的に定格5Wのシングルアンプで家庭用では十分なのです。ではなぜ数十Wのアンプを作るか。定格5Wは、フルに5Wの時はひずみが3%程度だということ。0.1%のときの出力は0.5W程度ではないでしょうか。

 よって低歪で聴きたいために出力を増やす必要があること。それからもうひとつは同じ5Wでも余裕が違うということ。音楽を聴いていて、ピークの出力が表れたとき、5Wでは苦しい(飽和する)ときがあること。

そうして最後は、大きなアンプを作って満足したいということ。 以上でしょうか。

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