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2011年8月24日 (水)

詳細不明で落札した米国製OPT

オークションで米国製OPTが出品されていました。詳細は不明。ANGELA INSTRUMENTS社製。とだけありました。OPTの型番が知りたくて、この会社をすぐに検索。

結果わかったことは、この会社は商社であり製造はしていないこと。OPTもハモンド社のものばかりがHPに掲示してありました。

写真を頼りに、「世界のトランス大研究:管球王国別冊」という本と首っ引きで調べました。

たぶんこれだろうと当たりをつけ、ペア14000円で落札。届いてじろじろ外観を見ても何の表示もありません。写真2枚目の合わせカバーのプレス形状(とくにリード線用の丸穴あたり)がマグネクエスト社のトランスそっくりなのです。

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そして決定的証拠が3枚目の写真。合わせカバーをとると、MQ431・001の文字が。まちがいありません。マグネクエスト社のMQ431だったのです。10年前の価格で@23000。ペアで46000円。

今現在は国内のマグネクエスト社の代理店エイフルでも、この型番だけはHPから脱落しています。在庫がないのでしょうか。

さてこのトランス。上記の大研究の本では、ライターの新氏、倉持氏、篠田氏3名の評価では、概略以下のとおり

良い点:おおらかで、屈託がない。中低域から下に力感が出る。量感たっぷりでいやな音   が出ない。

欠点:シャープネスさが欲しい。ピリッとしたところが欲しい。緻密さとメリハリが欲しい。

と言った評価でした。いわゆるアメリカ的なサウンドなのでしょう。6550やKT88用で一次インピーダンスは4.3KΩ。60W容量です。

でもこの欠点が補われてしまうと、日本製のトランスになってしまうのです。丁度コアボリュームから言えば、ハットオーディオのHO90-5あたりの音になってしまいます。

よくみれば、MQ431.001というサフィックスが付いています。001は何か設計変更でもした記号なのでしょうか。少しは改良されているのかもしれません。期待が持てます。

まあ今回は買いでした。それからこの431という番号にピンとこられた方は相当な通「つう」ですね。

 そうこの番号はアクロサウンド社がダイナコマークⅢのために提供したOPT、A431と同じ番号。このトランスをマグネクエストヴァージョンで実現してみた製品なのでしょう。

 A431は先日落札しています。ゆっくりと比較試聴したいと思います。

最後に詳細不明トランスの見当のつけ方を

1.合わせカバーの形状(こまかなところまで)。マグネクエストは塗装にちりめんが入って います。

2.鉄心の厚みと枚数に注目

3.コア部分の立て、横、高さの寸法

4.リード線の配色(アクロサウンド、ソーダーソン、マグネクエストは類似)

以上です。

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