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2008年10月

2008年10月31日 (金)

定額減税・クーポン券またやるんですか

公明党が言い出して自民党とまた選挙前の人気取りで国民に一時金を出すんですって。何年か前にも同様に両党が商品券を配ったことがありますね。

そのときのことを思い出してみると、目的は「経済活性化のために」だったように思います。結果どうだったか。各家庭は生活費に使ったり、貯金したりそれぞれの使い道でしたが、経済は活性化しませんでした。当然でしょうね。

今回はさすがに経済の活性化は口にしていません。今回の目的は生活援助なのでしょうが本音を言えば

「お金をあげるから、われわれの政党に投票してね」というところでしょう。

これって選挙運動に関する買収に当たりませんか。しかも源資は税金から出そうとしてるわけです。自分たちの活動費からではないのです。二重によくないことをしようとしているように思えるのですが、彼らは捕まらないのですか?

にも関わらず麻生総理は、三年後に消費税を上げることを明言しています。

選挙目当てに生活援助の名目でお金を1回のみ渡すが、先々は消費税をあげるから、ずーっとずーっと税金を払ってもらいますよ、ということですよね。

ひとを馬鹿にしているようにしか思えないのです。こんなことしか発想できない政治勢力はもうお引取り願ってもらってよろしいのでは。

一時金ではなく、継続的な補助(児童や高齢者の医療負担の無料化など)こそが必要であり、消費税を上げる前に、無駄な税金の使い道を無くす、5兆円と言われる防衛費を米国の言われるままに差し出す前に中身を精査して無駄な部分を減らすこと、大もうけしている大企業から適正な税金を払ってもらうことなど、財源の見直しをまず実行することこそが政府与党の役目ではないでしょうか。

おそらく政権交代が実現したら、政府・官僚・財界がいかに税金に群がって無駄遣いしていたかがはっきりすると思います。今また、役所が税金を裏金化していることが小出しで見つかって国民の怒りを買っていますが、政権交代したらとんでもないことが発見されて売国奴追放運動に発展するかもしれません。ああこわいこわい。

2008年10月29日 (水)

服装、態度が悪いから高校入試不合格

神奈川県立神田高校が2006年から、入試の際に服装や、態度が悪いからと合格点に達していた受験生を不合格にしていました。まじめな他の高校生によくない影響があるとの理由でした。

教育委員会からは問題があるとして、不合格者の転入措置を考えているそうです。

私は、不合格の処置は間違っていないと思います。服装が悪いということはルールを守っていないということ。態度が悪いというのは注意されても、謙虚に従えないということです。

そんな基本的なことが守れない子供が、高校に来てもらっては困る。これは至極当然です。その子らの親、本人が今一度自分たちの生活態度を振り返り、中学時代に周囲にどんな迷惑をかけたか素直に考えてみるべきでしょう。点数が取れているんだから入れて欲しいなら、生活態度を改めることが条件です。

私は不合格は当然だと考えます。

2008年10月24日 (金)

音が変わることとよくなることは別問題

先般テレビを見ていたら、若手男性俳優がオーディオにすごく凝っていて、秋葉原テレ○ンで欧州のモニターSPなどそのお店のお勧めセットを購入し、楽しんでいるとのことでした。

私の知人もテレ○ンの同じ推奨セットを、家族に価格を一桁嘘をついて手に入れて楽しんでいることを思い出しました。ここまでは微笑んで見ていたのですが、俳優はケーブルを変えると音が驚異的によくなる、つまり情報量が劇的に増えて、とてもよい音になる。といいながらあるケーブルを出しました。

ホストの木梨ノリタケ氏が値段を聞いたら、「400万円したんですよ」との回答。俳優って儲かるんですね。

スタジオ中のタレントが驚きの声を上げたのは無理もありません。確かに音は変わるのでしょう。突然切り替えて比較視聴すると、耳のよい人はその差を極端に感じてしまうことがあります。私も30代の頃はそうでした。

耳を研ぎ澄ませて、カップリングコンデンサを、スプラグビタミンQやゾーレン、ERO、オレンジドロップ、ASCと次々に取り替えて音が変わった!と喜んだものです。

今思えば、事前にこのコンデンサはこういう傾向の音だと聴かされていたので、多分にバイアスがかかった聴き方をしていたかもしれません。その音の傾向を少し感じるだけでも、極端な差に感じてしまっていたのかもしれません。

 あるとき、PX4シングルアンプの自己バイアス回路に銀タンタルコンデンサ(四角の金属ケース入り)を付けてみたことがあります。ピラピラとてもきらびやかな音になりました。

おおすごいと、前段も銀タンタルに変更。さらにきらびやかさが増し賑やかに。しかしまてよと自分を冷静にし、きらびやかな音で再生されているのはピアノだ。ではチェロはどうだ、ウッドベースはどうだと、ソースを変えて聴いてみると、低音楽器では不自然さを感じました。

なにごとも大事なのはバランスだとわかりました。音が変わる=よくなる、は成立しないということ。最近では突然聴かされたアンプのカップリングコンデンサのメーカーを問われても、回答する自信がありません。

本当によい音というのは、聴いたときも、聴いてしばらく経ったあとも、2・3日後になってもあの時に聴いた音はいい音だったなあと思い出すような音ではないでしょうか。

俳優の彼は音の違いの驚きに400万円投資した訳です。彼がそれで満足ならそれはそれで彼もテレ○ンも双方幸せでよいことだと思います。

私に400万円あったらケーブルではなく、パラゴンとA5を1セットずつ買います。実際には置くところがないのですが。

2008年10月22日 (水)

パラプッシュプルアンプ⑨シャーシ加工のときのバリの取り方、工具たち

レイアウトの決定第2弾で加工方法の話をしました。もれがありましたのでここで追補します。

ハンドドリル、リーマーを使って穴あけした場合、加工の裏面にバリが出ます。これを当然取り除く必要があります。その方法について説明します。

1.φ3~φ4程度のドリル加工時のバリ取り

 ハンドドリルに径の大きなドリル刃(φ6程度)をセットします。バリが出ている裏面の穴にφ6のドリル刃を乗せます。このとき下向きの力は加えず、ハンドドリルの自重だけを加えておきます。そしてゆっくり3週程度、ドリルを回します。すると穴の渕に付いていたバリがとれ、穴の渕が少し削られた形になります。これでバリ取り完了です。これも何回か続けてやればこつが習得できます。

2.φ10~φ13のリーマで広げた穴のバリ取り

リーマを使うと裏面に盛大にバリが出ます。厄介です。このときはφ6程度の丸ヤスリを使い、穴の内径に沿って、まんべんなく、ヤスリがけをします。コツはヤスリを垂直、とにかく穴の周囲をまんべんなく少しずつ広げること。そのうちにバリが取れます。

3.PT用トランスの角穴を空けるための、途中段階として、断面が丸穴の連続で、がたがたにでっぱりがある場合

ハンドニブラを使ってでっぱり部分一箇所づつカットしていきます。ある程度直線に近づけておけば、ヤスリがけのときに楽です。

ハンドニブラは便利です。2mm厚のアルミも食いちぎれますので、アルミ板の荒外形加工とか、金きりノコの代わりに長いアルミ材料の切断にも使えます。

大事なのはこの穴はこの道具・加工法でいくという手順を決めておくこと。

私なりの手順は

1.φ3の穴(ソケット固定、ラグ端子固定穴、一般小径穴)→ドリル加工+バリとり(以下略)

2.φ6~φ13の穴 (スイッチ用穴、VR用、ヒューズソケット等)→ ドリル加工+リーマ、

3.φ15、20、30、穴(ACアウトレットコネクタ、MT管ソケット穴、GT管ソケット穴)→ドリル+リーマ+シャーシパンチ

4.PT及びOPT用各穴→ドリル穴、横一列加工4辺→ニッパーによる連結部カット→プラスティックハンマーによるうち抜き→ハンドニブラによるでっぱり部分食いちぎり→ヤスリがけ

これらに必要な工具

・ハンドドリル(購入時手にとってまわしてチャックがぶれなく回ることを確認すること)

・ドリル刃 φ2.5 φ3.2 φ4 φ6(バリ取り用)  いずれもJISマーク入り品

・リーマφ20とφ30の2種。細い方はφ3.2穴に刺し込み可能

・シャーシパンチ(φ15 φ20、φ30) ホーザン製(公称アルミ1.5mmまで加工可だが、  実際は2mmまで可)

・ハンドニブラ ホーザン製

・ヤスリ ①φ3丸ヤスリ ②φ6丸ヤスリ  ③表平面・裏丸ヤスリ(幅8mm)  ④平ヤス    

リ幅20mm長さ30mm

①は穴拡大および中心補正用 ②φ8以上の穴の位置補正、拡大およびバリ取り

③カット付き丸穴等異形穴加工 ④トランス角穴等の荒整形

さらにあればとても便利なものは、ワークベンチ(3千円~5千円)、簡易バイス(ワークベンチに固定)、卓上ボール盤(7千円~2万円)です。

バリとりの説明が、再度の加工と工具の説明になってしまいました。

自分だけのアンプをつくりたいならこれらの工具をそろえてみましょう。もうそろそろキットは卒業しませんか。色んなトランスや真空管が自由に使えます。なぜならどんな大きさ、形のものでも、自分で自由にシャーシ加工ができれば、問題なく使えるのですから。        

マイルスがステージから降りてきた

今日は岡山にいます。今週は土曜まで出張。週末に自宅にいられるのは日曜だけです。次の週の準備もありアンプ製作は進みそうにありません。

そこで今日はマイルスを見に行ったときのことを書きます。昔タバコ会社に勢いがあった頃、セレクト・ライブアンダー・ザ・スカイというコンサートが87年、88年と続けて日本で開催されました。当時私は大阪にいて、2年続けてマイルスバンドを聴きに万博公演に出かけたのです。

わすれもしない87年。マイルスは若手を引き連れて、圧倒的な演奏を繰り広げました。本当に存在感がありました。音もアタッチメントのせいなのか、きれいでミストーンなんかありません。このころが一番いい音を出していたと思います。

どんなフレーズを吹いても大阪のファンはすごい反応でした。マイルスは嬉しくなったのか演奏途中に、なんとステージから降りてきたのです。そしてあたりをうろつき始めました。

みんなが近づこうと前に進みましたが、警備員が立ちはだかります。私は何とか5mくらいのとこまで迫りました。

後に自伝で、彼は大好きな国として、香港、日本、ブラジルをあげています。コンサートでの観客の反応が嬉しかったのでしょう。

どんどん演奏が進み、最後の曲を終えると引っ込んでしまいました。それでも観衆の拍手は止みません。私も痛いほど手を叩きました。

するとマイルスが一人で突然ステージに現れたのです。割れんばかりの歓声の中、ゆっくりとしたバラードを拭き始めたのです。みんなは一音でも聞き逃すまいと、急に水を打ったように静かになりました。あわてて若手のKb奏者がでてきて、バッキングを勤めました。

しばらく、やさしくて、切ないバラードが鳴り響いていました。ふとマイルスは手をとめて、両方の手のひらを前にむけ、それを小刻みに振ったのです。それは「もう終わりだよ、お別れだよ」という合図でした。

くるっと振りむいてステージのうしろに歩き始めました。みんなは、別れを覚悟して、そして感謝の意味をこめて「ウォーッ」という声と拍手を送ったのです。

マイルスは後をむいたまま、トランペットを持ったほうの腕を高くあげてそれに答えたのです。そして去っていきました。

私はしばらく、拍手をしていましたが、疲れて椅子の上に座り込んでしまいました。

あのフレーズは今でも忘れません。演奏スタイルはどんどん変えたけど、マイルスは若い頃からいつもあのフレーズを吹いていたから。

2008年10月19日 (日)

パラプッシュプルアンプ⑧やっとここまで

この土日でやっと、シャーシ、ケース完成の目鼻がつきました。この段階での残り作業はフロントパネルのメーター穴追加加工。ケース天板の折まげ及び取り付けのためのL型金具の加工。そしてフロントパネル及び天板の塗装。ブロックコンデンサのシャーシ内取付用L字金具の加工。サイド板の塗装。

 しかしながらモノラル2台構成なので、これがもう1台なのです。年内完成できればよいかなと思っています。Img_0507 Img_0506フロントパネルの中央下部はバイアス調整用のVRのネジ部分を丸穴から調整できるようにしています。普段は小さなアルミプレートでカバーしておきます。このプレートもフロントパネルにネジ加工して着脱自由にしました。

サイドのパイン集製材は塗装も加工もしやすく、設計の自由度があります。

加工が2台完成すれば、シャーシ内部品配置(実態配線図)の決定です。

これも追ってレイアウト決定第3弾で報告いたします。

また来週月曜から土曜まで、大分、岡山、徳島、横浜と出張です。ではまた。

自作測定器の内部構造

Img_0509_2 先日外観写真だけ載せましたが、少し不親切なので内部写真を掲載します。(下の写真)

右が正弦波歪率計49B、左が状態変数型発振器50Cです。

49Bは前面より左に3種の周波数用のノッチフィルター基板が上から3枚、写真では見えませんが一番下には、低電圧信号を増幅するための入力アンプ(20dB)と出力アンプ(1.5倍)を一枚基板に収めたものがあります。

その右横が真の実効値演算用のOPアンプAD536Aを実装したメーター駆動基板です。このアナログデバイス社のOPアンプとC、R、VR数個で正確に歪波形の実効値が表示できます。メーターは基本的に1mAフルスケール、内部抵抗100Ωの直流電流計であればOKです。つまり0.1Vフルスケールの直流電圧計として使うのです。より大きなレンジにするには、倍率器として抵抗をつけ、レンジごとに切り替えればOK。

後の小さなアルミケースには電源部を押し込めました。一般的な±17Vの電源です。シールド効果はあまりないようです。49Bの正面パネルの大きさは12cm×20cmで意外とコンパクトです。

歪率計はツインT型三段構成ですが、真空管アンプ専用なら二段でも十分かもしれません。また被測定入力電圧を、0.7V以上に限るなら入力アンプは不要です。このアンプ自体OPアンプの歪の制約をうけ、内部発生歪が0.0015%程度あります。製作手順としては、手始めに1KHZの基板のみ作り、うまくいけば、100Hz、10KHzと追加すればよいと思います。

こつこつ、確認しながら作業するのがベストの方法です。CQ出版に問い合わせすれば、廃版書籍でも、関連部分の記事だけコピーサービスしてもらえるかもしれません。

50Cは発振回路基板が手前、その下には見えませんがATT基板があります。-10、-20、-30、-40dB切り替えとしました。これにより8V、2.5V、0.8V、0.25V、0.08Vの可変が可能ですが、-40dBは必要ないようです。ATT回路は「作りながら学ぶエレクトロニクス測定器:本多平八郎著」のP35にあります。この本は古い書籍店や電子パーツ店においてあるかも知れません。広島市銀山町(かなやまちょう)の松本無線パーツ2Fには1冊ありました。

50Cの元ネタはトランジスタ技術2003年7月号P237の「わかるアナログ回路教室:馬場清太郎氏」の記事です。記事では1KHzのみの発振で回路図のみの掲載でしたが、CRを追加して3周波数発振としました。馬場氏には3周波数発振の可否で直接質問し大変丁寧なご指導をいただきました。

こちらはコピーサービスが受けられます。参考に私が作成したパターン図(部品面からの透視)を付けます。パターンを追いかければ回路、パーツの値も特定できると思います。(上の写真) 電源部は一般的な±15Vのものです。「つくりながら・・・」の書籍にも電源回路は出ています。50Cの方は作りやすいので自作に興味のある方は是非トライしてみてください。Img_0508_2

2008年10月15日 (水)

自作の測定器たち

50歳になる前に、正弦波歪率計をつくろうとケースから製作しました。基本回路はツインT型ブリッジを三段構成で、10%、1%、0.1%のレンジで測定できるようにしました。測定周波数は100、1K、10kHzの3種。各周波数ごとにツインT型三段の基板を作りました。

元ネタはCQ出版の「作りながら学ぶエレクトロニクス測定器:本多平八郎著」にあった記事です。残念ながら廃版になっています。

記事では100,1k,20kHzでしたが、高い方を10KHzに変えました。またメーター部分はなく外部の交流電圧計を使用する構成でしたが、アナログデバイスのAD536Aという実効値演算素子を使ってメーターを組み込みました。

記事は回路と部品表と基板を写したモノクロ写真しかなく、実装状態や部品のピン配置の情報もありません。著者は自分で考えてつくりなさいよという方針です。

写真から部品Noを特定し、分からないところは自分なりにアレンジして、基板実装図を起こしました。

4ヶ月かかりでこつこつ、とにかくゆっくり確認しながら260個のパーツ類を半田付けしていきました。リレーのピン配を間違えたりとか調整方法を勘違いしたりで苦労もありましたが、何とか完成。40代最後に作ったB級品という意味で49Bと名づけました。

Img_0503_2 上に乗っている発振器も製作しました。

こちらは50歳になってつくったので50C。

状態変数型とよばれるものです。この発振器は低歪率で100Hz(8V出力)で0.009%、1KHz(〃)で0.0008%、10KHz(〃)で0.0015%。これも49Bで測定したのです。

歪率計はメーター回路をつけず、外観にこだわらず、性能優先なら、手持ちの部品等を利用すれば1万5千円程度でできると思います。発振器も安く上げれば6千円程度です。

この2台は本当に重宝しています。真空管アンプ測定には、これほどの精度は必要ないのでもったいないくらいです。

郵政民営化と米国年次改革要望書

前回改正派遣法は米国の要求だとお話しました。実は2005年の米国からの要望書の中には「郵便制度を民営化しろ」という項目が入っていました。

米国のねらいはずばり、何百兆円という郵便局が保有している、郵貯や保険類の顧客の預金です。

民営化させて、もし郵便局制度が破綻したら、米国のファンドが預金もろとも郵便局を買取り巨額な預金を手にいれようと考えたからです。

要望書を押し付けられた当時の小泉首相は「公務員制度改革」を目的にすりかえ民営化を推し進めました。しかしながら郵便局員はもともと公務員ではないのです。その給与は一般の企業と同じように売上からでていました。

小泉首相は雇用が保護されている公務員に対する、民間企業に勤めている国民の心情を利用し、「公務員制度改革」→「郵政民営化」という図式を描き、これを百回以上繰り返し、正当化してしまったのです。そのおかしさに気づいた議員たちは離反していきました。

結果、民営化施行から1年になりますが、郵便制度と貯金制度が切り離されたため、田舎のお年よりは、郵便物配達がてら貯金を下ろしたものを局員に持ってきてもらうことができなくなったり、郵便局減らしたため地方の配達の切捨てが行われました。

窓口も当初はトヨタ式サービスの向上訓練などもやっていましたが、サービス自体は飛躍的に向上したとは思われません。

結局儲かったのはカンバンやさん、パンフの印刷屋くらいでしょうか。

ここで疑問があります。なぜ政府と官僚は米国の要望をああも無条件に実現しようとするのでしょうか。人が他人の言うとおりに動くという事実の背景は3つの理由が考えられます。

1.脅迫されている  2.その人が好きでたまらない、頼まれたらなんでも叶えてあげたい  3.お金をもらっている

政府官僚には上記のどれかが該当していると思われます。2ではないでしょう。

それからメデイアにお願いしたいこと。毎年の改革要望書を電波・紙面で公表し国民に知らせてほしい。要望書が日本の主要な法律改正を決めているというおかしな現実を報道して欲しいのです。芸能人のアホさを競いあうとか、芸能人お勉強番組ばかりを放送する余裕があるなら、こうしたことなどもTVでやって欲しいのです。

2008年10月13日 (月)

派遣社員が増えた原因

正規雇用されず、派遣社員として働いている若者が増えています。なかなか給与も増えず、将来に不安を持っている人がどんどん増えています。

なぜこのような現状に至ったか、誰がこのような雇用形態の普及を言い出したか、ご存知でしょうか。回答を言うとこれらはアメリカの要求なのです。

皆さんは年次改革要望書(正式名:日米規制改革及び競争政策イニシアチブに基づく日本国政府への米国政府要望書」というものをご存知ですか。

これらは、分かりやすく言えば、アメリカが日本政府に対して、こと細かにアメリカの国益優先のためにああしろ、こうしろと毎年要求書にして突きつけられているものです。

この一環として派遣法を改正しろと、米国が要求してきたのです。これを受け、企業がいとも簡単に従業員の首を切れ、都合のいいように労働力を扱えるような、改正案が国会で成立したのです。

ではなぜ米国が改正を要求してきたか。90年代のある年に日本は経済成長率で米国を抜いてしまいました。危機を感じた米国は、この成長をささえているのは一体なんだろうと、こと細かに分析しました。その結果分かったことは、日本の終身雇用制です。

これが日本人の勤労意識を高めていると判断したのです。ならばこの終身雇用度を壊す必要があると。そのために改正派遣法の導入を「改善要望書」で要求してきたのです。

 これを受けた政府と官僚は、国会でこの改正案を通すよう動いたのです。

政府は日本という国を米国に売り渡しているといってもよいくらいです。なぜそこまで米国に従うのでしょうか。

不思議でたまりません。

 

2008年10月12日 (日)

日本国中嘘つきだらけ

最近国選弁護人が嘘の業務実施回数を申告したとしてニュースになりました。弁護士も嘘を

ついていました。

教師も嘘の採点をして知人の子息を教師にしていました。社保庁の職員も年金手続きで嘘

をついていました。

食品会社も、産地や賞味期限で嘘をついていました。政治家も来年の何月まで不明の年金

を1件残らず調べ上げると嘘をつきました。政治家はまた自分の学歴で嘘を申告していまし

た。政治家はいつも思ってることを正直に述べて、やめていきました。会社の社長も投資し

てくれれば儲けさせてあげると嘘をつきました。建築やさんも、この建物は強い地震が来て

も倒れませんと嘘をつきました。大学教授も他人の研究成果を私のものと嘘をつきました。

テレビ局も番組内容に演出を入れて視聴者を騙しました。オレオレと若者のグループがお年

寄りから貯蓄を騙し取りました。

 不安になったので嘘をつかない人を捜してみました。私とマイルス・デイヴィスの二人だ

けでした。

2008年10月11日 (土)

真空管アンプのレイアウト決定第2弾

前回、レイアウトの各区域ごとの流れのお話をしましたが。今日はもっと突っ込んだ話です。

1.アンプをカチッとしたイメージにするレイアウト方法

 いわゆるアンプ自体が鉄の塊であるかのような印象をもたせるのです。つまり、アンプの後ろ側に、シャーシ長手方向にトランス類を隙間を小さくして並べるのです。隙間は3mm~5mm程度。シャーシの外形とトランスまではやはり3mm~5mm。

角型のトランスを使えばよりベターです。そのときのコツは、各トランス間の隙間は全て同じに。さらに隙間なく並んだトランス類がシャーシ長手にぴったり収まるようにすること。

例として、シャーシの全長が400mmの場合、OPTの長手方向を100mm、チョークコイルの長手方向を82mm、PTの長手方向が110mmであれば、OPTは2個だから、

100mm×2+82mm+110mm=392mm、隙間分が8mmしか取れないから、チョークを90°回転させて75mmとすると、7mm稼げるから、隙間はトータルで15mm。この15mmに対しトランス間の隙間3箇所とシャーシからトランスまでの両端の隙間2箇所で隙間は計5箇所。

よって15mm÷5箇所=3mmで隙間が決まります。

あいにく、PTもOPTも110mmでチョークコイルと合わせて400mmをオーバーするなら、コアの方向に注意しながら、各トランスを90°回転させて、何とか工夫して入れ込む。同じ大きさのトランスなら全て同じ向きにする、などの考慮も必要です。

最近のトランスは磁気シールドがしっかりしており、トランス間の影響はあまりありません。鉄心断面積層面が見えているものは、向きを考慮します。角型ケース入りならまず大丈夫です。

ブロックコンデンサは、金具にとりつけ、シャーシ内に納めるとさらにカチッとします。Img_0271

このアンプが事例になります。このときはオイルコンをはさみ、チョークを前に持ってきました。

前面に真空管が並び、トランスを従えた印象にしました。

2.シャーシ内空間設計

PTなどがシャーシ外形ぎりぎりにくると、内部にも注意が必要です。SWやヒューズホルダ、ACコネクタなどがPTの取付ネジや、巻き線や端子にぶつからないように、配慮します。

そのためには、PTまわりだけのシャーシ内部の図を原寸で描きます。つまりトランスのネジ4本と巻き線部分と端子の絵を描くのです。シャーシの高さが50mmならヒューズ類は真ん中の高さ25mmのところに置くとして、実際にヒューズをシャーシに取り付けた位置に持ってきて、ヒューズの端子部先端がPT巻き線の何処に来るかを確認します。

 巻き線はもちろんシャーシ内のどこまでの高さに来るかを確認しておき、それぞれがどれくらい離れているかをシミュレーションするのです。

当たりそうなら、ヒューズを横にずらすなり、短いものに変えるなり検討します。ACコネクタやさらには前面に取り付ける、SWやVRなどもトランスに限らず、中にある他のパーツと当たり具合を見ます。

大事なことは高さ方向も確認することです。逆にシャーシ高さが70mmあればPTの巻き線が低くなり、ヒューズが近くても高さの違いで当たらないこともあります。

このように、外と中を確認しながら決めて行きます。慣れればこの確認さえも楽しい設計時間になるのです。参考になりましたでしょうか。

2008年10月 9日 (木)

パラプッシュプルアンプ⑦使ってみたい部品

仕事柄日本国中を回ります。当然、秋葉原や大阪日本橋は足を伸ばします。先日ついに午前中秋葉原、午後日本橋で買い物をしました。

最近よく行くのは広島市銀山町(かなやまちょう)にある松本無線です。2F、3F,4Fと3つのフロアが全て電子部品店です。2回は正規品(新品)の店ですが奥にに行くほど希少なコンデンサや抵抗が安く売っています。

2Fはジャンク店でときどき高価なロータリーSWが500円で置いてあったり、きれいな交流電圧計が3千円程度で置いてあったりします。業務用機器からはずされた部品で一杯で見ているだけで楽しくなります。

そして3Fは一般の新品がメインで奥には業務用のものが格安で置いてあります。4Fは真空管オーディオと中古部品の店、やさしいご主人は熱心なオーディオファンだと分かると、いきなり部品を半額にしてくれます。松下のカップリングコンデンサ0.1μ400V(よくガレージメーカ機器に使われる)が1個100円だったりします。当然8個単位で買い占めます。テクトロのオシロがときどき数万円で棚にあったりします。

この店で先日中古VRが3段衣装ケース2つにゴッソリ入れられているのを見つけました。ご主人に頼んで、ケースの前のものをどけてもらい、中をごそごそさがしたら、いいものがありました。

Img_0488 25KΩの密閉型、帝通と文字があります。パラプッシュプルのバイアス調整用にもってこいです。何とか8個探したら9個見つかりました。

ケースには1個200円とかいてありましたが、ご主人のとこに持っていくと、私が熱心に捜していたのが原因か100円でいいよ、といわれました。

嬉しくて、帰りは新幹線の中で手にとってずーっと眺めていました。7609と文字が入っています。

1976年製造の帝国通信工業いわゆるノーブル製。32年前の工業製品は生産性度外視で、しっかり作られています。回した感触が手ごたえがあり、重厚な印象です。いまのペナペナしたものとは見た目のデザインからして違います。付属の菊座のワッシャーも厚みのあるものです。

 これを4個アルミのL字金具に並べて、フロントパネルからドライバーで回して調整しよう、普段はVRの頭の部分はアルミ化粧プレートで隠しておくようにしよう、と構想が広がります。

信号が通る部分でもないし、きちんと働いてくれることを期待して32年ぶりに出番を与えてみようと思います。

2008年10月 8日 (水)

パラプッシュプルアンプ⑥色んなトランスを使ったけれど

パラプッシュプルアンプに使用する出力トランスはハットオーディオ(茨城県土浦市)のHO-90-2.5に決めました。以前4種のトランスの比較試聴をしたことがあります。

 カソード結合・EL34PPアンプで、次々にOPTをつなぎ変えて実施しました。

1.ラックスOY-15-3.6KHP

2.パートリッジK7884(EL34はいい球ですの添付写真にあり) 

3.タムラF7021(パーマロイ含有)

4.ハットオーディオラボHO-90-5

結果、独断をお許しください。ジャズの演奏をスタジオの中で聴いているような音が好きな男の独りよがりをお許しください。上記のいずれかのトランスを愛好されている方お許しください。再度、結果は

1.ラックスは設計仕様がやはり古く、挿入損失が大きいため、小音量時の情報の欠落が少し気になります。但し2~3W程度以上出すと、快調になってくれます。何より見た目がカッコいい。でも売ってしまいました。

2.10年くらい前まだP&Cが水道橋にあったころに、ご主人の倉島さんから購入しました。「いい音しますよ。実際はパートリッジがフランスのメーカーに作らせてるんですけどね」本当にいい音がします。今でも手放すことなく使っています。鉄心や銅線の材料が違うのでしょうか、日本のトランスからは出てこない音です。色気のある欧州の音味がします。今ではもう手に入らないようです。ただ私の技術力の低さからかNFマージンが小さく、やや不安定な一面もあります。

3.鳴らしてびっくり、すごく美しい音。情報量豊か、音の輪郭ばっちり。竜宮城でなっているような音。実際のソースを超越した音。すご過ぎて落ち着かず10年前買った値段の1.5倍の価格で売ってしまいました。

4.合わせカバーで1万7千円。安い。情報量多く、低音もしっかりしています。ただ重たいだけの低音ではなく、まとまっていて音階もはっきり分かります。ただしカラッとしたなり方ではなく落ち着いた、余裕のある鳴り方をします。90W搾り出せます。周波数特性をみても0Hzで減衰0dB。落ちないのです。

以上からハットオーディオにパラPP用のトランスを特注しました。一次側負荷インピーダンス2.5KΩでULタップ付き、特注ですが1万7千円です。

来週の始めに届きます。PTはタンゴMS330(倍電圧式)。主要部品が揃う予定です。

パラプッシュプルアンプ⑤そんなに近くていいんでしょうか。

トランスと真空管の距離。これが最近気になります。ガレージメーカーのアンプをみると、300BとOPTの距離が10㎜程度しか離れてものもあります。

いわゆる熱設計に関することですが、冬場はともかく、夏場はトランスは球の熱で相当高温になります。私は何とか25㎜は離すようにしているのですが、それでも夏場はトランスが熱くなります。

あるガレージメーカーの方がトランスは100℃でも大丈夫、とおっしゃっていました。がっしりしたケースに入っているものは、中まで熱によるダメージが来ないのかもしれません。

しかし、私がかつて経験したことがあります。○水のPV175という古いPTを会社の先輩に譲ってもらったことがあります。納屋に放っておいた、水分も吸ったりしてるかも知れないとのことでした。その時点で10数年経っていたものです。これをさらに数年つかっていたところ、ある日巻線が焼けてしまったのです。分解してみると絶縁紙の熱履歴による焼け、それによるショートが原因でした。

確かに20年近く使用するということは寿命を超えていたかもしれません。保管状況にも問題があったかもしれません。絶縁紙の耐熱性、耐候性に関する品質上の問題かも知れません。やはり第一に考慮すべきは、トランスに熱をかけない配慮です。

 余裕があれば30㎜程度以上は離しましょう。真空管のソケット周囲には放熱穴を開けましょう。熱の伝わり方は距離の2乗に反比例します。離せば離すほど熱くならないのです。末永く使い続けるには、ちょっとした手当てをしてやることです。

2008年10月 6日 (月)

僕はプレスリーが大好き

中学生のときに、衛生中継でエルヴィス・プレスリーのハワイ・コンサートを見ました。もちろんテレビで。おかしな話ですが、プレスリーの顔さえ知らずに初めて見たのです。

みんな白いジャンプスーツに裾の広がったズボンで、どれがプレスリーだか分かりませんでした。マイクを持っている人をみて、この人がそうなんだ、程度の印象でした。でかくて余り動かず、曲の最後だけ、腕を広げたり、ギターを抱え上げたりしてポーズを決めるので、少しこっけいでした。

次の日学校で、タオルを首にかけ、その格好のマネをしたら、受けました。一度受けると今度は歌まで真似したくなり、レコードを手に入れました。よく聞き取れない歌声と添付の歌詞カードをくらべながら辞書を片手に訳していきました。

その結果分かったことは、殆ど深い意味のない、「好きだ、惚れた、俺のものになってくれ」とか「君にふられて、心がはりさけそう」とかそんなチンたらした歌ばかりだということ。

それから、彼の言葉は南部なまり(メンフィス・テネシー州あたりの)がきつくて、アメリカ人でもよく聞き取れなかったということ。

デビュー当時の曲の中で一番好きなのは「THAT'S ALL RIGHT MAMA.」  テンポがよくて声の出し方も好きで、彼が喉の形をいろいろ変えながら、低い声から、ヒーッというような高い声まで、うまくコントロールしているのがまた、気に入っているのです。

ロックンロールというジャンルは彼以前にチャック・ベリーらの黒人がすでに歌っていました。だけどやはり商業的にメジャーにしたのは、白人大衆を感動させる必要がある、ハンサムな白人青年でなければならなかったのです。

ジャズメンのマイルス・デイヴィスに言わせれば、「白はすぐ黒の真似をする」といったところでしょうか。

ある程度の曲を覚えたら、次はビートルズの曲を覚えていきました。

結果として私は、プレスリーの歌はソラで30曲くらい歌えるようになり、大学受験時の英語の偏差値が70くらいに上がりました。

「思い出の指輪」という曲がありますが、これは誤訳で正しくは「思い出のネックレス」なのです。

パラプッシュプルアンプ④シャーシ加工途中経過

先般レイアウトがマランツ#9に似ていると申し上げました。とりあえずPTだけ乗せたシャーシとフロントパネルの大まかな部品配置がわかるよう撮影しました。デジカメ素人なんであまりうまく撮れていません。ごめんなさい。

このレイアウトは合理的なんですが、SPの出力とFUSEはどうしてもフロントパネルに持ってくる必要があります。これは実際やってみてよく分かりました。マランツは入力端子もフロントに持ってきています。Img_0486

正面の角メーターは、パネルに窓を明けて、その後に持ってくるようにします。でかいパイロットランプか小さなLED赤かで迷っています。

また回路も、やはりウィリアムソンにしようかと迷っています。初段、電圧増幅段(MT管2本分)を70mm×100mmのスペースに押し込む必要があります。

今迷っています。

2008年10月 5日 (日)

パラプッシュプルアンプ③ネジタップの加工法

先般、ネジタップ加工を身につけておけば、シャーシ設計の幅が広がるとお話ししました。今日はその説明をします。コツを言えば

1.JISマークの入った工具を使用すること。工具は取っ手とその中に固定して使うタップ。それから下穴を事前に開けるためのドリル刃。

Img_0484_5  2.加工は加工面に対し正確に垂直を維持しながら行う。

 3.回転させてネジを切っているときは、丁寧に回し、必要以上に      大きな力で押さえない。 また強引に引っこ抜かない。

 以上の3項目。

加工方法を実際に説明します。M3のネジ用のタップ加工を例に話をします。

加工される金属は少なくとも1.5mmの厚みが必要です。M3のISOネジならネジのピッチから、1.5mm厚みの中にネジやまが3本刻まれることになります。2mm厚なら4本で締め付け時更にしっかりしてきます。

まず下穴をφ2.5のJISドリル刃で垂直に明けます。次に取っ手にφ3タップをセットし、下穴に垂直に立てます。現在のφ2.5穴をネジやまを切りながら、φ3に拡大していくのです。

上からみて、取っ手を時計方向に90°ゆっくり 回します。次に反対方向に90°ゆっくり回しながら戻します。この戻すときに結構手に反発力を感じます。この反発力こそがネジやまが形成されている証拠なのです。

さらに、時計方向に90°回し、加工が終わっているところに持ってきます。そして再度90°時計方向に回しあらたにネジを切り、またゆっくり90°戻します。この段階で180°ネジやまができていることになります。

1.5mm厚ならこの動作を6回繰り返せば、ネジやまが貫通することになります。できたら実際にネジを回して入れてみます。どうですか、垂直になっていなければ、ネジは斜めに沈んでいきます。

何度も言いますが注意点は、垂直を保ちながら、丁寧にゆっくり回していくことです。押さえるのではなく、回すという気持です。力まかせに押さえつけてしまうと、ネジやまが壊れ、いわゆる「ネジがウマシカになった」のと同じ現象になります。

3回連続やってみればコツを覚えます。今回90°づつの推進でお話しましたが、慣れれば180°推進でもできるようになります。

これが身につけば、ナットなし、ネジ1本で締め付け固定ができるようになります。シャーシの底板固定用のネジ穴もOK、底板なしなんてパンツはいてないみたいで風引きますよ。ナットで止めるには狭すぎるところ等にも有用です。

是非トライしてみてください。

トゥ・ヤング・トゥ・ゴゥ・ステディ

私の好きなジャズメンにジョン・コルトレーンというサックス奏者がいます。彼の超有名なアルバムにバラッズというのがあります。

ゆっくりとした、バラードナンバーばかりを集めたアルバムです。その中に「トゥ・ヤング・トゥ・ゴゥ・ステディ」という曲があります。訳すと「幼すぎてステディな付き合いができない」

若さゆえ、自分のことが優先で、相手を傷つけてしまい、長く続かないといったところでしょうか。かわいそうな若者に対する、なぐさめ、さびしさ、やれやれといった気持がこの曲全体のテーマになっています。

若者から大人へのターニングポイントが、恋から愛への変化点なのでしょうか。恋とは人や物を好きになること、愛とはその対象に責任を持つという覚悟をきめること。

ある日彼が、移り気をやめてあなたのことを大事にし始めてくれたら、彼も覚悟を決めて大人になった、ということでしょう。

それがいつなのか、何がそのきっかけになるかは、分かりません。本人しか分からないのです。私の場合は恥ずかしながら、相手から涙で訴えられたからですが。

しかしながら、世の中自分のことばかり主張して、愛のない人が増えましたね。年齢関係なしですからね。

2008年10月 4日 (土)

真空管アンプのレイアウトの決め方

キットはもう何台も作ったことはあるけど、完全自作に踏み出せない方も多いと思います。理由は

①回路が設計できない。

②レイアウト決定ができない。

③シャーシ加工に自信がない。

というところでしょうか。これらをひとつひとつ見ていくと、①に関しては、球アンプの回路はすでに完成されていて、とりたてて新しい回路を考える必要はありません。手っ取り早い話、雑誌の発表記事をそのまま踏襲して、レイアウトやシャーシの形だけを変えてもかまいません。回路は使用する球の種類により、C,Rの値がすこしづつ変わる程度です。

②に関しても、アンプのレイアウトは左右反転対象を除けば、大体3種から4種くらいです。回路の初段・前段をA、出力管部分をB、OPTをC、電源部(トランス・チョーク・ブロックコン)をDとします。入力端子から順に、A,B,C,と隣り合わせに進み(縦でも横でも)SP端子につながればOKです。DはBとCの共通の横にもってくるとか、Cの後などに位置すればOKです。

製作記事にあるアンプやガレージメーカーのアンプから色んな種類を選び、上記の区分け方法で眺めると、理解いただけると思います。やってはいけないのはAとBの間にDがくるとか、信号の流れがスムーズでない場合です。AとBの間にCがくることはあります。自信がなければ始めは既存のアンプにならってよいと思います。

③加工はきちんとした工具を備え、作業のコツを経験を積みながら覚えていくしかありません。基本は

イ:丸穴を正確な位置に開ける。ロ:丸穴をリーマで拡大する。ハ:シャーシパンチを使う。ニ:大きな角穴は小さな丸穴を四辺並べて明けて、抜き落とし直線をヤスリで仕上げる。ホ:小さな角穴は丸穴からヤスリを使って、角に仕上げる。

という作業の組み合わせです。ハンドニブラーや卓上小型ボール盤(7千円~3万円程度)があれば、更に効率が上がります。

私は「3台連続の法則」というものを見出しました。何を作る場合でも、連続して3台製作すると、技術が早く習得でき作業時間も短縮されるというものです。1台目にかかった時間を10とすると、2台目は6、3台目は3でできます。段取りや作業のコツの習得によるものです。

さあ、キットから自作の世界へ旅立ちませんか。手にマメを作りながら完成させたアンプはかけがえのない自分の分身となりますよ。

2008年10月 3日 (金)

清原選手の引退に思うこと

清原選手が41歳で現役生活に別れを告げました。数々の実績を残しましたが晩年の07年、08年は殆ど出場できませんでした。

 彼に関してはどうも疑問が残ります。巨人に移籍した当時の体型と先日の引退セレモニーのときの体型を比較して異常に大きくなってるということ。

巨人時代、やや成績が低下したときに、彼はホームランをたくさん打てば使ってもらえるという考えから、肉体改造を行いました。その理論は筋力をつければ、ホームランが量産できるというものでした。

プロテインを多量に摂取し、ウエイトトレーニングに精を出し、結果彼はK-1選手とみまごうほどの肉体になりました。しかしながら誤算だったのは、増えた体重を彼の膝が支えきれなくなったということ。バッターにとって膝の柔軟性は重要です。痛み始めた膝はバッティングどころか自分の体重さえ支えるのが困難になり、やがて故障していきました。このころ試合の解説者も膝がぜんぜん使えていないことをよく指摘していました。 

この肉体改造を実行していなければ05年頃から数年間は、まだ常時出場が可能だったかもしれません。巨人に迎えられたときは、清原の移籍により用無しとされた落合が退団したり、その後は成績低下した自分自身がお荷物扱いを受けたりと、次第に人が信じられなくなったのでしょう。清原は学校からドロップアウトした不良少年のようになってしまいました。球界以外の世界の人間たちと付き合い始めたのが失敗でした。

その当時、誰か球界のよき先達が、きちんと清原に心と体の面でアドバイスを与えていれば、おかしな肉体改造はやっていなかったかも知れません。スキンヘッドにしたりピアスをつけたり不良高校生のような彼には、もはや誰も近づかなくなっていました。

最後のセレモニーのときに、誰もが優しい言葉をかけました。でも本当はもっと早くかけてあげるべきだったと悔やまれます。

2008年10月 1日 (水)

パラプッシュプルアンプ①回路とシャーシ加工

EL34のパラPPといえば、マランツ#9とアルテック1569Aが有名です。前者は位相反転部がカソード結合回路、後者はPK分割です。また前者は出力段はカソードフォロワーでドライブされています。

ウィリアムソン回路も考えましたが、結局一般的なカソード結合(リークムラード型)とします。複雑さよりメンテナンスや調整の容易さを第一とします。また出力はUL結合で70W(3%程度)、3結30W(同)の切り替え可能とします。

シャーシはボンネット付きの特注も考えましたが、モノラル2台で7万円程度になるので、自作とします。構造は正面パネルを40×20cm(t=2)のアルミ板とし、シャーシはノグチトランスの350×200×55mm(t=2)のお助けシリーズにちょうどよいものがありましたので、これを使います。このシャーシが届いて側面からみると無骨に折り曲げた印象であり、これがまた業務用の堅牢さを感じさせます。今回は両サイドをt=18mmのパイン集製材の板で挟みます。板はとの粉を使って塗装します。

 またこのサイド板にL字アルミアングル(ネジタップ加工要)をネジで固定し、このアングルにパンチングアルミ板を取り付け、ボンネットとします。手持ち材料と合わせて2台分で占めて1万4千円。特注よりかなり安く上がります。

ここでお話しておきたいのは、ネジ穴(タップ)をアルミに加工する技術を身につけておけば、ケース類の設計の自由度が大いに広がるということです。

シャーシ上のレイアウトですが、放熱を考え、PTとOPTの間に出力管を並べるよりも、シャーシ背面に一列に並べることにしました。なんだかんだやっていると、マランツ#9と同じになってしまいました。また正面パネルにバイアス監視用のメーターをつけることにしたら、いよいよマランツになってしまいました。ツマランのでパネルは緑に塗装します。少しアルテックです。

暇を見つけては加工しています。私は方眼紙に加工図を描いて残しておくことを習慣にしています。実際にはシャーシに直接コンパスでケガキきをします。ポンチは使いません。裏に鉄の塊をしいておかないと、加工面全体が窪んでしまうからです。

穴あけにはコツがあります。

①必ずJISマークの入ったドリル歯を使うこと。歯の切っ先が加工面をしっかりつかまえ、  動かないのです。これによりねらった位置にぴったり穴が開きます。もう一周まわしたら穴が開くぞという、感覚を感じたらドリルを上から押さえる力を弱め、ゆっくりまわします。

②シャーシパンチの心棒用の下穴はΦ13程度。十字にケガいた中心にまずΦ4程度で穴をあけます。穴が真ん中からずれたら、細い丸ヤスリで修正し、穴を拡大しながら、その中心を十字のセンターに持ってきます。あとはリーマを使います。全てこのように調整すれば、真空管のソケットも狙い通りの位置にきれいに並びます。心棒を通す穴は心棒より少しだけ大きく。これがコツです。

③ドリルの歯やリーマに絡みついた切子は都度取り除きます。また時々油を湿らせてやります。

④シャーシパンチを使うときは棒が手に食い込んで痛いのでまともな方法は避けます。パンチをシャーシにセットしたら、天地をひっくり返して、簡易バイスのあいだに棒を入れて、シャーシの方を回します。テコの応用です。苦痛なく穴が開きます。ただしバイスがシャーシ天板に当たらないよう、水平を保って回してください。

現在2台分の穴あけに取り組んでいます。何歳までこうやって加工できるか不安です。次回はネジタップの切り方を報告します。

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