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2011年7月18日 (月)

セシウムと牛肉

セシウムに汚染されたワラを食べた牛の肉が、流通経路に乗って全国で見つかりました。

食べてはいけないとか、一度くらいは大丈夫とか。

 ここで冷静に考えるべきなのは、ワラにセシウムが含まれていたという事実です。

 人間は発見された事象の範囲内でしか物事を考えられません。冷静に考えると、ワラの上だけにセシウムが降り注がれたわけではありません。

ワラの積んであった、その横の土壌や屋根、いたるところに面積的に、セシウムの広いシートのようなものが、そこら一体を覆っていると考えなければなりません。

 当然、野菜、果物、果ては海洋中の魚も。

魚はまだセシウムが測定されていません。でも測定すれば必ず発見されます。それらは日本全土に拡大され、国民に購買の際の選択を余儀なくします。 そうしてだんだん食べるものが減っていきます。

中国製の食品は危険だからと、昔は騒動になっていましたが、じゃ今や、日本製より中国製の方がセシウムがないだけましかと、笑い話のように思われるかもしれません。

 でも答えはNOです。アジア地域はどこも放射能の汚染が皆無と言えません。

何しろ海でつながっています。海水は巡回し、魚は回遊します。福島原発から海に放出された放射能は広範囲に広がっています。

 いいたいことは、人類はやってはならない過ちを犯してしまったということ。その収束には長い年月がかかるし、放射能による人的被害も起きるということ。

 経済的回復ももちろん大事ですが、人体の健康被害からの回復をもっと推進すべきです。

何度も言っていますが、すぐやるべきことは原発は即時全て廃炉にすること。

医療調査チームを立ち上げ、被害の拡大を食い止めること。

 もっとストレートに言えば、地元に残りたいと主張する人達に、即時の立ち退き、移転を説得し、実行してもらうことです。

ことの重大さはお金どころじゃないんです。

「地元がお金が無く財政が逼迫しているから原発を」は最大の間違いなのです。

放射能を人間が扱うことと、お金がもらえるということは次元違う話なのです。

過ちはすでに起きてしまいました。これから日本は暗い時代が数年後からはじまり、数十年続くと思われます。

原爆による被曝者の長年にわたる苦しみと同じ状況が想定されます。

覚悟を決めて動くべきです。

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