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2011年4月20日 (水)

よい音の入手方法

みなさんお盛んです。よい音の追求で血道をあげておられます。

あるガレージメーカーの店主が言葉巧みに、ブログで商品のプレゼンを行うと、ダダーっと雪崩を打つように買いに走ってらっしゃいます。

本当にプレゼン上手は身を助くです。昔は確固たる信念をもったオピニオンリーダーがいなくて(長岡鉄男さんくらいかな)、みな店頭で色んなものを掴まされて、高い授業料を払って学んで行ったものです。

何でもかんでも情報が先に一人歩きする現在、言葉巧みな人が勝利してしまいます。言いたいのはその方がペテン師まがいのことをしているということではありません。その商法もOKです。なにしろ情報と言う本来お金を払うべき無形のものを只で提供してくださっているのですから。

その背景は安近単。騙されることなく安全に、ネットで近しくなった人に、手短にお世話になるのが一番リスクが少ないという、シェルターが必要な現代人の置かれた状況でしょうか。

言いたいのは一度冷静になって自分の好きな音というものを確認してみてはどうかということ。何でも教えてくれる人の推薦品は確かにそのとおりかもしれませんし、買って失敗はないと思います。なにしろ説明どおりの音がするわけですから。でも本来欲しい音ですか。

お願いしたいのは、少し落ち着いて自分の求める音を確認する、はっきりさせるという作業です。

 逆に言えば、勧められた製品やキットばかりを繰り返し使うのではなく、今度は主体性を持って自分の判断で音を模索してはどうかと言うことです。

 自分でパーツを集めて、シャーシを加工し、いろいろ試してみるのです。逆に店主に質問してもいいんじゃないですか。どんなトランスを使うとどんな傾向になるかとか。あるいは既に開陳されたノウハウを自分なりにまとめて、利用してもいいんじゃないでしょうか。ジェン〇ンのコンデンサはカップリングに使うと、音が毛羽立つとか。

そしてその情報を使って自作してみるのです。

 よい音、つまり情報量が多く、迫力がある音を手に入れるとどんなメリットがありますか。

たとえばライブレコードが生々しくなり、録音されたその夜に自分もそのジャズのライブハウスにいるような錯覚を覚えます。

 私はよく、酔っ払いながらライブCDを聴いてると、席でやたら声を出してる客(の声の方)に向かって、うるざいぞ、だまってろ、とどなることがあります。

 この雰囲気を手にいれるために、お金をかけずにこつこつ作ったり、中古品を集めたりしました。40年前の部品もきれいに磨いて、塗装して使っているのです。

オピニオンリーダーに言われて10万円、20万円単位の出費をするのも結構。でもこつこつやって好きな音を手に入れたときはその達成感が違ってきます。

要は頼る人を他人から自分へ、所謂卒業して一人で歩いてみてはどうですかということです。

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