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2008年7月

2008年7月30日 (水)

ボクサーの微妙な心理

内藤大助が逆転KOで清水の挑戦を退けました。ボクシングはスリリングだから大好きなんですが、本当に一瞬のうちにそれまでの劣勢を覆した勝利でした。

このタイトルマッチは戦前は内藤の有利説がどのメディアも報じていました。この時点で内藤はいやな感じ、清水は逆に一泡吹かせてやるぞという気持ちだったのでしょう。

いざゴングがなると内藤はへんな気負いからか、いやな気持ちを引きづったまま動きが悪く、清水は着々とポイントを重ねていきました。WBCルールで4ラウンド、8ラウンド終了時点で双方のポイントが発表されます。8ラウンド終わった時点でポイントは清水がリードで残りは3ラウンド。ここで内藤があせれば、また清水が冷静にそれまでどおりのボクシングを続けていれば新チャンピオンが誕生していたのですが、このルールがボクサーの心理の明暗を分けたようです。つまり、8ラウンド終了時点のポイントを聞いて、逆に気持ちにプレッシャーを感じたのは、若き挑戦者清水の方だったのです。

「このままいけば、チャンピオンになれる」 動揺が起こり、今までどおりのボクシングに隙ができてしまったのでしょう。へんなことを考えてしまい、動きがおかしくなったところへ、内藤のフックをもろに受けてしまいました。その後はあれよあれよという間に二度のダウンを喫して大きな魚を逃してしまいました。

ボクシングはメンタルスポーツです。やはり清水は若かったのでしょう。しかし実績が自信を築いていきます。彼はそのうちチャンピオンになるでしょう。でもおもしろかったですね。また内藤の試合がもう一試合見られるのは愉快なことです。憎めない男です。ただ勝利者インタビューの最中、リングに勝手に上って内藤の腕を高く掲げて、次のタイトルマッチの指名をお願いしていた、坊主頭の兄ちゃんは目障りでした。

2008年7月29日 (火)

ネットで殺人予告する人達

この最近、有名人をターゲットにしたり、無差別殺人を予告した人が逮捕されています。驚かせようと思ったとか、冗談のつもりだというのが動機だそうです。彼らは10代の少女だったり、30過ぎの大人だったりします。

ただ共通して言えるのは、彼等は頭が悪すぎ、あまりに世間知らずだということです。インタネーットカフェから送信してるから匿名性が確保されていると考えているのかもしれませんが、警察が調べればいとも簡単に追跡可能です。ネットの書き込みもその気になればプロバイダーから通信ログを提出させれば、いつ、誰が、その書き込みをしたかがすぐに分かるのです。学校の裏サイトの書き込みもすぐにバレます。個人情報の保護に関する法律でも、犯罪の捜査の場合は個人情報は公にしてもよいと定義されています。

ネットだけではありません。町中や、建物のエレベータ、お店、高速道路などいたるところに、監視カメラが取り付けられています。悪事を働くと「壁にカメラあり、障子に盗聴器あり」という世の中の状況ですぐに捕まってしまいます。だから、愚かな書き込みをやめて、中身のある書き込みを考えましょう。正論で人を納得させる文章です。これが賢者の選択枝です。

このような状況で一番コワいのは、自分が捕まろうが、命を落とそうが、全然かまわずに、うさばらしで無差別に他人を襲う人の存在です。

世の中、だんだん、自分の置かれた状況に我慢ができない人が、増えつつあるということ。いくら頑張っても、だれからも評価されずに最低の処遇しか与えられないことに、忍耐という言葉がへし折れてしまう人が増えてきていることです。そんな人はたくさんいるんだから、我慢できない奴の個人的責任だと、当初は考えていましたが、ここにきてどうもそうではないようだと考え始めました。世の中の仕組みがおかしくなってきていることも無視できないようです。今の雇用に関する使い捨て状況や、弱者切捨ての社会制度の影響もやはり無視するわけにはいかなくなってきています。

 どうすればよいでしょうか。どうしますか。考えてみましょう。あなたの身内から犯罪者を出さないためにも。私自身も身内が心配です。

2008年7月23日 (水)

日本人が英会話が苦手なわけ

小学5年の次男が英会話をならっています。田舎故、そんなもの習っても役に立つときがくるかも、分からないし、何年間かやってても、数年間中断したらまた0に戻るに決まってると、私はあまり気乗りしなかったのですが、2年くらい続いています。

そんな折、所属しているサッカーチームに夏休みだけ、アメリカから日本とスウェーデンのハーフの男の子が加わりました。息子と同い年の彼のミドルネームはナオト、お母さんの母国語である日本語もOK、もちろん普段は英語です。サッカーもうまく、息子はナオトにくっつきっぱなしで英語でしゃべったそうです。帰ってきてからはナオトの話ばかり。よっぽど英語で会話できたのが嬉しかったようです。

そして息子は言いました。「やっぱりお父さんの言ったとおりだった」「僕が間違った英語をしゃべってもナオトは全然笑わずに、正しくはこうだよ、と教えてくれた。だけどナオトが日本語をまちがったら、みんなケラケラ笑うんだ。失礼だよね」

ここに日本人が外国語が上達しない原因があります。つまり、日本人は間違えれば相手から笑われてしまう、という意識が強く根付いています。人の間違いを笑いのネタにしてしまうという風土が原因です。だから外国人にも笑われるのがいやで英会話なんかやりたくないと考えてしまうのです。しかし実際は、外国人は相手がまちがえても決して笑いません。初心者は間違えるのが当然で、だからきちんと教えてあげたいと考えているのです。

上達したければどんどんしゃべること。これに尽きます。日本人が人の間違いを笑うのは日本人同士だけにできませんかね。世界に出ると恥ずかしい気がするのです。

2008年7月16日 (水)

再び教員不正採用の件

やっと、今日になり、不正採用教員の免職が報道されました。該当インタビューで、「免職はきついのでは、子供たちがかわいそう」ということを、おっしゃっている方がいました。

でもどうでしょう。不正の人間をそのまま務めさせるのも正しくありません。むしろ子供たちには、信頼を寄せていた先生でも、不正を働いていれば罰せられること、不正もごくごく、普通の人たちがついつい人間の弱い部分から犯してしまう実例が、非常に身近なところに存在することを、身をもって知るよい機会ではないかと思います。まさに先生はよくないことをすると、こうなるのですよと身をもって教えたという、皮肉な事実を残した格好です。

子供たちはショックかも知れませんが、これこそが本当の体験学習なのです。悲劇的ではありますが。この体験はのちのち生かされると思います。

さて、あとは採用方法の改善です。前回の私の提案が取り入れられることを切に希望します。

2008年7月13日 (日)

教員採用のGOODな制度

前々回、教員採用の不正の件につき書きました。今回もっとよい方法を考えましたので述べさせてもらいます。

問題の配点と回答及び全員の点数公開は基本として、採用定員の2倍を講師として仮採用とするのです。そして着任から1年間、新任講師の業務ぶりを評価して、適正を確認したのち当初採用人員数を正式教員として合格発表をするのです。

この方法だと、仮にペーパーテスト満点でも指導力、コミュニケーション能力が欠如している人も適正判定で落ちることもありますから、本来の意味で教師に向いている人材が確保できます。

いかがでしょうか。実際関東の一部地域でこの制度が採用されており、効果が上がっていると聞きます。全国一斉でこれに切り替えましょう。文部大臣さん、これを実施したら名前を覚えてもらえますよ。今どなたでしたっけ。

2008年7月 9日 (水)

教員採用不正事件

大分で教員採用時の不正が明らかになりました。ごく一部の人間が立場上の特権を利用して、採用試験の結果にあとから手を加え、不正依頼者の子息が採用合格レベルに点数が届くように加点、逆に合格圏にあった受験者から点数を引いた、という内容。

 これは考えれば、人の人生をむりやり変えてしまう訳ですから、相当悪質だと言えます。不正の犠牲になった、方々は教師になって子供たちを教えるんだ、という夢を抱いて、高校、大学と勉強してこられたことでしょう。

 さて今回の件をうけ教育委員会、司法、行政のやるべきことは4項目です。

1.全ての悪事を洗い出す。これは大分のみならず、他県でもです。聞けば九州の他県でも同様のうわさを聞きます。全国一斉です。30年前からでよいと思います。

2.そして犯罪に関わった実行者、依頼者、不正により教師になった人の名前を公表すること。

3.明らかになった不正に対し、ただちにしかるべき修正処置をとる。すなわち不正採用にかかわったもの、不正合格教員は免職。逆に不正で教員になれなかった方の採用。これは、区切りとして30年以上前からでよいと思います。すでに他の職業に就かれて辞退される方もいるでしょう。今回の件で教育委員会にあいそをつかせて、教師なんかになりたくない、と考える方もいらっしゃるかもしれません。

4.再発防止処置をとる。つまり、採用試験の問題と正解、配点を公表すること。受験者は自己採点で自分の得点が分かるようにすること。さらに受験者の採点は一人の人間に担当させずに、複数名、更には外部の人間に立ち合わせること。

最近教師の質が落ちているといわれています。その全ての原因が不正採用にあるとは言いません。しかし全く影響がないとはいえないと思います。今回のことから考えると、全国で多くの不正教師が学校に入り込んでいると思われます。日本でこんな不正がまかり通っている状況からして、不正大国といわれる近隣他国を非難する資格は日本にはないのかもしれません。不正教師があにはからんや、本来合格だった方より、子供に対して親身な指導をしてくれていることを思わず祈ってしまいます。

でも悪いことは悪いのです。

2008年7月 8日 (火)

新人類を知っていますか

前回の続きです。新人類という言葉をご存知ですか。

今から18年くらい前。時はバブルの後期で、どの企業も求人難でした。人が足りない。けど売り手市場で優秀な人材はほとんど回ってこない。採用予定人数にさえ満たない状況に人事担当は頭を抱えていたものです。

とにかく人員確保ということで、入社してくれたら高級車を進呈という会社まで現れました。かくして新入社員は、人とのコミュニケーションが苦手、残業よりもデートが大事。仕事は指示されないとできない、といった人たちが増えました。

何年かのちに、景気が傾きはじめたとき、企業内で問題となったのは会社に進んで貢献しようとしない新人類たちの存在でした。会社をやめていったり、残ったりと時の経過とともに新人類ということばが忘れ去られていったのです。

そして今日、その新人類達が小学生の高学年から中学生くらいの子を持つ親になっているのです。しつけをするなんてことを考えたことがあるのは、彼らの何パーセントなんでしょうか。

学校にクレームをつけるモンスターペアレントも彼らの世代と符合します。家庭でしつけもされない子が入学する。授業中勝手に立ち歩いて授業を妨害する。何度注意しても自分が悪いことをしているという認識がないから手に負えません。叱るとうちの子になにをするんですかとクレーム。

自分の子が回りに迷惑をかけているのは、自分が親としての仕事(=しつけ)を放棄していることが原因だということ、ひいては自分が恥をかいていることが分からない親がいるのです。全てのその世代の方がそうだといってるのではありません。しっかりした親御さんももちろんいます。しかしやはり目立つのです。

解決策は?もはやここまで日本はだめになったのかと思われるかもしれませんが、テレビの教育番組で親を対象にした「子供のしつけと親の責任」という番組を放送するのが一番効果的かもしれません。

2008年7月 4日 (金)

親はちゃんとしつけしろ!

下の子供がサッカーのチームに入っている。クラブチームではなく、小学校単位の自発的運営チーム。息子と同学年の子供たちが全然しつけされていない。試合と試合の合間、他チームの試合を見学するように言われても、じっとしていられない。高学年にもかかわらず、ボールをぶつけあったり、追っかけあったり。幼稚園児と同じ。ボールは父兄や小さな子らの目の前をすごいスピードでかすめて飛んでいく。挙句に他の子供のお弁当が入ったカバンを台の上から気づかずに突き落として、ぐしゃぐしゃ状態。

ついに切れた私は、大声でどやしつけ、今何をしている時間なのか、君たちのやっていることはどういうことか告げた。いつも騒いでいる子らは固定されている。親が全然しかっていない、野放しの子ら。この子らに限ってグランドにトンボをかけることをサボって平気である。注意すると「何で僕だけに注意するの?」。

ある母親は「男の子は少々元気のいいほうがいいから」などと言っている。

少々元気がいいのと、言われたことも守れず暴れまわって他人に迷惑をかけることは別問題であるとはっきりそのお母さんに伝えた。

馬鹿な親は、自分がしつけしないことが、子供が他人に迷惑をかけていることの原因となっていることに気づいていないのです。

とにかく、しつけをしてくれ!「叱ると子供がかわいそうだから」などと考えないで欲しい。逆に世間がかわいそうです。新人類が今ちょうどその親の世代になっているのです。

みなさん覚えていますか。新人類という世代を。嗚呼。

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