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2008年8月

2008年8月24日 (日)

星野Jと女子ソフト

北京五輪では野球はメダルに届きませんでした。初戦敗退の男子サッカーと共通して言えるのは、日本のプロ選手は考え方が少し甘いのではないかということです。彼らは今の時点では、日本に戻ればプロスポーツとしての仕事があり、収入も、待遇も確保されています。今回は競技中にがむしゃらさを感じませんでした。彼らがプロを目指して高校時代にひたむきに、貪欲に頑張っていた自分の姿を思い出し、五輪に取り組めば少しは結果は違っていたかもしれません。

女子サッカーやソフトの選手たちは、企業に属しながらも、景気の影響でクラブが廃部になってしまうという危機と戦っています。当然興行収入はありませんから、生活費確保のために、なでしこの選手の中にはスーパーでレジうちをしている人もいます。ただただ彼女らは、自分たちが五輪で活躍することが女子ソフト、女子サッカーの存続につながると信じて戦っているのです。

ソフトの決勝戦で上野投手がアメリカチームを相手に、一球ごとに気合を込めながら投げぬいた姿を、星野Jや男子サッカーの選手はもう一度VTRでようく見て、忘れていた自分たちのがむしゃらだった時代を思い出して欲しいのです。がむしゃらとは根性論だけを言っているのではありません。頭を使って作戦を考え、それを実行していく強い気構えも含めて言っているのです。

女子は必死だぞ!奮起してくれプロ選手!

2008年8月22日 (金)

帝王切開医療事故

医師は無罪であるとの判決が出ました。私もこれは妥当な判決だと思います。これが有罪なら廃業したいと考える産科医が増えてくるでしょう。今回の件では、医師と患者の間で事前にリスクに関して話し合っておけば裁判は起きなかったかもしれません。

今回のケースは癒着胎盤という胎盤が子宮の出口あたりにつながっていて、出口をふさいでいたこと。対処法としては、帝王切開は当然として、次は胎盤を剥がすか、子宮を摘出するかです。しかしながらいずれの場合も大量出血となる可能性があるとのこと。

現在、お産はまず安全でだれでもトラブルなく終えることができると、医師も患者も考えているようです。その様な状況で自分の身内が事故の犠牲になると、自分たちは犠牲者だと考えてしまう気持ちは分からなくもありません。しかしお産は本来命がけで、昔は死産、母体の死亡も今に比べ多かったようです。医療の発達でそのような事例は減ったとはいえ、やはりその可能性は0ではありません。 

 必要なことは、癒着胎盤と分かった時点で、医師が患者に対しあらゆるリスクを伝えることだと思います。想定される治療法、場合により子宮摘出の可能性もあり次のお産はできないこと。さらには大量出血による死亡の例があること。そしてそのリスク回避として大量出血を想定した準備体制をとることも伝えること。それでも事故の可能性は0でないこと。

 但し、これらのリスクは、まあ大丈夫だろう(確率的に我々には降りかからないだろう)と考えている人々には思いつかないことです。地方の産婦人科が減っているところでは、産科医一人当たりの患者数が多くなり、多忙でそこまで想定できないかもしれません。しかしながら今回の裁判がお産のリスクを今一度考える機会になって欲しいのです。

2008年8月19日 (火)

スポーツ3題

まずオリンピックから。

現在国別でメダルの数をならべて順位評価が行われています。金メダル、銀メダルの多い順などのトータルです。しかしながらこの大会ではメダルは取れなかったけれど、初めて入賞したという日本選手の、女子トライアスロン、男子トランポリンなど、あらたな分野での功績が注目されます。お願いしたいのはこれらも国内的に評価して欲しいのです。仮に金メダル10点、銀メダル8点、銅メダル6点とするなら、5位入賞4点、8位以内入賞4点など、ポイントを付け、以降その競技で後継者はいるのか、強化すれば更に上を目指せるのか、JOC、及び下部競技団体で評価して欲しいのです。いうなれば底辺の拡大です。現在の雇用状況で生活にアップアップしている若人も多いと思いますが、なかにはスポーツをやらせれば才能を持っている方もいると思います。プロ野球の入団テストのように、広く市井から、募集、テストを実施して能力のある若者を見出して欲しいのです。まさにハングリー精神と能力を持った人材を捜すのです。エリート教育を受けている選手が多い中、他にも広く募集してもいいのではないでしょうか。そうして日本のレベルを国家的に上げるべきです。正直に言って、力持ちの女の子は、三宅ひろみさん以外にも日本の中を捜せばどこかにいると思います。さあ国をあげて動きましょう。

次に大相撲。

若手外人力士が大麻所持でつかまりました。しごきリンチ殺人、八百長疑惑と大相撲はがけっぷちです。正直にいって、上記の疑惑を持たれている相撲協会は日本の国技を標榜し、税金を賛助金として受け取る資格はもうないと思います。税金の無駄遣いが糾弾されている現在、もうK1と同じ扱い、一民間興行企業として自力で運営させるべきではないでしょうか。人材がいないからと安易に外国人力士を受け入れ、成果を求めた結果の事件。現在横綱はみな外人。力士の相撲に対する気持ちとオリンピック選手の競技に対する意識をくらべることすら笑い話。もう大相撲は国技とは呼べないと思います。

 双葉山さん大鵬さんごめんなさい。あなた方のよき時代はすでに遠い昔の話です。区切りをつけるため、最後の横綱は貴乃花で終わり。以降朝青龍からは民間企業に切り替え、これでよいのではないでしょうか。かく言う私も輪島・貴ノ花の大関時代までは熱烈な相撲ファンでした。でも今では輪島自身もかつて八百長の中心人物だとわかり失望しています。もう民営化でいいのではないでしょうか。内舘牧子先生、同意してくださいませんでしょうか。

プロ野球清原引退表明。

巨人時代の最後に戦力外を通告されながら、良く分からぬ理論で球団を説き伏せ、居座りを決定。この時点ですでに年棒に見合う活躍は期待できなくなっていました。翌年どうするか迷っていたところに仰木監督の遺言だかなにかでオリックスに入団。そのとき野村監督は「うちに清原?いらんよそんなモン」との発言。

 清原はオリックス時代、客寄せパンダとしての役目も果たせず、怪我の治療でグランドから姿を消していました。巨人にいたころ、筋肉トレーニングと称して、野球とは関係のない筋肉を格闘技ジムトレーナーの指導に従い鍛えていた清原。やはり、彼はプロ野球選手として最後まで全うするには、おかしな取り巻きとの距離、正しいトレーニング知識、なにより野球に対する真摯なまでの取組意識が足りなかったのかもしれません。王、長島、が球界の中心に位置するなら、清原は少し外側に近いところうろつきながら、時には中心に近いところまで接近したことがあったのかも知れません。

 

2008年8月16日 (土)

金メダルへの道

やはりオリンピックである。色んな種目で金メダリストがどんどん誕生しています。メダルを獲得した選手の背景を調べてみるとなんとなく、彼や彼女が金メダルを取るまでの経緯が見えてくる。そこでメダル獲得パターンがいくつかに分類されることが分かります。

1.実力抜群、精神力万全で、波乱もなく順当に獲得するパターン

2.実力伯仲の高いレベル数名の選手の中で、たまたま調子がよかったり、運がよくて獲得できたパターン

3.大会期間中に突然調子が上がり、普段の120%以上の力が発揮できてしまった、自分でも信じられないパターン。                                    

大別するとこんなところでしょうか。全金メダリストを上記の3パターンに大別すると、その内訳は、1.60%、2.30%、3.5%以下 といったところでしょうか。当然2大会連覇となると、1のパターンでなければ不可能で、平泳ぎの北島などはこの典型です。2のパターンでは連覇できる確率はぐっと減り20%以下。3のパターンにおいては、殆ど0%ではないでしょうか。

今大会日本の旗手を務めた、柔道の重量級選手にいたっては、上記のパターン以前の問題で、精神的に安定していなく出場どころではなかったのでしょう。本当にオリンピックは過酷です。この大会ではメダルには及ばなくても、一生懸命戦って悔いはない、大事なものを得られたという選手もいます。メダル獲得は本当に紙一重です。われわれは一生懸命戦っている選手には、惜しみない声援を送りたいと思います。

さあまだ、競技は続きます。有望な日本選手もまだこれから登場してきます。後半が楽しみです。

                

2008年8月11日 (月)

ママでも銅

やはりオリンピックは見てしまう。谷亮子選手は、思いもよらない反則で、今大会優勝したルーマニアの若手選手にやぶれ、銅メダルに終わりました。

試合内容は、さほど優劣ははっきりしていませんでした。ただただ最終番、積極的に組み手を取ろうとしない、ということで谷選手は反則をとられ、相手に10ポイント付いてしまったのです。

この結果とこれまでの経緯をどう見るか。まずルーマニアの選手は若く、生活の殆どが柔道漬けなのでしょう。食事も身の回りの世話も、周囲のスタッフがやってくれているのかもしれません。ひたすら谷対策を考え、組み手の時も道着を取らせないような、なおかつ自分が攻めている印象を与えるような動きを研究してきたのでしょう。もちろん組んだときも、これまでの谷のあらゆる動きを研究して投げられないように対策を練ってきたにちがいありません。

一方の谷、家事はもちろん子供の世話も人任せにせず、全部自分でやってきたといいます。これこそが彼女の性格なのです。赤ん坊に授乳しているときは母親としての至福の愛を感じていたにちがいありません。しかしながら、「ママでも金」というのはこれらをすべてこなした上で、自分をなんとか打ち負かせてやろうと熾烈な練習を繰り返しているライバルたちをねじ伏せないと達成できません。

柔道は格闘技です。倒す、蹴る、投げる、押しつぶす、締め上げる。ざっと考えただけでもこれだけの表現が出てくるのです。谷選手は家で幼い子を守り、表にでれば鬼となり、これらの動きのなかに身をおかなければなりません。

 今回の負け方は不本意だと思います。別に投げられたわけも、有効を取られたわけでもないのですから。本当に結果は紙一重でした。以前のようにせめてせめて攻めまくるというスタイルは、ライバルたちの研究により影をひそめてしまいましたが。

さあ、彼女には四年後もオリンピックをめざして欲しいものです。ずーっとずーっと。ママでも銅、ババでも金で。きんさん、ぎんさんに近づきおいこせ!ガンバレ、ヤワラちゃん!

 

2008年8月 9日 (土)

アメリカに戦争して勝った国があった

あの軍事大国アメリカと戦争して唯一勝った国があります。もうおわかりだと思います。ベトナムです。

 ベトナム戦争では、米軍はB52などの空爆機から、あめあられのごとく、北ベトナムにミサイルを落としました。またジャングルの中に、大量の化学毒物兵器である「枯葉剤」を散布しました。自国の領土をアメリカには絶対渡さないと、ベトナム人民は徹底抗戦しました。、ベトナムゲリラ部隊(通称べトコン)はジャングル内での戦いでは、あらゆる戦法を駆使しました。竹やり、落とし穴、毒虫をつかったワナ。これには米軍も手を焼きました。

 しかたなく遠方からの砲撃に変更しました。しかしながら長期化する戦争に戦意が薄れつつあった米軍は、ただただ、事務的に時間がくれば、ジャングルに向けて決まった量の弾を撃ち込むといったルーチンワークをこなすだけになっていきました。

そして、アメリカ大統領も米軍戦死者の増大、ベトナム帰還兵に関する社会的問題の増大から、ベトナム戦争はまちがった戦争だと認め終戦=アメリカの敗戦となったのです。

自国を守りきったベトナムは誇らしげに、尚且つ戦争の痛手をひきずりながら、発展へのスタートを切りました。

 それから数十年、現在では日本を始め外国の企業が労働力の安いベトナムにたくさんの法人を進出させました。ベトナムにもお金が入り始めたのです。

そして先日、ベトナムの開発局の役人が日本企業に賄賂9000万円を要求し逮捕されました。べトナム人年収の4000年分だそうです。ベトナム戦争でみせた自国を守るという信念も、時を経てお金を見せられたらコロッと参ってしまう弱い気持ちに変わりはててしまいました。

人間はやはり欲に弱い生き物なのですね。私も含めて。

2008年8月 7日 (木)

若者よワナにはまるな。

現在若者の就労状況は様々。企業が正社員の登用を制限しているからとか、若者自信が正社員として働きたくないとか、現在はパート、バイト、派遣と様々な雇用携帯があります。

しかしながらこのようになったのは、何らかの原因があると思うのです。

①ひとつは利益を上げることを最優先した、企業の雇用政策。とにかく一番の経費は人件費です。正規雇用ではなく、保健も掛けることなく、常時雇用することなく、必要なときだけ働いてくれる人材を集めたい。正規雇用なら保健込みで40万円でも、うまくいけば10万円以下で済ませたいという人件費を抑えたい企業の要求。

もうひとつは日本人の長寿化。親がいつまでも元気で子供の面倒をまだまだみれてしまうという状況です。仕事がみつからないなら、まだ食わせてやるから、そのうち何とかしろ。という親の考え。子の甘い考え。

国家的な見方としては、このような雇用形態がこの先続けば、国力が低下するのは明らかです。 具体的には若者の収入が少ない→消費が減る→需要が減る→生産が減る→企業の業績悪化→倒産、さらには若者の収入が減る→結婚ができない→人口が減る→労働力が減る→GDPが減る。

ものすごい悪循環がすでに世の中を飲み込んでおり、一旦ゲップが出されています。いわゆる矛盾の露呈です。なんとかしろという社会要求です。ここで考えて欲しいのは。なぜこうなったかという理由です。答えはすごく単純なのです。

大企業が自社の利益を(当面、或はせいぜい数年から10年先をみて)確保したいがために雇用形態を好きにさせてほしい、そのために法律を変えて自由に雇用できるようにしてほしいと政府与党にお願いしたのです。与党は当然自党に寄付金をくれたり、選挙のときに人を出して協力してくれる企業の希望通りに法案を変えてしまったのです。これが改正派遣法です。

あまりに目先の利益しか見ていな大企業の要求が、実は現在と将来の日本に大きなダメージを与えてしまっているという事実。その大企業の納めるべき税金は軽く設定され、逆に中小企業に多く課せられているいう矛盾。こららも与党が党利党略でやったことです。

対策としては、きちんと大企業に正規雇用をさせること→若者に正規社員として働く環境を与えること、大企業に妥当な税金を課すこと。なにより国の将来を左右するような重要なことに、政権党に党利党略で勝手に法律を制定させたりしないこと。

端的に言えば、一部の経営者の極度の利益追求が日本をだめにしてしまうことを、防ごうということなのです。 

悪い人がわかりましたか?では国民一人一人は何をすればよいか判断できますか?突然選挙のときにタレントがでてきたらどうしますか?好きなタレントへの人気投票とあなたの今後の生活を考えての投票の違いがわかりますか?ご近所の知り合いが、親戚が立候補してるから投票して、と頼まれ所属政党も確認せず投票するとどうなるかわかりますか。過去その流れが続いてきた結果、今の日本の状況になっているということが分かっていますか。

もう、次の選挙でタレントを擁立した政党があれば、、その時点で見限っていいのではないかと思います。いかがでしょう。

2008年8月 6日 (水)

日本はスコール地帯に

先日来の集中豪雨で、神戸の都賀川や東京の下水工事現場で水に流されて命を落とした方がでています。残念なことです。ニュースは集中豪雨と伝えていますが、これははっきり言ってスコールです。

日本は亜熱帯地域から熱帯地域に含まれつつあります。短時間での局地的な豪雨はスコールと同じ現象です。

この対策を国、地域で、急ぐべきです。ルールをつくること。集中豪雨が予想されたら、河川に近づかない、工事もやめる。更には地域で危険な箇所を特定し、啓蒙すること。学校でも注意を喚起すること。このような場合には地域の力が一番発揮されます。

これ以上被害を出さないために動きましょう。まず家庭内から始めましょう。

2008年8月 2日 (土)

一生聴き続ける曲

今日は音楽の話をします。私には10代の時から30年間近く、折にふれ聴いている曲があります。スティービー・ワンダーのIsn't she lovely?(邦題:可愛いアイシャ)という曲です。

この曲はいつもエネルギーをくれます。S・ワンダーが生まれて間もない長女アイシャをお風呂に入れている声が入っていますし、イントロも彼女の泣き声で始まります。娘がいとおしくてたまらない彼の気持ちがストレートに感じられます。

この曲の題名を知らない方も、どこかで聴いたことがあると思います。5年に1度くらいは、TVコマーシャルに使われるからです。メロディーがきれいで彼のハーモニカのアドリブソロが心をうちます。愛をストレートに歌い上げるだけで芸術の核になりうるという、よい見本です。    

この曲を取り上げて録音したジャズサックスの巨人も複数名います。彼らはこのハーモニカソロに感動したからです。ミュージシャンまで感動しているのです。私個人的にもこのハーモニカのフレーズは20世紀のハーモニカアドリブソロのベスト3に入ると思います。

 今の家内とつきあってたころ、いよいよご両親に結婚の承諾をもらいに出かける直前に聴いて自分を勇気付けました。披露宴のキャンドルサービスのときも流しました。7分以上の長い曲なんでこじんまりした宴にはこの曲だけで十分でした。

 先日TVでS・ワンダー親子を見ました。アイシャも30代の立派な女性になっていました。でも私はまだ聴き続けると思います。私の葬儀のときにも流してもらうつもりです。

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