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2011年10月 5日 (水)

5AR4

5AR4という整流管は画期的な球ですね。

それまでは大電流用の大型整流管といえば、5Z3とか5U4だったのですが、手ごろな大きさで大電流がとれる球がありませんでした。

小型でGT管、5V2Aで200mA以上供給できるのですからたいした物です。まあそっちの方向で話を極めると最後はダンパー管になってしまいますが。

見た目から言えば、アンプ上の他の球とバランスが合うのでしょう。

 今現在、国産で見かけるのは松下製。なぜか東芝製は私の周りではあまり見ません。

手元にあるのも松下製。大阪は高槻市にあった、製造ラインで作られたものでしょうか。

何十年ぶりかで、仕事を与えます。6BQ5を4本使ったステレオアンプで動いてもらいます。

 真空管の国内生産が終わったその日からもう30年程度でしょうか。

当時は半導体がどんどん球の座を奪い始めた頃です。

「老兵は死なず。ただ消え去るのみ」 この言葉が消え行く球に向けられたことでしょう。

ところがどっこい、何十年ぶりの眠りからさめて、またヒーターを熱せられて働く時がきたのです。

「老兵は死なず。ただ復活を待つのみ」 

割られずに、大事にとって置かれたものは、また働くチャンスが来ます。

 人もこうありたいですね。

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