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2011年7月27日 (水)

絶滅管種

今や真空管は、東欧、アジアの諸国で生産され続け、もう供給の心配はないと言われている。

再生産されている真空管をみると、典型的なオーディオ管が多い。これ当たり前だが、アメリカ、イギリスなどでかつて作られた球のレプリカが主である。

 日本がかつて開発して、独自で生産していた球で、中国や東欧諸国では作ってくれないものがある。

たとえば、6RA8。NECが米国の銘三極管2A3を意識して開発した球。

 現在どこも作っていない。日本の大手メーカーは今や、リストラにいそしみ、かつて作った真空管なんかの再生産は、もうその可能性は1%もない。

 6RA8は生産が終わって、30年以上は経っていると思われる。当然かつての球は、現在殆ど残っていない。

 私は現在、たまたまどこかの倉庫に30年以上眠っていた中古4本組を手に入れたが、この先スペアの入手が殆ど困難だと思われるため、この球でアンプを作ることをためらっている。

最悪6CW5を三結で使うかである。

 中国はこの球を、作る気が無いようだ。小型のMT管を作るより、大型の300Bを作る方がよっぽど簡単なのだろう。

 さあこの絶滅管種。どうしようか。トランスは準備しているのだが。

ついでに、やはりNECがかつて生産していた、仕様的に無理が多かった、大型傍熱三極管8045G。これも絶滅している。ずっと動作し続けているものを見たことがない。

 恐竜たちと同じ運命になっている。かなしいけど。

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