2009年7月13日 (月)

別冊ステレオサウンド・アナログバイブル保存版

書店でアナログバイブル保存版をみつけ、手にとって見ました。

内容は、現行品やロングライフ品の紹介やマニアの方の自宅システムの紹介。これで2800円か、どこが保存版なんだろうと思いながら、後ろの方のページを見ていると、なんと自分が持っているガラード401の修復・メンテの特集が。とくにその道の専門業者の方による記事らしく、見開き6ページに詳しく書かれています。ただし潤滑油や洗浄用の薬品については具体名が書いてありません。ノウハウの保護なんでしょうか。

欲しくなったんですが、このページのために2800円は高いと、一旦本を棚に戻しました。

少し歩いて、まてよ「わざわざ、人に聞いたり、メンテナンス業者まで出向くことを考えれば、買っとこうかな」と思い、購入してしまいました。

ああ、これでいいのかなあ。

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2009年7月11日 (土)

欲の気持ちと助け合いの気持ち

人の心の中にはたくさんの気持ちが存在しています。金持ちになって豊かな生活を送りたい。大きな家と大きな外車も、できれば別荘も。これを欲の気持ちといいます。

一方で人は困っている人たちを見ると、助けてあげよう、お互い様だからという気持ちも持っています。これは助け合いの気持ち。

面白いことに、この二つの気持ちは同じ人の心に同時に存在します。

これらの気持ちをイデオロギーのよりどころとして存在する政治団体・政党があります。

資本主義を目指す政党と、社会主義を目指す政党。

60年代から70年代ころまでは二大政党制といわれ、保守と革新の代表として2つの政党が勢力を争っていました。

その当時は、二つの勢力がバランスよく存在していたので、国民はお金儲けもできたし、助け合いの制度も充実していました。

ところが、いつのころからか、その間をいく、中道という勢力が台頭し、保守勢力は政権の座からころがり落ちてしまいました。

元政権党は巻き返しを図るため、万年野党の革新政党を口説いて、思想も一致しないまま手を組み、まんまと数の力で政権に返り咲きました。

革新政党の代表を総理大臣に据えましたが、それは表向きで、裏では官僚と手を組んで以前とかわらぬ政治をしていました。だらしないのは革新政党。連立のときの保守政党からの約束を飲まされたため、まるで牙を抜かれたようになって、それまでの主張を強く言えないようになりました。

 その後連立は解消。ただ利用されただけの革新政党は、国民からも見放され、勢力も小さくなってしまいました。

バランスがとれていた政治が、いびつな形に変わりました。

保守政党は、今度は相対する勢力も弱小となり、やりたい放題の政治を始めました。国民の生活保障部分をどんどん切り捨て、企業の税金を安くし、見返りに寄付金を要求していました。欲の部分ばかりが目立った政治です。

 やはり物事はバランスです。疲弊した国民は、次の選挙では政権政党に、どうやら投票しないようです。次に政権をとる勢力は、欲の側にたつのか助け合いのほうに立つのか、よくわかりません。バランスがとれたらいいなあと願っています。

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2009年7月10日 (金)

宍戸式送信管アンプの想い出

18年くらいまえでしょうか。当時川崎に住んでおり、オーディオフェアに出かけたことがあります。

サンオーディオだったかどうか、記憶は定かでないのですが、あるメーカーのブースで宍戸式アンプを鳴らしていました。

送信管808だったか真ん丸い大きな球が、その中の小さな円筒形の灰色のプレートを赤くしながら鳴っていました。イントラ反転型といわれた、シングルアンプの回路。

クリアで、非常にパンチのきいた、元気がある音でした。この手の音が好きなひとにはたまらないのでしょうね。

他にも円筒形の張り付けにされたわら人形のような、送信管もプレートを真っ赤にして頑張っていました。

臆病者の私は、赤熱した電極に非常にナーバスになったり(実際には問題はないとの説明でした。)、音に攻め込まれると聴くこと自体に億劫さを感じてしまうので、ファンにはならなかったので、興味は示しませんでした。

宍戸さんは、何年か前のある冬の夜、懇親会の帰途に体調に異変をきたし、亡くなられたと記事で知りました。

残されたアンプたちは、各地でどう過ごしているのでしょうか。

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2009年7月 8日 (水)

売りに出されていた是枝300Bアンプ

少し前にハイファイ堂のHPに是枝重治氏が「管球王国」に製作記事を発表していた、300BPPアンプ(モノ2台)が売りに出されていました。

一旦、是枝氏から購入された方が売りに出したのでしょうか。すこし気になるのです。このアンプはウィリアムソン型回路を基本に、最高の部品を使用し、トランスさえもフラットな天板にRをつけるため、鉄板を上から半田付けして、研磨してR感を出したという、天塩にかけて作られたことを、記事で読んだからです。

購入した方はなぜ、手放したのでしょうか。

1.半導体も真空管も音の違いがわからない人がただ、よいものだからと聴いて購入し、価値を理解しないまま手放した。

2.期待して購入したが、期待したレベルに達していなかった。

3.金銭的余裕があり、高価なセットをたくさん所有しており、それほど大事にしようという意識がなかった。

4.リストラにあい、金目のものを手放さざるを得なかった。

いずれにせよ、製作者は落胆したでしょうし、購入した方は、自分のものになったのだから、どう扱おうと自分の自由であると考えたわけです。

自分の思い入れの強い作品は、自分で所有しておくのが一番でしょう。他人は自分ほど、思い入れはないので、扱いも軽いものになってしまいます。かわいいわが子は手元に置いておくべきです。

人に譲渡するのは、どこに売られてもきちんとやっていける、タフな製品がよいですね。

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2009年7月 7日 (火)

もう一度いいます。人は絶対人を殺してはいけない。

痛ましい事件が起きました。41歳の男によるパチンコ店放火殺人。引きこもり次男による、父親殺人。

 昨年の6月8日にこのブログに書き込みました。 「人は絶対人を殺してはいけない」

世の中の殺人を考えた人全員に、もういちど6月8日のブログを見て欲しい。理由をきちんと書きました。

一番基本的で大事なことなのに、誰も正式に教えてくれていません。校長先生や親が一度正式に面とむかって声に出して伝えて欲しいこと。

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タンノイへの素直になれない思い入れ

タンノイのスピーカーを部屋に招きいれたことはありません。聴き始めが遅すぎたのでしょうか。

私のスピーカー遍歴は、ダイヤトーンDS35B、JBL4312、ダイヤトーン2S208、アルテックサンタナ、アルテック銀箱(604E)、アルテック803B,806Aの2WAYと変わってきました。

そうそうたる、オーディオマニアの有名な方は、所有システムはタンノイの大型システムが多く、大好きなクラシックレコードをいつくしみながら聴く、というのが定石だったように思います。

私が2S208で聴いていたころ、タンノイ・スターリングの音を結構な時間試聴したことがあります。いい音でした。バランスがよく、元気があり、色気もありました。申し分ない音でした。ジャズももちろんOkでした。

だけどそのままタンノイのスピーカー購入とはなりませんでした。まだ若かった私はおじさんの仲間入りをしたくなかったのでしょうか。おじさんというのも勝手な個人的決め付けで若気の至りです。

わざとアルテックを手に入れました。サンタナは中低域がどっしりした、どぶろくのような音がしました。そして銀箱へとエスカレートしたのです。この時点で中域の迫力と情報量のとりこになってしまい、アルテック中毒にかかってしまい治癒が不可能となってしまいました。

この間試聴したGRFメモリーはもやもやして、とても好みとはほど遠い印象でした。

ほんとうなら、弟二システムとしてタンノイのSPを搬入セットして、アルテックと比較対象しながら聞いていたいのですが、部屋もお金もない私には到底無理。よって愛憎半ばのままで愛好者達のタンノイの話を黙って聴いてやりすごしています。本当はすばらしいスピーカーなんですよね。

イギリスではTANNOYという言葉がひとつの動詞になっていて、場内放送で、知人を呼び出してほしいときは、「Please tannoy.」と今でも言うそうですね。生活に根付いているメーカーなのですね。

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2009年7月 4日 (土)

ジャンル別抵抗選択法

オーディオ雑誌の写真やホームページの中のアンプのシャーシ裏をずーっと見ていて、なんとなく傾向があるのかなと思っていることがあります。

 それは使われている抵抗。クラシック系とジャズ系で違うのかなと。

サンプル数が少ないので絶対ではありませんがクラシック系は①酸化金属皮膜抵抗。ジャズ系は②カーボン抵抗。

ソフトンを主宰している善本さんはクラシック派で、かつて個人で作られて雑誌に登場したアンプは酸金。キット屋の店主大橋氏もクラシック派で酸金。私にOTLアンプを譲ってくれた方もタンノイでクラシックをきいていて、シャーシの裏は全て褐色の酸金。

一方のジャズ派。ラジオ技術に書いてらっしゃる氏家氏はリケンの青いカーボン。総じて中域がふくらみ元気のよくなるA&B(アーレン・ブラッドレー)の抵抗を使われている方はジャズ派の方が多いと思います。

私はといえば、お金がなくて高い抵抗が買えないので、ジャズ派なのですが純粋なカーボン抵抗は使わず金皮型を使っています。中庸で好きなのです。

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ピアニスト辻井伸行氏

テキサス州で行われた弟13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで見事優勝。クライバーン氏は彼の演奏を「奇跡としかいいようがない。神業だ」と表彰式で抱擁しました。彼がここまでに至った足跡は、言い換えれば見事なPDCAが繰り替えされたということ。

実はPDCA(PLAN→DO→CHECK→ACT)ははじめのPの前にCが必要なのです。事前調査というやつ。

彼は幼いころから、ピアノの音が大好き。3歳ころから家にお客さんがくると、その人の声をイメージして即興で曲を作って弾いていたそう。これが事前確認。

よし、この子にはピアノを弾かせよう。親の決断。これがPLAN。ただしどの程度の腕前とか、具体的目標は決めてなく、上達度は無限大がこのときの計画。

先生について練習をする。各種のコンクールを目指して練習をする。これがDO。

CHECKは、コンクールでの評価。優勝できなかったのはなぜか、自分と優勝者のどこがちがうのか、あるいは審査員の採点基準は、好みのスタイルは何か。

ACTは次の日からの練習内容の検討。

ただし、誰でもPDCAを回せばすごくなれるというわけではなく、彼自身の素質が重要。

ひとに拍手してもらう、喜んでもらうことが自分のかけがえのない喜び。またがんばろうというモチベーション。むずかしい曲を弾きこなせばこなすほど、拍手のレベルがアップするという自覚とチャレンジ精神。

そして決定的なのは、曲の覚え方。すべて耳から一音、和音、小節、リズム、全体構成を神経を研ぎ澄ませて取り込んでいく集中力と能力。

この作業があるからこそ、曲の細部にわたる全てを理解・把握でき、そのまま演奏できるわけです。

 果たしてこの音に対する感力、集中力が視覚障害によるものかどうかは不明です。録音の時も、納得の行く音がでるまで妥協をゆるさないそうです。

CD買うよ辻井君。結婚して親を安心させたいという希望がかなうといいね。でもまだ20歳そこそこでしょ。

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2009年7月 3日 (金)

人からいただいたOTLアンプ

雑誌を通じて知り合った、近郷に住んでらっしゃる方からOTLアンプをいただいた。この方との出会いは、雑誌で私のことを見つけて、突然我が家に訪問され、そのときは急だったので外でお話をしたのです。やはり、アンプの自作がメインでタンノイで聴かれている方です。

今度は招かれて私がご自宅にお邪魔したときに、6C33CのOTLをもらってくれないかと。理由は「自分の目指す音ではかった、発熱量もすごく、常用しないからもらってほしい。OTLなので技術的にも理解できてメンテできる方がいい。だからもらってほしいのです」

断る理由もなく、OTLにも少し興味があったので、27Kgはあろうと思われるアンプを車に積み込み持ってかえりました。

このアンプ鈴蘭堂のSL-20シャーシ(45センチ×30センチ)に組まれています。背面に直径75mm長さ145mmのブロックコンデンサが4本と、直径65mm長さ115mmのブロックコンデンサが2本。大きな電源トランス(業務用の威容)とそれを挟むように大型チョークコイルが2個。前面には6C33Cが4本ならび、隙間にMT管が立っている風情。半分以上が電源部です。

 しかしまだ、電源を入れてないのです。もう1ヶ月は経っているのですが。持ち帰る前に確かに鳴らして音は聞きました。回路図ももらってきました。

でも怖いのです。人の作ったアンプは中の構造を完全に把握しているわけではありません。たくさんの部品が効率よく、組み上げられています。調整のテスターの棒や半田ごてが入らないくらい窮屈だというわけでもありません。

 自分で作ったアンプはほとんど全部の部品、回路が頭にはいっていますから安心なのですがどうもだめです。ましてやなじみのないOTLということも手伝っています。回路図をみたら、出力管の電流監視用の抵抗もなく、1本づつにバイアス可変回路がしつらえてあり、電流監視はバイアス電圧でやるのかしら。事前に出力管のエミッションはそろったものが選ばれていて、バイアス電圧でそろえているのでしょうか。

シャーシをひっくり返すとき、下手をすると腰痛が再発しそうだしまだその気分にならないのです。

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2009年7月 1日 (水)

万策尽きましたかな

麻生さんが7月1日閣僚人事を発表しました。結果は、でいったい何の効果があるの?といったところ。今回の人事で自民党の支持率が回復して、選挙に勝てると本気で考えたのでしょうか。腐った野菜を並び替えても新味は感じませんねえ。

それから今日は、麻生さんが森光子さんに国民栄誉賞を授与しました。この映像も違和感を感じます。私が森さんなら「あなたから、受け取りたくないわ」とポロッとこぼしたかも知れません。89歳までしっかりと自己管理をしながら現役で舞台を続けているプロ中のプロである女優と、次に誰もいないからと総理に選ばれ、失言や能力のなさから周囲にあきれられている政治家のコントラスト。あまりに人間としての重みが違いすぎます。なんだか並べさせられた森さんがかわいそうだと感じるのは私だけでしょうか。

総理を変えろという党内の意見も相当激しくなっているようです。でも総理を変えたら自民党は支持率が上向くでしょうか。今国民から愛想をつかされているのは麻生さんではなく、これまで自民党がやってきた諸行でしょう。党自体がもう賞味期限切れになっているということに気づいてないのでしょうか。

本当に奇跡的に議席を過半数確保したければ、官僚と手を切り、今までやってきたことを全議員が土下座して懺悔することが必要だと思います。

どうしても議員を続けたい方は、すぐに泥舟から飛び降りて民主党丸まで泳いで行って、救助してもらったらどうでしょうか。新しい船のコンパスは数年間は壊れないでしょう。

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