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2011年7月15日 (金)

なつかしいアトムトランス

ひょんなことから、知人よりATOMトランス製の電源トランスを譲っていただきました。

もう40年近く前のものでしょうか。このメーカーの広告はMJか何かで、モノクロのグラビアで見た覚えがあります。指揮者が腕を振り上げているようなイラストが描いてあったような記憶があります。

でも現物を見るのは初めてです。

写真をごらんください。

Img_0022  Img_0024  Img_0018_2

上カバーの絞りは浅く、ややプレス金型代やプレスのt数をケチってるかなという印象。

写真2枚目は端子台のクローズアップ部分。端子台自体はとても丁寧に作られていて、業務用の印象すらあります。しかしよく見ると端子台の全体位置がトランスの位置とセンターが合っていません。

3枚目の写真でよくわかります。下側のカバーから折り曲げて立ち上がっている金属部分、つまりこの部分に端子台を取り付けるのですが、立ち上がり角度が左右で違っています。 本来、左右2箇所が垂直に立ち上がるべきところが、両方右側に倒れ気味になっています。よって端子台も寄ってるいます。鉄心断面の錆が多く出ているのは、塗装がよわいからでしょうか。他社より多い印象です。

それから3枚目。よく見ると鉄心の積み重ねが、真上に重ねられずに、斜めになっています。結果鉄心積層部断面が平行四辺形です。

1970年頃はまだ量産性や品質の標準化意識が低く、すべて手作業だったのかもしれません。

ほどなく消えていった、ATOMトランス。量産化のための投資資金がなかったためでしょうか。ライバルとの競争に勝てなかったのでしょうか。

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